AWC 連載



#7668/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/09/28  17:07  ( 34)
@コラム383 非戦闘行為なら合憲?  ヨウジ
★内容
小泉首相は非戦闘行為なら憲法の枠内(自衛権の範囲)である
という趣旨のことを言っています。
これは一見正しいように聞こえますが、
良く考えると違憲であることが分ります。

1.日本の安全と直接関わりのない地域への自衛隊の派兵であるという意味で
  違憲。また、周辺事態法で定める周辺事態にも当たらない。日米安保でも
  日本が米国を防衛する義務は負っていない。

2.テロ攻撃を受けたのは米国であり、米国が自衛権を行使しようとしているの
  だから、日本の自衛権の範囲外なので違憲。周辺事態法と日米安保について
  は1番と同様。

3.難民救済は非戦闘行為と言えるが、戦闘行為に不可欠な武器弾薬やその他の
  物資の輸送や燃料補給や兵員への医療行為は戦闘地域とは一線を画する地域
  であっても非戦闘行為とは言えず、増して自衛権でもない。自衛権の範囲外
  の参戦に他ならない。

 国際協力で日本がやるべきことは、テロリストの資金源を断つとか、入出国管
理の強化とか、捜査情報の交換等々、警察機関の取り締まり強化である。
 この「国際協力で」というところを防衛問題にすり替えて、これを口実に憲法
や既存の法律の枠を壊そうとしている。米国が日本に本当に期待していることは
軍事支援などではなく、他の国に対して期待していることと同様、自らが起こす
戦争行為に対する大義名分なのである。だから一番肝心なことは米国を支持する
ことであり、憲法の枠を超えた支援をすることではないのだ。


                              ヨウジ
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#7669/7701 連載
★タイトル (AZA     )  01/09/30  23:11  (200)
U.L. 〜 the upper limit 〜  10.二十の炎   永山
★内容
 カードが一枚、ひらひらと舞い落ちた。床に着地したそれを、立会人が拾い
上げる。
「ハートのエース。柄は公式カードと全く同じだ」
 立会人はカードを手にかざしながら、重々しい口ぶりで言った。椅子の上の
ゲットマンは、左肘を押さえ、脂汗を流している。汗の理由は、痛みのためだ
けではない。
 肘を押さえる右手にも、一枚のカードが握り込まれていた。カシアスが手を
伸ばすと、ゲットマンはあきらめたように放り投げた。
「こっちは……ハートのキングか」
 手に取ると、やはり公式カードと同じ表模様を持つ、ハートのキングだった。
カシアスはその札を立会人にやった。
「ふむ。このどちらかを、伏せ札とすり替える。それがゲットマン、おまえの
いかさまのやり口か。エースかキングが配られれば、ラッキーという訳だ。対
戦相手の札を先にめくらせたがったのは、万が一にも、すり替え用のカードと
同じカードが現れたら困るからだな」
 立会人から見下ろされ、ゲットマンはしばらくの間、黙り込んだ。
 カシアスもまた、口を閉ざす。いかさまの暴かれる場面に居合わせた経験は、
何度かある。自分自身が敵の他愛ない不正を見破ったことも二度ほどある。し
かし、それらは全て娑婆でのギャンブルでの話。
 監獄都市のギャンブルでいかさまが発覚した場合、自分はどんな態度を取れ
ばいいのか、さっぱり分からなかった。これが、自分とゲットマンの二人だけ
なら、殴り掛かることもあり得るかもしれないが、これだけの人の目があると
ころで、いかに相手が不正を働いたとは言え、暴力に出るのはまずかろう。
(無実の罪で入っているとは言え、扱いは他の囚人連中と変わらない。面倒を
起こしたら、立場を悪くするだけだ)
 その程度の思慮は働く。あとは、立会人の動きを見守るだけだ。
 果たして立会人は、舌なめずりをしたあと、朗々と言い放った。
「カードすり替えの不正を試みたことを認めるのか、認めないのか。その口で、
はっきりと答えてもらおう」
「……そのカードが、雄弁に真実を物語っているだろうが」
「認めるのか否か、その口で、はっきりと答えよ!」
 変わらぬ主旨の問い掛けを、厳しい調子になって質す立会人。今にもテーブ
ルを殴り付けそうだ。圧迫感が溢れ出る。
「認める」
 ふてくされた風に言い、コインの詰まった袋をテーブルに置く。立会人がそ
れを取り上げた。
「公式ギャンブルでの不正行為は、全て一律に処理される。まず、勝負開始前
に所持していた額の半分を不正行為の発見者に支払う。小数点以下は切り上げ
る。
 次に、不正行為を働いた、または現に働こうとしていた勝負において賭けて
いた全額を、対戦相手に無条件で渡す。
 上二つを実行するに際し、不足が生じた場合は、発見者の権利を優先させる」
 一旦、息を継ぐ立会人。
「さて、この定に従うと……ゲットマン、おまえは、二万六千百七十四枚を所
持していたため、その半額に当たる一万三千八十七枚を、発見者であるカシア
スに支払う。さらに、この勝負に賭けた全額一万百一枚を、対戦者であるカシ
アスに支払う。
 なお、これを拒否すれば支払いを一時的に監獄都市ウォーレンが肩代わりし、
裁判が開かれる。この裁判でおまえが敗北すれば、マイナー送りとなる」
 ゲットマンは鷹揚に首肯し、支払いを済ませた。大量のエッジコインが、カ
シアスの側へ押しやられる。
(マイナー?)
 受け取るのも上の空で、カシアスの脳裏にはその単語が引っかかっていた。
「ゲットマン。勝負を続けるか? 時間はまだ四十五分以上残っている」
「……二千九百八十六枚で、カシアスとやり合えと言うのか? 冗談じゃない」
 怖気を振るったように、首をすくめたゲットマン。伏せがちにしていた両眼
を、ようようのことでカシアスに向ける。
「確かに、強いな」

 公式ギャンブル緒戦を乗り切ったカシアスは、グレアンを探した。何を置い
ても、まず礼を言わねば。いや、言葉だけでなく、見合った金額を支払う必要
があるだろう。
(感謝はしてるが、後腐れのないように、早く清算しておかないと。それに、
マイナーについても聞きたい)
 なかなか見つからない。グレアンはまだ今日の公式ギャンブルをしていない。
ちょうど入れ替わりに、勝負の場に出向いていったのかもしれない。その可能
性に気付く。
 と、うろついていると、獄吏に見咎められてしまった。
「終わった者は、早く出て、獄舎に戻れ」
「そういう規則なのか。知らなかった。だが、勝負が終わった連中でも、残っ
ている奴がたくさんいるようだぜ。俺もこのあと観ていたいんだが、どうすれ
ばいい?」
「……ふふん」
 何故か鼻を鳴らし、嬉しそうにする獄吏。逃走や暴動に備えての物だろう、
手にした金属製の棒を下げると、手帳を取り出し、何やらメモをする。
「カシアス=フレイム、おまえは新入りだったんだな。強いから、てっきり、
常連かと思い込んでいたよ」
「……ああ」
 よく飲み込めないので、曖昧に返答するカシアス。そんな彼の意図を汲むか
のように、獄吏は言った。
「観戦を続けるには、一定の額を払わねばならん」
「何だ、そういうことか。どれほど出せばいいんだ?」
「手持ちの三割だよ」
「何?」
 思わず、声が大きくなる。一定の額と言うから、わずかなコインで済むと思
っていたが、どうやら違うらしい。あるいは、この獄吏がふっかけているのか。
(いや、それも変だ。エッジコインを何枚稼ごうと、外の世界では役立たない
はずだ。獄吏がこんな物、ありがたがる訳がない。……しかし、アダムスキー
みたいな奴もいるしな)
 門番のことを思い出した。判断しかねたカシアスは、様子を見ようと決めた。
それしかなかった。
「不満があるなら、賭けで決めるという選択も用意されている。カシアス君に
とっては、うってつけではないかな」
 獄吏の表情は、ますます嬉しそうに歪む。長年に渡って囚人達のギャンブル
を目の当たりにする内に、自らも中毒になった――そんな目つきをしている。
「私とのギャンブルで勝てば、一切支払わなくていい。負ければ、手持ちの半
分を差し出す。どうだ? どっちを選択する?」
「半分、か……」
 負けて失う量が、相当にきつい。普通なら、勝負せずに三割払うか、いっそ
観戦をあきらめるのも道だ。対戦相手の特徴を知りたければ、グレアンのよう
な情報屋から買う方が、よほどましだろう。
 カシアスは、念のため、探りを入れた。
「俺が勝てば、何エッジか都合してくれるなら、考えてもいいんだが」
「ふむ。私一人が都合できるのは、せいぜい五千エッジがいいところだが、そ
れで満足するなら、ぜひ勝負しよう。カシアス=フレイム、おまえと戦ってみ
たいのだ」
 獄吏は表情にこそ興奮の色を浮かべていたが、口調は平板そのものだった。
その好対照ぶりが、凄みを生む。受けなければ、理由をでっち上げておまえの
コインを巻き上げるぞ、と脅しを掛けてきているようにさえ、カシアスには感
じられた。
「勝負を受けるには、条件が二つある」
 だめ元で提案するカシアス。拒絶されれば、最初からこの話はなかったこと
にする。それでもなおこの獄吏がごねたとしても、そのときはそのとき。なる
ようになれ、だ。
「条件を付けるのか。しかも二つも!」
 腹を抱える仕種をし、短く、しかし大声で笑う獄吏。口を閉じると、カシア
スを睨みつけた。
「賭事に強いからと、増長してるようだ。私がまっとうな宮仕えであるのに対
して、おまえは罪人であることを忘れるなよ」
「濡れ衣だ。はめられたのさ」
 この点だけは譲れない、という意識が働き、思わず口走った。獄吏は顎を撫
で、品定めするような目つきになった。
「ふん。ならば、何故ここにいる」
「裁判でさらに争うよりも、偽りでもこうして獄に入った方が、生還の可能性
が高いと言われたんでね」
「確かに、おまえの腕前なら、ギャンブルに挑む方が、遥かにましだろうな。
ここでの暮らしを、短くできるって訳だ」
「どうでもいい。そちらには無関係だろう。それよりも条件を聞いてくれるの
かどうか、はっきりしてほしいね」
 強気に出るカシアスに、獄吏は面倒臭そうにうなずいた。受けて、二つの条
件を順番に示す。
「まず、どんな賭けなのか、事前に明らかにすることだ」
「ふむ。返事は保留して、先にもう一つの条件を聞こう」
「俺の勝ちが五千エッジとは安すぎる。倍の一万エッジを要求する」
「倍だと。調子に乗ってやがる」
 吐き捨て、肩をすくめた獄吏。彼は左右に目を配ってから、改めて言った。
「先も言ったように、五千がせいぜいだ」
「一人につき五千エッジを都合できるのなら、俺と、俺の次に相手する奴の分
を足し合わせればいい。合計で一万エッジだ」
「何と」
 言ったきり、怯んだように獄吏は固くなった。そこへ畳み掛けるカシアス。
「本心では、十人分まとめて、五万エッジを提示したいところだぜ。獄吏さん
よ、どうせ五千がせいぜいなんて、出任せだろう? 少なくとも一万は行ける
と踏んだんだが、どうかな」
「……当たりだ」
 獄吏はカシアスに向かって、手を叩いた。
「よし、おまえが勝てば、一万エッジを出してやる。無論、最初の条件も飲も
う。私の用意するギャンブル、お気に召すかな」
「条件を飲んでくれてありがたいんだが、早くしてくれないかな。俺にも都合
ってものが」
 グレアンのことを頭の片隅で気にしながら、急かす。
 獄吏は立会人に足を運んでくれるよう、依頼の連絡を入れると、再びカシア
スに向き直った。
「私もそれなりに忙しいが、勝負の前に、名乗るぐらいの時間はある。ケン=
コルテツだ」

