#3751/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/11 17:15 ( 26)
長いものも 永山
★内容
TBS系で放送のスペシャルドラマ「ラストマン−全盲の捜査官− FAKE/TRUTH」を
録画視聴。ネタバレ注意です。
全体の前から三分の二ぐらいまでは、ありがちで素直なストーリー展開だったのが、
終盤に来て急に捻りを入れてきた。その構成自体は(それまでにやや退屈してきたせい
もあって)面白く感じられたものの、意外性を採ったために、看過しづらい点も出て来
てしまったような気がします。
それは警察職員に分したテロリストの存在。まさしく事件の成り行きを左右する、鍵
となるキャラクターですが、その登場の仕方に疑問符を付けざるを得ないでしょう。
元々は皆実と佐久良だけで行く予定になっていたテレビ局に、会議室での打ち合わせが
始まろうかというタイミングでのこのこ入って来て、「急遽着いていくことになりまし
た」で済むものなのか。偽造したID等を使ったようですが、それにしたって警視庁な
り何なりのしかるべき部署に確認の電話ぐらいするもんじゃないでしょうか。現場だけ
で判断して受け入れるというのが、ありそうにない。でもそういうことにしておかない
と、このあとのストーリーが成り立たないからというご都合を感じました。
一応、皆実は「分かっていながら敢えて泳がせた」ということを最終盤になって打ち
明けますが、だったら佐久良の方はどうなの?となる。彼女も気付いていながら敢えて
見逃したとは考えにくく、かといって、急にやって来た警察職員を名乗る人物に対し
て、何ら警戒感を抱かないほど凡庸な刑事でもありますまい。
あと、終盤における逆転の仕掛け、あれは無理があるような。動画をすり替えて三分
遅れで流すことでごまかすという理屈はもちろん分かるけれども、そもそもすり替えな
どの細工を行う様が、テロリスト側に見られていないという保証がないのでは? たま
たま、車に乗り込んで、動画を見ていなかったという、単なる幸運に救われただけに見
える。
構成の狙いやテーマはよくある形とは言え面白かっただけに、ちょっと勿体ない。
ではでは。
#3752/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/12 19:23 ( 25)
類似点 永山
★内容
日本テレビ系で放送のドラマ「身代金は誘拐です」第一回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
小学生の娘が誘拐されて、脅迫電話が掛かってきた。要求は五億円。ただし、「別の
家の小学生の息子を誘拐し、身代金五億を奪え」というものだった。
物語の基盤となるこのプロットは、過去の作品にもいくつかあるはずです。その観点
で言えば、格別目新しいアイディアではないものの、魅力的で、繰り返し使われること
で色んなパターンが生み出されることが期待されるネタ、と言えましょう。
で、X旧Twitterの検索で視聴者の反応を探ってみると、かつてTBS系で放
送されたドラマ「マイファミリー」に似ている、そっくりという声が一定数上がってい
る模様。
「マイファミリー」はリアルタイムで見たことはなく、少し前に配信サイトでざっと
見ましたが、そんなに似ていたかな?と疑問が浮かぶ。私が他の作品と勘違いしている
こともあり得る(^^;ので、調べてみましたが、やはり思っていたのと同じドラマでし
た。うーん、どこが似てるんだろう。強いて言えば、子供が誘拐され、変声機を通した
声で脅迫電話が掛かってきて、五億円を要求される点ぐらいじゃないのかしらん。その
程度で似ている・そっくりと非難気味に言われては、誘拐物を作れなくなるのでは。
それで感想ですが……とりあえず途中までは予想通りに進んで行き、意外性はないが
ここはお決まりの流れなので仕方がない。ただ、娘の父親が元刑事にしては、誘拐犯の
言うこと聞きすぎな気もする。また、事件以前から顔見知りの男児をさらうというの
は、リスク大だなあ。身代金奪取に成功しても、子供を帰せばすぐに捕まる。
全体に、仕掛けが透けて見える感じが漂っていましたが、ラストで誘拐された男児が
さらに姿をくらますという展開に。ここで捻ってきたかと、俄然興味が湧きました。透
けて見えたような仕掛けは、まだ成り立つんだけど。
ではでは。
#3753/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/13 13:10 ( 31)
