◇フレッシュボイス過去ログ #9111の修正
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NHKBSプレミアムで放送のドラマ“シリーズ横溝正史短編集 金田一耕助登場!” 第1回「黒蘭姫」を録画視聴。 先日、「獄門島」を放送したNHKBSプレミアムで、今度は短編作品が三連続で登 場。「獄門島」で金田一耕助を演じた長谷川博己がそのままスライドで出演するのでは なく、別の人。池松壮亮っていう名前は知らなかったけど、検索してみると出演作品は 割と観てるなあ。長谷川金田一は“剛速球の癖球”って感じでしたが、こちらの金田一 は素直なストレートで、原作に近い感じ。役者の個性を発揮するところまではまだ行っ てない気がするものの、その辺はあと二話あるから追々と。もちろん、どちらの金田一 もありでしょう。 話の方は、ミステリとしては骨組みがほぼ剥き出しで、真相が見えやすくなっている と思いましたが、時代を考えると短編ではこれくらいがちょうどよかったのかも。所 々、無理筋があるのはご愛敬。 一番驚いたのは、そこそこ重要な役で、レイザーラモンHGが出演していたこと。と いうか、テロップが出るまで気付かなかった(笑)。案外、シリアスな演技できるの ね。長い作品だとどうなるか分からないけど。 続いて第2回「殺人鬼」を録画視聴。こちらはネタバレ注意です。 この題名の原作を読んだ覚えがあるのですが、内容をちっとも記憶していなかった (汗)。それでいて、本作は映像化にはあまり向いてない、小説の形で読む方が面白か ろうなんていう感想を持つのだから、おかしなものです。 映像化すると、トリックや推理のおかしさが際立つ感じ。特に、偽の義足を巡るくだ りは唐突で、いつ準備したのかとか何故そこを探してみようと思ったのかがまるで欠け ている。金田一が終盤に仕掛けるどっきり(笑)にしたって、必然性が皆無なのはまあ いいとしても、効果の程は不明だし、果たして見えるのかという疑問もある。 最終盤の二転三転も、映像にするとどうにも粗が目立つ。ここは作者のサービス精神 と捉え、文章で味わうのが吉なんじゃないかしらん。 ではでは。
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