◇フレッシュボイス過去ログ #2358の修正
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★内容(1行全角40字未満、500行まで)
購入したのです。「キレイに撮れるカメラを選べ」と奥様に仰せ付けられ買ったのです が(家事とかキチンとしてくださる割に写真の撮影に関してはグウタラでオート露出・ オートフォーカスでなければ撮らない←私が扱えぬ洗濯機やら電子レンジを使いこなし ているくせに!)、まぁ私は電池がなければ動かぬカメラは一段低い存在と考えてまふ ので、今まで通りメインはS2、サブがRolleis35で時々レチナVCとかMY MIYA6とか、宿酔いが酷いときのメインはRXで、サブがG2とCanonEos 5って線は踏襲してまふけれども、基本性能は相変わらずのレベルではあるが、使い勝 手の良さって面では、デジカメの進歩の方が速いんですな。まぁ「基本性能」には私の 場合、【レンズのボケ味の芸術的すばらしさ】を含んでいて、工業製品への評価で、そ んな【主観的】なものを持ち込むのは御法度と思うムキもあるかもしれないが、写真ほ どマニアが五月蠅い分野では、広松渉ではないが、共同主観性ってのが、かなり強い。 「今度のペンタ、どうぞな」 「やっぱ、ちょっと光量不足すると、ドタンと落ちてくわな」 「ほしたら林羅は使えんな」 「ほぉよ、酷いことになった。プラナーぐらい暗部の階調出せんと」 ってな、恐らく皆様には意味不明な会話が容易に想定でき、実際に交わされてしまう。 しかし、デジカメってなぁ、そぉいぅ世界の外では重宝なもんだとは認めます。まず、 ピントが余り外れない。理屈を言えば、同じ範囲(画角)を撮る場合、写し込むフイル ムに相当する物が小さければレンズは短くなり、大きければレンズが長くなる。一般に 使われているISO(もしくはJIS規格で、135、35ミリ幅のフイルムを使い2 4mm×36mm範囲の画像を写し込むために、画角45度ほどが「標準」と言われる が、その画家句を得るために必要なレンズの長さは、だいたい50mm。しかしデジカ メみたいに写し込む先(Ccd)が小さいと、それだけレンズは短く出来る。そして画 角の如何に拘わらず(同じ絞り値ならば)、レンズは短い方が、ピントの合う範囲(被 写界深度)が広い。テキトーにピントを合わせても、合ってしまう。言い換えれば、レ ンズの短いデジカメは、厭でもピントが合ってしまう。「良いぢゃん」と言うなかれ、 また一つ言い換えれば、此は、「レンズのボケ味の芸術的すばらしさ」を出しにくい、 ボカしたい所までクッキリ写っちゃうってことを意味するのだ。でもまぁ多くの人にと って、前面シャープにピントの合った写真の方が良いかもしれない。ならば、私にとっ てのデジカメの欠点は、多くの人にとっては長所となる。 更に、数年前だかCanonがレンズに搭載した「手ブレ補正機能」だが、フイルム用 カメラでは、なかなか普及しなかった(しかも高価)。が、デジカメでは既に数機種が 採用している。手ブレは確かに悩みの種で、高校で写真部だった頃など毎日筋トレを欠 かさず、モヤシ進学校ではあったが校内では二番目の背筋力を持つに至った。標準レン ズなら1/8秒まで手ブレせずに撮る自信があった(今では普通の1/15秒)。 それが補正機能を搭載しているデジカメなら安価でも十分だったりする。1秒の長時間 露光でも補正してくれる。 其の機能に惹かれて、私の愛するツァイスと百年戦争を繰り広げているライツ・レンズ 搭載の某・松下製品を買いそうになった。ナイスバディ浜崎氏のポスターに手ブレ補正 が如何のと書いてあったから(思えば初めた買ったミノルタXG−Sも宮崎美子氏/ 現・淑子氏がジーパン脱ぐポスター欲しさであった)。でもま、せっかくカメラ屋でカ タログ見るのだから色々開いてみるべと、何気なく開いた千代田光学小西六、飛び込ん できた文字は「ウチの手ブレ補正はCcd動かす方式っす」(表記は変えております )。 実は「手ブレ補正」、レンズが手の揺れに合わせて(ってぇか逆に動いて)被写体がブ レてないフリをする方式が多いが、これだとレンズを光が通る線、光軸が動き続けてい ることを意味し、レンズの描写性能を落とす可能性がある。迷わず即座に千代田光学小 西六を買った(値段は同じだったし)。浜崎氏のぽすたーは、欲しかったが、くれなか った。 あぁ思えば宮崎氏のポスター欲しさにミノルタ買って四半世紀、私も少しは大人になれ たのだろぉか(←いや、あまり、なれてないと思うぞ)。
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