読了>朝霞さんの『ナショナリズム的誘拐事件』5まで 永山
★内容 26/01/13 20:57 修正 第2版
まだ物語の途中ということもあり、ストーリーそのものには触れずらいところです
が、ミステリだとしたら、もっと事件の様相が分かるように書いて欲しいなというのが
一点。その上で、捜査が進んでいる様子も段階的に入れて行ってほしいと感じます。
キャラクター描写について。これは他の御作に関する感想でも述べた憶えがあります
が、キャラクターを表すのに芸能人・著名人にたとえるのは、なるべく避けた方がよい
かと。少なくとも、公募に出した際、マイナスの評価になることはあってもプラスにな
ることはないんじゃないかなと思います。
そのマイナス面を承知で敢えて用いるのでしたら、著名人などにたとえた描写をする
積極的な理由を用意すると、多少は緩和されるかも。たとえば、描写する視点を、“日
常のことをヒントに物語を作り、映像化を考えている人物”の主観描写に固定する。こ
うすれば、会う人会う人に対して著名人を当てはめようとしてもおかしくはない(はず
^^;)。
著名人にたとえる以外のキャラクター描写については、何かとクレッチマーの気質分
類論を持ち出す秋絵とか、システムオタクの誠とか、個性的で魅力を発揮d系そうな雰
囲気が感じられます。一方、その個性の示し方がやや唐突で、着いて行きづらい読者も
いるかもしれません。
誠の言うシステム好きがどんなものかを示すくだりはまだいいと思うんですけど、秋
絵の方はいきなりクレッチマーの気質分類論云々を言い出したみたいに読めますし、そ
れをまた岩本が当たり前のように受け入れているのにも多少の違和感を覚えました。誘
拐事件の前段階として、秋絵が他の事件の捜査において、クレッチマーの気質分類論を
用いた分析?推論?により、犯人逮捕に繋がった実績があることを具体的かつ端的に示
し、秋絵のキャラクターを早めに読者に見せておくと、印象が違ってくるんじゃないか
なと思いました。
あと、情景描写。クラブ・ライオンを描写したシーンは、とてもいいな!と感じまし
た。多分、私には書けません。この手の店を全然経験していないというのもあります
が、そこを差し引いても、“サルサというよりも、もはや人間そのものが回転している
ような夜だった。”という表現は思い付かないです、きっと。
ではでは。
#3754/3757 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #3753 ***
★タイトル (sab ) 26/01/13 19:22 ( 38)
感想ありがとうございます 朝霧三郎
★内容
登場人物を「有名人の誰々似」とするのは、やっぱり一つの作品と考えると、
よくないかも知れません。
これは、前に、若桜木虔という自称作家のオンライン講座を受けた時に、
(そんな人の講座を受講するのは黒歴史なのですが、
なんでもやってみないと分からないと思い、
月5000円なのでやってみたのですが。
ただ単に添削してくれるだけで、
なんら小説の書き方を教えてくれるものではありませんでした。)
その先生が、「今のミステリーは必ずドラマ化されるので、イメージキャスト
を書く様に」と言ってきたので、以来ああいう書き方になりました。
次回からちゃんと自分で描写しようと思います。
今回はこのままかも。まだ分かりませんが。
目標にしているのは、
日本ミステリー文学新人賞なのでまだ時間がありますから。
あと、クレッチマーの気質分類論が唐突な感じですか。
これも、自分的には、好みの学説なので、
日常生活でも、この人は循環気質だな、とか思ってしまうので、
そうなってしまうのですが。
まして、小説を書くとなると、必ず、このクレッチマーの気質分類論で、
人物造形をしているので、こうなってしまうのですが。
(もっと先に行くと、渡部敦子という女子大生が出てくるのですが、
その女も、気質分類論的に詳しく、脳科学的な事を言うので、
秋絵巡査ともろ被るのですが。そこらへんは大きな欠点かも知れません)。
ところで、日本ミステリー文学新人賞は未公開作品に限ると要綱で知ったので、
この続きは半年ぐらい先、落選が決まってからになる予定です。
ところが、永山さんの誘拐のドラマの話しを読んで、
あれと似ているかな、
とも思えたので、梗概だけは公開しておこうとも思います。
(別に、だからといってどうって事はないのですが)。
あと、この作品は、下書きを作ってはchatGPTに書かせる、という
やり方で書きました。
漫画家だって、ネームだけ書いて、清書はアシスタントがやるのだから、
