◇フレッシュボイス過去ログ #3841の修正
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『鍵』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF35より) たった一つのアイテム『鍵』だけでもこれだけ見事な話ができるのだなと感心しまし た。 物語は、主人公の男が道ばたで鍵を拾った。男は捨てずにポケットにしまい、あう鍵穴 を探す。最初は近くの豪邸の鍵だろうと思って調べていたのだけど、どれもあわず。博 物館で昔のものの鍵かそれとも日本にはない外国の鍵だろうか探すけどそれも違った。 その頃になると男の鍵に対する執念は異常ともいうべきになって、男の生活は鍵のため にあるようなものになった。でも鍵にあう鍵穴は見つからない。そして男は年をとり取 った方法は……という話です。 男が取った方法は、そうかこれであったかとぽんっと手を打ちそうなぐらいアイデアに 満ちたものだったけど、そこに至るまで鍵鍵鍵となるところに面白さがありますね。 そしてラストへと物語は流れ込む。このラストは女神でもいいし死神でもいいし、宇宙 人でもいいし、異次元の生物に渡ってもいいな。星先生は、ラストは無難に締めたなと いう感じがしますね。
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