CFM「空中分解」 #0467の修正
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ついに、あいつとの決着の時が来た。 ――あいつが、教室に入ってきた。ワァッと歓声があがる。 あいつはコカコーラ350ml缶をグイッと飲み干した。フンッ、古い奴め、と 思いつつ、こっちはジョージアミルクティーのホットを一気に飲んだ。 …しかし、口の横からポタポタと、7滴ほどこぼれ落ちた。 「アハハハッ!」 ちくしょう、笑いやがって。オレは、袖で口をぬぐうと、胸を大きく張り出して 相手の前ににじりより、そしてにらみつけた。 あいつも鋭くにらみ返した。2秒…3秒…… そして数秒たったあと、あいつは何かセリフを言おうと口を開けたがそのとたん 「グゲーッ」 …ゲップを出した。コーラのせいだ。 「アハハハハハハッ」 …すると相手も顎を突き出してこちらへ迫って来た。−−にらみ合うこと数分。 「はやくやれーっ」 …緊迫した静粛−−と感じたのはオレたち2人だけかもしれない。ヤジ馬たちな どに、オレ達の気持ちなど知れてるはずがなかった。 「−−−−いくぞ。」「ああ」 ついに始まる。 「おいっ、審判! たのんだぞ」 「正々堂々とな」−−−「まかせとけっ」 チヤッ。 オレとあいつは、ナイフを取り出した。 自分としてはなかなかかっこいいフォームで取り出せた。相手も負けちゃいない 。 ナイフの手入れは念入りな様で、恐ろしいほど不気味に光っている。 「よういっ」 …汗がしたたる。 「−−−−どんっ!」 …こうして、オレとあいつの鉛筆削り競争は始まった……。 The End (…not to be continued!)
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