◇フレッシュボイス2 #2252の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
世の中全部叙述トリック> 少し方向は違うかもしれませんが、ミステリの構想として、「ネットのサイトや検索 で得た情報を信じたがために、とんでもない結果につながる」というのを大筋としたス トーリーを、いくつか考えたことがあります。 1.思い込み殺人 未解決事件の真犯人として名前が挙がった人物を、正義の鉄槌を下すつもりで殺害。 だが実際には事件とは何の関係もない一般市民。 2.超短期決戦型誘拐 位置情報アプリや動画で、幼い我が子が誘拐されたものと信じた親が身代金を(暗号 通貨で)払う。やがて子供が帰ってくるが誘拐などされていないことが分かる。位置情 報、動画ともフェイクだった。 3.ハイテク安楽椅子探偵 自宅から一歩も出ずに、ネットを駆使して依頼を解決してきた名探偵。新たな依頼に もこれまで通りの方法を採ったが、悉く空振りに終わり、終いには自身が犯人として捕 まる。探偵が得ていた情報はすべて真犯人がコントロールした偽の情報だった。 こんな感じでした。現実味を持たせるには色々と資料を集めないといけないでしょう から、全然手付かずのまま放置状態です。多分、すでに書かれている気がしている今日 この頃。(^^; 実際、1のネタは米国のドラマでつい最近、似たようなのを観たし。そもそも、はる か昔、昭和に発表された佐野洋の短編で、同工異曲の物を読了済み。凶悪事件の関係者 宅に匿名の電話が掛かってきて、「(たとえば)お宅のお子さんをひき逃げして殺した のは実はAという男だ」とたれ込み、通話は切れる。無視していたら十数日後に、男性 Aが殺されたと報じられる。殺したのはBという男で、娘を強盗に殺された被害者遺族 だった。種を明かすと、Aを憎む人物Cがいて、他人にAを殺させるために捜査が難航 している凶悪犯罪を見付けては、その被害者の家族などに電話を掛け、「Aが犯人だ」 と吹き込んでいた。数を重ねていけばいつか信じた者がAを殺すだろうという狙い。 2にしても、別にハイテクを悪用しなくても、子を誘拐されたと親が信じ込みさえす れば、あとは警察を呼ばれる前に、被害者家族が即座に支払えるだけの額を要求、金を 受け取りに現れてさっさと“取引”を終わらせ、立ち去ることで成立……なので、自分 でも短い物を書いてみたことがあります。 さすがに3はまだない気がする。情報が偽であるという手掛かりを出しにくい、出す としても種類が限られそうというのが難点の一つかなあ。 昔なら、安楽椅子探偵の手足となって動く人物がいて、そいつが嘘の報告をしたとか いう形で、ひょっとしたらあるかもしれませんが。 ではでは。
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