AWC 連載



#7697/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/11  12:14  ( 44)
@コラム400 首相には説明責任がある  ヨウジ
★内容
首相は政策に対して反論されたら

筋を通して反論し政策の正当性を説明する責任がある。

それに真面に答えなかったり、

詭弁で誤魔化すことは質問した議員や国民を愚弄することになる。

残念ながらこれまでこのようなことが何度となく繰り返され

国会審議が空洞化し続けてきた。

これは説明する能力がないか、

または説明すると都合が悪いから詭弁で誤魔化している
(例えば具体論になると辻褄が合わなくなり突っ込まれるから)

としか受け取りようがない。

いずれにしろ政治家として不誠実であり

危なくて国の政治を任せられない。


                         ヨウジ
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P.S.小泉首相はこれまでどのような問題についても
    根拠ある明確な説明をしたことが一度もないから
    やはり、直感で大まかに考え、それ以上のことは
    良く考えないで言っているのではないか。
    極めて単純に考え、それを信念とし、
    誰に何を言われようが強情に突っぱね
    同じ言葉を繰り返すだけなのだ。
    人の言うことに耳を貸さない石頭。
    状況が変わっても同じ言葉を言い続ける柔軟性のない石頭。

    現代は封建制の戦国時代とはまったく違うぞ。
    固定観念を捨て、現実を観よ!



#7698/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/11  12:14  ( 36)
@コラム401 パレスチナ問題にテロ問題が凝縮  ヨウジ
★内容
イスラエルの故ラビン首相が生きていれば、
アラファト議長との間で合意が成立し
もう既にパレスチナ和平は実現していたはずだ。
ところが寸前のところで右派の同国人に暗殺され和平は実現しなかった。
恐らく右派の陰謀だろう。
右派はパレスチナ国家樹立や聖地を分け合うことを許したくないからだ。
一歩も譲らず最大限自己の利益を維持・拡張するという
偏狭なナショナリストだからだ。
政治的にも軍事的にも虐げられた弱い立場のパレスチナ人民の怨念が
イスラム過激派の自爆テロとして表れているのだ。
歴史的に観ればパレスチナ人は武力で領土を奪われた被害者であり
単に和平交渉中に自爆テロを起こしたのはパレスチナ側だから
「アフガニスタンにおけるテロとの戦いと同じだ」で
片付けられる問題ではない。
問題解決には国連による仲介が必要だが、
これまで幾度となく米国の拒否権で潰された。
パレスチナ問題に今日のテロの問題が凝縮されていると言って良い。
米国が言うような文明否定とか文明の対立が問題の本質ではない。
利益を独り占めしようとするエゴイズムと
反エゴイズムとの戦いなのだ。


                         ヨウジ
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P.S.この問題の真理を発見した。今朝の朝日新聞の中に。
    客観的に中立的に非常に良く説明されている。

    「テロは世界を変えたか」
    エジプト国立社会犯罪研究所顧問
    アハメド・マグドゥーブ氏に聞く



#7699/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/12  15:01  ( 25)
@コラム402 究極のエゴイズム  ヨウジ
★内容
他の国が持つことは許さず

他のどの国よりも優る大量破壊兵器を保持し

反エゴイズムは力で抑え込む。

これぞ究極のエゴイズム。

イスラエルが核兵器・戦闘機・ミサイルなどで

丸腰のパレスチナ人を自治区に封じ込め支配しているように、

アメリカは核兵器とその他の様々な大量破壊兵器を独占的に保持し

世界を政治的・経済的に意のままに支配する。

これぞ帝国主義の完成形。


P.S.ブッシュ大統領はこの戦争を「自由(民主主義)を守るための戦い」
    と言っているが、どうもこれではしっくりしない。
    「自由」を「国益」に置き換えると納得できるのだが。

    「単独行動主義」もこれで説明できる。「我こそは世界の支配者なり」
    と思っているからだ。



#7700/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/13  12:32  ( 42)
@コラム403 敵を使った関係改善では喜べない ヨウジ
★内容
敵を使った関係改善や関係強化では喜べない。

それは世界を分断することであり、

永久に平和は訪れない。

世界が結束しているように見えるのは

力で従わせているからだ。

人々の心の中は却って引き裂かれている。

敵がなくなるとまた元に戻る。

和解し、人々をテロに追いやる原因をなくすべきだ。

そうすればテロリストは生まれないし

テロリストがミサイルを手に入れる必要性もなくなり、

MD(ミサイル防衛システム)などという

飛んでもなく高価で困難な代物を作らないで済む。

そしてその分お金や労力や時間を

人々の平和や幸福のために使うことができる。

だから世界は和解すべきだ。


P.S.故ラビン首相も最初は武力で報復したそうだ。
    しかしその後、武力では解決できないことを悟った。
    譲歩することで和平が実現するはずだった。
    ところがその後は知られているような経緯を辿り
    今日のような最悪の事態になってしまった。

    報復戦争がこんなに酷い大不況をもたらした。
    大量の爆弾で破壊されたアフガニスタンの復興費用も莫大だ。
    今後のテロ対策にも膨大な予算と労力が必要となり、
    おまけに人々の自由も束縛される。
    和解した方が遥かに安くて自由で、そして平和になる。



#7701/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/14  17:09  ( 54)
@コラム404 ABM脱退で帝国主義の完成近付く ヨウジ
★内容
ロシアでさえ安全保証に影響のあるABM条約から
米国が一方的に脱退を宣言しても
消極的ながら承認せざるを得なかった。
これは米国との関係が悪化すれば
米国の支配下にあるグローバル経済の元では
やって行けなくなるからだ。
日本などはオウム同然であり、
米国がMD(ミサイル防衛システム)を推進すると言えば
MDは必要ですね、良いことですね、と賛成し、
場合によっては資金的技術的協力も拒まないし、
アフガニスタンに報復攻撃すると言えば
何はさておき支持を表明し、
自衛隊派遣を要請されれば憲法の枠外の
国のあり方に関わることなのに
総理大臣が国会で詭弁答弁をし誤魔化し
慌てて派遣を可能にするための法律を作ってしまう有り様。
今回のABM条約脱退でも即座に賛意を示した。 
これは戦後56年も経つのに日本には未だに全国あちこちに米軍基地があり、
経済を米国に依存しているという弱みがあるからだ。
中国・韓国を初めとする東南アジア諸国も日本以外のアンブレラ諸国も
メキシコや南米諸国もアラブ諸国も
EU諸国もその他世界中の国々が
政治的に軍事的にあるいは経済的に米国の支配下にあり
米国の意向には逆らえないからだ。
だから、この上米国がMDを手にすれば
核兵器についても他の核保有国から抜きん出て
更なる圧倒的支配力を持つことになる。
例えば中国−台湾問題については
現在は核抑止力により均衡が保たれているが、
米国がMDを持てば
米国はより強硬な戦略を取ることができる。
中国の核ミサイルを無力化しながら
トマホークミサイルや巨大爆弾などで
政権の中枢を叩くことも可能となる。
米国が嫌う共産主義をこの世から消し去ることが可能となるのである。
米国にとってもう怖いものは何もなくなるのだ。
中国がMDを恐れ反対するのは当然のことである。
このように世界各国が目先の利益から米国の横暴を許してしまうことの
繰り返しから
もう、誰にも止められない米国一極支配の世界が
帝国主義の完成形ができ上がってしまうのである。


                         ヨウジ
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P.S.世界に牽制する勢力がなくなれば米国はより一層横暴となり、
    米国に独裁政権が誕生すれば、世界は恐怖政治を味わうよりなくなる。
    米国だけに特権を与える理由などどこにもないのである。



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