 ケン=コルテツの提案したギャンブルは、カシアスの全く知らない、単純だ
が風変わりなゲームだった。
 最初に、マッチ棒を双方二十本ずつ持つ。各人は相手から見えないよう、マ
ッチ棒何本かを両手で包むように握ったあと、自分と敵のマッチ棒の合計本数
を予想する。それから各自手を開き、マッチ棒を見せて、実際の合計本数を出
し、予想との差をしそれぞれ絶対値で表す。無論、値の小さい方がよい。
 元の二十本から握った本数分を取り除き、次の勝負に移る。これを五回行い、
絶対値を足していき、最終的に小さい値の方を勝ちとする。同値の場合は、再
び二十本を持ち、サドンデス方式で一回勝負を行う。
 細かなルールとしては、以下の点がある。握る本数はゼロでもかまわない。
五回勝負を終えるまでに、二十本全てを使い切らねばならない。
「予想というのは、口頭で言うだけなのか?」
 立会人同席の下、カシアスはコルテツに尋ねた。疑問が浮かんだからだ。
 コルテツは、濃い眉を怪訝そうに寄せた。顎をさすりながら、聞き返す。
「そのつもりだが、何か問題があるか?」
「大声で同時に言うのか、それとも順番に言うのか、はっきりしてなかった」
「なるほど。順番に言ったのでは、後手の方が有利。同時に叫ぶのは、聞き取
りにくく、言い直しをしていたら、そこに詐術の入り込む隙間ができる、とい
う訳だな。そこに気付くとは、さすがだ、カシアス」
 コルテツは満足げに表情をやわらげ、立会人に書く物を用意するよう、身振
り手振りをした。立会人もあらかじめ承知していたらしく、懐からメモ帳とペ
ン一式が二組、たちどころに現れる。
「これに書き付けることにする。文句あるまいな?」
「ああ、いいとも」
 応じながら、カシアスはメモ帳とペンを引き寄せた。
 公式ギャンブルの熱気のこもった会場を隣りに、立会人が勝負方法の確認を
し、カシアスと獄吏のゲームは静かに始まった。
「コルテツ……さん。これは、先に予想を書くしかないな。マッチ棒を握った
ら、書けなくなる」
「当然」
 そう言うコルテツは、すでに書き終えた。カシアスはしかし、相手のペース
に乗るまいと心掛ける。
(急ぐ必要はない。時間制限の取り決めは、一切なかったのだから、じっくり
考えろ。向こうにとってはほんのお遊びでも、俺にとっては命に関わるゲーム
なんだからな)
 カシアスは伏し目がちにし、どんな戦略を取るべきか、脳細胞を働かせるこ
とに集中する。
(このゲームみたいに、回数の定められている勝負は、終わりから考えるのが
常道だったな、確か。第五戦には残していた本数を全て、賭けなければならな
い。たとえば十本なら十本、全部。これは俺もコルテツも同じ。さらに、相手
の残している本数の把握は容易だから、第五戦に関しては、ともに正解を出せ
る。絶対値0は確定だ)

――続く



#7670/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/03  22:17  ( 53)
@コラム384 米国は9月11日以降も変わっていない ヨウジ
★内容
テロ事件があった9月11日以降アメリカは変わったというが、
私は何も変わっていないと思う。
ソ連が崩壊し、冷戦後唯一の超大国となった米国は
その圧倒的な経済力と軍事力に物を言わせ
ここ数年横暴さが目立っていた。
特に現ブッシュ政権になってからは単独行動主義と言われ、
米国の反対で国際条約がことごとく潰されて来た。
世界規模の通信傍受(エシュロン)の悪用疑惑。
政治・経済分野における国益優先のための二重基準(ダブル・スタンダード)。
京都議定書からの一方的離脱宣言。
国益のため地雷や銃の規制の国際条約に反対。
パレスチナ問題で国連決議に拒否権発動。
CTBT批准の拒否。
EUやロシア等世界各国が反対する中での
ABM条約の一方的破棄とミサイル防衛構想の推進強行等々・・・
テロ事件はちょうど米国の横暴が頂点に達したところで起こった。
確かにテロ事件への対応でブッシュ政権のイメージは一変した。
単独行動主義から国際協調主義へと変わった。
滞納していた国連の分担金も方針転換して一部支払いを決めた。
しかし、これは報復攻撃とテロ撲滅のためには
どうしても世界各国の協力が必要だったからだ。
つまり、国益追求のための国際協調なのだ。
国益優先は利己主義から来る。
単独行動主義も自己中心的発想と利己主義から来る。
よって、米国は利己主義ということでは
9月11日以降も変わっていないと言える。
冷戦時の共産圏勢力に代わって出てきたテロの脅威が
米国の横暴を一時的に抑えているに過ぎない。
ブッシュ政権が率いる米国が
これを切っ掛けに良識を取り戻し、
これまで世界から厳しい批判を受けてきた諸問題についても
利己主義を改め国際協調主義を優先させることができれば
世界の未来は明るくなり、
テロリズムの根もなくなるのだが・・・


                     ヨウジ
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P.S.戦争という破壊行為では生活できないばかりか、
    経済の足を引っ張るだけである。
    人類全てにとって戦争はできれば回避すべきものである。
    結果としての戦争に対処するより
    戦争に至った根本原因をなくすことの方が何十倍も重要である。
    犯罪には必ず動機がある。
    金、権力、名声、性、嫉妬、怨恨、等々・・・
    テロの動機は何か?
    テロリストを殺せば済むのか?



#7671/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/04  21:46  ( 64)
●新・権力の陰謀bW 三重の妨害   ヨウジ
★内容
普通の日本人である私は三重に妨害され続け
この20数年ずっと辛苦で惨めな人生を過ごさざるを得なかった。

一つ目は28年前に都庁の職員になってから始まった
官僚主義の徹底的な組織的迫害による妨害。
2年後、心身共に弱り切り退職に追い込まれる。
しかし、退職も追い打ちを掛けられ、
なかなか就職できず、
将来に希望の持てない暗く辛い日々が続いた。
この差別は18年前からは警視庁という警察の官僚組織に引き継がれ
1日も休むことなく自宅に見張りが付けられ
私の外出に対して100%の確率で尾行・嫌がらせ工作が行われている。
せっかく就職し一生懸命働いていたにも関わらず
長く会社にいられないよう表裏から工作され、
10年前まで勤めていた会社を最後に
もう10年間も失業し、二度と就職できなくなる。
権力による妨害。
●権力の陰謀。
陰謀の被害者になるために生まれたような人生。


二つ目は日本経済のバブル崩壊とその後の
経済の長期低迷による妨害。
全国民の生活に関わる経済の根幹がマネーゲームと呼ばれる
世界規模のギャンブルにより動かされているという現実。
猫も杓子も財テクに興じていた日本人も馬鹿だが、
何も生産せずコンピュータ操作で市場に混乱を引き起こし
暴利をかすめ取る悪意を防げない制度と
これを容認している国も悪い。

三つ目はマイクロソフトの独占による妨害。
日本では95%を牛耳り、
私が働いていたソフトウェア業界が駄目になった。
国益優先でアメリカは独占を防ぐ手立てを故意に怠った。
日本は自動車・家電など他の工業製品を輸出しているから
アメリカに何も文句を言えない。
国産OSだったTRONも潰され
マイクロプロセッサもOSも日本の出る幕がなくなった。
メモリも東南アジア各国の追い上げを受けて敗退。
日本はハードウェアもソフトウェアも組み立て輸入商社に成り下がった。
主要なソフトウェアのほとんど全てをアメリカが独占し、
日本はそれを輸入してアプリケーションを作るだけ。
日本のソフトウェア業界が
そういう忙しいだけで儲からない業界になったことも
私の失業に大きな影響を与えた。

個人ではどうすることもできない悪意のある巨大な力。
グローバリゼーションに対する反対運動を行なう人々や
テロリストの気持ちが良く分る。
三重の妨害。
耐えて耐えて
一生不幸のままで終わる私の人生。
妨害する国家権力と知らん顔する人々。
奪われ続ける人権。
三重の妨害。


                          ヨウジ
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#7672/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/05  10:28  ( 45)
@コラム385 小泉首相は口先でなく行いで示せ ヨウジ
★内容
「戦没者に哀悼の誠をささげる」
「何で批判されるのかわからない」
小泉首相の分らず屋振りはあの時と何も変わっていない。

この程、日中関係改善のため訪中して
先の戦争に対しての
「反省とおわび」のお持ちを伝えに行くとのこと。
しかし、戦後56年も経った今また
何故改めてそのようなことを
わざわざ言いに行かなければならないのか。
そもそも関係悪化の原因は
歴史教科書問題に対する日本政府の対応と
小泉首相自身の言動(靖国参拝強行)という
近隣諸国に対する配慮の欠如から来ている。
それなのに小泉首相は先の所信表明演説でも
靖国参拝について微塵の反省の気持ちも示さず、
あの時と同じ趣旨の発言を繰り返した。
分らず屋にも程がある。
口先で反省とおわびをするより
軍国主義の曰く付きの物との関係を断ち切れば解決するのに
逆に軍国主義の精神的支柱でA戦犯が祀られている
靖国神社への参拝を強行したのだから
関係が壊れるのは当たり前だ。
近隣諸国だけでなく日本国民もまた軍国主義の被害者だったので
政治家がそのような曰く付きの物に首を垂れに行くような行為には
思想的疑念と危惧の念を持たざるを得ない。
多数の右翼の街宣車と迷彩服の輩が行き交う
異様な雰囲気の靖国神社なのだから。
戦没者に哀悼の誠をささげたり、
戦争の反省をするなら
国内外から批判されない
もっと相応しい場所で行なうべきだ。


                         ヨウジ
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P.S.テロに関する国会答弁も「靖国」調になっている小泉首相。
    野党から何を言われても曖昧語で心情を述べるだけで憲法を軽視。
    (あの時は対外関係を軽視)



#7673/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/09  15:00  (233)
◎2001年9月度 CO2削減実績報告 〜その@〜 ヨウジ
★内容                                         09/12/13 11:17 修正 第2版

 深刻さを増す地球温暖化問題に対して1地球人である私としても何とかしたい
と数年前からCO2 削減に取り組んで来ました。更に1999年からは1997
年12月の『地球温暖化防止京都会議』で定められた国別の削減目標の内、日本
の削減目標である2008年−2012年までに1990年レベルより6%削減
する」という数値目標に習って、我が家の削減目標を設定し、削減に取り組んで
来ました。1999年、2000年とも削減目標は達成できましたが、この問題
については「これで十分」ということはなく削減できればできる程良いので、今
年も更なる削減に向けて引き続き努力して行くことにしました。
 今年2001年の我が家のCO2削減実績を1カ月ごとに途中経過を報告して
行きます。以下に計算結果を順を追って示します。


1.2001年のCO2削減目標

       年    電気    ガス   水道       CO2
           KWh    m3    m3        Kg
排出実績 1990 5468  611   242   1085.9 ←基準年
削減実績 2000 3845  476  220   801.2
  率%    −29.7 −22.1  −9.1 −26.22%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
削減目標 2001 3760  417  214   752.3
削減率%    −31.2 −31.8 −11.6 −30.72%
                                                    ^^^^^^^^^^^^^^
2.削減目標の詳細

