AWC ◇フレッシュボイス2



#485/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/02  21:05  ( 29)
Windowsのアップデートと関係あるのかしらん   永山
★内容
 今まで広告表示なんてされていなかったサイトで、画面の半分近くを覆う広告が出る
ようになり、非常に使いづらい。でも調べてみると、元々表示されるのが当たり前で非
表示にする方法もないらしく、となると今まで何で表示されていなかったのやら。

 WOWOWのドラマ「イノセント・デイズ」最終回を録画視聴。これは何を書いても
結末のネタバレになるので、細かな粗筋や感想はなし。
 大きかったのは、佐々木の過去話だったかな。最終盤に来てこのエピソードは、ずし
んとくる。幸乃の意思決定を動機づける大きな要素になる。だからといって、幸乃の心
情を全て納得したかというと、そうではありませんが。期待していた物語とは違ったと
いう側面も大きいけど、それを抜きにしたって、納得しがたい。
 女性刑務官の動きが、一つのポイントになっていた。そう来るかと思わせる誘導の役
目ね。
 第五回で放ったらかしだった幸乃の祖母は、やっぱり亡くなっていた模様。幸乃の台
詞で、家族はもういないと言ってたから。ただ、幸乃が祖母を家族と見なしていたかど
うかは分からないけど。

 テレビ朝日系で放送のドラマ「未解決の女」第七話十五分拡大を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 番組オリジナルの三億円強奪事件を設定して、その三億円事件の謎に挑むっていうの
は分かっていたけれども、何だか紛らわしい。四億円事件とでもしてくれればよかった
のに。
 アルファベットカードによるメッセージが所々に出て来るのは、本ドラマとしては魅
力を発揮しやすいストーリー作りでしょうけど、如何せん、不自然さが際立つ。拉致さ
れる状況下で、カード数枚を取捨選択してメッセージを残すというのは、普通ならあり
得ない。演出から判断して、拉致された被害者こそ実は犯人というパターンになりそう
なんで、カードでメッセージを残す不自然さも問題ないとしたいのかもしれませんが、
どうしてそんな手段を執ったのかが分からない。次週最終回で明らかにされるのかな?

 ではでは。




#486/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/03  20:04  ( 29)
ドラキュラには向かない作業   永山
★内容
 大蒜の刈り取り?で包丁(鎌が足りないので)を使い続けていたら、手が痛い。握力
が変な感じで、パソコンを触るのがちとしんどい。

 WOWOWのドラマ「60 誤判対策室」第一回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 えん罪事件のあぶり出しを名目に、政治家の人気取りによって作られた誤判対策室。
無実の人間を殺人犯にしてしまった過去のある定年目前の刑事の有馬英治、三連敗を喫
して左遷された検事の春名美鈴、エリート若手弁護士の世良章一の三名からなるその部
署は、どこからも煙たがられていた。
 やる気のない態度を取りながらも、己の過去の贖罪が頭にある有馬は、行き付けの風
俗店の風俗嬢から、ある話を聞き込む。それは、印鑑詐欺に絡むある殺人事件がえん罪
である可能性を示唆していた。記録に当たってみると、盗みに入った男が家人に気付か
れ、女生徒その幼い娘二人を殺害、家に火を放った放火殺人で、犯人とされた古内博文
は、すでに死刑確定しており、再審請求を出してもいない。自白しており、犯人しか知
り得ないであろう秘密の暴露もあった。この事件のどこに、えん罪の匂いを嗅ぎ取った
のか。
 ――初回の粗筋はこんな具合。付け足すとしたら、春名の上司・西島が誤判対策室に
関する検事側の窓口で、なおかつ、放火殺人の担当検事だったという設定。
 最後まで観れば面白そうと興味が湧いたのですが、序盤はちょっと首を傾げる導入で
した。舘ひろし演じる有馬刑事が風俗店を利用する様が描かれるのですが、病人やアル
中を思わせるようなぐたぐた振りで、気怠さ満載。その上、光をやたらとまぶしがる風
に見えて、日常生活を送るのすら辛そう。こんなのでまともに刑事の仕事ができるのか
と心配になるレベルでした。
 結局、そんな気怠い感じの理由は明かされず、話は進んで、えん罪の匂いを嗅ぎつけ
た途端、突如としてしゃきっとする。閑職だった誤判対策室の仕事にも身を入れる。こ
れなら、やる気のなかった有馬が何らかのきっかけで行動を起こすというストレートな
手法の方が、視聴者を惹き付けられたのでは。まあ、話が進むに従って、この導入で描
かれたシーンの意味が明らかになるのかもしれませんが。

 ではでは。




#487/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/04  20:18  ( 28)
読了>夢乃さんの『終末のサイエンティスト』6.ナノマシン 永山
★内容
 読みました。
 まずは、気になった・引っ掛かった箇所を以下に。

@@引用開始(指摘付き)@@
麗子が手早く準備をする間にも、光俊は廊下を歩いて行ってしまう。それでも気を使っ
てはいたようで、麗子が小走りで追いつくと、歩みを速めた。
     ↑この辺りの描写、いいですね!

