AWC ◇フレッシュボイス2



#652/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/10  20:56  ( 20)
ヒントでピンと   永山
★内容
 BSテレ東で放送のドラマ「サイレントヴォイス」第五話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 今回も良作と言い切りたいのですが、基本のアイディアがかつて海外ドラマで観た覚
えのあるものと同じだった。同じアイディアだと視聴者側が真相に気付く可能性が高ま
る訳で、やはりそこは評価を割り引かねば。
 加えて、恒例の冒頭及び解決手前のヒントがもろで、これはさすがに視聴者を甘く見
すぎじゃないのかと思う。毎回途中で真相が分かるドラマよりも、時々分かる程度の方
がいい。
 他の点は、かなりよかったんじゃないかしらん。容疑者である高校生役が意外とうま
い演技してたのが大きい。正義感の強い優等生の仮面の下にある真の姿が小憎らしい。
「はよ後半になってコテンパンに言い負かされろ」って思って観てたくらい(笑)。
 また、目新しさを欠いたアイディアではあったけれども、その導入の仕方はなかなか
巧みだった。他のことで「失敗したら大ごとだぞ」的な台詞を言わせておき、実際にそ
れらしき失敗が起こり、あーどうなるんだろって思わせたところで本命のアイディアに
よる展開。一種の叙述トリックとも呼べそうな、誤誘導がきれいに決まっていました。
これで気の利いた捻りがちょっとでもあれば。
 あと、ヒロイン刑事の相棒である若手刑事、今回もトイレネタがあったけれども、定
番化するつもりなのかな。やめといた方が。

 ではでは。




#653/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/11  21:53  ( 17)
偶然ではなく狙って   永山
★内容                                         18/11/11 21:54 修正 第2版
 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」第五話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 煙鴉への疑い、前回で一区切りかと思いきや、しっかり継続していた。それどころか
大外から急襲する感じで、一気に追い込みにくる展開。煙鴉がこれに対応して、殺人事
件が絡み、それまでとはまたちょっと毛色の変わったストーリーに。
 と、上記の部分は結構緊迫感のある流れでよくできているのに、例によって若手刑事
のパートが軽くて緊張感を削ぐ。加えて今回はもう一つ、ギャグパートがありました
が、そちらの方はまだちゃんと機能していたので、よしとしたいです。若手刑事のパー
トがなくても成り立つ構成だったと思うんだけど、違うのかな。
 そうは言っても、メインとなる物語は、これまでの本ドラマの中で一番の出来映えだ
ったと言えそう。トリックとしての意外性、煙鴉の行動と先回りの意味、感動要素それ
ぞれが結構うまく噛み合っていた印象。応用が利きそうなアイディアでもあるし、記憶
にとどめておいていいかも。
 ラストでは、煙鴉の方が(主人公の同僚の)刑事側に宣戦布告する形で締め括り。次
回以降は、主人公もそう易々と煙鴉に相談を持ち掛けられないはずですが、果たして。
それとも単独捜査を継続するのか、同僚刑事。

 ではでは。




#654/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/12  22:30  ( 19)
白黒ついた   永山
★内容
 BSテレ東で放送のドラマ「サイレントヴォイス」第六話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 ヒロインの刑事が、他の登場人物からの言葉がたまたまヒントになって真相に思い当
たるという流れは、本ドラマでは意外と初めてか? これまでは自力でヒントを掴んで
いた気がする(記憶が曖昧で未確認です)。
 その辺はさておき、番組から視聴者へのヒントの提示はますます大胆に。ほぼ答を言
っているようなものだった。それでもなお、真相に至るには入り組んだ事情があって、
難しいとは思う。
 ヒロイン刑事を演じる栗山千明、この女優さんが視聴者に向けてヒントを出すシーン
が何か既視感あるな〜と前々から思っていましたが、あれだと気付いた。NHK−BS
で不定期放送される「幻解超常ファイル」、この進行役を務める栗山が視聴者に呼び掛
けるときと似ている。同番組の超常現象肯定キャラの“黒”栗山と、そうではない“白
”栗山の演じ分けは、ドラマ中でのヒロイン刑事のコロコロ変わる態度に相通じるよう
な。
 今回は相棒役の若手刑事がほとんど空気扱いでしたが、その分、お笑い部分に無理に
力を入れた脚本だったようで、付け足し感満載。そこはマイナスでしたが、総体的には
力の入ったシナリオで、楽しめました。

 ではでは。




#655/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/13  22:49  ( 35)
“チョー気持ちわかる”?   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」第五話を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 二〇〇四年夏。アテネオリンピックでの日本人選手の活躍に沸き返る中、銀行襲撃の
計画が進められていた。後に発生した三人組による銀行強盗事件では、行員の廣瀬亜紀
が一人射殺され、現金など一億円も奪われたまま、未解決になっていた。
 二〇一八年。新たに起こった銀行強盗事件で使われた拳銃の弾丸を調べたところ、十
四年前の女子行員射殺の弾と、線条痕が一致した。強盗の人数も同じ三人。同一犯の可
能性が高い。
 十四年前の当時巻き込まれた女性行員の一人を銀行に訪ねると、興味深い証言が得ら
れた。現場で見付かった特徴的なピアスについて、事件よりも前に見掛けた覚えがある
という。その人物は融資の相談に訪れた若い男性客で、萩野朔太郎と名乗った。萩野は
相談窓口で出迎えようとした女性行員がお辞儀をしたにもかかわらず、隣の窓口で作業
中の廣瀬亜紀に声を掛けた。見た目から言って、地味で平凡な廣瀬に対し、証言をした
女性行員は若くて美人だという自負があった。何故避けられたのか?
 荻野の交友関係に当たり、兄貴分の男が浮上する。そいつは元暴力団員で前科持ち。
閉めたばかりのバーを探ると、紙幣用の真新しい帯が見付かった。先日強盗が会った銀
行のそれと同じ物。観念した男は、共犯者の一人が荻野であることを認める。さらに意
外な証言を、つまり十四年前の銀行強盗では廣瀬亜紀も積極的に計画に関わろうとして
いたというのだ。
――前半三分の一ぐらいまでの粗筋は以上。ここからは当の荻野や第三の共犯者がそれ
ぞれ証言して、様相がくるくると変わる。男と女の立ち位置が、ネガとポジみたいに入
れ替わる。状況ではなく人が対象だからか、いつも以上にめまぐるしく感じられるよう
な。
 他にもちょこちょことサイドストーリーが展開されてた。前回、本部長をぶん殴った
金子は、今回謹慎でお休み。と言いつつ、職場には出て来ているから、自宅謹慎ではな
く、捜査で動き回るのを禁じられたってことかしらん。
 主役の石川百合刑事に以前のエピソードでモーションを掛けていた?検事の大江が再
登場。いつも利用しているバーを教えて立ち去る。ラストで石川が訪ねて大江と酒を飲
むシーンが思わせぶり。
 被害者の妹が姉妹仲を語る場面では、石川刑事が自分の妹のことを思い描きつつ、コ
メントする。容疑者の宿泊するホテルに突入するシーンでは、石川が銃の使用にためら
いを見せる節が(シーズン1最終話からのつながり)。
 という風にかなり詰め込んできた印象。これからどう回収していくのか、注目です。

 ではでは。




#656/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (        )  18/11/15  21:55  ( 25)
感想>「SS>密室」  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「密室」拝読しました。これも、永山さんお得意のパターン、という感じですね(^^)
こういう短編の超能力の場合、想像しやすく解りやすい、ものが良いと思うのですが、
少々想像しにくかったかな、と感じました。その二本の指でモノを挟む、ということが
あまり無いからかもしれません。とは言え、そのために主人公も苦労しているわけで、
その苦労がないとこの短編の魅力も半減してしまうので、難しいところ。
それ以外は、面白く読ませて戴きました。主人公は、どうやってこんな使えない能力に
気付いたんだろう?なんてことも気になりましたが、その解説しようとすると短編には
収まり切らないでしょうから、寧ろ削るべきでしょうし。

誤字は三ヶ所、「あれ?これ、どう間違ったんだろう?」と悩むようなのも(^^;

「糸はさらに引っ張る音で」→「糸はさらに引っ張ることで」
「室内から施錠できたら、」→「室外から施錠できたら、」
「室内のある数台のドローンが」→「室内にある数台のドローンが」

も一個、御作に限らず出てくると「?」となるのですが、
「場所は屋上で、通常は入れない」
という表現、屋上へは「入る」のと「出る」のと、どちらが一般的なのだろう?と。
屋上を校庭に置き換えると、校外からは「入る」、校舎からは「出る」の両方の表現を
使い分けることになりますが、はて、屋上の場合は?私としては、校舎から「出る」の
方がしっくり来るのですが、一般的かどうかというと判断つきませんでした。

それでは。




#657/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #656 ***
★タイトル (AZA     )  18/11/16  02:15  ( 28)
感想レス>『SS>密室』   永山
★内容
 夢乃さん、拙作を読んでくださり、どうもありがとうございます。面白いの一言が嬉
しいです。
 誤字の指摘もありがとうございます。特定の子音のキーが不調を来す時期があるみた
い。訂正していたら、ご指摘分以外にも「転落し」とすべきところを「転落死」にして
いたのを発見。意味がまるで違ってくるので焦った〜。
 あと、「室内から施錠できたら」は、室内側にあるつまみを回して施錠するというニ
ュアンスのつもりでした。伝わりづらいようなので……現時点では「室内側から施錠で
きたら」に直してみました。変わらない?