 (1) 電気=3760x0.12= 451.20Kg
  (2) ガス= 417x0.64= 266.88Kg
  (3) 水道= 214x0.16=  34.24Kg
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   2001年のCO2 排出目標 752.3Kg(炭素換算)
             (削減率 30.72%)

3.今月までの実績

 (1) 電気・・・・・・削減目標 −31.2%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)---------------------------
--------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10    
 11     12     計
 ----------------------------------------------------------------------------
--------------------
 1990  572    467    381    367    437    359    547    774    523    375    
311    355   5468
 (CO2)  68.64  56.04  46.08  44.04  52.44  43.08  65.64  92.88  62.76  45.00 
 37.32  42.60 656.16
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1998  515    441    360    448    446    374    607    644    575    421    
460    366   5647
 (CO2)  61.80  52.92  43.20  53.76  53.52  44.88  72.84  77.28  69.00  50.52 
 55.20  43.92 677.64
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1999  448    383    396    380    390    514    548    622    665    342    
302    280   5270
 (CO2)  53.76  45.96  47.52  45.60  46.80  61.68  65.76  74.64  79.80  41.04 
 36.24  33.60 632.40
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 2000  359    307    305    287    345    315    373    389    350    276    
295    244   3845
  (CO2)  43.08  36.84  36.60  34.44  41.40  37.80  44.76  46.68  42.00  33.12 
 35.40  29.28 461.40
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 目標  350    300    300    280    330    300    360    375    350    276    
295    244   3760
  (CO2)  42.00  36.00  36.00  33.60  39.60  36.00  43.20  45.00  42.00  33.12 
 35.40  29.28 451.20
    累  350    650    950   1230   1560   1860   2220   2595   2945   3221   3
516   3760   3760
  (CO2)  42.00  78.00 114.00 147.60 187.20 223.20 266.40 311.40 353.40 386.52 
421.92 451.20 451.20
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 実績  310    271    282    255    296    293    355    369    309
  (CO2)  37.20  32.52  33.84  30.60  35.52  35.16  42.60  44.28  37.08
    累  310    581    863   1118   1414   1707   2062   2431   2740
  (CO2)  37.20  69.72 103.56 134.16 169.68 204.84 247.44 291.72 328.80
 ----------------------------------------------------------------------------
--------------------
  達成率112.9  111.9  110.1  110.0  110.3  109.0  107.7  106.7  107.5%


  (2) ガス・・・・・・削減目標 −31.8%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)---------------------------
-------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10    
 11     12     計
 ----------------------------------------------------------------------------
-------------------
 1990   94     79     71     52     48     38     32     28     30     37    
 44     58    611
  (CO2)  60.16  50.56  45.44  33.28  30.72  24.32  20.48  17.92  19.20  23.68 
 28.16  37.12 391.04
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1998  159    111     94     57     50     43     32     31     36     45    
 45     54    757
  (CO2) 101.76  71.04  60.16  36.48  32.00  27.52  20.48  19.84  23.04  28.80 
 28.80  34.56 484.48
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1999   89     70     59     41     43     26     32     27     30     33    
 36     46    532
  (CO2)  56.96  44.80  37.76  26.24  27.52  16.64  20.48  17.28  19.20  21.12 
 23.04  29.44 340.48
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 2000   72     57     52     43     37     33     27     19     24     35    
 40     37    476
  (CO2)  46.08  36.48  33.28  27.52  23.68  21.12  17.28  12.16  15.36  22.40 
 25.60  23.68 304.64
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 目標   55     44     40     40     35     31     25     19     22     33    
 38     35    417
  (CO2)  35.20  28.16  25.60  25.60  22.40  19.84  16.00  12.16  14.08  21.12 
 24.32  22.40 266.88
    累   55     99    139    179    214    245    270    289    311    344    
382    417    417
  (CO2)  35.20  63.36  88.96 114.56 136.96 156.80 172.80 184.96 199.04 220.16 
244.48 266.88 266.88
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 実績   48     27     29     21     24     20     15     13     16
  (CO2)  30.72  17.28  18.56  13.44  15.36  12.80   9.60   8.32  10.24
    累   48     75    104    125    149    169    184    197    213
  (CO2)  30.72  48.00  66.56  80.00  95.36 108.16 117.76 126.08 136.32
  ----------------------------------------------------------------------------
--------………………
 達成率114.6  132.0  133.7  143.2  143.6  145.0  146.7  146.7  146.0%


  (3) 水道・・・・・・削減目標 −11.6%

 ----------------------- 月別排出目標と実績(m3)---------------------------
-------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10    
 11     12     計
 ----------------------------------------------------------------------------
-------------------
 1990    -     30      -     42      -     40      -     46      -     39    
  -     45    242
  (CO2)   -      4.80   -      6.72   -      6.40   -      7.36   -      6.24 
  -      7.20  38.72
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1998    -     50      -     47      -     51      -     49      -     44    
  -     45    286
  (CO2)   -      8.00   -      7.52   -      8.16   -      7.84   -      7.04 
  -      7.20  45.76
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 1999    -     38      -     34      -     43      -     40      -     42    
  -     36    233
  (CO2)   -      6.08   -      5.44   -      6.88   -      6.40   -      6.72 
  -      5.76  37.28
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 2000    -     36      -     32      -     38      -     41      -     38    
  -     35    220
  (CO2)   -      5.76   -      5.12   -      6.08   -      6.56   -      6.08 
  -      5.60  35.20
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 目標    -     35      -     31      -     37      -     40      -     37    
  -     34    214
  (CO2)   -      5.60   -      4.96   -      5.92   -      6.40   -      5.92 
  -      5.44  34.24
    累    -     35      -     66      -    103      -    143      -    180    
  -    214    214
  (CO2)   -      5.60   -     10.56   -     16.48   -     22.88   -     28.80 
  -     34.24  34.24
  ……………………………………………………………………………………………………
…………………………
 実績    -     30      -     28      -     37      -     38      -           
  -
  (CO2)   -      4.80   -      4.48   -      5.92   -      6.08   -           
  -
    累    -     30      -     58      -     95      -    133      -           
  -
  (CO2)   -      4.80   -      9.28   -     15.20   -     21.28   -           
  -
  ----------------------------------------------------------------------------
--------------------
 達成率       116.7         113.8         108.4         107.5%


  (4) CO2 ・・・・・削減目標 −30.72%

 --------------------------- 月別排出目標と実績(Kg)----------------------
--------------------
  年     1      2      3      4      5      6      7      8      9     10    
 11     12     計
 ----------------------------------------------------------------------------
--------------------
 1990   68.64  56.04  46.08  44.04  52.44  43.08  65.64  92.88  62.76  45.00 
 37.32  42.60 656.16
 1998   61.80  52.92  43.20  53.76  53.52  44.88  72.84  77.28  69.00  50.52 
 55.20  43.92 677.64
 1999   53.76  45.96  47.52  45.60  46.80  61.68  65.76  74.64  79.80  41.04 
 36.24  33.60 632.40
  2000   43.08  36.84  36.60  34.44  41.40  37.80  44.76  46.68  42.00  33.12 
 35.40  29.28 461.40
 目標   77.20  69.76  61.60  64.16  62.00  61.76  59.20  63.56  56.08  60.16 
 59.72  57.12 752.32
    累   77.20 146.96 208.56 272.72 334.72 396.48 455.68 519.24 575.32 635.48 
695.2  752.32 752.32
 実績   67.92  54.60  52.4   48.52  50.88  53.88  52.20  58.68  47.32
    累   67.92 122.52 174.92 223.44 274.32 328.20 380.40 439.08 486.40
 ----------------------------------------------------------------------------
--------------------
  達成率113.7  119.9  119.2  122.1  122.0  120.8  119.8  118.3  118.3%
                                                                ^^^^^^

注1)3の(3)項、水道に奇数月の実績が入っていないのは、私の住む自治体の
   水道料が検針も集金も1カ月置きだからです。計算の便宜上奇数月の使用
   量は0とします。

注2)今月よりCO2を少数第2位まで表示するようにしました。

そのAへ続く
                                  ヨウジ
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#7674/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/09  15:00  ( 64)
◎2001年9月度 CO2削減実績報告 〜そのA〜 ヨウジ
★内容                                         09/12/13 11:18 修正 第2版

4.考察

   今年は残暑もほとんどなく、9月から季節を先取りする形で秋が深まって
  行きました。我が家は温暖化対策で夏季もエアコンを使わず扇風機だけで済
  ましていますが、その扇風機さえ余り必要ありませんでした。
   しかし、私たちの贅沢な暮らしにより大気中のCO2濃度は凄い勢いで増
  加し続けているので、来年以降の夏がこのまま楽に推移して行くわけではあ
  りません。次第に暑さは厳しさを増し、最高気温、最低気温ももっと高くな
  り、それに連れて熱中症による死者も増えます。それから大雨洪水や干ばつ
  ・水飢饉などの異常気象も激化・頻発するようになります。日本は温帯から
  亜熱帯の気候に変化し、植生や河川・湖沼・海洋の環境も激変し、食料危機
  になる可能性も高まります。生きて行くのが大変な、地球は過酷な環境へと
  破壊の一途を辿ることが確実です。事態の深刻さを有りのままに受け取り、
  早め早めに対策を講じる必要があります。私たち一人一人の意識が地球環境
  の破局を防ぎます。それぞれの立場で日々できることを根気良く実行するこ
  とが問題解決に繋がります。私たちは皆、被害者であると同時に加害者なの
  ですから。
   それでは今月の実績を見て行きます。電気は目標350KWhのところ実
  績309KWhと余裕を持って目標を達成できました。やはりこれは残暑が
  余りなかったからだと考えられます。年初からの累計でも目標2945KW
  hのところ実績2740KWhとなり、達成率107.5%で今月も余裕を
  残して目標を達成できました。
   ガスは目標22m3のところ実績16m3と今月も目標より大幅な削減とな
  りました。ただ、涼しくなるのが早かった分、先月の13m3よりは多くな
  りました。水温が低くなるとお風呂に使うガスの使用量が驚く程増えるから
  です。年初からの累計でも目標311m3のところ実績213m3、達成率は
  先月とほぼ同じ146.0%と目標を大幅に上回る削減成績となりました。
   この結果、CO2 排出量としても目標56.1Kgのところ実績47.3
  Kgと達成率118.6%で達成できました。年初からの累計でも目標
  575.3Kgのところ実績486.4Kgとなり、達成率118.3%と
  今月も余裕を残して目標を達成することができました。
   9月11日にアメリカで旅客機激突テロ事件が起こり、世界が一変し、そ
  の他の話題・問題が吹き飛んでしまいました。やや明るい兆しが見え始めて
  いたこの地球温暖化問題も一緒に影が薄くなってしまいました。これまで好
  景気を維持して来たアメリカ経済が急速に悪化していることから、アメリカ
  を京都議定書に参加させることも一層困難な状況となりました。景気が悪く
  なればそれに比例してCO2 排出量も減るので、これも地球温暖化対策だと
  言えないこともありませんが、人間は負けるものかと必死に頑張るので、ま
  た景気が回復し、いつまでも悪いパターンが繰り返されるわけです。地球は
  資本主義に食い潰される運命にあるのでしょうか?
   みんなの努力で私たちのかけがえのない◎地球環境を守りましょう!!!


