◇フレッシュボイス2 #2189の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
九州の父の実家には、畑仕事用の流し台が家の外にあります。採った野菜や農具を洗 うんですね。 その流し台から五メートルほど離れた位置に、私が個室代わりに使わせてもらってい る小さな小屋(ん? 二重表現?)があります。 五日くらい前だったか、小屋の地面に沿う縁の辺りに一箇所、獣が掘り返したと思し き穴ができていまして、何となく怖いけど正体を知らないままなのも気になるので、と りあえず漬物石を穴の前に置いた。恐らく獣が通れなくなる訳ではないが、出入りする のに苦労はするはず。 で、昨晩というか深夜、ごつごつと物がぶつかる音と獣らしき叫び声が突然響き渡 り、目が覚めました。もしかしたら漬物石による障害物と獣が格闘している? そんな 想像が頭をよぎる。実際、小屋に何かがぶつかる音が断続的に続いてもいました。でも ……起き抜けかつ何の装備もなしに、正体不明の獣の確認をするのは勇気がいる。ドア を開けた途端、獣が小屋の中に飛び込んでくる可能性だってあるでしょう。 てことで、そのときはやり過ごした。(^^; 物音と叫び声は三分近く続いて、小屋の 床下を獣が通り抜けたような気配が感じられるも、定かではありません。 そして今日の夕方。再び、獣の物と思われる叫び声が、今度は流し台の方からしま す。恐る恐る小屋を出てみると、獣が二匹、取っ組みあってもつれ、転がっていまし た。同じ種で喧嘩している模様。声の感じから、床下を出入りしていたのも多分こいつ (ら?)。 正直言って、争っている獣に近付くのもおっそろしい。下手するととばっちりを受け て、大けがを負いかねない。なので、少なくとも三メートルは距離を取って観察してみ ると、どうやら狸っぽい。サイズが小さいので子狸だと思います。子狸だからこそ警戒 心が比較的薄く、まだ明るいのに人目を気にすることなく喧嘩に没頭しちゃうんでしょ う。 どの程度の喧嘩なのかはよく分からない。かみついているように見えるんですが、流 血はしていなかったかと。しかしじゃれ合っているのでは決してなく、とにかく騒々し くもおぞましい悲鳴がずーっと続く。結局、およそ五分ぐらい取っ組み合った末に、常 に劣勢だった方がどうにか脱出に成功して逃走、それを追ってもう一匹も消えました。 これで床下から出て行ってくれたらいいんですが、強い方が居座るんだろうか。 なお、このときの様子を、持っていた携帯端末で一枚だけ静止画撮影。しかしズーム できないタイプなので、画面の中央付近に黒と茶色の塊がちっちゃく写っただけだった (苦笑)。 ではでは。
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