 屋上に関する表現は、目からうろこと言っていいのか、これまで意識していませんで
した。一般的には、閉じられた場所から開かれた場所へ移動する訳ですし、「出る」な
んでしょうね。その一方で感覚的に、通常使用を禁じられている場所=心理的な閉鎖空
間というイメージで捉えると、屋上に「入る」(足を踏み入れる)になるのかも。

 いかにして己の超能力に気付いたか問題。
 これはプロの作品でも割といい加減に扱われることが多いと思うので、掘り下げると
面白い気がします。能力に気付いたとしても、発動条件、効果の及ぶ範囲や持続時間な
どの限界、能力を行使することによる自身及び周囲への副作用的影響の有無といった事
柄を、正確に把握するのは相当困難であるに違いない。
 自作で、主人公が己の特殊能力を知るべく色々実験する様を描いたことありますけ
ど、結構面倒(笑)。絶対の確信が持てるようになるのは不可能だな〜と感じたです。

 ここしばらく(中途の作品の)筆が進まなくて、いかん、ちょっと“リハビリ”した
方がいいかなと感じたもので、思い付いたアイディアを短期間で一応形にするというの
をやってみました。もう少しやるかも。ミステリだけじゃなく学園物の方もしなくては
(^^;

 ではでは。




#658/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #657 ***
★タイトル (        )  18/11/16  15:19  ( 35)
感想>「SS>倒叙」  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「倒叙」拝読しました。あまり、倒叙ミステリっぽくないように思いました。むしろ、
叙述ミステリと言った方が良いような。むしろ「密室」の方が倒叙っぽい。

※以下ネタバレ含みます。






倒叙っぽく見えない理由は、物語の最初に示された犯罪の犯人が主人公ではないこと。
厳密には主人公は死体遺棄をやってるわけで、その犯人という意味では倒叙ですけど。
しかし、死体遺棄というのはその前の殺人があってこそ、なので、倒叙と言うには何か
違うなぁ、と感じました。

次に、叙述っぽく見える理由。上で述べたように、最初の殺人を主人公が犯ったように
見せていること、後半で明かされる、被害者の秘書が数日(以上)戻ってこないことを
主人公が知っている理由、この二つのミスリードを誘っているように見えるため。

・・・と、ここまで考えてふと思ったこと。もしかして題名を「倒叙」とすることで、
倒叙トリックと見せかけて実は叙述トリックという、作品そのものが叙述トリック?
犯人視点で書かれていることに間違いはないから、倒叙と言っても嘘にはならないし。
だとしたら、やられたっ 深いです。


「密室」の、「室内から鍵をかける」話。
あ、なるほど、「室内側の機構を使って鍵をかける」ということですね。納得。ただ、
「室内から施錠できたら」と言うと、どうしても「自分が室内にいる状態で施錠」と
読めてしまって。どう書くのがいいんだろう?私が書くとしたら(深く考えず(-_-;)
「室外から中の錠を掛けることができれば」とか書きそうです。


それでは。




#659/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #658 ***
★タイトル (AZA     )  18/11/17  01:47  ( 31)
感想レス>『SS>倒叙』   永山
★内容
 とその前にネタバレ防止のため、雑談を少し挟みます。

 何の気なしに「男顔」を検索してみたら、あるサイトに「男顔の女性は美人が多いと
言われる」という旨の記述が。初耳。
 これって定説というか常識なのかなと、改めて「男顔 美人」で検索し直すと、定説
と思えるくらい多数ヒット。
 「男顔は美人が多い」が定説だとしたら、ちょっとまずいことがある。拙作『そばに
いるだけで』の序盤で、ヒロインが男に間違われたのを気にして、「どうせ私は男顔で
すよ」みたいな感じで開き直るシーンを書いたけど、この台詞がまずい。男顔は美人が
多いのであれば、私は美人だと言っているのに近い訳で。そういうキャラクターではな
いから、こここは周囲で聞いていた友達が誰もこの定説を知らなかったことにするか、
もしくは知っている者に指摘され、ヒロインがいわゆる“はわわ”状態になるくだりを
追加するか。ちょっと考えどころ。

 那須川vsメイウェザー、やっぱりやるってよ。
 今回ははっきりエキシビションマッチと発表。滞りなく挙行するためにメイウェザー
側に示す必要があったんでしょうけど、事前にエキシビションと言われてしまうと、観
る側にすれば興味関心が薄れるのも事実。
 あとは那須川が一発でもいいのを当てることで、メイウェザーの本気を引き出す展開
になるのを願うばかり、かなあ。

感想レス>『SS>倒叙』
 夢乃さん、拙作を連日読んでくださり、ありがとうございます。
 倒叙・叙述云々は、「ふと思ったこと」以下の見方でご名答です。倒叙でありつつ叙
述トリックでもある作品を志向して始めたものの、掌編で描くにはいまいち弱い気がし
たので、冒頭に思わせぶりな(でも本来必要のない)文章を入れて、読者を誤誘導でき
たらいいなあと。(^^; 一応、倒叙についても叙述トリックについても言及しているか
ら、アンフェアではないだろうし。東野圭吾の『容疑者Xの献身』ほど、堂々とした伏
線提示ではありませんが(笑)。

 ではでは。




#660/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/18  20:16  ( 21)
余さんの都合   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」第六話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 前回終盤の流れから一気に煙鴉と対抗する展開に持っていくのかと期待していました
が、今回は小休止の感。これまで通りのゆるめの展開がまた繰り広げられる……と思い
きや、そこまでライトな作りでもなし。
 序盤から中盤に掛けては、確かにいつも通りの軽いのりで、主人公の若い刑事が得意
がってるパターン。ただ、所々にポイントとなりそうな断片を入れており、これまでと
はちょっと違う雰囲気を出していたような。若い刑事と同じくキャリアの浅い女性刑事
が容疑者に逃亡されそうになる失敗をし、ややシリアスになった辺りから違いが顕著
に。
 そして最後は感動ネタにシフト。まさかこの作品でこうもうまく感動ネタに持って行
けるとは思いも寄らず。前回の第五話でも、感動ネタにしようという気配はあったもの
の、今回ほど明瞭ではなかった。容疑者役の余貴美子の好演もあって、軽い雰囲気で進
んだ中盤辺りまでの流れも芯が一本通っていた気がする。煙鴉役・遠藤憲一の出番がい
つもより少なめだったこともあって、その存在感は大きかった。
 伏せられていた真相も、そこそこ意外性があり、感動ネタと謎とがきっちり噛み合っ
ていたのがよかった。
 さらに、煙鴉に対して主人公が若干の疑問を抱くくだりも、今回の話の中でこそぴた
りとはまる。煙鴉が別離を示唆するメッセージを残して消えるラストで、次回へ思わせ
ぶりな引き。よくできている。

 ではでは。




#661/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (        )  18/11/20  17:40  ( 37)
感想>「カグライダンス・ミニ」&「ダイイングメッセージ」夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「カグライダンス・ミニ」「SS>ダイイングメッセージ」拝読しました。

「カグライダンス・ミニ」は、少々物足りないと言うか、軸が無い感じを受けました。
「好感度」と言う言葉がテーマなのだと思いますが、もう一つ印象に残りません。どう
言えばいいのか・・・単に日常の場面を無作為に取り出しただけで、ストーリーとして
考えられてはいない感じ(それ言うと、私の作品、全部これなんで墓穴だけど(-_-;)
長編の中の一部ならあまり違和感は無いかもしれませんが、短編という、一つの作品に
なっているため、そう感じたのかもしれません。なので、本編を早よ(^^)

「SS>ダイイングメッセージ」は、あ、やっぱりそう来たか、と言う感じが(^^)
えーと、この後はネタバレ注意。

 ネ

 タ

 バ

 レ

 注

 意


被害者は、消しゴムの仕込みは予めやっていたのでしょうけれど(別の悪戯目的で)、
血文字と、鉛筆書と、さらに掌に(カッターナイフの刃で?)ダイイングメッセージを
残す体力と時間があったのなら、犯人がダイイングメッセージに気付いた時には、まだ
息があったのではなかろうか、もしかしたら目を盗んで逃走することもできたのでは、
と思いました。
話の展開的には、もう一個のダイイングメッセージがあるんだろうなぁ、と思いつつも
どこにあるのかまでは想像できなくて、楽しめました。


それでは。




#662/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #661 ***
★タイトル (AZA     )  18/11/21  20:00  ( 24)
感想レス>『カグライダンス・ミニ』&『ダイイング〜』 永山
★内容
 拙作を続けざまに読んでくださり、ありがとうございます、夢乃さん。
 『カグライダンス・ミニ』は確かに、長い物語の中の一エピソード的な話になってい
ますね。落ちでどうにか結構を整えようとしたんですが、無理だったようで。
 本編の方は……以前の書き込みでも触れた気がするけど、分量的にはひとかたまり
分、だいぶ前にできているのですが、後に続く展開とのバランスを考えて、果たしてこ
れでいいのかもっといいやり方(構成や配置)があるのではないかと迷っていたら、こ
んなに間隔が開くことに。唐沢と町田二人きりのやり取りが多い点も、作者としては気
になる。世話焼きキャラになってる二人に背負わせすぎというか(苦笑)。なるべく早
くUPしたいと思っているのですが。

 『SS>ダイイングメッセージ』もご指摘の通りで、書きながら「この被害者、だい
ぶ余裕があるよなあ」と感じたため、詳しい犯行の状況は描かずに、なるべく簡潔にし
てごまかそうとしたです(汗)。最初、足だけ拘束されていたことにしようかと思った
んですけど、それだと何で手も拘束しないんだ?ってことになり、手が拘束されていて
は自由にダイイングメッセージが書けないというジレンマ。
 作品を離れますが、殺されそうになった普通の人が、助けを求めることなく、捻った
ダイイングメッセージを残そうとする状況って、換言すると、まずその瞬間には生き延
びる望みを絶たれているはず。加えて、ある程度考える時間が必要。となると、何らか
の形で餓死もしくは窒息死を待つだけの状況に置かれたときぐらいしか思い浮かばな
い。首を絞められるなり銃を突きつけられるなりした被害者が壁に後ろ手で字を書ける
状況だったとして、やはり抵抗するのが先でしょうし、捻ったメッセージを考える余裕
はなく、せいぜい犯人から見えない位置に書こうとするくらいが関の山かと。

 ではでは。




#663/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/22  20:58  ( 38)
若者の間では「クラブ歌手」は死語らしい   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」第六話を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 一九九五年冬、クラブ歌手の進藤マリアが絞殺死体となって公園で見付かる。捜査は
難航し、迷宮入り。
 遡ること七年。バブル最盛期の一九八八年には、暴力団もその恩恵にあずかってい
た。構成員の金村は、会長の命を受けて敵対勢力に乗り込み、一人を射殺、二人に重傷
を負わせた罪で、収監。三十年後の二〇一八年に仮出所した。その足で、自らに手錠を
掛けた本木刑事(現在は警視で、コールドケース担当課長代理)の元に出向き、挨拶す
る。服役中の金村は本木と手紙のやり取りをしており、初期の頃は進藤マリア殺害犯を
見つけ出し、この手で殺してやると息巻いていた。金村は進藤マリアと恋仲だった。本
木からおかしなことはもう考えていないなと念を押された金村は、もしやりたくても二
年前に脳卒中を患って半身不随に近い身体では無理だと答える。だが、その目に不穏な
ものを感じた本木は、進藤マリア殺しの洗い直しを始める。
 金村が属していた組は代替わりし、当時は下っ端だった安野がビジネスで才覚を発揮
し、トップにのし上がっていた。金村は現在入院中の元会長を訪ねて挨拶をした後、安
野のところへ行くが、はした金を渡して追い返そうとする安野と険悪な空気になる。
 本木ら刑事は、進藤マリアの働いていた店のママが、薬物絡みで逮捕拘留中だと知
り、話を聞く。すると、当時は命が惜しくて口をつぐんでいたが、今なら証言できるこ
とがあるという。マリアが殺された翌日、安野が店にやって来て、従業員全員にマリア
の男関係について何も喋るなと口止めをして行ったという。進藤マリアは元々、当時の
会長の愛人の一人だった。
 ――中盤までの粗筋はこんなところ。
 今回は、本ドラマにしては珍しく、事件の構図そのものにはさほど捻りのない展開で
した。観ていてそれが分かるほど、他にはないだろうという描き方だったので、その点
に関して不満はありません。どちらかと言えば、このシンプルさでこれほどぐいぐい引
っ張る筋立てにしたのが凄い。
 また「コールドケース」シリーズでは事件発生当時等過去の流行曲をBGMに使うこ
とで臨場感を出すのを恒例としていますが、今回はクラブ歌手がある意味主人公とあっ
て、歌が寄り身近な物語になっていたように思います。だから当時の流行曲をじゃんじ
ゃん大量に挿入したかというとそうでもなく、「恋人よ」「ラヴ・イズ・オーヴァー」
「とんぼ」の三曲にほぼ絞り込んでいたようでした。それぞれインパクトのある曲だか
らか、このやり方は非常に効果的で、ストーリーともマッチしており、印象に残ったで
す。
 もしも米国版コールドケースなら途中で金村は消されちゃうんじゃないか、という展
開もありましたが、そうならずに何だかほっとした(苦笑)。奥田瑛二の熱演もあっ
て、ついつい応援しちゃいましたよ。