                                ヨウジ

P.S.CO2 の計算には下記のフリーソフトウェアを使ってください。

NIFTY
FGALAP/4/8 (https://iw.nifty.com/iw/nifty/fgalap/lib/8/index.html)
1111  BXC02020 01/01/02 136625 CO2_122 .LZH 地球温暖化対策CO2 V1.22

VECTOR
http://www.vector.co.jp/pack/dos/edu/science/co2_122.lzh  01/01/02 136625
    地球温暖化対策プログラム(光熱費等の使用量からCO2排出量を計算
説明ページ: http://www.vector.co.jp/soft/dos/edu/se035828.html

私のホームページからもダウンロードできます。(下記URL)
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#7676/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/21  16:05  ( 23)
●新・権力の陰謀bX 不幸でも健康    ヨウジ
★内容
 何もかも以前と何も変わっていません。人権を奪われ続けており不幸なままで
す。収入が更に減り、家に籠っているよりなくなった分、より不幸になったと言
えると思います。ここに書く自由はまだありますが、ネットでの商売は何らかの
妨害を受けているのではないかと思っています。ダウンロード数の順調な増加に
対してレジストが余りに少なく、また一定だからです。実社会でも公権力による
妨害を受けているのですから、仮想現実(ネット)で妨害を受けない理由はあり
ません。毎日、毎日、1日3回アクセスしてもほとんどメール1通もありません。
まるで繋がっていないかのように。そして忘れた頃引き合いがあります。経費ば
かりが嵩み毎月、毎月マイナス収入となっています。NIFTY送金代行システ
ムがあった時はもっとずっと良かったのですが、インターネットにシフトするに
従い次第に状況が悪化し、ここ2、3年はずっとこのような状態が続いています。
悩みに耐えながら過ごす日々が続きます。公権力に妨害されているのだという悩
みに耐えながら・・・
 常人ならもうとっくの昔に病気(心の病)でなっていることでしょう。これま
でとてつもなく不幸な半生に耐えてきた私だから健康を保っていられるのです。
耐え難い悩みがあっても、心を切り替えなすべきことに集中できるから健康であ
り健康を保てるのです。睡眠、早朝散歩、食事の支度と片付け、新聞熟読、テレ
ビ鑑賞、メールの送受信、ホームページ文書の執筆、オンラインソフトウェア開
発、家計の管理、子供の教育、ペットの世話、音楽鑑賞、映画鑑賞等々・・・

P.S.書く自由があっても公開の自由があるとは限らない。
    検閲されているから一定。
    日本とはそういう国です。



#7677/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/10/24  16:33  ( 37)
●新・権力の陰謀10 これはテロとはまったく逆だ ヨウジ
★内容
米国で起こった旅客機激突テロなど一般のテロでは
強い側が見えない敵(テロリスト)と戦っているのに対して、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この28年余にも及ぶ私に対する差別・虐め等の人権侵害では
弱い側が見えない敵(公権力)と戦っている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

テロでは
表で戦うと弱い立場のテロリストが
圧倒的な政治力・経済力・軍事力を持つ超大国等の国家権力に負けるので
テロリストが地下に潜って不意打ちを食らわせることで抵抗するのに対して、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『権力の陰謀』では
強い側の公権力が逆に地下に潜って
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
28年余も一人の人間をしつこく虐め続け、
弱い側の私が窮状を世間に公表し抵抗している。

テロでは
弱い側のテロリストが犯罪者で強い側が被害者であるのに対して
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『権力の陰謀』では
弱い側の私が被害者で強い側の公権力が犯罪者となっている。
                    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「権力の陰謀」とテロとはまったく逆だ。


                          ヨウジ
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P.S.テロは正常だが、「権力の陰謀」は異常。
    犯罪を取り締まる側が犯罪を侵しているからだ。



#7678/7701 連載
★タイトル (AZA     )  01/10/31  23:35  (200)
対決の場 22   永山
★内容
「『次は創真を殺す』……」
 遠山は頭の中で、漢字を当てはめていた。脳裏のスクリーンに大きく投影さ
れた真っ黒な文字が、やがてぐにゃりと歪み、溶け始めた。
「冗談だろ。偶然だ」
 自分でも、ひきつったような笑顔になっているのが、嫌でも分かった。真向
かいにいる近野は、さっきまでの狼狽ぶりはどこかに隠して、微笑さえ浮かべ
た。
「冗談でも偶然でもないだろうな。ま、こういうことになっちまったから、な
おさら、おまえには踏ん張ってもらわないといかん訳だ。せいぜい、俺を護衛
してくれ。頼んだぜ」
「……ああ、分かった。絶対に守ってやる」
 絞り出すような声になっていた。ここでまた、自分の知り合いに危害が及ぶ
ような事態になれば、立つ瀬がない。どこにも顔向けできなくなる。わざわざ
着いてきてくれた近野を、ヂエの凶行から何としてでも守らねば。
「俺は肝を据えたつもりだ。何なら、おとりに使ってくれてもいい」
「馬鹿を言うな!」
 軽い調子で申し出る近野を、遠山は一括した。すると相手は目と口元で笑い、
「冗談だよ。死にたくないし、怪我も嫌だぜ、俺は」
 と応じた。
「それなら、いい。今後一切、妙なことを言うなよ」
「すまんすまん。冗談でも言ってないと、やりきれんなくてな。それに、一縷
の望みも持っているんだ。パズルに関してだが、一点、腑に落ちないことがあ
ってな」
「それはどういう……」
「姿晶だかその姉妹だかは知らないが、どうして彼女は殺されたんだ?」
「ん?」
 即座の理解ができず、遠山は目を剥いて聞き返した。
「これまでヂエは、パズルに沿って、殺人を決行してきた。まあ、一番目の殺
しは別としても、続く殺人はどれも大なり小なり、パズルと絡めて、行われた。
そうだよな?」
「うむ。四人目以降、パズル色を強めている感じがするが、まあ、それで間違
いない。それで?」
「姿を毒殺した件だけは、パズルとのつながりが見えないんだよ」
「パズルならあったじゃないか。あのクロスナンバーパズルが」
「違うな」
 遠山の反論を、近野は間髪入れず封じ込める。ペンを指先で器用に回転させ
ると、理由を話し出した。
「俺は、そんなことを言ってるんじゃない。姿の毒殺に、あのパズルの答が関
係しているか? 関係しているというのなら、俺はおまえに教えてもらいたい。
83752と姿は、どうやったら結び付くのだろう?」
 遠山はしばらく考え、首を何度か縦に振った。近野の考え方が正しいと、認
めざるを得ない。
「……そうだな。被害者自身にも、場所にも、殺害方法にも、電話番号にも関
係ないようだ」
 そして、一旦認めた上で、反論してみる。
「だが、現時点で関係を見出せないというだけで、姿の毒殺事件がパズルとつ
ながりあらずと断定するのは、早計じゃないか?」
「その見方を忘れてならないのは、言うまでもない。でもな、ヂエのパズルは
殺人が起きたあとは、全て分かり易かったじゃないか。どういうつながりがあ
るのか、一発で理解できた」
「ああ」
「なのに今度の、姿の毒死とクロスナンバーとのつながりだけは、すっきりし
ない。腑に落ちない。釣り合いが取れていないんだ」
「うーむ。細かい点を気にし始めたら、泥沼にはまりそうだ」
「いや、気にすべきだと俺は思うね。毒死事件だけが特例なのか、何らかの手
違いでそう見えてしまっているのか、それだけでも見極められたら、役立つん
じゃないか」
「見極めは困難だと感じるが……手違い、と言うのは、どんな場合を差すのか、
参考までに教えてほしい」
 メモを取るために、手帳とペンをかまえる遠山。近野は若干、投げ遣りな調
子で答えた。
「俺だって、正解を見つけた訳じゃない。数ある選択肢の中で、たとえば……
ヂエは、このキーナンバーが姿を意味するのは当たり前だと思い込んでいるが、
俺達には理解できないというのがあるな」
「なるほど。狂気の論理は、常識人には理解できないものだな」
「他には、姿の毒死は、ヂエの事件と全く関係ない場合」
「そんなことが、あるか?」
 声を大きくし、反発する遠山。
「偶然性が強すぎる。こんな狭い島に、殺人犯が二人も同時にいるなんて」
「分からんぜ。可能性を否定することは無理だ。殺人鬼の来島を知った誰かが、
それなら今殺人をしでかしても、ヂエに押しつけられると考え、実行したのか
もしれんじゃないか」
「いや、しかし……」
 近野の言を打ち消そうとするが、材料が見当たらない。遠山は口をつぐんだ。
ところが、当の近野が思わぬことを言い出す。
「まあ、このケースは、ほぼないと見ていいさ。殺人鬼の来島を期待して、毒
を用意する奴はいないだろうし、姿自身も島の外の人間なんだからな。島内の
者同士の殺人事件なら、まだありそうだが。だいたい、ヂエは殺人とパズルと
でワンセットにしてきている。それが奴の行動様式、パターン。もしも姿の事
件がヂエの仕業でなければ、殺しなしにパズルが二つ連続したことになる。こ
れは、ヂエの行動様式から外れる。まず、ないね」
 近野の自説否定は、説得力を持って遠山に迫ってきた。遠山自身が、頭の中
で望んでいたからかもしれない。
「三つ目の説に行こう」
 近野は、すっかり名探偵を気取って続ける。そういう役として振る舞い、熱
のこもった喋りを続けることでヂエの恐怖を忘れたいようにも見える。彼と言
えども、ヂエの次の予告で名指しされた(と考えていいだろう)立場では、命
の危険を感じているに違いない。
「姿を殺したのはヂエだが、それは予定にない殺人だった」
「ハプニング、と言うのか」
 遠山は少し考え、首を捻った。
「毒殺で相手を間違えるというのは、ちょっと考えにくいな」
「ああ。俺もそう思う。飽くまで、考えられる説を列挙しているだけであって、
各説の現実味なんて考慮してない」
「それにしてもな。事件発生時、食堂にいたのは数えるほどの人数だった。間
違えたとは、どうしても思えない」
「だから、俺も信じちゃいない。だが、まあ、厳密に言うなら、死んだのは双
子の片割れってことを忘れるなよ」
「双子? 今の説に、双子のことがそんなに重要か?」
「重要と言えば大げさだな。厳密を期したいのなら、という程度さ。つまりね
……仮定の話として聞いてくれよ。ヂエは姿優を殺したかったとしよう。とこ
ろが、実際には姿晶を殺してしまった。その結果、キーナンバーの意味が通ら
なくなった」
「なるほどと言いたいところだが、俺達だって、死んだのが姿晶なのか優なの
か、分かってないんだ。一方、姿優についての情報が入手できないという状況
は、絶対に揺るぎない。間違えようがどうしようが、キーナンバーの意味を、
俺達が理解できるはずがない。この島にいる限りはな」
「そうだな」
 あっさり承伏する近野。遠山は拍子抜けした。
「おまえ、あのなあ」
「いいじゃないか。俺も信じてない説だ。それよりも、次の四つ目も、ついで
に聞いてくれ」
 近野は気障な手振りを交え、話を先に進める。
「ヂエは姿を殺す前に、もう一人殺している。ところが、発見が遅れているた
めに、死体をさらす順番が予定とは違ってしまった。その結果、83752の
意味が分からなくなっている、というのはどうかな」
「ふむ。ないとは言えないってところだな。俺達は島の中を、あちこち歩いて
いる。死体があれば見つけたに違いない。だが、実際にはないんだ」
 否定したのは、理屈もあったが、それ以上に、若柴の安否が気遣われるから
だ。肯定すれば、若柴の身を決定的な危機が襲ったと認めることにつながる、
そんな気がした。
「しかも、ヂエはパズルとの対応を取るため、死体を隠そうとしないはずだか
ら、なおのことだ。もう一つの疑問は、未発見の死体とクロスナンバーのパズ
ルが対応するのだとしたら、姿の毒殺体に対応するパズルがなくなってしまう」
「いいぞ。おまえの脳味噌も、ようやく回転し始めたな」
 半身を起こすと、近野は遠山の肩を力強く叩いた。
 最初、唖然とした遠山だったが、何度も叩かれ、揺すられる内に、やがて苦
笑いを浮かべた。近野がありそうもない説を並べ立てたのは、遠山に自信を取
り戻させるためだったのかもしれない。

