#290/654 ◇AWC編集室 *** コメント #289 ***
★タイトル (GVB ) 05/01/17 00:49 ( 78)
2004年AWC大賞部門賞投票 永山
★内容 05/01/17 01:11 修正 第2版
恒例行事とはいえ、集計お疲れ様です>祭さん。
……少し前のテレビ番組で、「ご苦労様」だけでなく「お疲れ様」も、目上
の人に使わないのが妥当という話が出て来たので、えっほんと?と思いつつ、
変えようとしたのですが、適当な言葉が見つからず。
投票に当たっては敬称を略しました。
各部門の初めに掲げた二つが票を投じる対象です。なお、それに際しての作
品毎の一言の前にある記号、*は初読直後に、「いい! 気に入った!」と感
じた作品、・はその他です。
1.長編賞
らいと・ひる :もうひとりの私(tp version) (226〜232)
*傾向がいつもと違って、興味深く読みました。これが後の変貌に続くとは。
らいと・ひる :お題>スイカ〜Revenge (238〜241)
*やられた感が強くありました。
(私にとっては)対象作品が少なく、すんなり決められました。
「らいとさんは元々こういう傾向の作品も書く人だ」と承知していれば、こ
こまで高評価につながらなかったかもしれませんが、それでも充分楽しめまし
た。『この優しくも残酷な世界』もよかったですけれど、票を投じた二編に比
べると私の好みから遠いということで。
泰彦さんの『水と和音(わおん) (とりあえず版)』は、作者のやりたいこと
は凄くよく分かった(つもり)です。とりあえず版であることと、シリーズ化
(連作短編)を意図したものとのお話でしたので、近い将来での結実に期待し
てます。
2.短編賞
時 貴斗 :蜜柑って知ってるか (142)
*この賞の常連故、厳しめに見たつもりですが、やはり読み応えが秀でてます。
蓮見 琳人 :お題>春が来たよ! (154)
*叙述トリックが光る。油断していたとは言え、やられました。
最も悩んだ部門。*マークを付けた作品がいくつかあって、好みとか面白さ
では、ほとんど差はないのだけれど、分量の面であっさりした物が多かった。
そんな中、『蜜柑って知ってるか』は読み応えもあり、まず選びました。
もう一編は更に悩みまして、ミステリ風味ということで、『お題>春が来た
よ!』に決めました。これも、「蓮見さんはこの手の物も書く人だ」との認識
があったら、ちょっとシンプルに過ぎるかなという気もするのですが、落ちに
意外さを感じたのは事実なので。やられました。
他では、同じく蓮見さんの『桜の下で』、$フィンさん『桜の下で』や『お
題>スイカ〜御伽噺』、麻村さん『お題>春が来たよ』、らいとさん『お題>
スイカ』二編、葵匠さん『ゼロ』、憑木影さん『お題>エロ小説>暗黒神のく
ちづけ』といったところが気になりました。総花っぽくてすみません。
3.連載賞
佐藤水美 :alive (250〜 継続中)
*ジャンルがアレで取っ付きにくさはあるかもしれませんが、本格的な印象。
Trash-in :寝床 (272〜 継続中)
・落語の演者をそのまま描写したような箇所がやや不満。続きが読みたいです。
オリジナルの連載小説をという姿勢で選んでますから、それだけでもう限ら
れてきて、あとは筆力を比べれば、必然的に決定というか……。
そういう状況は横に置いて、『alive』は、このジャンルの小説でも面
白く読めるってことに、私自身びっくりさせられました(笑)。これの続きも
読みたいけれど、長編ボードの『アトランティック・サーガ』も、(内容を私
が忘れない内に)読みたいなと。
5.文芸賞
悠歩 :悠歩の昔語り その1「どぶ川のザリガニ」 (短編ボード 206)
・環境は若干違えど、懐かしさを覚えました。
談知 :株式投資 (短編ボード 251)
・初めて株に手を出したときのことを思い出しました。
竹木さんの緒作にもよいものを感じましたが、この賞の常連さんということ
で、今回は見送らせていただきました。
悠歩さんには「その2」以降を早い内に期待(小説も期待してます)。「昔
語り」と銘打ったのが縛りになってなければよいのですが。
談知さんも、今はひと休みといったところでしょうか。怒涛の連日UP再開
が待たれます。投票に関しては、一連のエッセイ全体に一票の気持ちです。
こんなところで。ではでは。