◇フレッシュボイス過去ログ #5124の修正
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本の感想>「熱い空気」(文藝春秋 松本清張全集7『別冊黒い画集・ミステ リーの系譜』所収)13/3451※他の作品も含む 粗筋は略。テレビドラマ「家政婦は見た!」シリーズの第一回原作。 ※一応、ネタバレ注意です これはやはり、ブラックな味わいのある作品という感想が出ても、おかしく はないなあ。ラストは怖さと皮肉があって、「笑ゥせぇるすまん」を想起させ るものが。 雑誌連載作品だったせいか、人物や背景等の説明が重複する部分が多く、や や冗長。人物の配置にしても、子供を三人も登場させる必要があったのか……。 テレビドラマがどんな展開を基本としていたのか知らないのですが、この原 作では、家政婦は見てるだけでなく、騒動を巻き起こすべく、色々と行動を起 こしています。ただ、家政婦のやり口は結構行き当たりばったりで、特に終盤 は、たまたまうまく運んだ感が拭えません。 そういう意味で、ミステリの要素よりも、いわゆる奇妙な味の要素がかなり 上回った短編と言えるんじゃないでしょうか。 これを原作にした、最初の「家政婦は見た!」がどんな物だったのか、非常 に気になります。忠実に映像化したのなら、続編、シリーズ化を望む声が上が るなんて、あり得ないような。それ以前に、原作通りならシリーズ化は無理と さえ思えます。 で、ウィキペディアを見てみたら、第一作とそれ以降とで、役名が違うのね。 それならまあ納得。 ではでは。
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