CFM「空中分解」 #0554の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
怪獣コード 4271 通称「マーキング」 身長 89m 体重 721t 特技 口から怪光線をはく −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− なんの前触れもなく「そいつ」は現われた。あまりの大きさにどれだけの身長だった かもわからないほどの怪獣、マーキング。口から怪光線をはき全ての建築物を粉々にし てしまう強さには自衛隊やNATO軍の戦闘機などまるで問題にならなかった。 「「「「もうダメだ。地球の歴史はここで幕を閉じてしまうのか!」 そこにいた少年が言った。その言動はただのつぶやきでしかなかったはずなのに、確 実に辺りにいた人々の耳を貫いた。 人々はハッとして少年の顔をみた。少年は驚く。言ってはいけないことを言ってしま った事に気付いたのだ。 気まずい思いをしながら人々は再び怪獣に目をやる。 その時である。突如マーキングを蹴り倒す一陣の風が吹いた。 「あ、ベリーグッドマンだぁ」 少年が叫ぶ。辺りの人は先程の事など忘れたかのような大歓声をおくる。 ベリーグッドマン・・・この世に怪獣が現われて以来、ずっと人間を助けてくれる正 義の味方である。 そのベリーグッドマンはマーキングと死闘を開始した。 マーキングは怪光線を放ちベリーグッドマンを苦しめる。ピンチだ! しかしベリーグッドマンは負けていなかった。突如元気になりマーキングにチョップ を叩き込んだ。怯むマーキング、ベリーグッド マンは大きなモーションからミラクル 光線を放った! 見事命中! マーキングは粉々に砕けちってしまった。 「ありがとう。ベリーグッドマン。これで地球は救われたんだ」 少年はつぶやいた。 少年のまわりの人は大喜びである。 そしてベリーグッドマンは地上から勇ましく飛び立っていった。 《 お・わ・り 》 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この作品は昔「ウルトラマン」シリーズを見て、幼心に残っていた話をまとめてみま した。 人間は肝心な時には他人任せでそれがあたりまえだと思い込む時があるようです。 そしてこれには「自衛隊」と「NATO軍」の名前が出てきましたが「ワルシャワ条約 機構軍」の名前が出てきません。これはどうしてでしょうか? ひょっとしたら助けあ う申し出も・・・国境を超えることはできないのかもしれませんね。 1987/12/8 BMD66811/COLOR −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− >#553/553 CFM「空中分解」 ★タイトル (BMD66811) 87/12/ 8 23:54 ( 51) P.S 正義の味方 ★内容 議長は叫んだ。 「我々の救世主が死んだ?」 この広い会議場にざわめきが広がる。 嘆き、悲しみ、あきらめ が複雑に交じりあったざわめきである。 「は、はい。勇猛果敢に戦ったのですが・・・惜しくもベリーグッドマンとか名乗る悪 人よって・・・」 「またあいつか!」 「人間の犬め!」 「なんとかして倒す手立てはないのか?」 「「「「もうダメだ。地球の歴史はここで幕を閉じてしまうのか!」 そこにいた少年が言った。その言動はただのつぶやきでしかなかったはずなのに、確 実に辺りにいた人々の耳を貫いた。 人々はハッとして少年の顔をみた。少年は驚く。言ってはいけないことを言ってしま った事に気付いたのだ。 しかし、彼ら・・・「動物」という地球住民の「正義の味方」はいっこうに現われる 気配を見せなかった。実りが少ない動物会議は今日も続き「「「 そして、今日も人間という怪獣は依然勢力をふるっている。 《本当の おわり》 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− また変な事をしてしまいました。どっちかといえば「P.S」の方がメインです。 これを「珍作小劇場」とするかは迷ったのですが、とりあえずつけてみました。 感想、心よりおまちしております。テストを捨てた(?)人間の独り言です。 BMD66811/COLOR
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