「解りました。でも、どうして複製できないんでしょう? よく言われているように、
地球にない新元素なのでさか?」
         ↑「でしょうか」or「ですか」?
@@引用終了(指摘付き)@@

 あと、光俊の台詞に「うん、そう」の形が連続で出て来て、つい、「運送」の漢字を
当てはめてしまった(笑)。

 麗子視点がこれまでほとんどなかったせいか、何となく新鮮な印象を受けました。そ
れと同時に、ん?この描写はもしかして……と勘繰らせる箇所がいくつかあり、考えす
ぎかもしれないと思いつつ、麗子が登場する場面を読み返した方がいいのかなとも思っ
たり(再読はまだ実行していませんが)。

 つぶやきの方で、光俊が天才云々とありましたので、そういう目線でも読んでまし
た。キャラクターで天才らしさを見せるものと受け取っていましたけど、どちらかとい
うとよりストレートに、能力の片鱗を示したって感じ。
 光俊の得意分野というか専門が何なのかよく分からない〜。幅が広くて、多岐に渡っ
ている。そういうマルチな辺りも含めての天才といったところでしょうか。

 ではでは。




#488/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #487 ***
★タイトル (        )  18/06/05  11:04  ( 49)
感想レス>『終末のサイエンティスト』6話  +α  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

拙い作品を読んで戴き、ありがとうございます。
まだまだ誤字ありますねぇ。スマホでのフリック入力に慣れない(と言うほどの初心者
でもないけど)せいか、別の段を入力しようとして『あ』段になってしまったりとか、
隣の行を入力してしまったり、ということが頻繁です。それでも最近は減ったかな。

視点は第三者、神視点ですけれど、今回は麗子の上に憑いていたようです(^^)
もう少し、第三者視点が上手く描けると良いのですけれど。経験あるのみ、ですね。

麗子に関しては、第1話からいろいろと思わせぶりな表現を使ってきたつもり。彼女の
思惑とは・・・今後明らかに・・・できたらいいな(実の所、それは主題ではないから
きちんと話に絡めていけるか自信がない・・・)

光俊は単に、この世界でまだ誰も気付いていないことに一人だけ気付いていることと、
その応用を思いついたこと、それで天才です。性格は今後も、あの通り子供っぽいまま
なので、キャラクターとして天才的な所を見せることはないでしょう。というか、私が
天才ではないので、天才キャラクターを描けない・・・あぐあぐ。

この後も最後まで読んでいただけると嬉しいです。・・・恥ずかしいけれど(^^)

■
百の凶器、年末まで引っ張るとのことで(早くタネ明かしして〜〜)、感想と一緒に
言おうと思っていた誤字を。

12
真壁 → 真瀬

13
現実味に乏しいって思 うだが。  → 現実味に乏しいって思 うのだが。
このレシート、よくる感熱紙だよ  → このレシート、よくある感熱紙だよ

■
百の凶器がまだ先ということで、その間に そばいる も進めて戴けると嬉しいですが、
他にも、
・護田鳥の冬
・Boy needs Girl
・アクセスマジック
・美津濃森殺人事件
・U.L.
・TOKIOディテクティブバトル
etc.、つづきを楽しみにしております(^^)

あ、もう一つ、「対決の場」の13が見つからないのですが、削除されてしまったので
しょうか? 話が飛んでしまって、モヤモヤしていたり。

いろいろと好き勝手言ってすみません。

それでは。




#489/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #488 ***
★タイトル (AZA     )  18/06/05  22:00  ( 39)
“なにもかもみな懐かしい”   永山
★内容
 読了へのレスをありがとうございます、夢乃さん。
 麗子は早い段階で、そうだったんですね〜。
 推理物読みのさがかもしれないんですが、推理物を読む場合だと警察組織に属するキ
ャラクターに関しては基本的に信用する(悪徳刑事ではない、敵方のスパイではない)
ところから入るもので(そうしないと、死亡推定時刻など捜査に関する基本的な部分か
ら疑って掛からなきゃ行けなくなり、面倒。警察に入るには厳しい身辺検査があるはず
だし)。それが癖になって、他のジャンルを読む際も、真っ当な組織に所属している人
物は基本的に見たまんまの役だろうと鵜呑みにしてしまう。結果、少々おかしな点が目
に留まっても、まあそんなものかとスルーし、疑うのが遅れる、と。私だけ?

 拙作『百の凶器』へのご指摘もありがとうございます。できる限り速やかに直しまし
た。
 “真壁”は、プロレスをテレビ観戦しながら、書いてたせいだな……。やりがちだと
自覚はあるので、時折検索をかけてチェックしてたのに、取りこぼしてしまいました。