 ではでは。




#664/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/23  20:33  ( 25)
さぎをこされた   永山
★内容
『高速道路際でガソリン切れを起こして困っていたカップルに、ホームレスが有り金全
部の二十ドルを渡して助けてやった。カップルはお礼としてホームレスが生活再建でき
る資金を集めるため、クラウドファンディングを起ち上げた。目標の一万ドルを大きく
上回る四十万ドル超が集まった』……という“いい話”の発端であるカップルとホーム
レスのやり取りが全くの作り話で、大金を集めることを狙った詐欺だったとのこと。米
国ニュージャージー州。
 この“いい話”が起きる以前から、クラウドファンディングを装った詐欺は実際に
多々あったみたいですから、先を越されたってのは正確じゃないけれども、小説のネタ
になるなと思ってました。単なる資金調達ではなく、恩返し的いい話から一転して詐欺
というのが、いかにも物語っぽい。
 加えて、分配を巡る仲間割れが露見のきっかけとあっては、あまりに出来過ぎで、陳
腐さすら感じてしまいます。こうも典型的というか、いかにも絵に描いたような詐欺を
実際にやられると、創作する側としては単純なストーリーでは最早書けないと意識せざ
るを得ない訳で。
 この手の詐欺話を土台に、捻るとしたら……詐欺グループの一人が被害者の殺人事件
を先に描くというのはやはり陳腐かな。大金を集めるくらい話題のクラウドファウディ
ングなら、関係者も有名人になってるだろうから、すぐにつながりがばれるだろうし。
 詐欺グループの一人に描写視点を取った倒叙物にして、仲間割れしていないのに仲間
が殺されていく、という展開ならまだ広げる余地がありそう。
 ホームレスは本当に親切な行いをしたが、実際に助けられたのとは別の人間が名乗り
出て、詐欺を働くというのもいけるかな。この場合、ホームレス自身はどんな人物を助
けたのか分からないでる必要があるけど、視力が弱いと設定するのは安易か。ここにも
何か捻りを入れたい気がする。

 ではでは。




#665/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/25  03:31  ( 25)
運動は苦手でも嫌いではなかった   永山
★内容
 はてなダイアリーでの匿名投稿「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に
共感多数、とのこと。「体育の授業が運動嫌いを作り出している」。
 この記事の中にあったコメント紹介で、競技ルールを説明することなく試合を開始
し、反則をやってしまったら「何で知らないんだ」と怒られたという旨の話、分かるわ
〜。
 自分は小学生のとき、バスケットボールの基本的なルールを知らなかった。シュート
を邪魔して怒られた。手で視界を遮る行為がだめだってことだと思う。怒られただけ
で、何の説明もなかったから推測。あと、中学時代には、クラスの授業でサッカーをや
ったとき、ゴールキーパーを押し付けられた生徒がやはりルールに不案内で、めっちゃ
どやされてた。私も知らなかったけど、言える雰囲気じゃなかった。理不尽極まりな
い。せめて、知らない者がいると分かった時点で、知っている者が丁寧に教えてしかる
べきなのに、そうしないのは何故なんだろ。これこれこういうルールだ!と大声で一度
言って終わり。
 ローカルルールが多岐に渡ることで知られる、トランプ遊びの大富豪(大貧民、ド貧
民)を、ルール確認をせずに始めても揉めるだけで済むが、体育だと知っているかそう
でないかの両極に別れがちな上、身に危険が及ぶ可能性があるので徹底しないと。
 同じく体育の授業で、相撲を取ったことあったけど、振り返ってみると恐ろしい。張
り手、つっぱりの類を出す子はいなかったけど、もし出したとしてもその子を非難でき
ない。肘関節を閂に決めるのも怖いなぁ。さらに言えば、授業で相撲のルールを説明し
てから始めるなんてことはまずないだろうから、グーで殴ったり、蹴ったりしても、説
明を怠った方が悪い……のか?
 と言うようなことを考えていたら、ネタが浮かんだので掌編に仕立てるか、作中のエ
ピソードの一つにするかも。

 ではでは。




#666/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/26  02:34  ( 30)
毎度どうものマインドコン   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマスペシャル「警部補碓氷弘一・マインド」を録画視聴。
一応、ネタバレ注意。原作小説は未読で、これより前のドラマ化第一弾の方も未見で
す。
 同時に起きた二つの殺人&二つの自殺の謎という謳い文句に惹かれて観てみました
が、期待したのとは違いました。まあ、タイトルに「マインド」と入っている時点で、
心理的なものがテーマだとは想像できたけれども、その裏を掻いて物理的・機械的なト
リックで四件同時殺人のトリックが用意されているかもしれないと淡い期待を込めてい
たのですが。
 でも、物理的・機械的なトリックではなくても、それなりに納得のできるトリックが
示されることは当然、担保されているものだと思っていたのですが、そこもすかされた
感じ。こんなぼんやりした描き方では、視聴者の納得を得るのはおろか、作中の検察だ
って起訴を躊躇うのではと思ってしまった。原作はもうちょっと納得の行く描き方にな
ってるのかな?
 ラスト前にもういっぺんどんでん返し(姉が妹を操っていた)があるかと待ち構えて
いたが、そこも不発でがっかり。

 BSテレ東で放送のドラマ「サイレントヴォイス」第七話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 まさしく連鎖する犯罪。それも犯人自身は悪いことをしている意識はまるでなく、被
害者のためを思って善行をしているのだと信じ込んでいるところが酷刑であり、怖くも
ある。真相を見抜いたあと、主人公らは痛烈に犯人を批判していたものの、ほんの少し
は同情できる余地があるかなとも感じた。ただまあ、犯人は他のやり方を知らなかっ
た、自分のやり方が最善なんだと信じて疑わないような振る舞いをしたけれども、教師
として世間に出ているのだから、それは通用しないわな。
 今回も凝った構成で、ストックホルム症候群だけで片付けるのかと思いきや、一筋縄
ではいかず。ヒントも結構散りばめられていたのに、気付くのに時間が掛かったのは、
問題(謎)が難しいと言うよりも、ドラマを楽しもうというこちらの意識が強いからか
な。

 ではでは。




#667/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (        )  18/11/26  23:05  ( 31)
感想>「SS>アリバイ」  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「SS>アリバイ」拝読しました。
これも永山さんのお得意の展開、という印象ですが、ちょっと物足りない感じです。
以下、ネタバレ注意。


ネ

 タ

  バ

   レ

    注

     意


この状況で、小百合のところに警察が来ない、って有り得ないんじゃないかな、と思い
ました。被害者が余程気を付けて身を隠していた、ということも考えにくい。理由は、
描写からして、それほど頭の回転が良くなさそうだから。そんな男が近付いていたら、
矢代が気付かない、というのも腑に落ちないですし。寧ろ、警察が小百合を訪ねて来て
『犯人は自首して来たが、名は明かせない』ことを伝えられ、それは誰だ、と小百合が
悩んでゆくような展開の方がしっくりするかも。ただ、そうすると短編には収まらない
かな?とも思うので、なかなか難しいところです。

あとあと、小百合のフルネーム、最後だけ「武井小百合」になっちゃってますよ〜

それでは。




#669/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #667 ***
★タイトル (AZA     )  18/11/27  02:22  ( 40)
読了>夢乃さんの『終末のサイエンティスト』12. 他レス 永山
★内容                                         18/11/27 17:56 修正 第3版
 御作読みました。前章に続いての過去エピソード編とあってか、私は読みやすくて、
楽しめました(悲劇的な話なんだから楽しむは違うかな?)。11、12と物語の構成とし
ては若干、二番煎じの感はあるものの、麗子と光俊、同じような経験をしているのだか
らやむを得ないんでしょう。ここは二人の対比を味わうところかな。
 少年時の光俊のキャラクターが、現在とは結構違っているのはさもありなん。この悲
劇を契機に変わっていったと解釈して、充分納得できます。
 光俊が夢と分かっていながら夢を見続けるのは、途中でやめることがほんとにできな
いからなのか、それとも悪夢と分かっていても家族や凛華にまた会いたいという気持ち
故なのか、もしくは今度はハッピーな結末かもしれないと微かな期待を抱いているのか
……と想像してみると、なかなか興味深いです。

 本筋とは全然関係のないことですが、光俊のペンダントヘッドの形状を脳裏に描いて
みて、何となく、簡易化したイカっぽい形?と感じてしまったです。すみません。(^^;

 「漁る」は「とる」と読ませるのだと思いますが、だとしたら正式な読みにはなく、
慣用的にも珍しいようなので、一応指摘してみました。

 「東から西へ、光の帯が走っている。」のくだりを読んでふと気になったんですが、
ここの「東から西へ」は、「西から東へ」に置き換え可能なのか否か? ムーンベルト
に明確な向き・方向性があるのかなって思いまして。

 これも念のためですが、「数秒後─数分後かもしれない─に身体を」にあるダッシュ
は、原則的に二升(――)使うものだそうです。ツイッターにおける制限等に起因する
ものでしたら、ごめんなさい。