 嶺澤の具合を尋ねようと、遠山は麻宮を探した。近野もパズルを解き、今や
狙われる立場に置かれたため、行動をともにする。
「たかが捻挫の治療に、やけに時間が掛かっているな」
 苛立ちを滲ませ、つぶやく遠山を、近野は「部下に焼き餅を焼いてるのかい」
と冷やかした。
「馬鹿な」
「おまえも軽い怪我をして、彼女に看てもらえばいい」
「やめろよ、緊張感を削ぐような真似は」
 遠山が釘を差すと、近野は態度を改めた。口調はそのまま、真顔で言う。
「すまんすまん。おまえのいらいらが見て取れたから、つい、な。捻挫は治療
したからって、すぐさま動き回れるようになる訳じゃないだろ」
「それならそれで、麻宮が連絡をよこしてくれていいはずだ」
「彼女がそんなたまか? 治療を引き受けてくれたと聞いたとき、奇跡だと思
ったね、俺は」
 いちいちもっともな近野の言葉に、遠山は黙り込んだ。ともかく、麻宮の部
屋を目指す。ドアの前に立ち、咳払いを一つ挟んでノックした。
 約十五秒、静かに待ったが、反応なし。部屋の中からは物音一つしない。
「いないようだ」
「じゃ、恐らく地下のアトリエだろうな。嶺澤刑事がアトリエにいるとは思え
ないから、ここは宿の部屋に向かった方が手っ取り早いんじゃないか」
 他人の家の廊下で、声を潜めて相談する大人二人。和風建築だと、どことな
く声や音が漏れ出ているような気がするものだ。
「……折角だから、安全の確認をしておこう」
 地下への通路を行くと、眩暈を起こしたときのような揺らぎを感じた。錯覚
に違いない。
「へえ。こんな感じになってるのか」
 薄暗い中、スロープを手探り状態で下りてきた近野は、感嘆した風に言った。
やたらと周囲を見回すのが、影の動きで分かる。
「そうか。おまえは初めてだもんな。俺は二度目だ」
「金持ちのやることは理解しがたいね。単なるアトリエなら、外に作ればいい。
土地はいくらでもある。なのに、地下にこしらえたってことは――」
 銀色をした扉の前に着くと、台詞を一時ストップする近野。程なくして、小
声でつぶやいた。
「秘密基地かな? ははは」
「俺は核シェルターのように感じた」
「ああ、なるほどね。それが正解かもしれん」
 遠山は強めにノックをした。ところが、ここでも返事がない。地下だけに、
ノックの音が吸い込まれると、しんとして、耳が痛くなるようだった。
「麻宮さん! 面城さん! おられませんか?」
 念のため、呼び掛けるが無反応ばかりが返ってくる。ドアノブを回そうとす
るも、抵抗があってがちゃがちゃと雑音を立てたのみ。
「鍵が掛かってる」
「何だ。だったら、面城とかいう絵描きも、気分転換か何かで、外に出たんだ
ろうさ。麻宮さんと一緒かどうかは、分からないがね」
 目配せしたらしい近野に、遠山は舌打ちをした。
「引き返そう。とんだ無駄足だった。最初から、嶺澤刑事の部屋に向かってい
ればよかった」
 地上への道は、行きと比べると気分が楽だった。下りていくときは恐らく、
本能的に息苦しさを覚えたのだろう。
 屋敷を出て宿へと向かう。夜空には雲が広がり、荒れ模様を予感させた。そ
れでも、所々にある雲の隙間から星が覗く。不思議な気がした。
 受付のカウンターは無人だった。殺人やら不気味な予告状やらのショックで、
布引も休んでいるのだろうか。あるいは、この時間帯は普段から、奥に引っ込
んでいるとも考えられる。船が出港後は、チェックインの手続きが済めば、カ
ウンターとしての大きな仕事はないに等しいに違いないのだから。
 遠山と近野は、嶺澤刑事の部屋に急いだ。五号室に着くまでの間、誰ともす
れ違わなかった。
「ここも不在だったら、また無駄足だな」
 近野が意地悪げな笑みを見せる。遠山は何も言わずに、ノブに手をやった。
「嶺澤刑事。いるか? 入るぞ」
 近野がそばにいるからという訳でもないが、上司風を吹かせてみる。ドアは
スムーズに開いた。
「警部ー! こっちです!」
 ところが嶺澤の声は、思いもしない方角から聞こえた。廊下の左右を見渡す。
三号室だと当たりを付け、駆けつける。
「嶺澤刑事。どうしてそんなところへ……」
 呼び掛けに、戸口にしゃがんで背を向けていた嶺澤が、肩越しに振り返る。
「八坂が死にました。殺されたようなんです」

――続く



#7680/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/20  16:22  ( 78)
@コラム386 誤爆続くアフガニスタンとアメリカ ヨウジ
★内容
米国は相変わらず航空機や戦車も碌にない軍隊に向けて
大型爆撃機等から燃料気化爆弾やクラスター爆弾などの
大量殺戮残酷兵器を含む空爆を続け
テロリストとは無関係の罪のない人々を殺し続けています。
100万人とも言われる空爆による難民化による
間接的な死者を含めれば
もう、ニューヨークのテロによる死者を上回る
犠牲者を出しているのではないでしょうか。
誤爆を指摘されると
「まだそのような事実は確認していない」
と言ってその場を凌ぎ
後で忘れた頃に誤爆を認めるというパターンが繰り返されています。
そして「目的はテロリストとテロリストを匿う者であって
決して一般市民を狙っているわけではない」とか
「誤爆はある確率で避けられない」
という意味のことを言って誤爆を肯定し、
犠牲者に哀悼の意を示したり
遺族への見舞金の支給の約束さえもしない。
結果的にアフガニスタン市民は虫けら同様に扱われています。
交通違反でも逃げると拳銃を発砲して殺してしまうお国柄だから
こういうことも当たり前のようにやるのでしょうが、
日本では警官が発砲するなどということは滅多に起こらない国ですから、
そのような残虐行為は理屈以前に肌に合いません。
戦果を上げているとは言っても
鉄砲とコンピュータ制御の高性能爆弾やミサイルとの戦いですから
対等な戦争とはまったく言えません。
地上に降りて戦い、一般市民には犠牲者が一人も出ないよう努めるべきです。
危険でそれはできないというなら
時間が掛かっても良いからもっと平和的な手段で問題を解決させるべきです。
それから目的はテロリストなのに
どうしてアメリカに一国の政権を滅ぼす権利があるのでしょうか。
娯楽を禁止していようが、戒律が厳しかろうが、
そんなことは理由になりません。
米国による空爆の援護を受けて
アフガニスタンの大半の支配権を奪い取った北部同盟でさえ
政権の枠組み作りで自己の利益を優先させ国連の意向を無視したり
異部族に対する虐殺行為を行なっています。
資源や産業に乏しく貧しいアフガニスタンには
アフガニスタンの都合があります。
先進国の価値観をそのまま当てはめることはできません。
むしろ、貧しい故に地球環境に対しては害悪を及ぼしていなく
望ましい文明を営んでいるとも言えます。
これとは逆に一握りの先進国は途上国の何十倍もの資源・エネルギーを浪費し
環境を破壊し、全世界に深刻な害悪を作り出しています。
世界は大国の勝手で動き
大国に逆らう者は悪者にされ
人権を奪われるという面を多く含んでいます。
テロリストは大国に恨みを持っています。
だからアメリカはテロの標的になりました。
このように軍事力にものを言わせ
力でねじ伏せるやり方が反感と恨みの原因となっています。
アメリカは復讐されただけです。


                         ヨウジ
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P.S.国連の正式な議決に基づき国連軍が武力行使をするというなら大義名分
    があるが、世界征服できる程の強大な軍事力を持つ、国益優先指向の横
    暴な一国が起こした戦争だから肯定できない。テロ以外の分野で世界の
    模範となるような行ないをして来たというなら話は別だが。

    小泉首相はそういうアメリカの機嫌を取るためにわざわざ憲法の枠組み
    を壊す派兵を行なった。二律背反の問題があると必ず一方の価値を無視
    して強行するというのが小泉首相の特質だ。日本にとってとても大切な
    ものを一瞬に壊してくれた。反論されても単純な詭弁を繰り返すだけで
    満足な説明もできない。慣れて最近横柄な態度が目立つようになった。
    楽をするため詭弁を意図的に使うことが板に付いた。国会は形式だけで
    中身がなくなった。これまでの総理大臣と同じになった。

    構造改革ではそういう特質が合っているように受け取れるが、言葉だけ
    で、今のところ何も成果はない。情熱が覚めた分、改革は後退している
    と言える。



#7681/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/21  20:48  ( 47)
@コラム387 構造改革と景気対策は両立しない ヨウジ
★内容
与党側は景気低迷が顕著になっていることから
国債発行額30兆円の枠に拘らず
切れ目ない景気対策を行なうべきだと言っているが、
それが正しい道だろうか。
小泉首相が唱える
「構造改革なくして景気回復なし」
「構造改革なくして日本経済の再生はあり得ない」
という言葉が意味するのは
中長期的に見た場合の話であって
構造改革すればすぐに景気が回復するということではない。
構造改革はスクラップ&ビルドなので
まず、不必要・非効率な産業をスクラップにするところから始まる。
すると当然のことながらリストラにより
景気に対してはマイナスに作用し失業者も増加する。
これには大きな痛みを伴うが、
しかし、これは避けて通れない。
先送りすれば益々不良債権が増加するし、
財政も益々悪化してしまうからだ。
666兆円という財政赤字が危険水位を遥かに超えている中では
財政出動を伴う景気対策は両刃の剣であり、
一時凌ぎになるだけで将来に更に重い付けを残し
中長期的には却ってマイナスとなる。
それに国債発行額30兆円とは
プライマリーバランスゼロには程遠い額だ。
半分以上は元利払いで消え、
残りは財政赤字の増加となる。
つまり、国債発行額を30兆円に抑えても
財政悪化は止まらないのだ。
財政悪化を食い止めるには
今の水準で国債発行額を18兆円位に抑える必要がある。
今楽をすれば将来その付けを一度に払わなければならなくなり
却って大変なことになる。
今からすぐに
プライマリーバランスゼロに向けた取り組みを始めるのが得策なのだ。
よって、構造改革と景気対策は両立しない。
国債発行額30兆円の枠を守る努力をすることを通して
財政再建と構造改革と
そして中長期的な景気対策を行なっているのだ。


                         ヨウジ
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#7682/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/24  16:58  ( 44)
@コラム388 デフレは経済的自然現象だから  ヨウジ
★内容
デフレは経済的自然現象だから
経済法則に従った対応するのが良いと考える。
デフレは借金には厳しいかも知れないが、
奇策はリスクが大きく
大混乱に陥る危険性が高いので避けるべきだ。
むしろ、デフレを利用して経済再生に繋げるべきだ。
デフレ圧力を日本の行政や経済の高コスト構造是正のための
推進力として使うのだ。
内外価格差がなくなれば産業の空洞化にも歯止めが掛かり
国内に仕事が戻って来る。
それには規制緩和も必要になる。
デフレなのだから賃金も下がるのが自然の流れだ。
デフレ(景気低迷)で一番困るのは失業問題だ。
経済がマイナス成長になっても
雇用が確保されれば大きな問題にはならない。
ワークシェアリングも有効な解決策だ。
労働者の雇用を何らかの形で保障する制度を設け、
この制約の中で企業が競争に負けないよう経営努力をする。
これが結果的にワークシェアリングに繋がる。
市場競争は企業に効率化によるコスト削減を迫るが、
景気の浮き沈みと勝者に対する敗者が出ることが避けられないため
これら安定雇用のための施策とは矛盾する。
増して市場かグローバル化した世界では
雇用の安定の計ることは容易なことではない。
しかし、競争とは手段であって目的ではないということを意識して
問題解決に取り組まないと
所得格差が拡大し、失業者が増加し、
深刻な社会問題となってしまう。


                         ヨウジ
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P.S.日本経済がこんなに弱くなっているのに円が安くならないのは
    経済法則に照らしてどう見てもおかしい。人為的な力が働いている
    としか考えられない。円が日本の実力以上に高いから、日本は
    経済がなかなか良くならないのてはないだろうか。
    では、人為的な力とは何だろうか?
    市場原理に基づかない何か?



