◇フレッシュボイス過去ログ #3092の修正
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と、その前に。 拙作『そりゃないぜ!の恋』の完結ですが、以前、ちらと予告した話数では 無理であることが確定しまして……今しばらくのお付き合いを。 本の感想>『コフィン・ダンサー』(ジェフリー・ディーヴァー 著 / 池田真紀子 訳 文芸春秋)18/6562 その殺し屋は、棺桶の前で女と踊る死神の入れ墨を上腕に施していることか ら、“コフィン・ダンサー”と呼ばれる。神出鬼没のそいつを、捕らえるチャ ンスが巡ってきた。裁判の証人三名を消す依頼を受けたコフィン・ダンサーを 追い詰めるべく、世界最高の犯罪学者リンカーン・ライムは、科学捜査の力を 総動員して奴の正体を掴もうとする。だが、敵も様々な罠を張り、無関係の者 や捜査員を殺害することで窮地を脱するばかりか、目的を達して行く。 残る証人を、月曜に開かれる裁判まで守り抜けるのか。四十五時間をタイム リミットとした、ライムとコフィン・ダンサーの知恵比べ、その結末は? 『ボーン・コレクター』に続くリンカーン・ライムシリーズ第二弾。 傑作サスペンス、傑作ミステリと言い切っていいでしょう。『ジャッカルの 日』に岡嶋二人テイストを加えたような感じです。 捜査の達人と殺しの達人による全身全霊を傾けての対決は、実に緊密で、練 り込まれて、飽きさせません。双方とも、ミスをしたり不運な偶然に左右され たりせず、最善を尽くした上で、決着がつく辺りも素晴らしい。 このタイプのストーリーって、どうやって組み立てるんだろう?と感心させ られます。入り組んでいるが整然としていて、伏線もしっかり張っていながら、 読者を出し抜いて驚かせるだけのものを用意している。しかも、最先端の科学 捜査の知識を駆使する訳で、このネタはここに当てはめよう、これはここに、 という風に作っていっても、つぎはぎだらけの物語になって、絶対にこんな見 事な形には結実しないと思う。 という訳で、今回も、四の五の言わない! ではでは。
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