感想レス>『SS>アリバイ』※一応ネタバレ注意
 拙作を読んでくださり、ありがとうございます、夢乃さん。
 短くまとめるのが難しいということは、私がアイディアの料理法を間違った訳で。こ
こは長くするか、短くまとめられるだけの補強をすべきでした。今になって考えるに…
…姉崎を米国留学(勤務でもいいけど、年齢を明示にしていないので一応学生ってこと
で)のそこそこエリートにして、かつ小学校時代にキスじゃなく喫煙してた(写真はな
し)ことに。竹地の人気が出始めたのをたまたま知った姉崎が、ネットを通じて米国的
な軽いのりでアプローチしてきたと。竹地も適当にあしらっていたが今度帰国するから
会おうって言い出され、悪い方向に想像が膨らみ、昔のことをたとえ噂の形でも広めら
れるとまずいと考え――やっぱり長くなりそう(汗)。
 またキャラ名間違い。竹地が竹井ではなく武井になったんだから、気付いてもよさそ
うなものなのに、何故か見落とす……。(--; なるべく気を付けます。

 ではでは。




#670/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #649 ***
★タイトル (j_m     )  18/11/27  12:07  (  5)
私も読みました。
★内容
「ネクスト・ギグ」
私も読み終えました!
面白かったです。
永山さんの感想、ここに置いておくのはもったいないので鵜林さんに届けてはいかがで
しょうか。




#671/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #669 ***
★タイトル (        )  18/11/27  23:09  ( 18)
感想レス>「終末のサイエンティスト」12 話  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

拙い作品をいつもお読みいただき、ありがとうごさまいます。楽しめて戴けて何より、
なのですが、この後どうしよう、どう話を展開しよう、と悩んでいたり。ラストだけは
決まっているのですけれど、どうやってそこに到達しようか、と考え中です。

「東から西へ」は、特に方向性は無く、東西に伸びているだけです。ひょっとすると、
光俊の目には流れるように映っているのかもしれませんが。

「漁る」については、時々敢えて辞書に無い読み方を使うことがあるので・・・けど、
ここは敢えて変な使い方をするところでもないですね。「獲る」に直そうかな。

ダッシュが一個なのは、Twitterって1ツイートの文字数が制限されているので、
確かどこかで1つにしたんじゃなかったかな。余裕があるところでは2つで良いのですが
一度1つで使って以来、統一しています。・・・記憶が怪しいので、しれっと2個に
しているところもあるかも知れませんが(-_-;

それでは。




#672/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #670 ***
★タイトル (AZA     )  18/11/28  12:55  ( 28)
電脳怪快疎にして漏らさず   永山
★内容
↑電脳を使ってもじりを作ろうとするも、意味がよく分からなくなってしまった……。

>まあぷるさん
 お久しぶりです。あ、『厭結び』、まだ全部は読めておりません、すみません。『ミ
ステリーズVol.91』掲載の犯人当てを解こうと、時間を掛けて挑んでるのに、ど
うしても詰め切れないのが主な原因。(^^; 解決編の載るVol.92には鵜林さんの
短編も掲載予定とあり、待ち遠しい。
 さて本題。感想を評価されるのって、面映ゆいもの(笑)。
 『ネクスト・ギグ』、端正なミステリに仕上がっていて、音楽小説としても引き込ま
れて、楽しめましたね。他の方の感想が知りたくて、作品名と“感想”で検索をかける
のが日課にしてましたら、まあぷるさんの感想も見付けました。共感できることばかり
で、何だか嬉しくなったです。
 他の人の感想といえば、電脳ミステリ作家倶楽部の方々がどんな感想を抱くのか興味
あった(特に久遠さん。『ネクスト・ギグ』での靴跡云々が、確か久遠さんの作品にあ
った靴下の手掛かりに通じるものがあるように感じたため)ので、会員リストを頼りに
皆さんのHPを訪ねてみたのですが、多くの方が閉じているか更新停止状態で、ちょっ
とさみしい。一部の電ミス掲示板やチャットは生きてる模様なので、皆さんで集まって
読書会……も連絡手段がなさそうだから難しいのかしらん。
 それで、鵜林さんに私の感想を届けるというのは、ツイッターを始めるのは私の中で
は依然としてハードルが高いので、やるとしたら、鵜林さんが設置した質問箱経由か、
大きな感想サイトに書き込んで作者に見付けてもらうのをひたすら待つことになるかな
あ。(^^; ここは古風に、出版元へのファンレターでもいいんですけど。
 あと、感想には追記するかもしれず。警察の動きを描かない構成はうまいけどずるい
なあ、とか。警察の動きを想像すると、結構面白いと思うんですよ。たとえばクスミが
ギターをミスした件、警察も注目したに違いないから絶対に本人に理由を問い質してい
るはず。それに対してクスミが何と答えたのかが気になる〜。

 ではでは。




#673/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #672 ***
★タイトル (j_m     )  18/11/28  23:10  ( 17)
ネクスト・ギグ
★内容
こんばんは。私の感想も読んでいただけたようで嬉しいです。
もう少し詳しい感想も近々、鵜林さんに送りつけようかとw
「厭結び」は正直、素人作品集ですし、竹書房は文章の校正も全くしないので私から見
ても酷い文章の作品があります。内容は面白いのもつまらないのもあります。ですか
ら、いつでもお暇な時に。

感想の送り方ですがツイッターをやっていないとDMは送れませんが、質問箱はツイッ
ターをやっていなくても書き込めますので気軽でよろしいかと。
あとはAMAZONのレビューがまだ一つしかないので、もちろんネタバレは出来ませんが、
そこに書きこむという方法もあります。
もちろんファンレターっていうのも古風ですがいいですよね。

警察の件。私も上手く出さないようにしてるなあと、それでいて不自然になっていない
のは凄いですよね。出さなくて正解だったと思います。クスミさん、あんな感じだから
警察にも本当のこと言ってなくて疑われてたかもですね。
登場人物ではかいわれ大根ちゃんとクスミさんが好きです。
来月のミステリーズのスピンオフも楽しみですね。




#674/696 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #673 ***
★タイトル (j_m     )  18/11/29  08:05  ( 12)
それから
★内容
電脳ミステリ倶楽部の方々では、久遠さんと九竜さんがツイッターアカウントをお持ち
なんですが、久遠さんはご家庭の事情で、九竜さんも原因は判りませんが数年前から止
まってしまっていますね。あとの方はどうされてるのかまったくわかりません。寂しい
限りです。私も数年前、パソコンが壊れてからホームページビルダーを購入してないの
でサイトは停止状態ですが、作品の多くは「小説家になろう」のほうに転載していま
す。
電ミスのサイトに残っている皆さんの作品もいくつかありますが、過去にとても完成度
の作品がありましたので、本当に惜しいなと思っています。

個人の事情なので難しいかとは思いますが久遠さんや九竜さん、他の方もまたいつか戻
ってきてほしいですね。今は個人サイトの時代ではなくなったので、投稿サイトにで
も。




#675/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/29  21:03  ( 26)
ドクター中松が飛び跳ねていた頃   永山
★内容
 まあぷるさん、電ミスの方々の近況をお知らせくださり、ありがとうございます。久
遠さんは何年か前までチャットの点検?に来られていたのが、ぱたりと止まったので、
気になっていました。已岬さんのところも活発だったのがいつの間にやら。皆さん活動
再開&再会できるようになればいいなあ。
 話換わって、『ネクスト・ギグ』の好きなキャラクター……かいわれ大根ちゃんは、
佳境に入ってちょっとキャラ変した印象を受けましたが、愛すべきユニークな造形で存
在感抜群ですね。対照的にくせのない感じの斉木君とか、豊川悦司を思い浮かべたタナ
ベリクも印象に残りました。あと、ミナミさんはロックについての説明が論理的で、ミ
ステリ読みには一番しっくり来るかも。


 ひき逃げ死亡事故と思われていた案件が、転落死と判明。自動車運転処罰法違反で逮
捕の男性を釈放。東京都。死亡した女性が近くの建物から転落する様子が、防犯カメラ
に映っていたとのこと。
 またもや、似たような状況を小説のアイディアとして凄く昔に考えたことある――。
『暗がりを乗用車で走行中、突如、上から歩行者が出現し、避けきれずに跳ねて死なせ
てしまう』という状況を構築したい。だけど、高所から転落した人間は通常、重たい頭
が下向きになると聞くので、そのままでは歩行者が突如出現したようには見えないだろ
うなと判断し、保留に(自殺なら足が下になることもあるそうだけど、それならそれで
足を揃えているだろうから、歩行している風には見えないかな)。足にジャンピングシ
ューズを装着していたことにすれば、脚部に多少は重みが加算される上に、『ジャンピ
ングシューズで飛ぼうとして失敗し、空から落ちてきたところを跳ねられた』ように描
けるかな、とか色々変な設定を考えてた(苦笑)。少年探偵団シリーズ的な話なら使え
るか?

 ではでは。




#676/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/11/30  21:21  ( 19)
森の中で吹いてる物   永山
★内容
 雑誌ミステリーズの犯人当て『赤鉛筆は要らない』、詰め切れない。登場人物の誰で
も犯人にしようと思えばこじつけられそう。
 参加することに意義があると思って、一番なさそうな犯人でいくことにした。

 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」第七話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 煙鴉の出番はかなり少なめ。同僚刑事との因縁についての説明に費やされたので、
ターニングポイントになるエピソードではあったかと。
 今回の本筋の方は、病院長の不正を暴くってことで、丁々発止のやり取りが繰り広げ
られましたが、最後の決め手が充分に予想できる範囲内だったのが残念。そもそも、密
閉空間で行う手術だからリラックスして口が軽くなるからって、見学者がいる場で秘密
をぺらぺら口に出すものなのかしらん。
 演技の面では、年嵩の女刑事が芸達者なところを見せて、なかなかよかった。役柄と
して芸達者なところを見せるってことは、演じる俳優もそうでなければならない訳で、
感心させられたです。
 あと、ちょい役で、お笑い芸人コンビのおかずクラブ――ゆいP&オカリナが出演し
ていましたが、これって完全に、若い女性刑事の特技(オカリナを吹ける)に合わせた
キャスティングだよね(笑)。

 ではでは。




#677/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/01  20:49  ( 30)
ネタバレしないの〜   永山
★内容
 雑誌ミステリーズの犯人当て『赤鉛筆は要らない』問題編が、東京創元社のウェブで
無料公開されていたんだけど、解答受付の締め切りが過ぎたから当然非公開になったと
思いきや、まだ読めるのね。
 紙媒体の出版が続く限り、この手の募集は公平性を保つため、解決編の載る次号の発
売日から二週間ほど空ける必要があるんでしょうけど、電子出版のみになったら、どう
なるんだろ。

