CFM「空中分解」 #0488の修正
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すくらんぶる交差点 小嶋 淳 8 ホームのベンチに、 「よっこらしょ」 と、腰を下ろす。 まるでいい歳をした爺さんみたいに、さ。 向いの神社じゃ蝉なんかがジーコジーコ鳴いてて、暑さに追い撃ちを掛けてるんだ。 で、おれは手を団扇みたいにパタパタさせて、猛暑と闘った。 ……結局、加勢しただけだったけど……。 「おれと宏美の関係って、一体何なのかな」 そんなことを考えていると、スカートの裾を風になびかせながら、宏美が階段を駆け 降りてきた。 −End…To be continued あとがき 疲れました。 考えてみれば起稿したのが7月、で脱稿したのが11月、ということは僕は高3の な夏を何とこんなことに費やしてしまった… …sigh ま、とにかく2作目であります。 実を言うと僕は、すくらんぶる交差点てのが、とても苦手でして……。 だってさ、どう考えてもとても避けられそうもない人、人、人の波が向うからドっと 押し寄せてくるんだもの。 で、すくらんぶる交差点てさ、ちょっとばかりドラマチックだよね。 なんていうか、見も知らぬ他人が一瞬のうちに出逢って、次の瞬間にはまたそれぞれ の目的の場所に向かって歩いていく。 なにかそれって人生みたいじゃない? 人生もさ、それぞれの目的に向かって進んでいく上で、様々な人に巡り逢うけど、そ れは長い人生から見たら、ほんと一瞬でしかないんだから……。 もちろん後々まで付き合っていく人もいるけどね。 ちょっと固くなっちゃったな。 ま、とにかく伸と宏美のシリーズ、この先2人の関係がどうなっていくのか? を読んでくれたみんなと一緒に覗いていきたいな、と思っています。 じゃ、bye bye。 1983年11月
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