◇フレッシュボイス2 #2217の修正
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BSトゥエルビで放送の松本清張ドラマ「喪失の儀礼」を録画視聴。ネタバレ注意で す。原作は松本清張による同名小説で、多分、未読のはず。 以前、村上弘明が刑事役を務めた二〇一六年版を観たことはありましたが、今回のは 二〇〇三年版、同じ刑事役は大地康雄のバージョンで初見となります。 二〇一六年版の記憶が朧気ながら残っていて、やはり演出や演者などによってテイス トは異なるもんだなと実感。今回観た方は、家族愛のテーマを前面に打ち出してきた印 象を受けました。加害者家族と刑事の家族それぞれの家族愛を対比ではないにせよ、そ れぞれ描くことで難しさや強さを浮き彫りにしようとしている、かな。 家族間でのアリバイ証言を有効なものとするため、何年も前から不仲を演じるとい う、ある意味すさまじい執念のトリック。いくつかの本格ミステリで見られる、不仲に 思える二人が協力して事を為す(そして不可能状況を作り上げる)というパターンの、 一つのバリエーションと言えましょう。 不満を挙げるなら、殺害方法。いや、方法の選択は動機に絡めて十分に納得の行くも のですが、恐らく医学知識が不可欠なだけに、誰が指南したんだという問題が残るので はないか。犯行に協力した製薬会社の営業員に、そこまでの知識があるのかどうか。多 少は知識があるとしても、「即死しない程度に刺して、被害者をふらふら歩き回らせた 挙げ句、最終的には失血死させる」なんていうレベルには達していないと思う。 となると、犯人は警察の目を欺くために、いかにも医師の仕業に見えるよう、入念に 下調べをして研究研鑽を重ねた上で決行したことになる? 調べればできることなのだ ろうか。本番前に実験できるものでなし、習得は相当に困難な気がします。 ではでは。
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