 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」第七話を録画視聴。ネタバレ注意…
…のつもりでしたが、今回は内容には触れないことに。
 と言いますのも、今回のエピソードは、本家「コールドケース」のとある回のエピ
ソードの焼き直しで、下手に触れると両方同時のネタバレになるので、まあ止めておこ
うかと。元々、日本版は本家のフォーマットライセンスの許可を得て製作していること
もあり、これまでも本家エピソードの焼き直しはあったはずですが、気にするレベルじ
ゃないと判断してました。今回は元の内容をすぐに思い起こせるくらいの出来映えでし
たので、例外的に。
 そして何よりも、このエピソードの構造がとても好きだから。通常考えたら、関係者
がこのタイミングでこんな殺人を犯すなんて心理的にあり得ない、でも最後に明かされ
る真実は納得の行くものだという本格ミステリのテイストを感じさせるところが、特に
お気に入りです。
 細かいことを言うと、本家の米国版では、上述の「あり得ない」が終盤まで徹底され
ていたと記憶していますが、今回視聴した日本版では、割と早い段階で、何人かは殺し
てもおかしくはないかなぐらいのヒントを堂々と提示しています。ラストにおける意外
性と腑に落ちる感では本家、犯人当ての雰囲気を楽しみたいのであれば日本版を推しま
す。
 あと、今回は脇役刑事の内、滝藤賢一演じる立川にスポットライトが当たったように
思いますが、準主役級の活躍ではなく、飽くまで演劇にうるさい刑事キャラという立ち
位置だったのがちょっと惜しいかも。それでも各所での笑いや締めに設定が活かされて
おり、よかった。

 ではでは。




#678/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/02  20:49  ( 28)
ちょっとかんがるーから待ってて   永山
★内容
 スカパー!開放で色々と視聴。
 キッズステーションでアニメ「はじめの一歩」の一挙放送を観ていて、ロシア人ボク
サーのリングネームが、ヴォルグ・ザンギエフであることに今さらながら気付く。
 てっきり、ヴォルク・ザンギエフと持っていた。だって、リングス常連外人選手のハ
ンは、ヴォルク・ハンだったから。
 どっちの発音がより言語に近いのかと気になって調べてみたら、どうやらヴォルクら
しい。ちょっとほっとした。じゃあ何で「はじめの一歩」ではヴォルグとしたのかは、
分からないままだけど。

 アニマックスでアニメ「デスノート リライト」をちらちらと見る。どの辺がリライ
トなんだ、総集編的再構成をリライトと呼んでいいのかという疑問はさておき、Lの指
示で夜神家に監視カメラが多数設置されるとこの話で、気になったこと。“夜神月が机
でやっている行為”を鮮明に捉えられる位置にカメラを設置しなかった理由が分から
ん。設置したらしたで、月はカメラの位置を全て把握しているのだから、違う場所でデ
スノートへの書き込みをしたんだろけど、L側の対処が、デスノートの存在を知らない
とは言え、対象者が手書きする可能性を見落としていたとはちょっと考えにくい。何か
理由があって、カメラを取り付けられなかったんだったっけ?

 ディスカバリーチャンネルのバラエティドキュメンタリー(?)番組「オーストラリ
ア鉄道」シリーズを観ていて、主に小麦を運ぶための貨車を改造して、積載時が従来通
り上からだが、搬出時は貨車の底が開くように改造するも、一ミリほどの隙間が閉まり
きらず、小麦が落ちる。それも数粒ってレベルはなく、小さな山を作るくらい。直す暇
がないから布を詰め、ガムテープでとめて出発。どうにか港に届けられたんだけど、そ
の場面に被せるナレーションが「貨車の思い切った改造は成功だったようだ」と。
 え、成功? 落ちた小麦はもう売り物にならないだろうし、布とテープでいつまで保
つのか怪しい上に、修理している余裕はなさそうだったけど、成功なのかと。

 ではでは。




#679/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/03  19:58  ( 22)
白とカラス   永山
★内容
 ユーキャン新語・流行語大賞の大賞に「そだねー」。
 今年の冬季五輪以前から使われてた気がするけど、広まったのは五輪からってこと
で、いいのね。いつだったか、「リベンジ」が流行語として話題になったときも、格闘
技ファンの間ではずっと前から使われてるよってな感覚あったもの。
 ところで、小学館「大辞泉」も新語大賞を発表してるのを知らなかった。これからは
両賞が区別できるように記さねば。てことで、大辞泉新語大賞は「空白恐怖症」に決定
したとのこと。初めて聞いたとき、漫画の余白が怖い症状かと思ってしまった。

 NHK−BSで放送のドラマ「カラスになったおれは地上の世界をみおろした。」を
録画視聴。ネタバレ注意です。
 事前に内容の予備知識をほとんど入れずに、カラスと肉体交換した男の視点で進む
話、程度の認識で観てみようと決めたんですが、期待していたのとはちょっと違った。
 このストーリー展開であれば、カラスである必要性はほとんど感じられないのが残
念。他の空飛ぶ生物でもいいし、幽霊や天使でもいいし、下手すると主人公が飛ぶこと
すら省けるかもしれない。もちろんカラスである理由が皆無という訳ではなく、たとえ
ば駆除を名目にカラスをボウガンで殺そうとする若者グループが出て来て、カラスにな
った主人公も狙われるシーンと、それに対応する本来のカラスの主張とか。
 いい話風にまとめると見せ掛けてのオチには、テーマの不徹底さを感じてしまう。そ
れはこのオチが取って付けた感満載で、視聴者をびっくりさせることを優先した結果に
過ぎないからだと思う。せめて、暗示の二つ三つも用意して欲しかった。

 ではでは。




#680/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/04  20:22  ( 26)
カラスからのカラスそしてクロ   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」第八話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 煙鴉という存在を、万能ツールとして使って物語を組み立てている感が強く出てお
り、ちょっと気に入りませんが、話そのものは佳境に入って面白くなってきた。
 何よりも感心したのは、刑事に接近していた煙鴉が、ちゃんと(泥棒としての真っ当
な)同期があった点。こういうことなら、初回からの煙鴉の行動、まずまず納得が行
く。でもまあ、煙鴉の言葉を鵜呑みにしていいのかっていうのもあるし、これもまた見
せ掛けの流れなのかもしれない。
 ついでに言うと、警察の捜査能力を低く見積もることでストーリーが成り立ってい
て、その辺はややご都合主義かな。
 ゲスト俳優の大友康平がいい味出していたけど、台詞に聞き取りにくいところがあっ
たのは残念。上島竜兵の方は、いつもの役割をこなした印象。

 NHK−BSで放送のドラマ「クロスロード3」第一回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 1,2とシリーズになっているようですが、いずれも未見。番宣を目にして、面白そ
うだなと思った覚えはあるものの、何故か見逃してきた。
 そうして今回、第三シーズンを視聴してみて、面白いと思えた。前シーズンまでの人
間関係が取り入れられているようなのだけど、分かりにくくはなく、むしろうまく物語
の中に溶かし込んでいる。いかにもな説明をせずに、ストーリーの流れで視聴者に分か
らせるのはいいですね。
 中身の方もよくできているんですけど、一箇所、承服しがたいところが。中学生の自
殺の背景を取材し、いじめが原因で、その加害者生徒を匿名で報じた記者に対して、え
らく当たりがきつい。加害者生徒がネット上で名前などを特定され、自殺未遂を起こし
たからというのが理由なんだけど、その理屈で話を転がすのは無理があると思う。

 ではでは。




#681/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/05  20:29  ( 28)
暖冬大   永山
★内容
 ここのところの暖冬のせいか、雑草がよく伸びている……ような気がする。てこと
で、畑周りの草刈りの手伝いに。刈ってくれたのを一輪車(乗るやつじゃなくて、運搬
用のあれ。念のため)に積んで運ぶだけなんですけど、結構しんどかった。と言うの
も、前日までの雨で、草が重みを増しているため。通常は、晴天が続くときにやって、
刈った草もしばらく置いて乾かして、軽くなるのを待つんですけど、今回は区域の大掃
除との兼ね合いで、雨の翌日にやらざるを得ず。
 ただ、いくら気温が高いと言っても、やはり冬。夏に刈った草を乾き切らない内に運
んだときよりは、だいぶ軽く感じた。

 二本立ての夢を見て、朝から疲れた心地。
 特に一本目は、自分にしては珍しく(多分、初めて。見た夢を忘れることが多いので
確言はできないが)超常現象の出て来るホラー展開で、しかもそんな内容なのに夢と気
付かない有様だったため、余計に疲れた。
 創作の役に立つかどうか怪しいけれども、夢の内容をメモしておくと――金属製のタ
ッパーにラザニアっぽい料理が作られていて、テーブルに置いてある。みんなで食べよ
うとしたら、何故かタッパーが横向きに立ち上がり、中身を飛ばしてきた。怪奇現象な
んで、みんな物陰に隠れる。遅れた人がラザニア?を肌に食らって、痛がる。よく見る
とラザニアは銀色の輝きを発している。コップを手に持ち、その欠片を受け止めようと
試みたが、コップを跳ね飛ばされ、さらに手のひらに銀の欠片を浴びてしまった。熱く
も痛くもなかったけれど、その銀の欠片(平べったくて剃刀の刃ぐらいのサイズ)は見
る間に手のひらに入り込み、皮膚を通して空かし見える状態になった――こうして書く
と全然怖くないなあ(笑)。ここまでで目が覚めてしまった。
 もう一本は、子供のときの外見のまま同窓会をやってる、みたいな感じ。内容はどう
ってことないけど、夢の中でさえ、相手の顔は覚えてるけど名前を思い出せないっての
は、いらいらする(苦笑)。

