◇フレッシュボイス2 #0745の修正
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WOWOWのドラマ「孤高のメス」初回無料放送を録画視聴。ネタバレ注意です。 一九八九年。日本国内では臓器移植がまだタブー視されていた頃、若き外科医の当麻 鉄彦は米国で研鑽と実績を積み重ね、指導を仰いだ当地の医師からも是非残ってくれと 頼まれるほどであった。しかし、熊本の地方出身で幼い頃に兄を診断ミスと病院不足と で亡くしている当麻は、日本の地域医療問題の解消に尽くしたいという強い思いがあっ た。帰国した当麻は、かつて神戸で世話になった先輩の島田を頼って、島田が院長を務 める滋賀の甦生記念病院を訪ねる。 島田が不在で待たせてもらっていると、急患が運ばれてきた。対応できる外科医は帰 ってしまっており、このような場合は近江大学病院に回すのが慣例になっていた。しか し、患者の様態が診断される病だと車で一時間以上かけて運んでいては、命に関わる恐 れがある。当麻が希望して急遽手術を行うことになり、見事に成功する。戻って来た島 田は当麻を歓迎し、外科医長のポストを用意した。 だが、元々ポストに空きが出た時点で、近江大学の卜部に外科医を派遣して欲しいと 頼んでいた島田だったが、その依頼にストップを掛けるのが遅れてしまった。結果、野 本という外科医を受け入れざるを得なくなるが、年齢と卒業年から言って野本を当麻の 下に置くことはできず、両者とも外科医長となる。 院内や患者からの評判は、当麻が圧倒的に上。だが、スタッフの大半は近江大出身者 で占められるという、アンバランスな状態に。そんな折、難病で入院中の患者が吐血。 緊急手術が必要だが、患者はRH−の希な血液の持ち主で、輸血に充分な量が確保でき ない。そのため野本は家族に諦めるように伝えたが、とにかく手術して欲しいと願う家 族に匙を投げる。当麻は出血量を500ccまでに抑えれば成功の可能性が高いと踏 み、代わりに執刀することを申し出る。野本は点数稼ぎのパフォーマンスはやめろだの 患者が死ねば責任は病院が被る羽目になるだのと捲し立て、近江大出身のスタッフ全員 に当麻を手伝うなと言い渡す。 孤立する当麻だがかまわずに準備を進める。それを見て、当初から当麻を慕う青木が サポートに回る。他にも看護師らの助けを得て、手術開始。途中、緊張のあまりミスを 犯した青木のせいで150ccほどの出血を見たが、最終的に成功。家族からは感謝さ れた当麻だったが、野本らとの対立は深まる。 ――第一回の主軸となる粗筋はこんなところで。他にも、町長が公立病院建設を押し とどめていたり、その娘が甦生記念病院の看護師で当麻の元で成長したり、日本初の臓 器移植手術を目指す野心溢れる実川がいて、卜部はあまり評判のよくない近江大病院を イメージアップするため実川を移植手術できる環境を提供することを条件に引き抜く も、実は移植手術をさせる気は全くない等々、複数のことどもが進行しております。 観ていてそれなりに緊迫感はあったし、人間模様も面白い。初回だけで判断するのは なんですが、全体的な流れはやや単純なストーリーのような気がしますが、まあまあ期 待できるかと。地域医療に貢献したいのなら、とりあえず出身地の熊本に行けよと思っ たけれど、そこは問うまい。 それ以上に気になるのは演技。ベテランが揃っていて、充分に見られるのですが、 なーんか表面をさらっただけのような演技がそこかしこに。主役の滝沢秀明よりうまく 演じてはならないという空気でもあるのかと疑いたくなる。滝沢が下手って訳じゃない けれども、物足りないです。ベテラン勢も含めて、台詞がいかにも台本だな〜って思え る。棒読みってこともないのに、何でだろ。 ではでは。
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