#7683/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/24  17:02  ( 45)
@コラム389 テロリストを叩くのではなく  ヨウジ
★内容
自由社会で起こるテロを防ぐことは不可能かまたは非常に困難だ。
自由社会は至るところ隙だらけで、かつ標的は無数にあり、
全国民が警備員となって四六時中見張らない限り防ぎ切れない。

テロリストの一部を殺したり
テロ防止のために莫大な資金と労力と時間を使うより、
テロが起こる根本原因をなくすことの方が遥かに容易だし
犠牲になるものが少なくて済む。

表面に出た悪事(犯罪)を叩くだけでは解決できない。
人をテロリズムに追いやる国際社会の構造や
テロリストの心理を解明し、
根本的な解決を計るべきだ。

テロリストも人の子。
好き好んで世に背き殺戮を繰り返す
不幸な人生を選ぶはずがない。
本当は安住の地で
家族と平和で幸福な人生を送ることを望んでいる。
不幸な人々を作り出す
社会構造にメスを入れるべきだ。
差別され虐げられ希望をなくし
あるいは生活の場を追われ
復讐するより心のバランスを取れなくなった人々。
テロリストはそういう類の
物理的にあるいは精神的に
追い詰められた人々ではないだろうか。

グローバル化した世界で起こっていることだから
国益を優先させることなく
国際社会の協力で解決させるべきだ。
テロリストを叩くのではなく
テロリストの心を理解し、
窮地から救い出してあげるという位の
心の余裕と思いやりが必要だ。
愛は地球を救う!!!


                         ヨウジ
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#7684/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/24  20:06  ( 49)
●新・権力の陰謀11 死ぬまで復讐を続ける以外にない ヨウジ
★内容
私もテロリストのように
復讐をしないと心のバランスを取れない人間かも知れない。
28年半にも渡って
都庁・警視庁と言った公権力により
謂われのない差別・迫害を受け
職場を次々に奪われ
まともには生きて行けないようにされたからだ。
自分にそれに値するような非があるなら仕方がないが、
私は何の犯罪も犯していないし
大人しく真面目そのものの人間だから
まったく理由がないから尚更だ。
10年前からとうとう転職もできなくなり
敵とすれば「してやったり」と
私の一生を潰す目的を達成できたはずなのに
その後も警視庁の管轄の警察署により
四六時中見張られ、心理的圧力を掛けられ
自由を奪われている。
(時間も場所もランダムな外出に対しての
100%の確率での尾行・嫌がらせ工作を可能にするには
人が四六時中見張るか、盗聴マイク・盗撮カメラ等監視機器を
私の家の室内に隠し置き、遠隔からモニターする方法以外考えられないからだ)
警視庁からはまだ働けていた18年位前から妨害工作をされていたが、
忙しいコンピュータソフト開発の仕事で心身共に疲れていた中では
ストレスにストレスが重なり大きな精神的負担となっていた。
まるでKGBに付け狙われているように
28年半前から繋がる公権力による徹底的な差別・迫害に
悩んで悩んで、苦しんで苦しんで生きて来た28年半だった。
そして今日も続く監視と尾行・嫌がらせ工作。
公権力によるストーカー行為。
裏工作故、証拠がなく裁判所に訴えることもできない。
持って行きどころのないとてつも無い不満と悔しさと怒りを心に抱え
こうしてネットで権力の不正行為を暴くこと以外
反撃と鬱憤晴らしの手段がない。
28年半の虐められ人生。
収入もなく、年金受給はまだずっと先。
毎月をどうにか生活するだけで、
旅行一つすることができず、
しかも、しつこく今も工作が続くため
生きている限りこの不幸は終わらない。
死ぬまでこの復讐を続ける以外にない。


                            ヨウジ
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#7685/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/25  11:16  ( 35)
@コラム390 マイナス成長を前提に考えよ ヨウジ
★内容
国がばらまかないと成り立たない借金依存体質で水膨れした産業構造。
マイナス成長になるとすぐに何兆円という単位の公共事業をねだる。
この長年の悪習により
国と地方を合わせた財政赤字が666兆円にも膨れ上がってしまった。
プラス成長を前提にした経済政策は間違っている。
少子高齢化、人口減少、CO2削減等環境対策の必要性の高まりなどを考えると
むしろ、経済はマイナス成長を前提に考えなければならないはずだ。
地球は有限なのだからこのまま資源の消費を増加させれば
どうなるかは論を待たない。
また世界全体で考えると人口はなお増加するから
一人当たりの平均消費は下げないと地球は持ちこたえられない。
特に日本は巨額の財政赤字を抱えているのだから尚更である。
過去に未来の分のお金を使ってしまったからだ。
666兆円も。
経済はマイナス成長になることが自然の流れなのだから
プラス成長にするために国が借金して無理やりプラス成長にさせるのはおかしい。
問題は経済が縮小する中でどうやって富を公平に分配させるかということだ。
成長しないと成り立たない現在の資本主義の仕組みの見直しが迫られている。


                         ヨウジ
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P.S.この程政府は補正予算2.5兆円を決め、国債の新規発行はしないから
    国債発行額30兆円の枠は守ったと言っているが、これはおかしい。
    財源は国債償還用のNTT株売却益から持ってくるということだから、
    将来他から2.5兆円の穴埋めしなければならないので、これは
    実質的には国債を2.5兆円増発するのと同じだからだ。
    改革をするなら国民の目をくらますようなことはしない方が良い。
    「必要だから借金をした」と言って、必要性を説明した方が良い。



#7686/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/26  14:26  ( 55)
@コラム391 心臓取られた小泉首相  ヨウジ
★内容
いよいよ構造改革も正念場に来て
小泉内閣として何か目に見える成果を
出すことが期待されていましたが、
国民が落胆する内容となってしまいました。
まず、今年度の国債発行額30兆円の枠が守れなかったこと。
抵抗勢力の圧力に負け旧態依然の財政出動による公共事業等
2.5兆円の第2次補正予算を出してしまったこと。
国の保有資金から支出するから国債の増発には当たらないと言い、
だから今年度の国債発行額30兆円の公約は守ったと言っていますが、
これは「@コラム390」で述べた通り目くらましに過ぎません。
つまり国債償還費として取ってあるものを使うので
将来、その分国債償還費が足りなくなり、
他から穴埋めしなければならなくなるからです。
その「他」が支出を切り詰めることで捻出するものなら
実のある公約遵守と言えますが、
そういう保障はどこにもありません。
国民が忘れた頃、国債発行で穴埋めすることになるわけです。
国債発行枠の意義とは
名目的、表面的な国債発行額のことではなく、
行政の借金依存体質を改めることにあるわけです。
歳入に見合った歳出をし財政規律を確立することにあるわけです。
だから、小泉首相は国債発行額の枠を守れなかったことになります。
小泉首相は初心を忘れ、段々、詭弁、誤魔化しが多くなって来ました。

もう一つは特殊法人改革です。
目玉の道路公団改革が抵抗勢力の圧力に負け
大幅な妥協をして骨抜きになってしまったこと。
当初、公団の借金償還期間は30年という前提条件で
道路整備を見直すことになっていたものを
50年にすることを飲んでしまったこと
これにより現在でも返済不能な程の
巨額の赤字があるにも係わらず、
今後とも採算の合わない公共事業を続けることを許してしまったこと。
改革の大幅な後退となりました。
国民の目から見れば抵抗勢力が改革の方針に従ったというより
抵抗勢力と密約を交わし改革が骨抜きになったという印象を受けました。
このことは取りも直さず、
その分、国民負担が増え、福祉が削られ
国民生活が苦しくなることを意味します。
良い思いをするのはトライアングル関係者だけです。
「妥協」の小泉に変身。
改革の行く末が危うくなりました。


                         ヨウジ
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P.S.抵抗勢力との交渉が決まった直後、
    あの人はニヤリとし「心臓取ったり」と言いました。
    小泉首相の心臓を、ライオンハートを・・・



#7688/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/11/29  22:42  ( 41)
@コラム392 護憲勢力は結集を!   ヨウジ
★内容
自衛隊派遣を巡ってまた民主党の内紛が起こっています。
以前からどうして政治的信条が異なるのに
一緒の党にいるのか疑問に思っていました。
そもそも今のような勢力分布になったのは
衆議院に小選挙区制が導入されることになり
小党では生き残れないと慌てて政党が離合集散し
ねじれたまま政党の枠組みができてしまったからです。
この結果、散り散りになった社民・護憲勢力が
小選挙区制の影響で勢力を衰退させ
政治が右傾化してしまいました。
「国旗・国家法」もこの流れから強行採決されてしまいました。
先の戦争を美化・歪曲するつくる会の歴史教科書も
検定を通過してしまいました。
小泉首相の靖国参拝も内外からの強い批判がある中
日付を少しずらしただけで当然のことのように強行されました。
今回の「テロ対策特別特措法」も
憲法で集団的自衛権が禁じられているのに
十分な審議もしないまま
首相の常識論(詭弁)で強行突破されました。
社民・護憲勢力の衰退で
市民を束ねる力も弱まり
市民運動もすっかり衰退してしまいました。
労組の力も弱くなってしまいました。
このままでは憲法が危うくなります。

有権者からすると第1党が圧倒的に有利な小選挙区制のため
小党に投票しても当選しないので
投票意欲をなくします。
無党派層が増えたのもこのことが大きく影響しています。
民意の反映には別の選挙制度が良いのですが、
今すぐには変えられません。
ならば現在の選挙制度に適応し
同じか近い考え方の勢力が結集する以外にありません。
平和憲法を守るため
護憲勢力は結集してください。
選挙になっても投票する政党がないのです。
投票に行きたくなる頼りになる政党を作ってください。
私たち一般市民に希望をください。