そのぐらいいいじゃない、と思って。
もう一つ、AIを使ってうつ病患者を自殺させ保険金を奪い取る、
という作品を松本清張賞に出してあるのですが、
あれなんて、まさかAIを使っていないとは思われないと思いますが。
ではまた。
#3755/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab ) 26/01/13 19:29 ( 43)
「ナショナリズム的誘拐事件」の梗概(ネタバレ)
★内容
ネタバレになりますが、本格ミステリーではないので。
【梗概】fラン大学の住友惠子が誘拐されて、同級生の玉置誠が疑われる。
誠は、惠子にアッシー君にされていたから。しかし、誠は、カーナビシステム
とかカーシェアリングシステムとかシステムを消費するのが好きなだけだった。
システムが好きで、留学生のキム君に教わって、物販のバイトもしていた。
その絡みで、ペルー人を闇バイト的に使う事があった。惠子は4日後に帰ってくる。
本人はただ友達とパーティーをしていただけ、と言って、誘拐された自覚はなかった。
犯人はペルー人だが捕まらなかった。誠は、惠子にした様に、
ロシア人留学生のタティアナにもアッシー君をして、「はとバス」の様に都内の名所を
案内していた。しかしタティアナを脱毛サロンに連れていってやっても綺麗になった肌
を舐めるのは米兵と聞いてキレる。誠は、日韓掲示板で知り合ったトッポギ
(大阪在住)に「お前はその女を誘拐して身代金を大阪に送らせろ、
ウリは大阪で誘拐を起こして東京に身代金を送らせるから」と交換誘拐を提案される。
誠の女友達渡部敦子は、誠のナショナリズム的な脳を治すには、
ニューハーフが肛門からペニスを挿入してメスイキ状態にして前頭前野をリセット
するしかないと言う。ニューハーフ金田初音の治療を誠は受けるが上手く行かない。
さて、トッポギの交換誘拐もシステムなので、誠は乗った。誘拐の実行犯はペルー人
を使う。どうせ惠子を誘拐しているのだから、タティアナを誘拐してもいいだろう、
と言って誘う。タティアナの家族が来日する。誠は、ロシア人一家を「はとバス」
の様に東京案内に連れて行く。しかし、この一家の息子、ドミトリーが、誠の最愛
の姪、良子に近づいたので気に入らなかった。奥さんのエカテリーナ夫人は
2000万円分の宝石を身に付けていて、それを身代金として大阪に送った。
大阪からはトッポギの犯した誘拐の身代金1カラットのダイヤ20個が届いた。
交換誘拐は完成した、と思ったが、そのダイヤを換金しようとしたら、
ガラス玉だった。しかも、日韓掲示板のオフ会の写真で、トッポギは実は留学生の
キムである事が判明した。怒髪天を突く怒りにかられて、誠はトッポギの妹ユナを
ペルー人を使って誘拐した。その仕返しで、トッポギ=キムは良子を誘拐する。
ここで、再び金田初音による治療が行われて、誠の前頭前野はリセットされて、
扁桃体だけで生きる原人の様な男になってしまう。誠はペルー人に言ってユナを
解放した。良子も解放される。扁桃体だけの誠はぼーっとしていた。
警察に逮捕されて、起訴、裁判、有罪となり、刑務所に入る。その時に肛門検査を
されたら突然前頭前野が再起動する。誠は、刑務所内の不公平を憎み、木村という
受刑者を殺してしまう。いよいよ今度は情状酌量の余地がなければ死刑になると検事
に言われる。しかし誠は情状酌量など不公平だと思い、厳密に審判が下り死刑になる
事を望むのであった。
以上ですが、今思い出すと、秋絵巡査と渡部敦子が似すぎていてダメか、とも。
しかし、とにかく350枚以上書かないとならないというので、
書く事がない、書く事になればなんでもいいや、と思い付く先から
chatGPTに書かせた感じでした。
#3756/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/14 16:57 ( 27)
ドラ感他 永山
★内容
朝霞さん、梗概のUPをありがとうございます。ネタバレであると聞くと、将来、小
説本文を読むときにブレーキになりそうな気がするので、まだ目を通していないのです
が。(^^;
ドラマの感想>
テレビ朝日系で放送のドラマ「おコメの女−国税局資料調査課・雑国室−」初回六分
拡大を録画視聴。ネタバレ注意です。
映画「マルサの女」の同工異曲と言っていいんですかね。よく分からないけど、部署
は異なるし、さらにドラマ内で描かれる雑国室はまったくの創造らしい……ただやって
いることは同じのように見える。権限や手続きの違いがあるくらい?
