◇フレッシュボイス2 #2311の修正
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ラカンという人が「盗まれた手紙のセミネール」というのを書いている (或いは講義か)のですが。 なかなか難解で。 そこで、ポーの手紙とは何かという事が言われているのですが、 手紙とは何か、というと(私なりに解釈すると)日本でいうところの空気、 戦中ならば、大東亜共栄圏の様なもの、 或いは、目上の人は大切にしなければいけないという倫理観の様なもの、 みたいな感じのものだ、と言われていて。 それをラカンの用語では、シニフィアンとか「大文字の他者」とか言うのだが、省略。 そして、そのシニフィアン=手紙は、嫌だと思ってもそれに振り回される性質があり、 そして、シニフィアンには反復する習性がある (嫌な事でも繰り返しやってしまう。拒食症患者のリスカみたいな感じか) と言います。 だから、大臣やデュパンの視点が入れ替わり(反復)、 そして、みんなが手紙に振り回されると。 それは、私のたとえでいうなら、戦前の日本では、 みんなが、大東亜共栄圏(玉砕してでも国体を守らなければいけない) という価値感に振り回されていて、 嫌な事でも繰り返しやる(特攻など)という感じだろうか。 今でもそういう空気はあるにはあるのでは。 天皇は神聖にして犯すべからず、みたいな雰囲気がない訳でもなく。 逆に天皇は清潔でなければならず、小室さんの様な自由さは大衆は嫌うだろう。 そういうのがシニフィアン=手紙だというんですね。 ポーはそんな事考えていたのか。 (そんな事を考えたのは、 今計画している作品で、 真犯人の本棚に、「太陽にほえろ! マカロニ死す」、「愛と誠」、 「ウルトラマン7最終回」、「ベルサイユのばら」 など、主人公が死ぬ漫画やDVDが並んで置いてあって、 ガイシャは、その漫画やDVDの通りに何故か死のうとする、 しかも、自分からその様な死に方をしたいと思う、 という設定を考えているのですが。 それって、ポーの「盗まれた手紙」が暖炉の上においてあるのに 似ているなあ、 と思って、ネットで調べてみたのですが。)。 (ポーの「盗まれた手紙」というのは普通はどの様に 読まれているのでしょうかねえ)。
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