CFM「空中分解」 #0608の修正
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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 《Vol.1》からの続きだょ。 FORON −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「そういう気持ちは大切なのです。世の人々が皆、あなたのように安らぎの心を持っ ていたら、こんな哀しい戦争なんて起こらずにすんだもの・・・。」 左手の小手を患部にあて、短な呪文を唱えた。すると水晶から水色の光が照射され見 る見る傷が癒えていった。 「おぉ・・、なんということだ。腐りかけたこの足の傷が・・・。」 男は驚きの声をあげ、ゆっくりと立ち上がった。 「何ともないぞ!奇跡だ。あぁラーラ様、何とお礼を述べたら良いのか・・・。」 「礼など良いのです。あなたが『歩きたい!』と、願ったから奇跡が起きたのです。 この水晶はそれわ助けるのが役目ですし、それに私、気分が良かったから・・。」 と、彼女は悪戯っぽくクスクスと笑った。 「おぉ、なんという偉大な巫女だろう!」 民から、時折そんな声が洩れる。 「さぁ!美しく偉大なラーラ様と、我等の守護神のために今日は飲み明かそう!みん な、祝福の踊りを!」 一人の青年が呼び掛ける。すると詩人の一人がハープを片手に『喜びと祝福の戯曲』 を歌いだす。その美しく軽快なメロディに全員が踊りだした。 「あはっ。」 ラーラまでもがつられて踊りだしてしまう始末。本来なら、頂点に位置する者がこの ような軽々しい行動はご法度なのだが、彼女は、全く気にしなかった。けれど、そん な彼じょだからこそ『リミルガ』の民をここまで一つにすることができるのだろう。 子供のような軽さと、何処かの国の王女のような気高さとが調和して微妙なハーモ ニーを醸し出しているのが彼女の魅力だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− すみませぇーん。《Vol.3》へ続きまぁす。 FORON −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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