◇フレッシュボイス過去ログ #6172の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
競走馬のオグリキャップが死亡。 こういう「名馬の死の報道」があると思い出すのが、確か、エッセイ本で読 んだ作品紹介。と言いつつ、作品名もエッセイ本の題名も失念しているのです が。 確か……主人公の父親が事故か何かで亡くなった翌日の新聞に、名馬の死亡 記事が写真入りで大きく載り、父親のことは短い文のみの極小さな扱い。この 現実に、主人公は虚しさを覚えて云々……という筋書きでした。 スカパー!開放を利して、ドラマ「マードック・ミステリー」第十七話を視 聴。売り出し始めた頃のハリー・フーディーニが登場し、会話にはH.G.ウ ェルズやジェシー・ジェームズらの名前が出て来る。欲張りすぎのような。 フーディーニが脱出マジックを演じている最中、隣の銀行に強盗が入り、殺 人も起こる。姿の見えなかったフーディーニに容疑が掛かり、目撃証言も出て 来る……という筋書きですが、実在したフーディーニを犯人にできる訳がない ので、主人公の上司に当たる警部がいくら疑おうと、恫喝しようと、その空回 りっぷりがコミカルなだけで、スリルは生まれない。最初からフーディーニを 探偵のサポート役にしておけばよかったのに、と思いました。 ミステリの分野で、実在の人物や団体などを物語に取り入れる場合、読者へ のアピールは強まるかもしれない反面、謎の段階が一つ弱まるデメリットも意 識し、秤に掛ける必要があると考える次第。 ではでは。
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