 『そばいる』シリーズは、時代の移り変わりに沿って、方針を新たにもしくは改めて
決めた方がいいかなと迷ってる点がいくつかあります(タレントの恋愛禁止とか国外で
の移植手術とかLGBT他関連とか)が、進めてることは進めてます。イベント詰め込
みすぎた〜と焦ってる部分もあり(汗)。
 他にも作品名を挙げてもらって、凄く嬉しいし、ありがたいです。『アクセスマジッ
ク』を除いて、作者ですら懐かしい。『護田鳥』なんて、今の辞書機能だと何故か変換
してくれない。『Boy needs Girl』は続編に着手した覚えはあるのです
が、クラッシュしたのを機に、放置状態のような。『美津濃森』は数年前に続きを書こ
うとしてそれまでを読み返し、使っている機械等に年月の経過を感じて“今書かなくて
もいいか”と断念しましたが、何とかしたいなぁ。『U.L.』は純粋にギャンブルの
ネタ切れ(汗)。厳密には、書いている途中のネタと似たネタの既成作品を見掛けてし
まったので、そこを補う何かを考えねば。『TOKIOディテクティブバトル』。これ
は次のステージの腹案が、描写が似たようなシーンの繰り返しで面倒くさい割に、競争
感・対決感を出しづらく、ミステリ的にもあんまり凝った話じゃないため、他にいいア
イディアないかなと考えてる内に、時間が経ってしまったです。
 続きについては、『護田鳥』は自信ないです(汗)けど、他は続きを書く気はずっと
持ち続けていますので、気長に待ってもらえると助かります。(^^)

 「対決の場 13」は
http://www.awcjapan.net/find.cgi?md=read&sn=me7445
 で表示されると思います。検索で引っ掛からない理由は分かりませんが、いくつかそ
ういうケースがあるみたいです。

 ではでは。




#490/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #489 ***
★タイトル (        )  18/06/06  11:43  ( 10)
見つからない投稿・ふたたび  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

永山さん、「対決の場 13」のURI、ありがとうございました。検索に引っ掛から
ないのはDB周りに問題がある、のかな? 全然違うところが原因だったりして。

ところで他にもう一つ、途中が抜けているものがあったような気がして、探したところ
「ハンドルネームはカイン 2」でした。元はmc3204だったのでは?と思うのですが。
こちらも、URIを教えていただけると嬉しいです。

それでは。




#491/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #490 ***
★タイトル (AZA     )  18/06/06  21:56  ( 23)
FDを知らずに彼らは育った   永山
★内容
 探してみましたが、『ハンドルネームはカイン 2』は見付かりませんね。
 困った。再UPしたいところなんですけど、手元にありません。旧い作品は関西の家
の方で元データを保管しているのですが、今、九州におりまして。
 関西に戻ったとしても、フロッピーディスクの山の中から探すことになるんで、時間
が掛かりそう(自嘲)。


 フジテレビ系で放送のドラマ「コンフィデンスマンJP」第九話を録画視聴。ネタバ
レ注意です。 
 まーたまたターゲットに関して調査不足のまま計画を立て実行、失敗してから変更し
――というのはいつものパターンなのですが、今回は一度ならずさらに重ねて、そうい
う意味では捻りを利かせた展開で評価できます。
 反面、作り手が視聴者に情報を小出しにすることで、面白さを確保するのは、楽をし
てるな〜って印象を受けます。最後にいたっては作戦もへったくれもなしに、どっちに
転ぶか分からない博打に出て成功する。ご都合主義のなにものでもなく、それを隠そう
とすらしていない。そもそも、最初はフェイクだったものが、終盤、主人公らの努力に
よってターゲットにとって価値あるものに変化し、それに対してターゲットは金を出し
たんだから、もはや詐欺じゃない。詐欺じゃない話を描いたドラマを、詐欺ドラマとし
て見せるのは詐欺である?
 てことで、今回はドラマとしてはうまいことやったなレベル、詐欺ドラマとしてはだ
め、かな。

 ではでは。




#492/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #409 ***
★タイトル (AZA     )  18/06/07  22:22  ( 34)
およそ二ヶ月ぶり   永山
★内容
 気になるニュースが多くて、何か書こうと思ったものの、絞れなかった。
 てことで、ドラマの感想。

 WOWOWのドラマ「闇の伴走者〜編集長の条件」第二回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 これまた初回を視聴してからだいぶ時間が空き、忘れかけていましたが、公式サイト
の粗筋紹介などを読んで記憶を補完。
 想起社の漫画雑誌「ブレイブ」の編集長に就いた醍醐は本来の力を発揮し、掲載作品
の質を高めると同時に、編集者達の意識にもよい影響が出始める。同時に、不良?社員
である綿貫の動向にも注意を払い、金の出入りにおかしな点があると、社長及び専務に
伝える。すると専務が「この件は私が」的な申し出をしてきた。醍醐は訝しみつつも、
表面上、それを受け入れた。
 一方、調査員の水野は、ブレイブ編集部のバイト・伊東とともに、漫画原稿の調査を
続行。出所を探る内に、ある古本屋に行き当たり、そこの主人・三浦から画稿の故買物
件を扱う古本屋リストを入手する。その中の一つ、コミックスープレックスは、綿貫が
毎月定期的に不審な金の入れ方をしていた先だった。さらに、想起社の創業者と、綿貫
の祖父とは大金に基づく面識があり、強い結び付きを感じさせる写真の存在も明らかと
なった。
 醍醐と水野は、転落死した南部の死に様がある漫画のシーンに似ていること、また、
南部の残したメモから彼が昭和の未解決事件を題材にした、ノンフィクションに見せ掛
けたフィクション漫画を誰かに描かせようとしていたことを知る。加えて、南部が死亡
したのと同時期、一家皆殺しの殺人事件が発生したせいで、南部の一帯はろくに解剖さ
れずに事故として処理されたことも掴む。もし南部の死が他殺だとしたら、鍵は南部が
死ぬ前に送ってきた漫画原稿にあると踏んでいる。その出所を探るべく、水野は偽名で
コミックスープレックスに査定依頼の電話を掛けた。
 ――粗筋はこんな具合。警察の捜査がないせいか、多少、とっちらかった感はあるの
ですが、南部の死の真相を突き止めるという目的が明確なので、軸がぶれずに進んでい
きます。
 脇道も面白い。醍醐が見せた編集長としての顔や、それに対する漫画家や編集者の反
応の描き方がしっかりしていて、視聴者も納得できる。枝葉と呼ぶには結構大きいし、
本筋へのヒント(多分)につながるエピソードなんでしょうけど、こうした丁寧な作り込
みは好感が持て、非常にいい。

