◇フレッシュボイス2 #2115の修正
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フジテレビ系列で放送のドラマ「ミステリと言う勿れ」第七回を録画視聴。ネタバレ 注意です。 ミステリとしての山場が中盤少し過ぎたくらいに位置していたので、当然ながら、ミ ステリとしての“締まり”はあんまりよくなかったかもしれない。推理物のドラマは事 件が解決したら、あとはだらだらやらずにすぱっと終わるのがよい、という考え方もも ちろんありだと思いますし。 その一方で、ドラマであることを重視して観るのであれば、とりあえずの事件解決を してからあとが真骨頂。状況のからくりが判明したあとの、犯人と整とのやり取り、あ るいは整がのちに刑事にぽつりと漏らした見解が、今回の肝でした。 従来の推理物のドラマであれば、もっと緊迫した形で犯人と探偵役とを対峙させ、言 葉のラリーを繰り広げるのが常道かもしれません。そこを(多分)敢えて外して、気負 った風でもなく、淡々と披露するところに本作の持ち味の一つがあるような。 そんな風に従来とは異なる構成を取るためか、どうしても無理のある流れになりがち なのは否めません。今回は特にそれが顕著だったかも。危機を逃れた整がその直後に、 犯人に対して「共犯者に会いたいから案内して」と求めるのは普通じゃないし、求めに 応じてアジトに連れて来る犯人も同様に変。整の側にはそのような行動を取るそれなり の根拠はあるものの、絶対ではないし、自身の安全確保のためには、あの場面で整は逃 げる一択なんじゃないのかしらん。犯人も応じずに身を隠すのが最善の策ですし。そう いった不自然さを押し通してでも、整の語る場面をセッティングするのは、やはりここ が見せどころ、聞かせどころとしている証なんでしょう。 整に対する風呂光刑事の恋愛っぽいネタは、ほんと、今のところ邪魔でしかない。今 回のエピソードでは、なかった方がよかったと断言できる、はず。映像化に当たって原 作をいじるのはしょうがないけれども、いじることによって何らかのマイナスが生じた のなら、その減じた分を補うだけのプラスを少なくとも見せてほしいものです。 ではでは。
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