AWC クルーズに行ってみた>初日のショー   永山


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★タイトル (AZA     )  15/11/25  01:44  ( 63)
クルーズに行ってみた>初日のショー   永山
★内容                                         16/04/02 09:56 修正 第2版
 部屋に戻ると、19:00ちょうど。父は、備え付けの電気ポットから、お湯を湯飲
みに移して冷まし始めました。薬を飲むためです。でも、冷蔵庫にはペットボトルの水
が入ってるんですけどね。他にお茶、ジュースがそれぞれ二本ずつ。氷も用意されてい
ました。全て料金に含まれていますし、持ち出してもOKです。

 このあと、20:00から、6デッキのギャラクシーラウンジでプロダクションシ
ョーがあります。なお、夕食が後半の人は、先に18:00からショーが観られます
(義務ではありません)。外部からゲストを招いてのショーだと、夕食を適当にこなし
て二回見る強者もいるみたい(本来、二回とも見るのはだめらしい)。
 19:45に部屋を出ることに決め、それまでの四十五分、特にスケジュールを立て
ていませんでしたが、風呂に入る元気はない。というか、今入浴しちゃうと、ショーの
ときに寝てしまいそうで。11デッキのリドカフェで提供される名物の和牛バーガーを
食べてみたいんですが、お腹いっぱいで入る訳がない。ダンスは論外だし、音楽を聴き
に行くのもしんどい。
 私はこのレポートのメモ書きをしていればいいんだけど、父は短い日記を付ける程度
でやることがない。
 と、テレビの下にあるDVDプレーヤーが目にとまり、持って来ていたDVDディス
クを再生してみようと思い立つ。ヤマハ製とは珍しい。ディスクを入れるスロットも変
わってて、戸惑ってしまいました。何とか挿入して、読み込みが終わると再生開始。最
初は何故か失敗したけど、二度目でうまく行きました。父が未見の番組があったので、
観て時間潰し。
 ちなみに、部屋にはテレビがありますが、映る局は限られています。NHKのBS二
つにイマジカBS、日テレニュース24,ヒストリーチャンネルにチャンネルNECO
の6局です。他に、飛鳥Uオリジナルのチャンネルがあります。船内時刻等をバーンと
大写しにしている1、航路を地図上に示す2、船首からの映像をリアルタイムで流す3
と、映画を放映する10、クルーズ生活全般について説明する11、寄港地の観光につ
いて紹介する12と、六つも。航海中は、航路図をよく見ました。明るいときは、船首
映像も。

 そんな風に過ごしていると、19:40頃に、アナウンスが流れました。正確な文言
は忘れましたが、“お客の一人が急病になったため、少し引き返し、海上保安庁巡視船
に引き渡し、病院に搬送してもらった”とのこと。うーむ。急病人が出た場合、こうい
う手順を踏むのか。当のお客さんは出港して間もないのに、お気の毒様です。
 加えて、“その影響で少し遅れが生じているが、翌日の境港入港時刻は予定通り”と
のこと。チャンネル2では、航路の他に船のスピードも表示されるんですが、それまで
は確か時速29キロと出ていたのが、アナウンス後に見てみると35キロぐらいに上が
っていました。

 そうこうする内に、19:45に。部屋を出て、6デッキへ階段を降ります。ギャラ
クシーラウンジなるイベントホール前まで来ると、中はもう人で溢れているのが見て取
れました。後ろの方の席に収まり、開演を待ちます。ロシア系の女性ウェイターが、メ
ニューを掲げ持って、席の間を回る。アルコールを始めとして、ソフトドリンクやおつ
まみのオーダーができます(この会場では、ノンアルコールも含め全て有料)。満腹状
態が解消できていないので、私達はパス。
 ショーの演目はたくさんあるそうですが、今回はリズムオブライフという出し物で、
長さは四十五分間。出演は、歌手やダンサーなど外国人ばかり十名。
 20:00になり、場内が暗転し、ショーの始まりです。題名から想像が付くよう
に、音楽をテーマにした物語で、ミュージカルに近いものがあるかも。スタンダードナ
ンバー?を中心に、色々な時代の音楽を切り取ってみせる趣向で、衣装もその都度、時
代に合わせたファッションに着替えてる。歌詞は全て外国語ですが、客席前方の左右に
備え付けられた細長い電光掲示板に、訳詞が逐一表示されるので、意味は分かります
(そういえば一箇所、誤変換があったような。“目が覚める”を“目が冷める”)。
 初っ端がビートの利いた曲だったのは、船の振動と合わせるためか?(笑) 尤も、
飛鳥Uの揺れや駆動音は微々たるもので、船上生活にほとんど支障のないレベルでし
た。
 歌手やダンサーも達者だなと思ったんですが、それ以上に感心というか驚嘆したの
が、怪力&バランス芸を魅せる男女ペア。男性が女性を片手で持ち上げたり、首や背中
の一部で担いだりしたあと、女性があり得ないポーズを決める様は、シルクドゥソレイ
ユか中国雑伎団を想起させる。十名が出突っ張りではないにしても、入れ替わり立ち替
わり切れ目なく、涼しい顔でショーを続けていく。そう、汗を全くかいていないように
見えるのが不思議。そこも含めて、満足の行くショーでした。

 続く。ではでは。




元文書 #8726 クルーズに行ってみた>最初のディナー   永山
 続き #8730 クルーズに行ってみた>マジックを観に行こう前編   永山
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