 ではでは。ギロチンの夢でも見ていたら、書き込みのタイトル、ピタリとはまったの
に。




#682/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/06  21:21  ( 46)
先週分で気付いてたけど二〇一九年の話だったのね   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」第八話を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 一九九六年当時、ブルセラや援助交際が性の社会現象としてはびこっていた。冬のあ
る日、男子高校生の杉田が、ひき逃げに遭って死亡する。同日、彼の恋人で女子高校生
の皆本は、ラブホテルで赤ん坊を出産するも置き去りにして逃げていた。
 それから二十三年後。皆本の娘・凛の携帯端末に、本当の父親と称する人物から、杉
田の死の真相を知っているとのメールが届く。凛自身は乗り気でなかったが、保護観察
官(凛は詐欺事件の受け子として逮捕歴がある)の勧めで、石川刑事らコールドケース
班に情報がもたらされた。
 皆本の父親は代議士で、しつけに非常に厳しい上に、当時は衆議院選挙を控えてい
た。父親がスキャンダルを恐れて口封じしたのか? 
 杉田に伴われて皆本が受診した産婦人科の女医は、今では堕胎反対の運動をしてい
た。その考えは二十三年前から持っており、皆本と杉田にも、妊娠十二週目で今から堕
胎手術は厳しいと言い、実際にどのようにして堕胎するかの写真を見せてまで、止めさ
せようとした。さらには、そのとき持参した手術同意書の親のサインが本物かどうか、
電話をして確かめると脅しまでかけていた。皆本の父がそんなサインをするはずがな
く、実際には数学教師に頼んで書いてもらっていた。嘘の同書を提出されて怒りから、
高校生の命を奪うようなことがあるのか?
 その後、赤ん坊の父親が杉田ではない可能性が出て来たと、皆本が自覚していたこと
が分かる。相手は同じ高校の生徒・小池で、ブルセラショップに出入りする皆本を見付
け、誰にも言わないでいる代わりにと無理矢理関係を持ったという。小池の住所へ何度
訪れても長期の留守だったため、捜査員が中に踏み込むと、底にあったパソコンから凛
の携帯端末に問題のメールが送られていたことが判明。その上、凛の勤めるカフェに来
店しては、盗撮していたことも分かる。やはり、“本当の父親”が杉田殺しの犯人なの
か? 様々な可能性が浮かぶが、決定打がない。
 赤ん坊が自分の子ではないかもしれないと知らされた杉田は、皆本と一時的に距離を
置いたが、しばらくして赤ん坊を欲しいと言っている人がいる、その人に子供をやっ
て、自分達はやり直そうと言い出す。杉田が見付けた赤ん坊を欲しがってる相手とは誰
だったのか。
 ――終盤の一歩手前までの粗筋はこんなところで。
 今回も力の入った脚本で、よかった。犯行の証拠となる決定的な物はないんだけれ
ど、そこは親子の情愛話にありがちではありますが、自白しても不自然じゃない構成に
なってい他と思います。
 一つ不思議だったのは、代議士である父親が、ことの処理は秘書に任せた、みたいな
発言をしたから、次に刑事らが聴取に行くのはこの秘書だなと思っていたのに、具体的
な場面はなし。ちゃんと描く予定が、尺の都合でカットされたのかなと思ってしまっ
た。
 もう一点、産婦人科の女医は、ある種偏執的に描かれていたから、高校生カップルに
堕胎を諦めさせる際にも嘘を吐いたのかなと想像して観てました。その嘘のせいで、皆
本が妊娠に至る性交渉の時期を誤認し、赤ん坊の父親が杉田ではない別の男だと考えて
しまう……っていう展開を考えたけど、違った。よし、自作で使おうかしらん。
 刑事のキャラの掘り下げも進み、課長代理の本木には、長く顔を見ていない孫がいる
こと。立川刑事は子供ができなくて色々と手を尽くしたが、だめで、離婚していること
が明かされました。これはまだまだシリーズが続く予感。

 ではでは。




#683/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/07  20:15  ( 29)
永遠の小僧   永山
★内容
 爆弾小僧の異名で知られた英国のプロレスラー、ダイナマイト・キッドが死去。六十
才の誕生日に。ご冥福をお祈りします。
 前に、国際プロレスのDVDボックスを購入したときの目当ての一つが、キッド初来
日時の試合でした。寺西勇との一戦は、後のイメージとは異なりねちっこい英国スタイ
ルでしたが、そんな展開の中にも激しさを体現するキッドらしさも出ていた。このあと
ジュニアヘビー王座に挑戦が決まっていたキッドを、ここで勝たせずに、何で引き分け
にしたんだろ。
 あと、私の四度目のプロレス生観戦が、キッドの参加した新日本プロレスのシリーズ
でして、その頃は初代タイガーマスクのライバル一番手として日本でも人気を博してい
たと思います。で、当日組まれたのが、星野勘太郎とのシングルマッチ。これが現在、
伝説の喧嘩マッチの一つに数えられているのですが、当時の私にはそういう鑑識眼はな
くて、とにかく変な試合だったとだけぼんやりと覚えています。元々、両選手ともに気
が強く、がんがん攻めるタイプなので、技がうまく決まらなくても、まあこんなものか
と。今になって写真入りで詳しく解説してあるサイトで見ると、流れるような攻防がほ
とんどなく、互いに技を受けないどころか、急所蹴りの応酬、かみつき、拳で頬骨をゴ
リゴリといった異様な戦いだったのが分かります。観客が異変を感じ取っていたかどう
かは怪しく、急所攻撃が出る度に笑いが起きていたような記憶も……。最後はキッドが
それまでの流れを無視して唐突かつ強引にツームストンパイルドライバーからのダイビ
ングヘッドバッドという必殺技コースに入り、フォール勝ち。多分、星野が大人の対応
をした結果であり、事なきを得たものの、もしもそこで決着していなかったら、そのま
まテレビ中継に雪崩れ込んで、喧嘩マッチを全国のお茶の間に届けてしまっていたかも
(当日は生中継が入っており、星野vsキッドの次の試合から放送されました)。とい
うか、生中継があったからこそ、星野が大人の対応をしたのかも?
 後に全日本プロレスに戦いの場を移しますが、その最初のシリーズ、契約上の問題で
テレビ中継に出られず、夢の顔合わせが映像として残っていないらしいのは本当に惜し
い。テレビ中継そのものは行われたのだから、キッドの試合も収録されていておかしく
ないんだけど。

 ではでは。




#684/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/08  23:07  ( 26)
カラスと親子鷹   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」第九話を視聴。ネタバレ注意です。
 ようやくと言っていいのか、煙鴉と十三係との全面対決の構図が敷かれ、展開してい
く。これまでのこともあって、煙鴉の本気度が見えない。そこを払拭するためなのか、
主人公の若い刑事が煙鴉に左腕を撃たれる小エピソードを入れたのは、強引だけど効果
的ではあったかと。
 十三係の総指揮を執る女性刑事が、十三係創設の目的が煙鴉逮捕だということは今ま
で度々言及されていたけど、何故か他のメンバーには伏せていた。今回も明かさないで
いる理由が分からん。目的を最初からメンバー全員に通達していれば、主人公があっさ
り捕まえていた可能性もなきにしもあらずだったのに。終わり近くで、昔から面識があ
ったよな描写があったけれども、ぴんと来ない。
 その女性刑事、傷害事件を窃盗よりも重要な犯罪だと上に見る発言があったけれど、
窃盗専門の十三係の人間がそんなこと言っていいのかしらん。憎まれ役って訳でもない
のに、共感を得づらいキャラにしたのも理由が分からないなあ。

 米国のプロレスラー、ラリー・ヘニングが死去。八十二歳。合掌。
 最後の来日となった一九八一年の世界最強タッグ決定リーグ戦でのファイトしか知り
ませんが、大ベテランで年齢の割に腕っ節の強いレスラーだなと思ったものです。他の
外国人レスラーもベテラン、大ベテランが多かったのですが、その中でも特に元気だっ
た。このときの参加が実現したのは、若いときに取り立ててもらったハリー・レイス
が、恩返しとしてヘニングをパートナーに選んだと言われており、そんな事情があるの
なら米国でも徐々にフェイドアウトしていくのかなと思いきや……息子のカート・ヘニ
ングがデビューしたのを受けて、親子タッグで活躍する機会が増え、意気軒昂なファイ
トを長く続けることに。ほんと、頑丈を絵に描いたようなレスラー。
 なお、息子のカートは、十五年前に四十四才の若さで没しています。

 ではでは。




#685/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/09  22:57  ( 23)
ついついツイスト求めがち   永山
★内容
 歴史の教科書が昔と今とで大違い的な番組をやっていて、ふと思った。自作のキャラ
クターに安易に「聖徳太子が〜」とか言わせるのは要注意だなと。

 BSテレ東で放送のドラマ「サイレントヴォイス」第八話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 極めてシンプルかつ古くからあるネタを扱いながら、終盤に至るまでそれと気付きづ
らくなっている。楯岡刑事のマイクロジェスチャー読み取り能力が煙幕になっていると
ころろが大きいものの、うまいと言えましょう。
 実を言うと、中盤当たりまでは、もう一つの可能性を有力視していました。被害者と
思われている人物は実は生きていて、他人を殺して黒焦げ炭化死体にすることで身代わ
りにしたのかなと。そっちの方向のミスディレクションがなかったのは、すっきりした
ストーリーを目指したのか、単に考慮に入れなかったのかは分からないけど、結果オー
ライの感。
 また、今回はいつも楯岡の補佐をやらされている西野刑事が、取り調べ役に回るとい
う捻りを入れてきた。自信満々で臨むも、簡単に丸め込まれてという展開は予想通り
で、最後の詰めだけ西野の手柄になるというのもまあありがちかな……と思わせておい
て、最後の最後でそれさえも楯岡の後手に回っていたという二段オチ。細かいところで
凝ってる。
 次週は最終回を含む二話連続スペシャル。イレギュラーな放送休止があったのかなと
思ったけど、スピンオフが用意されてるみたいだから、最初から決まっていたと見なせ
るし。来季の地上波放送に対応可能な編成ってことかしらん。

 ではでは。




#686/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/10  22:45  ( 24)
道路苦労す   永山
★内容
 五十代男性が免許更新をした直後に飲酒運転で逮捕。千葉県。
 ニュースを聞いて最初、更新を終えて運転して飲食店で飲酒して……という流れかと
思ったんですが、実際は更新前から飲酒しており、手続きの際に違和感を持った担当職
員が署員に伝えて逮捕に至ったと。何かの罰ゲームか度胸だめしをさせられたんじゃな
いのかってくらい、あり得ない。

 NHK−BSで放送のドラマ「クロスロード3」第二回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 かなりテンポよく進んだ気がする反面、うん?と思うような箇所もちらほら。警察が
行方を捜している本橋が、記憶喪失状態になって板垣(記者)の息子がやっている花
屋?に現れるとか。捜査の主流から外されたと思った若い田中刑事が、電話で接触して
きた茜と二人だけで会い、交換条件を飲むとか(そのことを警察仲間の誰にも言わな
い)。
 他にも、偽りの自首をしてきた荒木を帰すに当たって、そいつがネット上での風評で
狙われていると分かっているのに、何の護衛も見張りも付けずにおくのかな? 大々的
に記者会見を開いて任意同行を報じさせておいて、放免するときはひっそりと帰すので
はバランスが取れていない。少なくとも、これこれこういう理由で放免しましたって会
見しないと。でなきゃ、荒木にお灸を据えるために故意に無防備で帰したとしか。
 話そのものはやっぱり面白いんだけど、何名かの登場人物が、相当に独善的な心情で
行動していて、ついて行けない部分はある。視聴者として共感できないだけならまだい
いんですけど、その行動基準を理由に突飛もない行動を取られるとストーリーが破綻し
かねないような。杞憂に終わればいいんですが。

