◇フレッシュボイス過去ログ #6053の修正
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$フィンさん、競って図書館の本を読むとは、まるで「耳をすませば」の世 界ですね。何だか微笑ましくもうらやましい(笑)。 私の場合、小さい頃の読書体験と言えば、これまで何度か書きましたが、小 学校での読書の授業が一番に浮かびます。思い出の再確認を兼ね、また書いと こうっと(台詞は創作が混じっています)。 小学三、四年生頃だったか、授業に『読書』が加わりました。授業一コマの 間、図書室で本を選んで読む。授業が終わったら、一冊借りて帰る。 当時の私は推理物にはほとんど興味がなく、伝記物を主に読んでいました。 エジソンがリンゴの菓子を食べるとこが、妙に印象に残ってる(笑)。他には 恐竜の出て来る冒険物とか。 あるとき、借りる本を選ぶのに手間取り、クラスで最後の一人に。結局、い つものように伝記物をカウンターに持って行き、手続きを済ませる。帰ろうと したところへ、図書係のクラスメート(確か女子)が一冊の本を手に、「これ も持って帰ってくれへん?」と言う。 「何で?」 「これ、**さん(これも多分女子だった)が借りた本だけど、忘れて帰って もうた。このままにしとけへんから、誰か一日だけ預かって、明日持って来た らいいと思って」 「意味は分かったけど、どうして僕に。自分が持って帰ったらええやん」 「重たいし、ランドセルいっぱいになって格好悪いし」 てな具合のやり取りの末、私が持って帰ることに(押し切られた)。持って 帰ったからには読まなきゃ損とばかり、家で読み始めると、これが面白い。 一気に読了したその本こそが、シャーロック・ホームズ物の短編集。初めて のミステリ体験でした。出版社名も正式な書名も失念したけれど、もちろん子 供向け仕様の書籍。冒頭の一編「赤毛連盟」に異様なスリルを覚えた記憶が。 このことがなくても、いずれ推理小説に接していたでしょうが、このとき巡 り会っていなければ、自分でも書いてみようとは考えなかったかも。実際に初 めて書いたのは、中学入学前の春休みでしたが。 ではでは。
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