◇フレッシュボイス過去ログ #6717の修正
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気のいい火山弾 作: 宮沢 賢治 絵: 田中 清代 出版社: 三起商行(ミキハウス) 税込価格: \1,575 (本体価格:\1,500) 発行日: 2010年10月 ISBN: 9784895881234 最初大人の私が読んで賢治らしいいい話だなと思いました。ベコ石はみんなから馬鹿に されても、決して怒らない。蚊から馬鹿にされても、最後にはベコ石の上にいる苔まで もが馬鹿にしても怒らない。賢治の気持ちが穏やかなときに書いたものじゃないかな。 ちょっと賢治の「アメニモマケズ」に根の方でひっついているのかもと思います。穏や かな本だけども、カタルシスがあるかどうか複雑ですね。ベコ石はその形状から珍しい 石として、イギリスの大英博物館の展示物にも負けないぐらいの珍しいと石として、偉 い学者さんが連れていくのですが、見出されて立身出世して、人間の好奇の目にさらさ れるのかいいのか、ただのベコ石としてみんなから馬鹿にされても穏やかな日常を暮ら していた方が幸せなのか・・・複雑ですね。
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