                    ヨウジ



#7690/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/03  22:31  ( 52)
@コラム393 国債発行枠、来年度は守れるか  ヨウジ
★内容
小泉内閣の公約の一つである今年度の国債発行枠30兆円は、
抵抗勢力の圧力に負けて、国債償還費を流用することで
2.5兆円の第二次補正予算を組むことを決めたので
結局、反故となってしまった。
地方負担分1.5兆円を合わせると総額4兆円ものオーバーとなる。
これにより今年度末の国債発行残高は
当初、666兆円の予定だったのが
670兆円に膨張してしまった。
それなのに小泉首相は
「来年度も国債発行枠30兆円を堅持する」
とぬけぬけと公言した。
このテレビで報道された一言で
忙しくてニュースも良く見ていない国民を騙して
支持率を維持しようというのか。
それから補正予算の中身も
「構造改革に資する分野に」と
これまた耳当たりの良い言葉で正当化しようとしているが、
基準があいまいなため、
従来型公共事業が看板の掛け替えで紛れ込む可能性が高いと言われている。
更に一次補正ではまず改革先行プログラムをまとめ
これに予算をつけるという手法で行なったのに、
二次では「初めに金額ありき」という従来型の手法に戻ってしまった。
この辺りから小泉首相の構造改革に注意信号が点灯。
これに続く道路公団改革や医療制度改革では
もう知られているように
雪崩を打つように大幅な妥協をしてしまい
改革が骨抜きとなってしまった。
小泉首相は一つ公約を守れなかったことで
ピンと張っていた糸が切れ
総崩れとなってしまったのだ。
小泉首相はいつも突っ張っていないと駄目なタイプなのだ。
あの抵抗勢力との交渉が終わった後の満面に笑みを浮かべた、
いつになく上機嫌な小泉首相は
やはり、心臓を取られた後の姿だった。


                         ヨウジ
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P.S.でも、決まることは早く決まるんだよな。
    医療制度改革で保険料や本人負担率引き上げなど
    国民負担が増えることならすぐに決まる。
    しかし、診療報酬の引き下げになると極端に腰が引けてくる。
    医師会や病院総ぐるみで支持基盤だからだろうな。    
    これができなければ「三方一両損」は「絵に描いた餅」だ。
    「改革に従わなければ自民党を潰す」
    の意気込みはどこへ行ってしまったのか。



#7691/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/05  19:11  ( 59)
@コラム394 世界は年初から変わり始めていた ヨウジ
★内容
世界は同時多発テロの起こった9月11日から変わったのだと言いますが、
本当はアメリカにタカ派のブッシュ政権が誕生した時点から
変わり始めていたのです。
ブッシュ政権は誕生と同時に中国を敵視する過激な発言を行い、
その後に電子偵察機接触事故を起こし緊張が高まりました。
それから北朝鮮問題では前クリントン政権の時に
世界各国からの温かい呼びかけもあり北朝鮮が心を開き
南北対話がかなりのところまで進展し、妥結一歩手前まで進みましたが、
新政権になってからはタカ派路線で政策が大きく変わり、交渉が停滞し、
現在はすっかり冷え込んでしまいました。
そしてその他のいくつかの国をならず者国家と呼んで敵視し、
ロシアとの間のABM条約を破棄してでも
米本土ミサイル防衛(NMD)を一方的に推進するとの方針を打ち出しました。
それから中東和平にも腰が引けた対応を取りました。
おまけに京都議定書に対してもこれまた一方的に離脱の方針を打ち出しました。
だからこれらの政策に対して世界各国から
「単独行動主義」と言われ非難されて来ました。
一方、イスラエルではクリントン政権の時に合意には至らないまでも
かなりのところまで和平ムードが高まっていましたが、
シャロン右派政権が誕生してからは次第に険悪なムードとなり
また元のイスラム過激派によるテロとイスラエルの武力行使という
報復の繰り返しに戻ってしまいました。
そしてここへ来て戦争の一歩手前まで関係が悪化してしまいました。
報復が何度も繰り返されると
もう、どちらが悪いとか先だとかは関係なくなり
憎しみが憎しみを生みもう止まらなくなります。
このように強硬な政治勢力が政権に着くだけで
もう世界が平和が壊れてしまうものなのです。

敵意には敵意が返って来ます。
相手を打てば自分も相手から打たれるように
暴力には暴力が返って来ます。
感情に任せた言動は戦争を引き起こします。
脅威ではないものを脅威と受け止めることも
戦争の原因となります。
物事に対する過激な反応も戦争の原因となります。

好意には好意が返って来ます。
相手に思いやりを示せば自分も相手から思いやりを示されます。
理性による言動を行なえば平和は維持されます。
問題を理性的に捕らえれば
脅威ではないものを脅威と受け止める誤りは起こらず戦争の原因とはなりません。
物事に対して穏やかな反応をすれば戦争の原因とはなりません。
時には寛容の精神も必要です。

このように強硬な政治勢力が政権に着くだけで
もう世界が平和が壊れてしまうものなのです。
だから世界は年初から変わり始めていた。


                         ヨウジ
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P.S.今年になり世界は様変わり。



#7692/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/07  10:57  ( 34)
@コラム395 「テロリストに人権はない」は良いが ヨウジ
★内容
ブッシュ政権はテロリストを通常の裁判制度で裁かず
軍事法廷で秘密裏に裁く方針のようだが、
私もこの手続きには反対する。
テロリストが悪でアメリカが正真正銘の正義なら、
裁く手続きもまた正真正銘の正義でなければならないからだ。
ブッシュ政権は通常の裁判制度で裁かない理由を
「証拠の出所を知られるとテロリストを利するから」
と説明しているが、
それではイスラム圏を含む世界の人々に
確かにテロリストが有罪だということが分らない。
「テロリストに人権はない」は良いが、
その前に確かにテロの犯人であることを証明する必要性がある。
この問題の根底には先進国とイスラム世界との
政治的・経済的・文化的・宗教的対立が絡んでいるから、
後世に禍根を残すことのないよう
はっきりとした真実として歴史に残すべきである。
また、テロリストの証言を十分に聞き
犯罪の動機を明らかにし、
再発の根本的防止策策定に役立てるべきである。
この問題は単なる技術的問題ではなく
世界のあり方が問われている問題だから。


                         ヨウジ
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P.S.自由な世界は武力だけでは守り切れない。
    自由な世界を守るには心が必要だ。
    自分以外の人々のことを思う心が。



#7693/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/07  15:26  ( 42)
@コラム396 今が苦しくても首が回らなくなる前に ヨウジ
★内容
今年度の国債発行枠30兆円の内訳は
17.2兆円が元利払い、
残り12.8兆円が歳出に当てられる分です。
ところが今回2.5兆円(地方を合わせて4兆円)の
第2次補正予算を組んだため
後者が15.3兆円に膨らみました。
これにより今年度末の国債発行残高は
当初666兆円になる見込みだったのが、
670兆円に膨らんでしまいました。
それで中期的には国債発行枠30兆円を維持する方針のようですが、
それでも年々債務は膨らみ
金利負担を無視すると概算では
5年後には12.8x5=62.5兆円も債務が増加します。
しかし、年々元利払いが増加するため
実際には債務はもっと膨らみます。
それにも関わらず国債発行枠を守るということは
年々歳出に当てる分が少なくなることを意味します。
つまり、国債発行枠を同じ30兆円に維持しても
年々、財政が苦しくなることを意味します。
そしてその後はどうなるかというと
国債を30兆円発行しても全て元利払いで消え
景気対策も何もできなくなってしまうことを意味します。
そしてそうなる日はもうすぐそこまで来ています。
ならば、今が苦しくても首が回らなくなる前に
将来を見据えた努力を今すぐに始めるべきです。


                         ヨウジ
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P.S.原理原則のない場当たり的バラマキは
    既に破綻している企業を延命させ不良債権を増やすだけで
    誰の利益にもならず、構造改革を遅らせるだけです。
    今、遅すぎる不良債権処理を始めたばかりなのですから、
    倒産企業が出るのは当たり前です。
    見込みのない企業に公共事業を出して
    一体、何になるというのですか。



#7694/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/09  18:04  ( 93)
@コラム397 手段先行のITはやめろ  ヨウジ
★内容
未だに大方の政治家や経済専門家は構造改革の受け皿をITに求め
IT絡みの投資を行なうべきだと主張している。
しかし、手段先行の公共投資は、従来のゼネコン型公共投資の
二の舞いに成り兼ねない要素を含んでいる。
経済の活路をIT分野に求める理由は
IT化により既存産業を効率化させたり
既存分野をインターネット上に移行させたり
ITを使った新たな娯楽産業を創り出し、
これによりIT産業を発展させ、
素材産業も含めた総需要を喚起させる
経済効果があると考えるからである。
しかし、こうした経済一辺倒の考え方は
環境問題や雇用問題の解決策とはならない。
いや、むしろ悪化させる。
ITは全ての分野の効率アップの手段とはなり得るが
決して目的そのものにはなり得ない。

環境問題で言えばITは確かに
問題の分析や把握の適切化・迅速化に役立ち
また、省エネ等環境技術の有効な手段にもなるであろう。
しかし、これまでのIT化の主力は
前述したような既存分野の置き換えや
新規娯楽産業の創出などITの大衆化であり、
ITが必要なかった分野にITを使い
資源・エネルギーの消費量を増加させ
環境破壊を加速させる方向に働く力の方が大きいからである。
この問題にとってもITはあくまでも手段であるから、
まず、目的である環境問題を先に考え、
次にITを使った方がメリットが大きい部分にだけITを使う
という順序になる。
経済のためにはITを大衆化させる方が良いのかも知れないが、
環境のためにはITはむしろ少ない方が良いのである。

それから次に雇用問題を考えると、
IT化はむしろ雇用を奪う。
既存産業はIT化により効率を高めることはできるが、
同時に人減らし合理化に繋がるからである。
それからIT使用による新産業は極少数の従業員で経営できるため
余り雇用を生まない。
更にIT産業自体も40歳定年などと言われ
人生の肝心な時に裸で放り出させてしまう。
それどころか先端分野であるITは過当競争となり浮き沈みが激しいため
定年前に失業に追い込まれるなど安定した雇用を生まない。
だからITは構造改革の受け皿にはなり得ない。

ITは公共投資による手段先行で進めるべきではなく
消費者または市場に任せるべきである。
ITは企業が必要と思えば導入を自主的に考えるし、
またそうあるべきである。
むしろ政府がやらなければならないことは
環境対策のための法整備と公共投資である。
これこそ民間にはできない重要分野だからだ。

手段先行のIT化が何をもたらしたかは既に結果が出ている。
余り急激にIT化が進んだためネットバブルが起こってしまった。
インフラ整備は進んだが、
これを基盤にする新産業はほとんど育たず潰れてしまった。
そして次にはハードウェア産業にも及び未曽有のIT不況をもたらした。
売り上げが二桁も落ち込んでいる。
ITは今日の世界的大不況の大きな担い手となってしまった。
(テロがそれに追い打ちを掛けたことも確かだが)
この結果、後に残ったのは何万人ものIT産業の大量解雇による失業者の増加と
巨額の借金という負の遺産ばかりである。
これがITバブルであり
苦境に陥っていた日本経済の足を引っ張っている。
今やITは構造改革の受け皿などではなく
構造改革の対象そのものになってしまったのだ。
だからIT関連分野に公共事業を出すことは
構造改革に資するのだという考え方も時代遅れになってしまった。
1年前とは状況が様変わりしたのだから
「IT、IT、IT」
「何でもIT」
という手段先行の発想は改め
環境とか雇用とか健康とか
本来の目的中心の思考に戻すべきである。

