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●毀れゆくものの形 六−3     直江屋緑字斎   (114行)
 そのとき、早彦は、自分の思念、あるいは意識の姿がどのような ものであるのかを、その所在によって確かめようとしていた。早彦 は意識をさまざまに移動させて、いま、躯のどの部分にあるのかを
◆CFM「空中分解」 #0950 1988/ 3/30


●毀れゆくものの形 六−4     直江屋緑字斎   (124行)
 ところで、早彦は幽霊を見ていた。研究室の窓辺から戻ってきて、 どのくらいの時がたったのだろうか。容易に寝つかれないので、思 いを決めて肉体と魂の分離の術を試みていたのだった。その程度を、
◆CFM「空中分解」 #0951 1988/ 4/ 1


●深夜連載小説「噂のスーパーガール」(5)クエスト   ( 34行)
 なんやなんや、この1つ前の作品は。「直樹」?何かひっかかるなー。夢野さん。 あー、私もそんなええ思いしたかったね。私は中学、高校と男子校やったからね。
◆CFM「空中分解」 #0953 1988/ 4/ 5


●毀れゆくものの形 七       直江屋緑字斎   (145行)
   七 鶉町は山並に挟まれているため、盆地にみられる気候の特色を備え ている。寒冷な土地柄で、ただでさえ冬の寒さは苛烈をきわめると いうのに、短い夏の間だけは気の遠くなるような暑さに襲われた。
◆CFM「空中分解」 #0954 1988/ 4/ 8


●バレンタイン・ベタ−・ハ−フ(1)     COTTEN   ( 98行)
 バレンタインなんてなければいいんだ。  一人でそんな事をつぶやいてみた。チョコの包みをもてあそぶ。なんだかもどかしい。 派手なラッピングを施されたチョコはあたしの心と正反対、ひときわ浮いて見える。
◆CFM「空中分解」 #0960 1988/ 4/ 8


●バレンタイン・ベタ−・ハ−フ(2)     COTTEN   (100行)
 デパートのチョコレート売場は女の子達でごったがえしていた。派手な装飾があちら こちらにほどこされ、女の子と呼ぶにはちょっと語弊のあるおばさんから小さな子供ま
◆CFM「空中分解」 #0961 1988/ 4/ 8


●バレンタイン・ベタ−・ハ−フ(3)     COTTEN   ( 97行)
 光陰矢の如しとは良く言ったものだ。  バレンタインデーだからといって特に何か起きる訳じゃあない。全ては極普通にあた りまえに進んでいく。当然でもあり考えてもみればちょっと愉快でもある。
◆CFM「空中分解」 #0962 1988/ 4/ 8


●バレンタイン・ベタ−・ハーフ(4)     COTTEN   ( 99行)
 あたしは息を切らせながら、美知に尋ねた。 「笹川君、家に帰っちゃってたらどうする?」 「・・・彼の家のポストに入れる。」  つくづく積極性がないのよねー。日頃の行動からはとても信じらんないわ。
◆CFM「空中分解」 #0963 1988/ 4/ 8


●バレンタイン・ベタ−・ハ−フ(5)     COTTEN   ( 23行)
 村上君、チョコの方を見て慌てて言う。 「ごめん。あまりにもずうずうしかった。誰か他の奴にあげるつもりだったんだろ?  ごめん。俺があんな事いったから・・・。これ食べちゃったけど・・・。」
◆CFM「空中分解」 #0964 1988/ 4/ 8


● おはよう JEFF       >>田子   ( 33行)
  無意識のなかに絵のない風景が現われた。  ″朝かな″ それが初めての思考だった。左手の腕時計をみた。いや、見たと言  うより見たと思った。意識に、″10時02分42秒″という時間があらわれた。
◆CFM「空中分解」 #0965 1988/ 4/ 9


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