 ではでは。




#687/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/11  22:29  ( 56)
“寒い国から帰ってきたスパイ”   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」第九話を録画視聴。大いにネタバレ
注意です。
 一九五四年の十一月三日、高島埠頭で横浜新聞の記者、藤沢智世の溺死体があがる。
バッグの肩紐だけが残されていたことから、当時はひったくりに遭って海に転落したも
のとして処理された。が、六十五年後の現在になって、横浜新聞の廃刊が決まり、編集
室を整理していたところ、読者相談コーナーへの手紙に紛れて、藤沢の筆跡によるメモ
が見付かる。それは高島埠頭でマリーなる人物と待ち合わせをする内容で、「やっぱり
私は許せない」という文言もあった。ちょうど、藤沢の当時の同僚で、米国に渡って作
家として成功を収めたマリ浅井が講演のために帰国していた。万が一、彼女が犯人であ
れば時効は成立していないことになる。コールドケース班の石川刑事らはホテルにマリ
浅井を訪ねるが、六十五年も前のこと、しかとは覚えていないとかわされる。代わり
に、藤沢が当時の女性としては非常に強気で、男性と対等に渡り合うほどだったが、そ
れ故に小さなトラブルも起きていたことを聞かされる。読者相談の係に嫌々ながら回さ
れていた藤沢は、ある男性から「妻に離婚をそそのかした」と怒鳴り込まれ、口論にな
っていた。
 刑事らはその男性に会いに行くも、既に亡くなっており、息子に代わりに話を聞く。
それによると、藤沢智世は父がシベリア抑留で大変な目に遭ったことや帰還後もシベリ
ア帰りというだけで共産主義者扱いの差別を受けたことなどを知り、自宅まで直に謝り
に来ており、父とも和解していたという。その頃居候していたやはりシベリア帰りの土
岐田とい若者とたまたま出くわした藤沢はお互いに一目惚れし、付き合うようになっ
た。
 その話を元に、今度は土岐田を訪ねる刑事達。施設暮らしの土岐田は、藤沢との付き
合いは順調に進んでいたと語り、あるとき喫茶店で二人でいると、藤沢の後輩の男性記
者が駆け込んできて、約束はどうなったと怒りを露わにしたという。
 後輩記者に話を聞くと、横恋慕した訳ではなく、記事の代筆を頼んでいたのに、一向
に進まないから苛立っていたとのことだった。後輩記者は藤沢に、浅井から聞いた話と
して土岐田の出自が怪しいと指摘。浅井は身寄りがいないと語っていた土岐田には、マ
リーという愛称の妹がおり、今度会わせるという。妹は空襲で死んだと聞かされていた
藤沢は、この時点ではまだ単なる行き違いと信じていたが、妹と直接会ってやり取りを
し、土岐田と名乗る男が実は足立というスパイで、抑留中に土岐田らの計画した反乱を
密告し、その結果、土岐田は死亡したと分かる。足立は帰国後も昔の仲間から恨みを買
って襲われるのを懸念し、土岐田と称することにしたのだった。
 浅井から(藤沢の普段の言動から触発されての)米国行きを打ち明けられ、あなたも
あんな男のことなんかきれいさっぱり忘れて、新たな一歩を踏み出しなさいよと励まさ
れた藤沢だったが、どうしても足立を許せず、記事にする気でいた。その草稿を見せる
ために、土岐田の妹マリーと会おうとしていた。ところがマリーは足立の存在を恐れて
関西に移っており、速達は新聞社に返送。その前の段階で、偶然にもメモの中身を把握
した足立が、待ち合わせ場所に現れ、藤沢と言い争いになる。挙げ句、海に落ちそうに
なった藤沢を助けようとした足立だったが、凍傷によって指を二本失っていた彼の手か
ら手袋がすっぽりと抜け、彼女の手もするりと離れてしまったのだった。
 病床にあった足立は、事実を認めるも、程なくして息を引き取った。後日、横浜新聞
の紙面を、藤沢智世の死の真相と彼女の書こうとした記事が飾った。
 ――以上が粗筋。次週が最終回ってことで粗筋には触れないかもしれないので、今回
は全部書いてみた(笑)。なお足立の漢字は確認してないので、違う字かも。
 毎度のことながら、捜査の矛先を次から次へと移していくその転がし方には感心させ
られます。これをそのまま小説にしてもかなりうまく叙述しない限り、何だか都合よく
進むなあぐらいの印象になってしまうんじゃないかな。映像で見るから、謎が謎を呼
ぶ、みたいなスリルのある展開に感じられるんだと思う。
 偶然が一箇所あったのは少々引っ掛かりを覚えましたが、そこにつながる前段階の行
動にはちゃんと理由付けがされており、さほど無理を通しているようには見えない。許
容範囲にあると言えます。
 あと、レギュラーメンバーの脇役達のキャラ付けが、ここに来てますます顕著になっ
た感じ。上述の通り、次で最終回ですが、第三シーズンに向けての布石だと信じたいと
ころ。

 ではでは。




#688/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/12  22:57  ( 25)
ランキングの季節   永山
★内容
 二〇一八年の漢字は「災」に。
 ……何というか、面白味に欠けると言ったらおかしいかもしれないけれど、「あ、そ
う」で終わってしまうような当たり前感が。
 面白味のある、なるほどと思うような漢字でなければならない理由はないものの、イ
ベントとして催すからにはそういうのが選ばれる余地は残しておいて欲しい気もする。
 てことで考えてみるに……。

1.一度選ばれた漢字は対象から外す
2.投票制とは別に、合議制でも一文字選ぶ
3.獲得票上位十傑に得票数もしくは得票率に応じた当選確率を与え、発表当日にくじ
引き

 このどれか一つでも取り入れれば、今よりはまだ面白味のあるイベントになると思う
んだけど、無理かなぁ。


 自分が信頼を置いている(評価基準が近い)推理小説の個人感想サイトで、『ネクス
ト・ギグ』があんまり高く評価されていないのを読んで、ちょっと考えた。元2ちゃん
ねるの5chでも、「普通」という書き込みを見掛けたけど、本格推理を過度に期待し
てから読み始めると、外れだった印象になる?
 でも『このミステリーがすごい!2019年版』では、十五位に入ったそうだし(十
月末発売かつ無冠新人の初長編としては異例の大健闘のはず)。うーむ、好みが分かれ
る作品てことになるのかしらん。

 ではでは。




#689/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/13  20:51  ( 26)
あなたに噛まれた訳ではないけれど   永山
★内容
 小指がちょっと痛い。小さな傷口から菌が入ったみたいで、腫れている。四、五日前
から腫れ始めて、恐らく今がピーク。
 これまでにも何度か経験しており、四日ほどで治っていたと記憶しているけれども、
年齢を重ねると自然治癒力が落ちて治りが遅くなるのかな。あるいは、年齢を重ねて視
力が落ちると、爪切りの際にミスをし易くなって、比較的大きめの傷を作り、そこから
菌が比較的多めに入る、という因果関係も想定できなくはないけど。
 痛みそのものはたいしたことないものの、キーボードを叩くときに違和感があるのは
嫌な感じ。

 『ネクスト・ギグ;』、「本格ミステリ・ベスト10」の方では十二位にランクインし
てるのね。ツイッターをメインとするミステリファンの投票による「エアミス研」でも
上位に入っている。こうなると逆に、自分と近い評価基準だと思ってる個人サイトが比
較的低い評価を付けた理由を分析すべきかも。

 ナウシカブキ、じゃなくて漫画・アニメ「風の谷のナウシカ」を歌舞伎舞台化の報
道。
 王蟲役は香川照之しかいないとの声が上がっている、という記事を見て、あの大群を
どうやって香川照之一人にさせるんだと思ったけど、ナウシカと対話した王蟲のことな
のね。
 で、歌舞伎に詳しくないせいかふと気になったのが、いわゆる男勝りな女性キャラク
ターって、歌舞伎ではどう演じるんだろう? 下手にやると男が男を演じてるだけに見
えるのではと思い、検索してみたけど、そういうキャラ(女丈夫、女武道?)の登場す
る演目があることぐらいしか分からず。観客から見てこの人は女形ですよと一目で分か
る記号的なものがあって、そこからさらに男っぽい演技をするのかな?

 ではでは。




#690/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/14  20:36  ( 38)
こんがらがりそうでこんがらがらない   永山
★内容
 WOWOWで放送の映画「祈りの幕が下りる時」を録画視聴。ネタバレ注意です。東
野圭吾による加賀恭一郎シリーズの同名小説が原作で、二〇一八年一月二十七日公開。
ん? 公開から十ヶ月強でテレビ放送されるのは珍しいような。
 滋賀県の女性が東京の安アパートで、他殺体になって見付かる。現場の部屋の住人は
男性で、行方不明になっている。被害女性の押谷直子は急に上京を決めたらしく、その
少し前に養護施設を訪れた折、施設に居座っている年老いた女性が同級生・浅居の母親
ではないかと声を掛けてちょっとしたトラブルになっていた。そのことから、押谷は東
京で女優をやり脚本家・演出家として成功した浅居博美を訪ねたのではないかと警察は
目星を付け、廣見に話を聞く。博美は押谷と会ったことをあっさり認め、特段何事もな
く別れたと答える。博美にはアリバイが成立したため、押谷殺しの犯人ではあり得な
い。
 加賀は、押谷殺しの捜査には携わっていなかったが、従弟の松宮が加わっていたた
め、簡単な情報のやり取りはあった。その過程で、犯行現場にあったカレンダーの各月
に、日本橋にある橋の名前を書き込んであると聞かされ、目を見張る。というのも、
昔、加賀の家を出て行った母親が病死したとの報を受け、受け取った遺品の中に、同じ
書き込みのあるカレンダーがあったのだ。筆跡は母のものではなかったため、晩年の母
が付き合っていた男性・綿部俊一が書いたものではないかと考え、ずっと綿部俊一を探
していたのだった。
――中盤に差し掛かる手前ぐらいまでの粗筋は以上。加賀自身の生い立ちにも関わる事
件を扱った、シリーズの掉尾を飾る作品という位置付けみたいです。力が入っていま
す。
 少し前のドラマ「サイレントヴォイス」への感想と似た感じになりますけど、実にシ
ンプルで古典的なアイディアを効果的に使っています。観る者にすぐにそれとは悟らせ
ないよう、何段階も踏む必要がある、込み入ったストーリー展開になっていますが、映
画の序盤ではやたらとテロップが出て、状況を説明してくれるので分かり易い(ていう
か、いくら何でも観る人の理解力を軽く見積もりすぎと思ったのほど馬鹿丁寧)。
 一箇所、これミスディレクションのつもりなのかな、違うのかなと思ったのが、押谷
直子が東京へ行く前に、同僚に漏らしていた言葉「贅沢しに行く」。これを聞いて、私
は最初、「ああ、お決まりの脅迫してお金を手に入れるつもりなんだな」と感じたんで
すけど、違った。うまくミスリードされてしまったんですが、では押谷が言っていた贅
沢とは何だったのか。東京に行って、それなりのホテルに泊まって、人気の舞台を観劇
することが贅沢、と言えばそれまでなんでしょうけど、押谷は飽くまでも旧友に会うの
が主目的なんだから、贅沢とは違う気がする。※個人の感覚の問題です(笑)。
 何にしても、シンプルで古典的なアイディアを使っているとは言え、謎解きには趣向
を凝らしており、加賀が加賀であるからこそ真相に至るきっかけを掴めるというのは、
よく考えられていると感心しました。

