◇フレッシュボイス過去ログ #2636の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
八犬伝絡みで、幾つか浄瑠璃やら歌舞伎の脚本を読んでいるのだけれども、絵師が大名 家の家老だったりする一連の作品世界がある。主人公は殆どが江戸幕府御用絵師の狩野 家なんだけれども偶に小栗宗堪だったりする(←多くの作品では悪役)。確かに土佐家 も狩野家も、権力者に繋がることを望み、特に狩野家は長谷川等伯(&利休連合軍)と 足の引っ張り合いを演じてまで、権力者に擦り寄った。まぁ近代以降の如く、芸術が市 場経済に乗って流通する時代ではなく、パトロンがつくかつかぬかが芸術活動の可否を 分ける社会に於いて、自らの芸術活動を保障してくれる存在は必須であったろう。故に 権力者に親しく侍る機会もあったとは想定できる。即ち、自分と同じく政治に連なる族 (将軍ならば大名とかですな)ならば、利害を考え距離を置き、或いは警戒するだろう けれども、娯楽/芸術の分野に於いては、相手の芸術家は自分の政治的立場を決して脅 かさぬとの安心感から、比較的打ち解けて語り合う局面もあったか。即ち、権力者への ツテを願う者は、例えば権力者御抱えの芸術家と懇意となり、それとなく口利きしても らうとか謀ったやもしれぬってこと。即ち、権力者に一定の影響力を行使できる者と捉 えられていたのか、って妄想も湧く。現時点で、寡聞にして、そのよぉな史料に当たっ たことはないが、或いは、そのよぉな事情、若しくは少なくとも庶民レベルでは其の様 に穿っていたとの事情があるのではないか。 いや名無しの権兵衛チャン(性別不明)への恋心(←故に女性であってほしい)、どう せ残る武器は嘘と強弁しかなかろうから、あぁも書こう、こぉも書こうと、実はデスク トップに4つほど文書が溜まってたのだが、そのうち一部しか使えなかったので欲求不 満ゆえ、いつもながらの長文失敬。
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