 ではでは。




#493/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/08  19:53  ( 35)
ボーっと生きてると聞き間違いもする?   永山
★内容
 プレジデントオンライン発の政治ネタの記事で、「バカいってるんじゃねぇよ」がN
HKのクイズバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」にてチコちゃんが顔を真っ赤
にして怒鳴る名せりふ、と記述してありました。
 この番組、これまで結構見てますけど、チコちゃんが「バカいってるんじゃねぇよ」
って言うのを聞いた覚えがありません。言ったことはあるのかもしれませんけど、繰り
返されてはいないでしょうし、印象に残ってないからには単発の名台詞とも呼べないで
しょう。そもそも、顔を真っ赤にした状態でのチコちゃんの名台詞というのであれば、
繰り返し出て来る「ボーっと生きてんじゃねえよ!」が真っ先に来ると思うのですが。
記事を書いた記者は、チコちゃんのようなボイスチェンジャーを通したキーキー声に対
して、聞こえがよくないのかも。

 テレビ朝日系で放送のドラマ「未解決の女」最終回十五分拡大を視聴。ネタバレ注意
です。
 何これひどい、六十九分を返して、と言いたくなる出来映え。こっちが期待のハード
ルを高くして、それに届かなかったんでがっかり、ならまだ我慢できますが、本ドラマ
はそれに当てはまらないからなあ。
 「未解決の女」ってタイトルで最終回がほんとに未解決で終わってどうする。続編作
らせてくださいアピール? それならそれで品質をもっと高めてくれなきゃ。
 二人いる主人公の一人が銃で撃たれるも辞書のおかげで弾丸が止まって助かった、も
う一人は知らない内に病院に担ぎ込まれた、すわ一大事かと思いきや単なるぎっくり
腰。いずれも本筋に直接の関係はない。作る側は面白いと思ってやってるのかもしれな
いけど、つまらないし、単なる引き延ばしに感じる。十五分拡大しておいてこれはない
でしょう。
 ラスト近くで示唆された真相は無理筋で、こんなにうまく行くとは思えない。過去の
現金強奪はうまく行ったとしても、現代の殺人の方は計画殺人の割にはひどく行き当た
りばったりで、犯人、途中でよく殺されなかったとさえ思う。その上、狂言誘拐の最後
でロープで拘束されてクレーンから吊り下げられる役って、相当なダメージを負うので
は。刑事らに救出されるんだから、ダメージの少ない特殊な縛り方はできないだろう
し。犯人だけが疑われつつも逮捕を逃れ、、その父親が犯人として逮捕されたままって
いうのも、計画成功とは言えない。そもそも、警察の捜査が犯人親子に及ぶこと自体、
計画に穴がある証拠だけど。
 要するに、天才的な犯罪者でもない犯人に主人公らは屈した構図になっており、物語
全体がしまらない終わり方をした、そんな印象を強く受けたです。

 ではでは。




#494/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #493 ***
★タイトル (AZA     )  18/06/09  20:29  ( 37)
ボーっとしてる間に訂正   永山
★内容
 昨日言及した政治ネタ記事の件、指摘が多数あったのか、いつの間にやら訂正されて
いた。番組名を残し、名台詞云々をなくす形での訂正だから、かなり不自然な文章にな
っているけど。

