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11904件が見つかりました。81件から90件目です。

●二刀流の三本目　　　永山　　( 97行)
「僕、時々思っていることがあって」「何だ、こんなときに」「二つのことに挑んでいる人を、報道などでは二刀流と言い表す場合が多いですよね。あれってちょっと変な印象受けてしまうんです」
◆●短編 #0544 2023/11/01

●邪魔な死体を処理する方法　　　永山　　(118行)
　目の前に足がある。見覚えのある薄いグリーンの靴下を穿いていた。　兄の光太郎《こうたろう》だ。　金の無心に来て、まさか兄の遺体を見付けることになるとは、全くもって想像の埒外
◆●短編 #0545 2023/11/22

●だいありー　　　永山　　(128行)
日記とは本来、己のために書くもの。神池政雄は高二の冬、付き合っていた同級生の日向明美が何も言わないまま突然遠くへ越してしまい、呆然とすると共に苦しめられた。どうして黙って去って行ったのか、理
◆●短編 #0546 2023/12/10

●主の八八のお祝いに（米寿祝宴殺人事件）　　　永山　　( 94行)
「――という訳で、刺殺された被害者は、血文字で『８８』と書き遺していました。いわゆるダイイングメッセージなる代物です。間違いなく本人が書いており、また、何者
◆●短編 #0547 2024/01/09

●ゴールラッシュ　　　永山　　( 61行)
※小説投稿サイトでのお題企画に応じた物です。タイトルは変更しております。「『クイズ・ゴールを目指せ』、続いてのチャレンジャーが本日最後の方となりそうで
◆●短編 #0548 2024/02/08

●幸運にＵＮが付いたらアンラッキー　　　永山　　(140行)
　７は幸運の数と、小さな頃から教わってきた。　無邪気だった頃の俺は微塵も疑わずに信じたものだ。何かを選ぶときに、選べるのであれば７を取りに行った。ただただ愚直なまでに。
◆●短編 #0549 2024/03/27

●横溝でもカーでもないけど夜歩く　　　永山　　( 95行)
　異境のこの地にこれだけの数の日本人が暮らすようになったんだからと、今度の大晦日は皆で集まることになった。もちろん、日本人以外も歓迎するけれども、とりあえず
◆●短編 #0550 2024/04/11

●旦那は私だけのヒーロー　　　永山　　( 64行)
※小説投稿サイトのお題に応じて書いたものになります。「約束したわよね。もう浮気はしませんて」　僕は妻の前で正座をさせられていた。「あなたって人は、何度言ったら分かるのかしら」
◆●短編 #0551 2024/05/23

●ダイイングメッセージ、漢字で書くか？かなで書くか？　　　永山　　(100行)
　七月に入ったばかりの時季だった。　ワイン醸造元の息子で高校生の勝山健太郎《かつやまけんたろう》が、自宅兼醸造工場に隣接する畑で殺害された。凶器は鋭利な刃物で、敷地内にある小さな沼からは条件
◆●短編 #0552 2024/06/09

●“私”に捧げるエール　　　永山　　(168行)
　その作品『魔法を喪失《なく》した魔法使い』を一読して、私は思わず呟いた。「確かに、一発退場させるには惜しいな」　記憶喪失で魔法を使えなくなった魔法少女が、日常の謎を中心に不可思議な事件を解
◆●短編 #0553 2024/07/11

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