ITは雇用を生まないし経済を不安定化させる。
また環境に対してもマイナスに働く。
今やITは構造改革の受け皿などではなく
構造改革の対象そのものだ。
ITに過度の期待をすべきではないし
増して政府が財政出動して大急ぎで進めるべきものでもない。
無理をせず市場に任せるべきだ。
だから、手段先行のIT化はやめるべきだ。


                         ヨウジ
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#7695/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/09  18:05  ( 46)
@コラム398 メリハリなき構造改革  ヨウジ
★内容
小泉首相は裕福な恵まれた家庭で育ったエリートだから

庶民の立場や気持ちが理解できないのではないだろうか。

戦没者に対する哀悼の意を示す言葉は何度も聞いたが、

今生きている庶民に対する思いやりの言葉は一度も聞いたことがないからだ。

改革によって無駄を省くことは良いことだが、

改革のとばっちりは一般庶民に来るのだから

弱者への配慮を忘れるべきではない。

消費税的発想より所得税的発想。

ビールと発泡酒の税率を同じにするのではなく

以前のように高級品の税率を高くする方向。

「三方一両損」ではなく不正を正す方向。

税制のグリーン化の方向。

「聖域なき構造改革」が「メリハリなき構造改革」にならぬよう

もっと弱者にやさしい改革を行なうべきだ。

国民の大多数は庶民であり庶民が消費の主役でもあるのだから。


                         ヨウジ
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P.S.民主党の鳩山代表も同じかな。だから気が合うのとか。
    ラマダンを経験すれば庶民の気持ちが理解できるかも知れない。
    テロを切っ掛けとした報道で初めてその意味を知りましたが、
    本当に良い宗教行事だと思う。

    「無駄を省く」までは良いが、その先が違うんだよな。
    国家主義だから、右へ右へ急カーブして・・・



#7696/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/10  12:32  ( 47)
@コラム399 軍事法廷と米国の独断専行  ヨウジ
★内容
証拠の一部も公開したし、
政権側(行政)が犯人だと確信したのだから
通常の司法制度に基づいた裁判など行なう必要はないというのでは
もはや民主主義とは言えない。
証拠は行政や立法とは独立した機関である
裁判所が認定して初めて証拠となるからだ。
軍主導の軍事法廷で秘密裏に裁くのでは
事の真偽に関わらず正当な裁判とは言えない。
その「証拠の出所を明かすとテロリストを利することになるから」という
軍事法廷で裁く口実にも疑念がある。
第二次世界大戦でルーズベルト大統領が
ドイツのスパイを軍事法廷で裁いたのも
FBIの失敗を隠すためだったと言われている。
エシュロンなど国際正義に反する入手手段が
明るみになることを避けるためではないか。

いずれにしろ近年の米国はおかしい。
世界の声に一切耳を傾けず独断専行に陥っている。
軍事政権ではないかと思われる程軍部の力が突出している。
あの一連の炭素菌事件も軍の自作自演ではないのか。
報復軍事行動に対する国内外の支持を維持するための
プロパガンダだったのではないか。
このところは新たな炭素菌事件が起こらないことと
プロパガンダの必要性がなくなっている現在の状況とが
奇妙に一致しているのはそのためではないのか。
それから7日に生物兵器禁止条約が米国一国の拒否で合意できなかったこや
パレスチナ問題に対する態度がここへ来てまたイスラエル側に偏ったものに
戻ってしまったのも
各国に対する支持取り付け努力をする必要性がなくなったからではないのか。
全てが政治的に画策されていて、明ら様に態度を変えている。
もうその兆候が表れているが、
この戦争が終わればまた「単独行動主義」に戻り
世界に不協和音を鳴らし、
世界のために真面目に努力している人々の心を打ち砕くのではないか。
世界の足かせになった唯一の超大国アメリカ。


                         ヨウジ
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P.S.12月8日にDVDで映画「パールハーバー」を観た。
    そんなこともあり余り気持ち良く観られなかった。



#7697/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/11  12:14  ( 44)
@コラム400 首相には説明責任がある  ヨウジ
★内容
首相は政策に対して反論されたら

筋を通して反論し政策の正当性を説明する責任がある。

それに真面に答えなかったり、

詭弁で誤魔化すことは質問した議員や国民を愚弄することになる。

残念ながらこれまでこのようなことが何度となく繰り返され

国会審議が空洞化し続けてきた。

これは説明する能力がないか、

または説明すると都合が悪いから詭弁で誤魔化している
(例えば具体論になると辻褄が合わなくなり突っ込まれるから)

としか受け取りようがない。

いずれにしろ政治家として不誠実であり

危なくて国の政治を任せられない。


                         ヨウジ
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P.S.小泉首相はこれまでどのような問題についても
    根拠ある明確な説明をしたことが一度もないから
    やはり、直感で大まかに考え、それ以上のことは
    良く考えないで言っているのではないか。
    極めて単純に考え、それを信念とし、
    誰に何を言われようが強情に突っぱね
    同じ言葉を繰り返すだけなのだ。
    人の言うことに耳を貸さない石頭。
    状況が変わっても同じ言葉を言い続ける柔軟性のない石頭。

    現代は封建制の戦国時代とはまったく違うぞ。
    固定観念を捨て、現実を観よ!



#7698/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/11  12:14  ( 36)
@コラム401 パレスチナ問題にテロ問題が凝縮  ヨウジ
★内容
イスラエルの故ラビン首相が生きていれば、
アラファト議長との間で合意が成立し
もう既にパレスチナ和平は実現していたはずだ。
ところが寸前のところで右派の同国人に暗殺され和平は実現しなかった。
恐らく右派の陰謀だろう。
右派はパレスチナ国家樹立や聖地を分け合うことを許したくないからだ。
一歩も譲らず最大限自己の利益を維持・拡張するという
偏狭なナショナリストだからだ。
政治的にも軍事的にも虐げられた弱い立場のパレスチナ人民の怨念が
イスラム過激派の自爆テロとして表れているのだ。
歴史的に観ればパレスチナ人は武力で領土を奪われた被害者であり
単に和平交渉中に自爆テロを起こしたのはパレスチナ側だから
「アフガニスタンにおけるテロとの戦いと同じだ」で
片付けられる問題ではない。
問題解決には国連による仲介が必要だが、
これまで幾度となく米国の拒否権で潰された。
パレスチナ問題に今日のテロの問題が凝縮されていると言って良い。
米国が言うような文明否定とか文明の対立が問題の本質ではない。
利益を独り占めしようとするエゴイズムと
反エゴイズムとの戦いなのだ。


                         ヨウジ
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P.S.この問題の真理を発見した。今朝の朝日新聞の中に。
    客観的に中立的に非常に良く説明されている。

    「テロは世界を変えたか」
    エジプト国立社会犯罪研究所顧問
    アハメド・マグドゥーブ氏に聞く



#7699/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/12  15:01  ( 25)
@コラム402 究極のエゴイズム  ヨウジ
★内容
他の国が持つことは許さず

他のどの国よりも優る大量破壊兵器を保持し

反エゴイズムは力で抑え込む。

これぞ究極のエゴイズム。

イスラエルが核兵器・戦闘機・ミサイルなどで

丸腰のパレスチナ人を自治区に封じ込め支配しているように、

アメリカは核兵器とその他の様々な大量破壊兵器を独占的に保持し

世界を政治的・経済的に意のままに支配する。

これぞ帝国主義の完成形。


P.S.ブッシュ大統領はこの戦争を「自由(民主主義)を守るための戦い」
    と言っているが、どうもこれではしっくりしない。
    「自由」を「国益」に置き換えると納得できるのだが。

    「単独行動主義」もこれで説明できる。「我こそは世界の支配者なり」
    と思っているからだ。



#7700/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/13  12:32  ( 42)
@コラム403 敵を使った関係改善では喜べない ヨウジ
★内容
敵を使った関係改善や関係強化では喜べない。

それは世界を分断することであり、

永久に平和は訪れない。

世界が結束しているように見えるのは

力で従わせているからだ。

人々の心の中は却って引き裂かれている。

敵がなくなるとまた元に戻る。

和解し、人々をテロに追いやる原因をなくすべきだ。

そうすればテロリストは生まれないし

テロリストがミサイルを手に入れる必要性もなくなり、

MD(ミサイル防衛システム)などという

飛んでもなく高価で困難な代物を作らないで済む。

そしてその分お金や労力や時間を

人々の平和や幸福のために使うことができる。

だから世界は和解すべきだ。


P.S.故ラビン首相も最初は武力で報復したそうだ。
    しかしその後、武力では解決できないことを悟った。
    譲歩することで和平が実現するはずだった。
    ところがその後は知られているような経緯を辿り
    今日のような最悪の事態になってしまった。

    報復戦争がこんなに酷い大不況をもたらした。
    大量の爆弾で破壊されたアフガニスタンの復興費用も莫大だ。
    今後のテロ対策にも膨大な予算と労力が必要となり、
    おまけに人々の自由も束縛される。
    和解した方が遥かに安くて自由で、そして平和になる。



#7701/7701 連載
★タイトル (CKG     )  01/12/14  17:09  ( 54)
@コラム404 ABM脱退で帝国主義の完成近付く ヨウジ
★内容
ロシアでさえ安全保証に影響のあるABM条約から
米国が一方的に脱退を宣言しても
消極的ながら承認せざるを得なかった。
これは米国との関係が悪化すれば
米国の支配下にあるグローバル経済の元では
やって行けなくなるからだ。
日本などはオウム同然であり、
米国がMD(ミサイル防衛システム)を推進すると言えば
MDは必要ですね、良いことですね、と賛成し、
場合によっては資金的技術的協力も拒まないし、
アフガニスタンに報復攻撃すると言えば
何はさておき支持を表明し、
自衛隊派遣を要請されれば憲法の枠外の
国のあり方に関わることなのに
総理大臣が国会で詭弁答弁をし誤魔化し
慌てて派遣を可能にするための法律を作ってしまう有り様。
今回のABM条約脱退でも即座に賛意を示した。 
これは戦後56年も経つのに日本には未だに全国あちこちに米軍基地があり、
経済を米国に依存しているという弱みがあるからだ。
中国・韓国を初めとする東南アジア諸国も日本以外のアンブレラ諸国も
メキシコや南米諸国もアラブ諸国も
EU諸国もその他世界中の国々が
政治的に軍事的にあるいは経済的に米国の支配下にあり
米国の意向には逆らえないからだ。
だから、この上米国がMDを手にすれば
核兵器についても他の核保有国から抜きん出て
更なる圧倒的支配力を持つことになる。
例えば中国−台湾問題については
現在は核抑止力により均衡が保たれているが、
米国がMDを持てば
米国はより強硬な戦略を取ることができる。
中国の核ミサイルを無力化しながら
トマホークミサイルや巨大爆弾などで
政権の中枢を叩くことも可能となる。
米国が嫌う共産主義をこの世から消し去ることが可能となるのである。
米国にとってもう怖いものは何もなくなるのだ。
中国がMDを恐れ反対するのは当然のことである。
このように世界各国が目先の利益から米国の横暴を許してしまうことの
繰り返しから
もう、誰にも止められない米国一極支配の世界が
帝国主義の完成形ができ上がってしまうのである。


                         ヨウジ
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P.S.世界に牽制する勢力がなくなれば米国はより一層横暴となり、
    米国に独裁政権が誕生すれば、世界は恐怖政治を味わうよりなくなる。
    米国だけに特権を与える理由などどこにもないのである。



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