#507/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (FXG ) 87/11/23 23:43 ( 55)
『ようこそAWCへ』−秋本 87・11・23
★内容
「寒くなってきたね」
「ええ、秋本っくに終わったって感じ」
「風が冷たいけど大丈夫かい」
「このセ−タ−COTTENでできてるから温かいの」
「もう、KARDYガンがいる季節だね、どっか行こうか」
「あら、このお店」
「AWCか、へんな名前の店だな」
「まあ!でもAWCの隠れファンという人がいるのよ」
「誰れだいそれ」
「からおけのお店なんだけど点数がでるんですって。課長がそうなの」
「ええっ、知らなかったなあ。あの課長が歌うたうの」
「入ってみましょうか」
「うん」
「ああっメガメが曇ってしまった」
「大変な熱気ですもの。席あるかしら」
「JUN番待ちなんてことはないだろうな」
「大丈夫みたい。あそこ空いてるわ」
「凄い音量だなあ。ほら、あの人がうたう旅烏が規志規志いってる」
「あら、歌詞はCOLORテレビに出るのね。知らなかったわ」
「ああ、そういや聞いたことがある。うまいと点数でひどいとベルが鳴るんだと」
「ティンカ−ベルなの。随分シビア−なのね」
「何かりクエストするかい」
「わたし、いいわ。それより、わたしブラックベルベット」
「黒ビ−ルか。じゃあ、僕はレッドアイといこう」
「わあ、トマトがいけるんだ。わたしさ、トマトと榊はだめなの」
「柿がだめなの。今たべ頃なのに」
「でも、その他の果物はいけるのよ。ダイエットに欠かせないもの」
「AYASEたいんだ」
「そりゃあ、そうよ。これでも女ですからね。でも、お米須きだから困っちゃう」
「僕も金がなくってね。今日はパンばかりかじってる。へたするとコスモパンダ」
「まあ、じゃあ。今日はわたしがおごったげる」
「いいよ。いくら未来の嫁さんでも、そこまではさせられない。ここが男の−」
「そのことなんだけど」
「なんだい、急に深刻な顔して」
「・・・云うわね」
「なんだい」
「婚約のことなんだけど。解消したいの」
「ええっ!」
「お願い。何も云わないで」
「僕に何かHUMANでもあるのかい。あるなら−」
「違うの・・何故課長さんがここの常連だと知ってると思う、わたしが」
「まさか、課長・・」
「そう、好きなの。いわゆる不倫」
「不倫って。じゃあ、ず−っと。あれだったの」
「そう。ず−となの。勿論今もつづいてるわ」
「じゃあ、不倫しながら、僕のこと好きなフリンをしてきたっていうのかい」
「それ、しゃれなの。ごめんなさい。今笑える心境じゃないわ」
「・・・」
「ごめんなさい。わたし、本気なの。あなたとはおTOMO達でいたいけど」
「乱奈!」
「これで、おしまい。もうダジャレも最後よ」
「歯歯歯!じゃあ、いつものパタ−ンでいきましょか」
「いくわよ!元気よく、いつものように。トイレといったら!」
「A−WC!」
御静聴ありがとうございました−秋本