 WOWOWのドラマ「闇の伴走者〜編集長の条件」第三回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 水野の偽の依頼で、待ち合わせ場所の喫茶店に現れたコミックスープレックスの人
間、それは綿貫本人だった。影から見張っていた醍醐が姿を見せ、問い詰めると、綿貫
は、漫画家に返却されず想起社に残されていた漫画原稿等を売り捌いていたことを白状
する。またこのことは想起社の上の人間も知っており、財テクで失敗した専務が積極的
に関与して綿貫と共に利益を得、社長も承知しているはずだと言った。さらに、南部に
も知られたが、もう売るなと言われただけで公にはされなかったという(そのすぐ痕に
南部が死亡したので、綿貫は裏商売を継続)。南部の性格を知る醍醐は、公にしなかっ
た点を不思議に感じた。後日、宣伝部長にこの件を告げると、宣伝部長は、社長が知っ
ていれば隠そうとするはずがないと言い切る。そうした経緯を経て、社長に直接問う醍
醐。返事は、知らなかったというものだった。
 一方、南部が死ぬ前に送ってきた原稿は、元は綿貫が入手したもので、現物は南部が
持って行ってしまったが、油絵のような物からコピーしたことが分かる。コピー原稿の
サイズを計測した醍醐は、その元の絵が紙芝居のそれだと推測する。それを受けて、水
野は紙芝居の歴史に詳しい人物に当たり、問題の原稿の作者が「めんじょう」という名
前だったことを突き止める。
 醍醐はくだんの原稿の構図が、手塚治虫の漫画『奇子』のある場面を想起させること
に気付き、描かれた場面そのものも同じ事柄を表しているのではないかと考えた。『奇
子』におけるその場面は、下山事件を描いている。また、南部の残したメモからは、昭
和の未解決事件を描いた漫画を画策していた節が窺える。南部の死は、下山事件の真相
に触れたからなのか?
 そんな折、水野の住まいのドアには、「もう手を引け」という脅しめいたメモ書きが
挟まれる。彼女と行動を共にしていたバイト社員の伊東は、夜、一人で道路脇の階段を
降りているときに背後から突き飛ばされ、転落する。
 ――粗筋は以上のような感じ。今回は割と予想通り、期待通りの展開を見せたので、
この先どうなるんだというはらはらどきどき感は薄かったかも。
 そんな中、紙芝居に結び付く過程は見事だし、それに続く紙芝居に関する蘊蓄が興味
深く、面白い。最盛期には一万人以上が全国にいて、人気作品は貸し借りされていたと
か。紙芝居の原稿って一作品につき一つしかなかったとのことで、意外に感じたです。
複写というか手書きで同じ物をいくつも作るんだろうなと、何となく思ってた。

 ではでは。




#495/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/10  21:01  ( 62)
新幹線及び新感線   永山
★内容
 東海道新幹線殺傷事件。
 小説の筋書きの一つとして、似たような状況を考えたことがあります。最初に着想し
たのは、地下鉄サリン事件が起きた頃で、「同じことを新幹線でやられたら、地上を走
っていても停車駅が少ない分、地下鉄と同等の被害が出るかもしれない」と感じたのが
元。
 その後、白昼無差別に人を襲う通り魔事件が増えたように感じ、「同じことを新幹線
でやられたら」と想像して薄ら寒くなった。、二〇一五年に起きた新幹線内焼身自殺事
件もしかり。
 自分が何ヶ月か毎に新幹線を利用するようになっていたから、以前より身近に感じた
ということなんでしょう。実際、小説のネタを離れ、どの位置に座れば最も対処しやす
い(逃げ延びる可能性が高い)か、なんて考えが、乗る度にふっと頭をよぎります。

 WOWOWのドラマ「闇の伴走者〜編集長の条件」第四回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 階段を転げ落ちた伊東は、左腕に大怪我を負うも命は無事。知らせを受けた醍醐は、
社員の安全を守るためとして、調査の中断を宣言する。それに異を唱えた水野。水野は
想起社の人間ではないこともあり、醍醐と二人で調査は続ける。
 南部の愛人だった女性を知る人物・塚本とコンタクトが取れ、水野は情報をもらうの
を兼ねて、話を聞きに行く。塚本が話すかつての同僚・南部は、口汚くて失礼で喧嘩も
したけれど、翌日には謝ってくれて普通に話し掛けてくるような性格で、漫画の研究分
析に日々を費やしていた男だった。漫画家を罵るときには、その漫画家の作品に出て来
るキャラクターの特徴を真似てからかうことも多々あったという。
 やがて紙芝居作家で幻の漫画家である校條(めんじょう)の旧住所が判明、いるかい
ないか分からないが訪問してみることに。呼び鈴を押してからだいぶ経って、返事があ
った。アパートの一室にいたのは、老人と呼べる痩身の男。南部が原稿を持って訪ねて
こなかったかと問うと、あっさり認める校條。原稿を返しに来た南部に対し、その原稿
を含めて作品を丸々やったという。その紙芝居作品は、醍醐の推測通り、下山事件を
テーマにした物で、後に校條自身が漫画にして刊行もされていた。全三巻に渡るその漫
画の内、手元にある一巻と二巻を読ませてくれた。醍醐は一読し、下山事件に新たな解
釈を示す傑作だと評価、漫画雑誌「ブレイブ」への掲載を願い出る。一方、水野の関心
は事件に向く。水野からの質問に校條はさらなるアイディアを出し、下山事件の“真相
”をより複雑な物にしてみるかと言い出した。その様子から、何か秘密の情報を握って
いると感じた水野が問うと、校條は下山事件の現場を目撃したんだと言った。彼の目撃
証言の通りなら、漫画に描かれたことや出されたばかりの新たなアイディアは、全て事
実かもしれない。
 伊東は醍醐の意向でバイト社員を外れていたが、このまま引き下がるのはどうにも悔
しく、怪我は完治していないが復帰を頼みに編集部へ赴く。醍醐は不在だったが、先輩
社員が話を通しておくと約束してくれた。その帰り、社内でエレベーターを待つ人混み
に並んだそのとき、すぐ前に立つ人物の靴に見覚えが。自分(伊東)を突き飛ばして立
ち去った人物の靴と、同じ減り方をしている!? 靴の主の顔を見ようとしたそのと
き、先輩から声を掛けられ、忘れていたとして皆から集めた退院祝いを渡される伊東。
その間にエレベーターは行ってしまった。
 水野は南部の転落死した建物屋上に行き、たまたま、南部の転落する姿を目撃したと
いう住人女性と巡り会う。その証言によれば、南部は敬礼の格好をして落ちていったと
のことだった。
 ――粗筋はこんな感じ。一気に話が進んで、ほぼほぼ犯人が分かったかも?と思わせ
る回でした。
 本作の興味(謎)は南部の死の真相を突き止めるだけでなく、下山事件の真相(新解
釈)や漫画原稿の行方といったサブ的なものの他、南部が見付けた漫画雑誌の勝利の方
程式とは何かとか、水野の死んだ父親は本当に自殺だったのかというエピソードもあ
り、多岐に渡っています。この内、水野の父親の件は残り一回で解明されることはない
でしょうけど、あとは順調に解決へと(多分)向かっており、バランスのよさを感じま
す。ここに来てまださっぱり想像が付かないのは、漫画雑誌勝利の方程式のキーワード
“水色”ぐらいで、他はほどよく解きほぐされている。
 謎とは別に、放ったらかしの事項がちょっとだけあるけど、これもきっと何か関係し
てくるんだろうなと期待が高まります。
 古田新太演じる醍醐が、前作よりも若干丸くなった印象で、共感しやすい。傍若無人
キャラとして描かれる南部との対比で、醍醐は南部と似ているところもあれば違うとこ
ろもある。その違いの大なるのが部下思いであることをはっきり示すキャラ。ここに共
感しやすさのポイントがあるような。