初回を観た印象は、緊密さを欠く、かなあ。主人公の米田が、今回のターゲット・紅
林に目を付ける、疑いを向ける根拠がいまいちぴんと来ない。終盤のシーンで、陥落し
た紅林が「どこで目を付けた?」みたいな問いを米田にしてましたが、米田の返事は
「テレビ番組に出ているあなたを見て」疑い始めたと言うのみ。これだけじゃ、テレビ
の出演者は全員怪しいってことになってしまう。舌足らずもいいところ。
中盤、紅林署湯のリゾート施設での証拠収集が、だいぶ運頼み。来ないと言っていな
がら結局来た仲間の存在はまあいいとしても、清掃婦がぺらぺら喋ったことが突破口の
きっかけになるのはご都合主義の匂いを感じます。室長が着ぐるみの中の人に、どうや
ってなれたのか分からない。ルーレットのディーラーがかつて米田にやられた脱税者
で、協力していたというのは後出しで感心しない。密かに溜め込んだ大金をドバイに持
ち出していたとのことだけど、どうやってばれずに運んだのかは語られない。
こんな具合に、結構肝心なところをごまかしているように思えて、対決色はあって
も、緊迫感が薄かった。脱税調査の実態をあまり詳しく描くのは問題がある、だからぼ
かしているのなんていう事情があるのかもしれない、けどそうだとしてももうちょっと
うまく描いてもらいたいもの。
ではでは。
#3757/3757 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/15 16:53 ( 25)
意外にシリアス 永山
★内容
フジテレビ系で放送のドラマ「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」初回十五
分拡大を録画視聴。ネタバレ注意です。
事前の紹介映像から、だいぶお笑いにシフトしたライトな調子の話と予想していまし
たが、少し、裏切られた。いい意味で。核となるストーリーはシリアスで、それを軸に
なかなかいい案配に笑いを巻き付けている感じかな。もっと空虚なギャグシーンが盛り
込まれているんじゃないかと危惧していたので、予想が外れてよかった。
主人公らの会社は、外資系保険会社の調査を請け負う。外資故に、日本では想定しに
くい「え、こんな物にまで保険かけられるの?」という設定ができる訳で、これも目の
付け所がうまいと思う。今後のバリエーションが期待されます。
こんかいは、調査がかなりとんとん拍子に進むのがちょっとご都合主義を感じさせ
た。特に、医院長の愛人があれこれ協力してくれるようになる過程が。お試し雇用中の
調査員・栗田が、偶然の形で役に立つというエピソードを作りたかったんでしょうけ
ど、もっとうまいやり方をはめ込んでほしかったところ。
あと、主人公・天音の元上司である佐久間刑事が、警察のエースみたいな登場をした
割に、案外ポンコツのように映った。意図的にそうしているのかどうか分からないけ
ど、第一話を観た限りでは普通に“できる”刑事であってほしい。ポンコツだとそれこ
そお笑いにシフトしそうで。
本筋とは無関係なところでは、冒頭で描かれた、栗田が元いた保険会社を辞めるに至
るくだり。アンケートで一位になったタレントをCMに起用することを提案する栗田に
対し、保険会社の担当者はランキング圏外のタレントを推し、栗田の上司が追従する…
…という流れでしたが、そもそも保険会社が使いたいタレントが決まってるなら、何で
わざわざアンケートを採ったのか? その辺りの背景がさっぱり示されず、意味不明で
気になったです。
ではでは。