AWC 絵本感想>子うさぎましろのお話  $フィン



#5880/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  09/12/22  23:58  ( 21)
絵本感想>子うさぎましろのお話  $フィン
★内容
子うさぎましろのお話
    
作: 佐々木たづ
絵: 三好 碩也
出版社: ポプラ社
本体価格: \1,000
ISBN: 4591005305

  大人や子供みんな待ち望んでいるのがクリスマス。そんなクリスマスのちょっと心が
痛くなるけど、ちょっとほっとするクリスマスには最適な絵本です。

子うさぎましろは真っ白い子うさぎ、クリスマスの日に最初は白うさぎで二回目はサン
タのおじいさんをあざむいて黒いうさぎになってクリスマスのプレゼントをもらいま
す。こういう子供っていますよね。プレゼントが欲しくて違う格好して2度もらっちゃ
う子。でも真黒なのでおかあさんにもわからないと思ったり、サンタのおじいさんに悪
いことをしたと後悔するのですよね。その後悔が深かった分、許されてもとの白いうさ
ぎになるのですよね。そしてラストの想像するだけで美しいなという情景に流れ込む
。。。昭和45年わたしは4歳 こんな昔に作られた絵本なのに古さや時代を感じさせな
い。よい絵本、絵本ばかりではなくいくら古くなっても時代を超えて読みつがれていく
本って良書ですよね。わたしはそんな良書ばかりとめぐりあいたいです。
 




#5906/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #5880 ***
★タイトル (mor     )  10/01/08  12:47  (  6)
読みました・守屋
★内容
 これは自分も中学生くらいで読みました。子ども向けではありますが、クリスマスに
おススメの心が温かくなるような作品です。
 作者は緑内障のため失明した女性。盲導犬を入手するためひとりで渡英したほど、気
持ちの前向きな人です。当時、盲目の女性が知らない場所、それも外国を歩く……なん
てのは、すごい冒険だったと思うのですが。
 「ロバータさあ歩きましょう」のほうが、そういう作者の姿勢が読めて好きです。




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