 ではでは。




#496/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/11  21:10  ( 48)
似て似てるもの   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「60 誤判対策室」第二、三回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 誤判対策室の事案ではないが、独自に動いて放火殺人の調査を続ける有馬。えん罪事
件のあぶり出しで早く成果を出したい世良もこれについて来る。取っ掛かりは印鑑詐
欺。その実行犯の一人が収監中と聞き、面会に行った。有馬はかつて取り調べで使った
脅し透かしはったりなど緩急自在の攻めで、相手から元締めに関するいくつかの情報
(名前が矢野高虎など)を得る。さらに、大量発注を受けていた印鑑屋を訪ねると、店
の主人は詐欺には全く関知しておらず、注文客の情報をすんなり教えてくれた。それは
三十代の女で、店主と交わした世間話から、比較的簡単に居場所を突き止めることがで
きた。女が喫茶店で今まさに化粧品詐欺を働こうとする場を有馬は押さえ、化粧品詐欺
について通報するかどうかはおまえの証言次第だとして、矢野の動向を尋ねる。が、女
の口は堅く、矢野に逆らえば殺されると怯える。放火殺人の被害者・長谷川由美が死ん
だのは、矢野に逆らったからと考えていたためだ。
 有馬は単独でカメラを持ち、張り込んで、矢野の身辺を洗う。リサイクルショップ経
営の矢野には若い妻と幼い娘がおり、その妻こそが放火殺人犯として死刑判決を受けた
古内の娘だった。古内は、娘のために身代わりになったのか?
 刑務所に古内を訪ねた誤判対策室の面々。えん罪事件である可能性を匂わせても、し
かし古内は自らの有罪を唱えるばかり。再審請求を出すどころか、早く死にたがってい
るような発言までする。有馬は大きく落胆した。
 世良は父親(誤判対策室創設に尽力した議員)の秘書?から、いつまで弁護士をやっ
ているんだだの、誤判対策室に入るなんてお父様への子供じみた反抗はやめなさいだの
と言われ、かえって反発を覚える。※誤判対策室は表向きとは違って、死刑囚の再審請
求を速やかに退け、迅速な刑の執行を後押しするために作られた。
 検事の春名は、誤判対策室を突然訪れた上司の西島に、西島担当の放火殺人事件を再
調査している資料を見られてしまい、酷く叱責され、嫌味を言われる。それまでは検事
の本道に戻りたくて上司の言うことに従ってきた。が、前に世良から「検事はえん罪を
暴く気はないんですね」と言われたこともあって、内心で決意を固める。
 翌日、有馬が呼び出されて出勤すると、春名と世良が待ち構えており、放火殺人の案
件を正式に誤判対策室で扱うことに決めたと告げてきた。死刑囚自身が望まぬ現状で、
再審まで持って行けるのか不透明であるが、とにかく動き出す。それには裁判で使われ
なかった証拠の開示が鍵になりそうだが、それを握るのは西島。まともに要請しても、
拒否されるのは目に見えている。春名はカフェで引いたおみくじが大吉だったのを機
に、思い切って西島の部屋に忍び込むと、証拠に関する書類を探した。そこへ、部屋の
ドアを開ける人影が……。
 ――第二回と第三回の粗筋はこんな感じ。だいぶ削ってます。凄く気になるところで
続くとなった(笑)。
 誤判対策室という架空の設定を、いかにもありそうな周辺事情を付加することで、結
構現実味のあるものに仕立ててる。でも、刑事と検事と弁護士が同じ部署にいるという
状況には、やっぱり違和感の方が上回りますが。何も不正をしていなくても、馴れ合い
の温床と疑われて、世間から叩かれそう。
 あと、前のドラマW(WOWOWのドラマ)作品で視聴もした「イノセント・デイ
ズ」と似ている部分が多くて気になる。再審を求めていない死刑確定囚、えん罪が疑わ
れる、事件は放火殺人、犠牲者は母親と二人の子供。多すぎないか? いや別に似た要
素がたくさんあってもかまわないんですけど、「イノセント・デイズ」をやった直後
に、この「60 誤判対策室」を持って来る感覚がよく分からない。敢えて見比べても
らって、えん罪について考えてみませんか的な意図があるのかしらん?

