CFM「空中分解」 #0601の修正
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うわぁ・・・いつの間にか(4)まできてる。「錬金術師」が(4)だから追い付い ちゃったんだぁ。由々しき事態だ。対策を練らなくては・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 山倉と「冷静」な「お話し合い」を済ませたあと俺達は家路についた。何故かは知ら ないが山倉とは家の方向が同じなので帰り道は一緒だ。 「もう過ぎた事はいいだろ」 と山倉は軽く言う。まったくこいつは俺の気持ちなんかちっとも考えてない。俺の心に 与えた傷は小さくないんだぞっ!! 「おまえなぁ・・・大体誰がそんな馬鹿な事を言い出したんだよ」 と何故か心の傷ではなく出来たてホヤホヤの体の傷がある山倉に聞いた。 「さぁ、誰が言いだしたかはわからないけど噂の理由はわかるよ」 「なんだよ、その理由ってのは」 「友岸が遅刻すると捕まえるのは絶対に静野だろ?」 「ん゛?・・・そうか? そーいえば「「「」 「で、窓から観戦しているクラスの連中がそれに気付いたんだ」 「「「「そ、それはただの偶然だってば。それにだったら俺じゃなく静野に言えばいい だろ」 「プッ・・ふふふふふ」 山倉の奴、そのいやらしい笑いはやめろって言ってるのに、まったく。 「何がおかしいんだよ」 「でも・・・それは昨日までの話なんだ。今日の場合は・・・ムキになった奴が約1名 いただろ? 必死になって否定してた男が。それを見てたら・・・ハッハッハッ」 「「「約1名とは誰の事かなっ!! くそっ。俺は墓穴を堀っちまったのか。早く自 分のペースに持ち込まないと泥沼にはまっちまうな。 「まぁ明日の朝を見てなよ。明日こそ俺は遅刻しないぜ」 そうだ。もう遅刻なんかしてたまるかよ。これ以上遅刻したらどうなるんだよ。 「・・・今年、それ何回言ったっけ?」 「「「えぇいうるさい!!。Biggestなお世話だっ。おっと教養がこぼれちま ったぜ。ついいんぐりっしゅを使うとこなんて・・・あぁ俺はもう身も心も受験戦士に なっちまったのか、なんということだ。 俺は家に着くとコタツのスイッチを入れて横になった。まったく今日は精神的なダメ ージが大きかったからなぁ。 そして目を閉じる。当然の如く意識が薄れて・・・zzzzz zzzzz・・・ zzzz・・ zzz・・ zz・・ z・・ ・ おっと・・・いつの間にか寝てしまったらしい。 「う〜ん腹減った」 メシでも食うか・・・あれ?、うわっもう20時をまわってるじゃないか。 まったくうちの親は起こしてくれないんだもんなぁ〜、自分達はもう食べ終わってる なんて・・・本当に大人ってずるいな。 とか言ってても仕方がない・・・メシにするか。 おっと今日はラッキーなハンバーグだ。俺は早速フライパンを火にかけ温め直した。 あまり大きな声では言えないがカレーとハンバーグは俺の好物だ。でも何故かカレーハ ンバーグは嫌いである。関係ないけど・・・ 「う〜ん。主夫になれるな・・・」 俺はそうつぶやくと温っため直しハンバーグとご飯で食事をした。 あまり美味しくないなぁ・・・これが俺のわびしい食事の感想である。 <つ・づ・く> 1987/12/18・BMD66811/COLOR −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− っと家のシーンなんか書いても仕方がないな・・・ BMD66811/COLOR
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