◇フレッシュボイス2 #1828の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
BS朝日で放送のドラマ「訃報は午後二時に届く」を録画視聴。ネタバレ注意です。 原作は夏樹静子の同名小説で、私は未読です。観終わってからタイトルの意味を考え るも、ピンと来なかった。時間・時刻を強調した絵面がほとんどなかったと思う。 内容の方は、可もなく不可もなく。夏樹静子という名前に対する期待感から言えば、 不出来な方じゃないかしらん。凝った構成を取っているけれども、ミステリ・推理物と しては物足りない。手掛かりや伏線はそれなりにあるものの、決め手を欠くため、視聴 者が推理して解けるタイプではなく、(一応の)意外性のあるストーリーがただただ 次々と明らかになっていく感じ。 先日の「天使が消えていく」に続いて、本ドラマでも警察の動きが遅いシーンが。宅 配で切断された人の小指が届き、家人が悲鳴を上げたのに、張り込んでいる刑事は一向 に現れない。家人から電話をもらってやって来た人物の提案で、警察に知らせてようや く事態を把握するという流れ。端から刑事が飛び込んで来ても前後のストーリーに影響 が及ぶとは思えず、謎の構成です。 古めの作品ということもあり、トリックの面ではやや苦しい。現代の視聴者なら容易 に気付くだろう点が多かった。他の作者が使っている事例も知っていました。ちなみ に、夏樹静子作品の方が先に出ています。 終盤の犯人確保のための小芝居は、どう考えても必要がない(その前の時点で充分に 逮捕できる)のですが、映像的に入れたかったんだろうなあ。 一方、捜査の過程で、スナックに現れたという目の不自由な女性の存在を確認しない のは、非常に不自然。容疑者の言葉が正しいかどうかを計る大事な要素なんだから、少 なくとも調べようとするはずだろうに、全然探さないなんて、ねえ。 ではでは。
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