◇フレッシュボイス過去ログ #7051の修正
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父の暇潰し用にと、レコーダーで番組の録画設定をいくつかしてまして、そ の一つが、BSフジで放送されている古畑シリーズ。もちろん旧作で、父自身 も何度か観ている物。 で、昨日、感想を言うので聞いていたら、「面白くない」と。いや、これま で面白がって観てきたじゃないか。何が面白くないのだと尋ねると、「刑事が 容疑者宅に上がり込んで料理を作るなんてあり得ない」という答。今さらそん なことを言うか。そこを突っ込むのなら、大好きなコロンボシリーズだってほ とんどがそうだろうと言うと、「その通りだ」と返事。 おかしいと思って聞いていると、「観ていて気が悪い」という表現がしきり に出て来る。この場合の「面白くない」は「観ていて気が悪い」とイコールで、 さらによく聞くと、「刑事に付き合ってほいほい話さなければ捕まらないのに」 ということが言いたいらしい。 要するに“作品が面白くない”のではなくて、“ストーリーが思っているよ うに進まないから腹が立つ”って話です。 優れた倒叙ミステリは、ときに、視聴者・読者に犯人へ肩入れさせるという のがあると思いますが、その意味で言えば、古畑シリーズやコロンボシリーズ はとても優れた倒叙ミステリに違いない。 だいたい、古畑やコロンボが容疑者(と言うか犯人)の行く先々に現れず、 いちいち相手を警察に呼ぶとか、現れても玄関先で話して終わり、では単調で 退屈に感じる可能性大ではないかと。 尤も、笹沢佐保原作でドラマ化もされた取調室シリーズのように、取調室に おける刑事と容疑者とのやり取りに大きく比重を置きながら、退屈させること なく緊迫感で魅せた作品もありますが、それらとコロンボや古畑シリーズは少 し違う物と捉えるべき。そうしておけば、両方とも楽しめるのだから。 ではでは。
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