 ではでは。




#497/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/12  21:14  ( 29)
詐欺ドラマなので面白さは保障しない   永山
★内容
 フジテレビ系で放送のドラマ「コンフィデンスマンJP」最終回十五分拡大を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 ストーリーは捻りがあって悪くない。ドラマの造りとしては法廷物のバリエーション
で、メインとなる主人公グループの部屋が裁きの場。私設法廷、私的裁判ですね。
 反面、細かな点でこれまでの積み重ねが台無しにしている。まず、今回の敵役である
鉢巻が、ダー子らを“最高のコンフィデンスマン”と評価して犯人扱いしたけれども、
とても最高のコンフィデンスマンと思えない。騙したあとも信頼を得続けていることな
んてほとんどなかったし、顔ばれした件もあったし、詐欺を行った結果損をしたことも
あった。
 また、本ドラマのやり口からして、敵サイドの掴んだ情報や証拠がどこまで正確なの
か、疑って掛かる必要がある。そしてその通りのどんでん返し展開だったから。素直に
騙されようがない。
 そもそも、ダー子らは義賊でも何でもなく、単なる悪人グループ。共感や同情する余
地がなく、当然、応援する気にならない。「こいつらが手ひどい目に遭っても全然ハラ
ハラしない。いい気味だ」ぐらいに感じます。
 さらに、ダー子らの計画が綱渡りに過ぎる。鉢巻がもしも銃による殺害ではなく、刺
殺や絞殺を選んだとしたら、どう対処したのか。また、鉢巻が途中で逆上して、一人を
“殺す”のに全弾打ち尽くしてしまい、新たな銃を手にしていたら、どう切り抜けよう
というのか。完全に当初の予定通りに進む計画なんて望むべくもないんだから、計画に
柔軟性を持たせてはあると思うけど、今回描かれた計画は危険度が高くて命を落としか
ねない。
 ついでに言えば、鉢巻の父親の組織も迂闊に過ぎる。金と薬物を受け渡しする際に、
薬物の中身を確認するシーンが一切なかった。あれでは騙してくださいと言ってるよう
なものでは。そうさせたのもダー子らの計略の効力だというのであれば、そこを描いて
くれなきゃいけない。
 映画化が決定したとの報がありましたが、よほど脚本を磨かない限り、長丁場をもた
せるのは無理なんじゃないかなあ。

 ではでは。




#498/503 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #387 ***
★タイトル (AZA     )  18/06/13  20:24  ( 25)
散歩する休日   永山
★内容
 東京五輪に合わせて、祝日を移動し連休作り。二〇二〇年は秋の連休が減ることに。
 これは……小説のネタになる。体育の日のことを描いているから十月の話だと思った
ら実は七月とか。逆に、この年の出来事を取り入れて物語を作る際には、祝日に大いに
注意を払う必要が生じるし、何の気なしに二〇二〇年の出来事を描いただけのつもり
が、日取りでおかしな点が出て来る恐れも。

 成人年齢を十八歳に引き下げる改正民法が成立。二〇二二年四月一日から施行。
 この法案が以前話題になった折、施行後最初の成人式をどうするんだろうって思い、
書き込みのネタにしましたが、今日ニュースを観ていたら、十八〜二十の三世代?を一
世代ずつ分けて朝、昼、晩と催すことを考えている自治体が出てました。コストが掛か
るのは承知の上とか。三世代まとめてやると、会場の広さなどの問題の他に、「単なる
二年遅れの全校集会みたいになる」という意見が紹介されてて、面白かった。
 虚を突かれた思いになったのは、「十八歳で成人式をやると久しぶり感がない」とい
う意見。なるほど。十八なら多くが高校在学中に迎える訳で、成人式で懐かしさを感じ
る度合いは、現状より下がるはず。
 こうなったら、成人式はなくして、二十歳の儀とでも銘打って、二十歳を迎える人を
対象にこれまで通り式典を行えばいいんでは、とか思ったり。
 とりあえず、個人的に迷っているのは、拙作「そばいる」シリーズにて成人式を描く
のをやめるかどうかってことですね(笑)。タイムカプセルの件があるからなあ。全然
触れない訳には行かない。
 そういえば、2分の1成人式を行っている小学校は、どう対応するんだろう? 九
歳、つまり小学三年生を対象にして継続するとしても、代わり目の年は四年生も一緒に
やるのかしらん。

