◇フレッシュボイス過去ログ #3066の修正

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観劇＞有栖川有栖ミステリー劇場「インディアン島からの招待状」 　う〜む。期待が大きすぎました。 　笑いの度合いが強すぎて、ちょっと白けた。個人的好みを言うと、笑いはス パイス程度に使ってほしいのに、カレーライスのカレーぐらいありました。そ ういうものだと初めから分かっていたら、もっと楽しめたかも。 　あと、一部の俳優の声が小さい。ああいうのが普通なのかしら？　私も耳の 聞こえ、悪くなってるけれど、それにしても聞き取りにくかった。重要なこと を言ってるかもしれないと思うと、いらいら。 　ミステリとしてはどうか。ストーリー展開は……孤島に建てられたミステリ のテーマパーク。そこへオープン前のモニターとして？招かれた九人の男女が、 それぞれ名探偵に扮し、プレイベントの謎を解く主旨。で、有栖川有栖の（悪 い）癖になってるダイイングメッセージがあって、イベントのつもりが本当に 死人が出て、侃々諤々の議論があって、第二の殺人が起きて、喧々囂々の罵り 合いがあって、探偵らしくない人が名推理を語り始め、犯人と名指しされた人 に参加者の一人が襲いかかり、そして……という感じ。 　ロジックがあまりなかった。でも、“探偵らしくない人の名推理”の辺りは、 まずまず。ただ、何でそのまずまずの場面で、できそこないのミュージカルみ たいに、全員であっちゃこっちゃ移動しながら会話するんだろ。 　終幕間際に、それまでのシーンを巻戻しみたいにして見せる趣向は、舞台劇 ならではって感じで、結構面白い。目新しい手法ではないのかしらん？ 　ではでは。
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