◇フレッシュボイス過去ログ #3813の修正
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『魔法つかいの夏』 著者 石川喬司 (早川書房 世界のSF35より) この物語の背景は、終戦間近の学徒要員中の工場でのできごと。その中に今の言葉で 言えば、超能力が少しだけ使えた主人公。超能力といってもライトノベルにあるような 華やかなものではなく、見なくてお金の年号を当てたりしたり、思っていたことなどを 当てるぐらいのほんの軽いものです。その力を小さい時は持っていたけど、兄から間違 った回答をされたために自分に自信をなくし、今ではその力がなくなっている。でもも し主人公に恋人ができたなら再び魔法(超能力)が使えるのじゃないかと思っていまし た。そして彼女ができて……。 というお話です。 終戦間近の学徒要員中でありますが、この手の話にありがちな戦争反対という趣向はな く、中学生の精液の匂いがするお話でありました。恋人の葉子との逢引も美化されたも のじゃなく、こっちも精液の匂いのするものであります。超能力も美化されたものじゃ なく、たまに当たるかなぁって程度のもので、戦争に行っていた兄の死も、工場で爆発 の死者がでたことも、主人公がこうであって欲しいと思ったものが現実になったもので す。 全体に思春期の栗の匂いのする精液が充満していたお話でありました。
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