◇フレッシュボイス過去ログ #6007の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
原作は今も未読ですが。 いくつかの書評にあった、ミステリ好きならその多くが、石神の弄したトリ ックに早い段階で想像が付くであろう、との見方に同意(一般読者でも感付く 人はかなりいそう)。 トリック自体がだめというのではなく(むしろ簡単ながら新味ある応用を示 した点で評価)、石神というキャラクターの設定その他諸々から、読めてしま う。トリックが早期に露見するのは、作品の構成を思うと、非常に大きなマイ ナスになるのでは。終盤での展開から受ける印象や重みが減じられるのは、も ったいない。 ※ここからネタバレ(前の版の書き込みにあります) 四行省略 ※ここまでネタバレ ただ、トリックを先読みできたことにより、石神のストーカーまがいの行動 の意味が明かされたときに受ける驚きは、若干大きくなるかもしれません。あ ちらを立てればこちらが立たず。 そういう訳で、トリックに当たりを付けてからは、主に、湯川が石神にどう やって真実を喋らせるかに注目して観ていたのですが、やや肩透かしに終わっ た感。“被害者”に関するエピソードでも引っ張ってくるのかと思いきや、全 く触れられずじまいだったことも、その印象に拍車を掛けたかな。さらに言え ば、漫画『Q.E.D.』(加藤元浩 講談社月刊マガジンコミックス)第二 十六巻所収のエピソードと、雰囲気がどことなく似ているため、既視感を覚え たのもマイナスに作用したかも。 登山シーンは全く不要だった気が。冬山登山である必然性・必要性がない。 その上、登山を描写するのに適当な映像しか撮れないのであれば、別の形に置 き換えた方がましでは。 本作は多分、原作小説の方が映画よりもよい出来映えに違いないと想像する んですけど、どうかしらん。 ではでは。
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