◇フレッシュボイス過去ログ #6059の修正
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一八八〇年に出た小説「ハイジ」に盗作疑惑。ドイツ人作家ヘルマン・アダ ム・フォン・カンプが一八三〇年に発表した「アルプスの少女アデレード」に 類似と、ドイツ人研究者が指摘。 判断は専門家達に任せて、ここでは指摘通りに酷似していると仮定し、それ を即、悪質な盗作と断じていいかどうかを考えてみるです。以下、空想。 調べてみると、「ハイジ」を書いたスイスのヨハンナ・シュピリが生まれた のは一八二七年。 一方、「アデレード」が当時、どういった国々で出版されたのか分かりませ んが、カンプは名のある詩人でもあったようですし、一八三〇年にドイツで発 表された小説が、数年の内にスイスでも出版されることはあり得るのではない かと(スイスの公用語の一つはドイツ語だから、翻訳の手間が掛からないと思 うし)。 仮に三年後の一八三三年にはスイスでも流通していたとして、シュピリの家 族、たとえば両親がその本を購入し、六歳になる娘に読み聞かせた。物語の内 容はシュピリの記憶に刻まれ、四十数年が経過。作家になったシュピリは、記 憶にある物語がドイツ人作家カンプが書いた話だとは考えもしないまま、「小 さな頃に両親から聞いたあの話を小説にしておきたい」と心に決め、実行した ……のかもしれない。 と、こんな空想を展開したのには、元ネタがありまして(笑)。 どこかの国の王族だったか政治家だったかが、小さな頃に母親から繰り返し 聞かせてもらった童話の内容を、大人になった今、自分が考えた物語だと思い 込み、そっくりそのまま人に語って聞かせていた、なんてニュースを耳にした 覚えが。 こっちのニュースの方が記憶曖昧になってて、困りものです(汗)。 ではでは。
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