◇フレッシュボイス2 #2232の修正
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よく一般論のように言われることの一つに、「関西人は話に落ちを求めがち」「落ち のない話をすると、『で、落ちは?』と追及される」「落ちがないと、『落ち、ないん かーい!』と言われる」みたいなのがあると思います。何パーセント関西人に当てはま れば、これを「真」と見なしてもよいとなるのか分かりませんけど、関西生まれの関西 育ち、今は九州と往復中の立場から見ても、だいたい当たっている気はする。(^^; かくいう自分にも落ちを求めがちであるというのは当てはまるのかどうか。 NHKのBSプレミアムでやっている「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」を、 毎回楽しみにしています。それで、先日放送分の『薄暗い星で』を観終わったとき、 「え、落ちは?」と感じました。ショートショートとは概ねそういうものだという思い 込みがあるし、いかにも何らかの仕掛けを施せそうな状況設定だと思えたもので。たと えばシンプルな捻りになりますが、ロボット2体の内のどちらか、あるいは両方ともが 実は生身の人間である、とか。いかにも宇宙の外れの星に漂着したように見えるけれど も、そこは元の地球だった、とか。 そういうのを予想しながら視聴していたので、何もなく幕が下りたときは、あれ?と なりました。落ちを期待しながら観ていた作品が、こういうリリカルな感じで締めくく られると、戸惑いを覚えてしまいます。分かった上で最初からもう一度味わおうとして も、最初の感動には及ばないだろうな、もったいないことをしたなと。 多分、文字で味わえばまた違ってくる気がする。本作は映像化すると、冒頭付近の流 れ着いた星の描写が頂点で、あとは文字だけでも充分、むしろ絵は邪魔になるんじゃな いかと思えてきた……そうであって欲しいという願望もちょっとあるかも。(^^; 「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」といえば、『逃走の道』に芸人のコウメ太 夫が逃亡犯役の一人として出ており、それと気付かせぬ化けっぷり(というか化けない っぷり?)と演技力が視聴者を驚かせたとか。私もあとで知って驚いた口です。お笑い 番組で見る最近のコウメ太夫は、「状況理解してないやん、大丈夫か?」と心配になる 位でしたが、もしかしたらあれすらも演技なのかと思えてきたり。 ではでは。
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