◇フレッシュボイス過去ログ #3032の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
それでは、作者本人の了解がありましたので、他のサイトの作品ではありま すが、読了コメントをUPします。URLは記さしなくていいのかしらん? ※ネタバレ注意! 内容に触れています。作品を未読の方はご注意ください まず、気になった箇所を挙げておきます。 ここで言う「気になった」とは、普通に読んでいて、読むのが一瞬止まった という風な意味で、誤字脱字の類が主です。 それから、AWC作品を取り上げる場合は、本文を引用して書くのですが、 今回は他サイトの作品なので、章の明記と必要最小限の引用にとどめます。 <エピローグ1> ・「締め付けれた」→「締め付けられた」 <春の芽> 1・「ため息を吐きつつ」「息をついてから」→「吐く」「つく」表記揺れ ・「笑われているにも関わらず」→「笑われているにも拘わらず」 ・凛音の視点(三人称)だったのが、途中から「私」の視点(一人称)で描 写され、気になります【※他の章でも見受けられましたし、詳しくは後述】 ・「再びイチョウの木に寄りかかり」とありますが、これより前の段階で、 月がどのような姿勢を取っていたのかの描写がないため、しっくり来ません 2・「目をおおっぴろげながら」→「目をおっぴろげながら」? ・「額ををぴくぴく」→「を」一つ余分 4・バスケのシーンで、「松野」とすべき箇所が「大木」になってます <水と肥料> 1・「横向きに体制を直して」→「横向きに体勢を直して」 ・「そういった不の感情」→「そういった負の感情」 2・「さり気に」「何気に」という表現は一般的でないと思います。個人的に は台詞ではOK、地の文では原則として避けるようにしてます ・凛音は箸とフォークを同時に使って弁当を食べる? 今時はそれが普通な のでしょうか ・「以外に素直ね」→「意外に素直ね」 3・「方頬を引きつらせながら」→「片頬を引きつらせながら」 ・「発音が聞きにくい」→「発音が聞き取りにくい」が一般的かと思います ・月が凛音の弁当を食べる場面、「松野」とすべき箇所が「大木」に ・「自分のメリットを追及する」→「自分のメリットを追求する」では? ・「裏庭描いてやるって約束したじゃない」とあるけど、月は「裏庭で描い てやる」と言っただけで、裏庭を描くかどうかはまだ分からないのでは…… ・「投げやりのように凛音をあしらう」の意味が? このままだと、“投げ 槍”のごとく凛音をあしらったことになりかねず。「投げやりに凛音をあし らう」なら分かります ・「部活のある生徒以外は既に校内には誰もいない」って、先生は?(笑) 5・「それ以上追求せずに」→「それ以上追及せずに」 ・月が凛音を駅まで引っ張ってきたシーンで、「松野」とすべき箇所が一部、 「大木」になってます <紅き夜> 2・「心配と同意味よ」→「同意味」というのはちょっと馴染みのない表現。 「心配と同じ意味」か「心配と同義語よ」辺りでどうでしょう ・「例え、永遠なんて」→この場合の「たとえ」を漢字で書くなら縦令か仮令 それから、「凛」の字は、2004年9月から人名漢字に採用されたようで す。これに厳密に従うなら、凛音は2004年9月以降に生まれたことになり、 当然、本作の舞台も凛音が高校に入った2020年頃の話になります。 本作が該当するかどうかは分かりませんが、年月日の整合性に拘って物語を 作るときには、この辺りにも一応のご注意を、ということで。 もう一点。月は1−Bの生徒ですが、首席で入った生徒は普通、1−A(一 番目のクラス)に編入されることが多いと聞いた覚えがあるので、ちょっぴり 違和感がありました。 視点、描写について。 描写する視点の揺れは、ともすれば読者を混乱に陥れ、いらいらさせます。 と言っても、作品を通してずっと一つの視点で描かねばならない訳ではなく。 推理作家の佐野洋は、「一シーン一視点」の原則――一つの場面では一つの視 点に固定して描写する――を提唱しており、実際、多くの作家がこの原則通り の小説を書いてきていると思います。 なお、本作で「私」と「凛音」は同じ人物ですが、前者は一人称、後者は三 人称だから、異なる視点になります。言わずもがなと思いますが、念のため。 その上で、本作はどういった視点を取ればいいのか、私なりの意見をば。最 初に凛音というキャラクターをぽんと出しておいて、次の章から、読者と主人 公(ですよね?)との距離を縮める・共感しやすくするという意味で、<エピ ローグ>は凛音のままで、それ以降は「私」に統一するのがいいかも。 あるいは、挿入される短いモノローグのみ「私」を用い、他は凛音に統一す る手もあるかな。心理の動きに重きを置くなら、これが効果的かもしれない。 もちろん、これで正解!というのはなくて、作者が自身の考えに基づき、物 語の面白さを最大に引き出せる視点・描写方法を選択するのが肝心。 続いて、内容について。 物語の世界観には共感できます。自分も、もっと甘めですが学園物(昔の少 女漫画を参考にしたから少女物?)を書いたことがありますし、好きなタイプ の話です。 今後、凛音と月それぞれが背負っている物が軸となって展開し、怒涛のクラ イマックスになだれ込むのでしょうか? 楽しみです。 注文を出すと、凛音の家庭状況の説明が、かなり唐突に感じました。できれ ば、前段階で伏線を小出しにして、読者にある程度の予想をさせるのがいいか も。読者の裏をかくことも大事だけど、予想して当ててもらって、喜ばせるこ とも必要だと思いますので。 考えられる伏線は……学校が楽しくてしょうがないとか、家に帰りたくない、 特に運動をした訳でもないのに肘に擦り傷ができてる(喧嘩を止めようとした 際に負った)、インスタントの食事が多い、等々。 あ、インスタントの食事で思い出しましたが、この家庭状況で、母親が月の 分まで弁当を作ったというのは、少し意外。母親に作る気があっても、父親の 存在故、一悶着あってしかるべきのような。 色々と書きましたが、期待してます。小説の執筆を始めて正味三ヶ月で、こ こまで書けるのは大したものと思うし、好きでないとできないでしょう。これ からも書き続けていってくださいね。 ではでは。あと、しつこいけど、こっちにもUPしてほしい〜。
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