◇フレッシュボイス2 #2058の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
夢乃さん、レスをありがとうございます。 泪> 名前に使える漢字に制限が設けられたのは、昭和二十三年一月以降らしいので、漫画 『キャッツ・アイ』が初公開された年および来生泪のその時点での年齢如何ですね。(^ ^) 調べてみると公開は昭和五十六年。ざっくり言って三十四歳以上なら泪であっても おかしくないと。泪のキャラクターデザインから推すに、絶妙の線を行っているよう な。いや、二女の瞳や三女の愛とちょっと離れすぎかな? ま、作中で誕生年月日が明記されているとか、年齢をずばり言うシーンなんかがあれ ばまた話が違ってきますが……私感ではぎり、矛盾しない範囲に収まっていると思う、 思いたい(笑)。 漢字の決め事> とりあえずミステリのジャンルに限りますが、前回の書き込みでも軽く言及しました ように、使えないはずの漢字を使った名前というのが手掛かりになるケースがありま す。たとえば、トリッククイズ本にあった物ですが――美紗という名前の女性から積極 的アプローチをされた男が会社の先輩に「結婚を考えるようになったんですが、このま ま進んでいいものかどうか自信がありません。先輩の判断を仰いでいいですか」的な相 談を持ち掛ける。先輩は美紗の年齢を聞いた上で、「自ら積極的にアプローチしてきて いながら、偽名を名乗るか、年齢をごまかすような女性に対しては、警戒した方がいい かもな」とアドバイス。名前もしくは年齢を偽っていると判断した訳を後輩が聞くと、 “紗”が人名漢字に入ったのは一九七六年七月三十日だから、計算が合わない云々と答 える――てな具合(紗の字については検索して確認、他の点は記憶に頼って書きまし た)。 上の例は知識を問うクイズみたいな物ですが、もっと凝った使い方をしているミステ リも存在します。そういう理由で、創作物語だから気にしない!という訳にはいかない のであります、だって書き手としてこんな使えそうなネタ、放っておけないもの。(^^) ちなみに、人名漢字の他にも、細かな法律を手掛かりにしたミステリはたくさんあり まして。 日本の紙幣の番号の色が改まったことを決め手にしたり、物語の年代が読者の思い込 んでいたものよりもだいぶ前であることが祝日の日付で分かるようになっていたり(た とえばかつては一月十五日に固定されていた成人の日ですが、今の法律では決して一月 十五日になることはない等)、同じく年代の錯誤を消費税率で示唆したりと枚挙にいと まがないくらい。 法律ではありませんが、夢乃さんが言われた電車の音も、「いつもと違う音がしたの は、脱線転覆させる細工がしてあったためだ!」という使い方ができなくはないです し。 かような環境にあるため、ミステリの読者の側も細かいことにまで意識が向きがちな のは確か。だから、人名に使えない漢字の名前のキャラを登場させておきながら、それ が何の手掛かりにもなっていない(単なる作者のミス)ミステリ作品はその分評価が下 がっても仕方がない……という空気はあると思います。 と、書いてきましたが、私も自作の登場人物名を感覚で付けて、そのあと調べずに使 うことは多々あるので、あり得ない名前も登場させているかもしれず。(--; ではでは。
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