 ではでは。




#691/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/15  20:47  ( 24)
季節外れジャガ仕方がない   永山
★内容
 遅れていたジャガイモの収穫を手伝ったところ、小指の腫れがぶり返したので、自重
することに。明日は雨の予報だし。

 ネット注文していた雑誌「ミステリーズVol.92」が届く。
 お目当ての作品が三つも掲載されているのは、私にとって最近では珍しいのですが、
とりあえずは犯人当て「赤鉛筆は要らない」の解決編を真っ先に読む。
 ――完敗。大きな仕掛けが二つ三つあって、この分量にしては予想外の贅沢さ。
 尤も、答を聞いてからの揚げ足取りはたくさん思い付く(苦笑)。描写視点を有する
キャラが、大事なこと・普段とは違うことを認識しながらも描写しないというのは、フ
ェアかアンフェアか意見の分かれるところだと思います。また、物語の舞台は架空の国
Jで一応日本と同等と見なしてよい作りになっているのですが、手掛かりの点で、いつ
の時代を想定しているのかが分からないのはちょっと困る。
 と文句を付けつつ、仕掛けに気付けなかったのは正直、悔しい。
 それから、この雑誌の宣伝広告にあった文言を素直に解釈すればこの人が犯人で決ま
りだよねって思ってた人がそのまま犯人だったので、驚いたです。ただ、犯人は分かっ
てもこの人物を犯人に持っていくロジックが、あまりに脆弱な(五人の容疑者の中で一
番弱い)ものしか作れなかったので諦めて、キャラクターの設定上一番あり得ない人物
を犯人に仕立てて答を送ってしまった。
 かつて同誌で行われた犯人当て企画と同様、今回もいずれ一冊の本として刊行される
んでしょうけど、そのトップに来るであろう本作がこんなに難問とは思わなかった。こ
れまでに犯人当てアンソロジーや犯人当て短編集の初っ端で躓いた経験はなく(綾辻行
人のあれとかも)て、比較的易しめの作品が配置されるのがセオリーだとばかり。

 ではでは。




#692/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/16  20:58  ( 24)
“二酸化炭素を吐き出さずに呼吸できるかー!”   永山
★内容
↑人生幸朗のぼやき漫才風に。

 特段の理由はなくふと思い付いて、たまの代表曲「さよなら人類」をムーディもしく
はしっとりと歌い上げる人がいないかと、動画検索してみた。漠然と思い描いていた歌
い方の人は見付からなかったものの、ウクレレで弾き語りしてる人が案外悪くないなー
と。

 日本テレビ系で放送のドラマ「ドロ刑」最終回を視聴。ネタバレ注意です。
 決められた枠の中で精一杯、ガチャガチャやってみましたといったところかなあ。こ
れまでの放送で感じた違和感やすっきりしない引っ掛かりについては、一応、解消され
たと言えそう。でも、何でそれを隠しておく必要があったのという疑問は残ったけれど
も。あと、司法解剖や検死についても、ちょっとご都合主義だったかも。
 事件が一段落し、煙鴉が負傷した上で捕まって、病院のベッドで横になっているシー
ンは、いつ姿を消すんだ、もう消えるだろ、まだ消えないのかって感じで見てました。
もしかして最後までベッドに寝たままかと考えたほどぎりぎりまで引っ張って、最終的
に消えたけど。で、病室の窓から出たとしか思えない野に、その窓ガラスのクレッセン
ト錠、ロックされていたような(録画しなかったので未確認)。もしかしたら、病室の
隅に隠れただけで、出てはいないのかも(笑)。
 それにしても煙鴉、心理的に強いモチベーションがあったとは言え、一般市民がよく
ぞ大泥棒に転身できたもんだと感心しきり(苦笑)。キャリアの面でもそんなにないの
に、どこでどうやって技を身に付けたのやら。それとも、家族がいる頃から“本業”は
泥棒だったのかな。

 ではでは。




#694/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/17  20:27  ( 25)
過去問必修?   永山
★内容
 NHK−BSで放送のドラマ「クロスロード3」第三回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 前回のテンポのよさに比べて、今回は一転してスローペースに。サブタイトルが「
恋」となっていた時点であまりよい予感がしなかったのですが、全体的に湿っぽい展開
に終始した。
 まあその辺は個人の好みに関わる要素でもあるのであげつらうのはよしますけど、前
回と今回とで緩急が違いすぎて、軽く戸惑ったとだけ。
 相変わらず謎だったのが、本橋が花屋?植物園?に姿を見せた理由。結局、偶然だっ
たのか。その相手をしている板垣の息子・智が何にも言わないのも不可解。警察に通報
しないのは、親の板垣の影響で何か訳があるにしても、本橋の存在自体を一切口外しな
いのは、理解に苦しむ。「クロスロード」の1や2を観ていた人には分かる、とかじゃ
ないだろうね。
 そもそも、本橋は植物園に現れるとき以外、どこにいるのか。茜によって植物園から
連れ出された途端、警察へ目撃証言が寄せられるようになったのだから、人里離れた隠
れ家的な居場所でもあるはずなんだけど、全く言及がない。次の最終回でこの当たりの
疑問はちゃんと解消されるのかしらん。
 若い田中刑事が、茜にキスされたあと、キスをし返そうとする流れもよく分からなか
った。やけくそになってる感があるにはあるけど、そんなことやってる場合じゃないだ
ろうって。
 「殺人被害者の部屋の窓から、強姦事件の現場が見通せる」という発見が今回あった
訳ですが、このぐらいのこと、いわゆる“ネット探偵”がすぐに気付いていそうだけ
ど、そんな言及はなし。本作そのものが、ネット上での意識せざる悪意をテーマにして
いるだけに、物語世界の構築がちぐはぐになってる印象を受けたです。

 ではでは。




#695/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/18  20:33  ( 25)
大誘拐中誘拐醤油かい(え?)   永山
★内容
 小さな子供の頃に、「醤油を英語ではソイソースと言う」って聞いて、しょうゆがな
まってソイなのかと思ってた。ソイは大豆。それが一番だいず(汗)。
 で、今調べてみると、ソイソース=醤油ではないのね。ソイソースの一つに醤油もあ
るよってことらしい。知らなかった。

 フジテレビ系で放送のドラマSP「大誘拐2018」を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 原作は天藤真の小説『大誘拐』で、一九九一年に「大誘拐 RAINBOW KIDS」として映画
化もされています。いずれも名作・傑作の評判が高いかと。
 うーん、ネタを知っているからという理由もあるかもしれませんが、いまいちに感じ
た。一九七五年に出た小説を二〇一八年に映画化し、さらにタイトルにも2018と入
れるのだから、何らかの最新技術が絡んでくることを期待するものじゃないですか。そ
れが全くなかった(多分)。ヘリコプターの追跡一つを取っても、現代ならドラマのよ
うにみすみすまかれるなんて、あり得ないのでは。
 また、基本的にユーモアミステリなので、緊迫感が薄いのはやむを得ないところなん
ですけど、それを補うための工夫が、映画にはあったのに対し、ドラマにはなかった
(弱かった)。山歩きの理由など、細かい設定を省いたのも、現実味の減少につながっ
たかも。
 あと、「匿名の寄付」ってどんな方法でやったんだろ。身代金をそのまま充てても、
紙幣番号を控えられているだろうからばれる。今の時代、二〇一八年の最新技術を駆使
して(笑)、ネットや電子マネー等を使えば何とかなるのか? それより、身代金の百
億円を柳川とし子に別の(安全な)百億円とそっくりそのまま交換してもらうのが、一
番簡単で確実な気もする(苦笑)。

 ではでは。




#696/696 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/19  21:54  ( 28)
吊しがないのはいい便り?   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「日本版コールドケース2」最終話を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 二〇一七年十二月、一家四人が死傷する惨事が発生。リストラに遭って精神的に参っ
ていたことなどから、父親により無理心中だと判断された。しかし、奇跡的に一命を取
り留めた長女・莉子が長い眠りから意識を回復したことで、捜査が動き出す。事件前後
の記憶をなくしていた莉子だが、徐々に思い出していく。その脳裏に浮かび上がった記
憶の映像は、血塗れで横たわる父を見下ろしているところだった。長女より先に父親が
倒れているのなら、父親による一家心中ではない。果たして当夜、一家に何が起きたの
か。
 ――今回は最終回ってことで、さわりのみ。多分、この話も本家「コールドケース」
にだいぶ似通ったエピソードがあったような。
 シーズン2最終話で、締め括りらしい展開になっています。主人公の生命の危機とか
ね。で、欧米のこの手の連続ドラマであれば、次のシーズンを作ることを見越して、で
もキャストを確保できるかどうか未確定なので、主要なレギュラーメンバーの立ち位置
を曖昧にして終わらせることが多いと思います。生命の危機もその一つ。いわゆるクリ
フハンガーってやつ。宙ぶらりんにして、決着を見せない。
 だから、本作の最終話もクリフハンガーするものと思って観ていたのですが、やはり
日本のドラマらしいと言うべきなのか、宙ぶらりんの揺れを止めて、決着を見せてくれ
ました。これは視聴者としては、どう受け止めるべきなのか。次のシーズンも製作が決
定しているからなのか、それとも逆にこのシーズンで完結と決まっているからなのか。
 折しも、主演の吉田羊が英国留学を発表し、しばらく日本の芸能仕事を離れるとか。
でも、期間は半年を予定と、ちょうどいい長さと言えなくもない。
 そう言えば、今回は物語の現代軸が二〇一八年ぽかったような。今シーズン他のエピ
ソードは、二〇一九年になってることが多かったはず。最終回と思わせておいて実は今
シーズン第一話よりも前の話だった、という仕掛けかも? ただ、前回第九話とのつな
がりからそれはあり得ないはず。

 ではでは。




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