 ではでは。




#499/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/14  20:50  ( 25)
おかわりはなし?   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「60 誤判対策室」第四回と最終回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 最終回を含んでいることもあって、粗筋は省略気味で。ざっくり言えば、上司に嫌味
を言われながらも、放火殺人事件を誤判対策室で取り上げることになり、より深く調査
を開始。犯人しか知り得ない秘密の暴露であるとされた、死因に関して、決定的な誤り
が見付かり、えん罪を証明できる可能性が。しかし、かつてこの放火事件を担当した検
事の根回しによって、死刑執行を促す書類が上申?され、執行命令書がまさに出されよ
うとしていた。そのことを教誨師のリークにより当日知った有馬らは、残された一時間
で手を尽くす。果たして刑の執行は止められるのか――ここまでが第四回。
 このあと、有馬がある奇策を取るんですが、ドラマで描かれたように本当に功を奏す
るのか疑問に感じなくもなし。刑の執行されるタイミングを知ったからこその奇策だけ
ど、それにしたって執行中止になるのかなあ? これが有効なら、現実世界でも使われ
そうだ。
 で、死刑執行の中止を経て、再審がメインになるものと思っていたら、さにあらず。
再審の法廷場面もありましたが、時間は短く、終わり間際に配置されていました。予想
外でしたが、そこにはちゃんと理由や計算があって、ドラマに奥行きをより与え、面白
くしていた。えん罪をテーマにした物語と見せ掛けて……という風に受け取ることが可
能。細かな状況証拠というか暗示が、若干、後出し気味の部分があったのは惜しい。
 てことで、割とよかったです。が、期待していた展開にならなかったのは、ちょっと
残念。あと、以前に書いた、物語の根幹をなす大まかな枠がこれの前のWOWOWドラ
マである「イノセント・デイズ」と似通っている理由、結局分からず。似通ったドラマ
を連続して意識的にやるならやるで、そう銘打ってもいいんでは。べたですが、えん罪
シリーズなんて括りで。

 ではでは。




#500/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/15  21:02  ( 30)
朧気な記憶を頼りに忘却の話   永山
★内容
 プロレスラーの藤波辰爾がカルッツかわさき(川崎市体育館のあった場所)で試合を
するに当たり、「山本小鉄の引退式以来」とコメントしたのをスポーツ新聞系サイトで
読む。
 え? ほんとかなと思って調べてみたら、山本小鉄の引退式(引退試合)が行われた
のが、一九八〇年四月。その後、少なくとも一九八六年五月、一九八七年十月、一九九
四年十二月の川崎市体育館でのプロレス興行に、藤波は出場してる記録が。山本小鉄の
引退で強く印象に残っているにしたって、いくら何でも忘却しすぎのような。
 村松友視の著書に、ジャンボ鶴田は「忘れない人」、藤波辰爾は「忘れる人」と書い
てあったような記憶があるのですが、まさかこれのことではあるまい(苦笑)。

 WOWOWのドラマ「闇の伴走者〜編集長の条件」最終回を録画視聴。ネタバレ注意
ですが、粗筋は省きます。
 一旦解決したと見せ掛けて、裏があるというのはよくあるパターンですし、本作では
割とあからさまにどんでん返しの布石が打たれていたので、そこは予想通り――心地の
よい予想通り。ただその布石が示す相手ってのが複数の候補がいるので、どう絞り込む
のかと思っていたら、案外あっさりした決め打ちで決着。ご尤もな理屈ではあります
が、ちょっと拍子抜け。
 謎として残されていた水色の件は、なるほどそういう意味かと納得。振り返ってみる
と、これもかなり早い段階でヒントが示されていたと分かります。私は気付かなかった
けど、気付く人はその早い段階で気付くだろうなあ。
 放置されていた事項についても、ちゃんとしたフォローあり。それも結構な長さで、
ある意味、ストーリーの肝と言えるかも。関係者が、事件解決後に醍醐らが動くまで何
のアクションも起こさないっていうのは、あり得なくはないがちょっと考えづらい(も
しくは作者都合)ですけど、ドラマを締め括るのにはこの配置がベストな訳で、難し
い。
 第三段の続編が作られるとしたら、水野の父親の件を扱うのかしらん。でも、これま
での二作は共に漫画にまつわる事件を取り上げていたのに対し、水野の父親の件は漫画
とは無関係に思える。その辺の作り方をどうするのかも気になるし、第三弾に期待。

 ではでは。




#501/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/16  21:31  ( 29)
期待通りにはじけるか不発で終わるか   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「不発弾」初回無料放送を録画視聴。ネタバレ注意です。
 番組ガイドによれば、社会派ヒューマンサスペンスとのこと。金融経済の不正がテー
マなんで、経済サスペンスかと思ってましたが、もうちょっと幅が広いのかな。
 ざっくりした粗筋は――日本の大手総合電機メーカー・三田電機産業が七年で一千五
百億円の“不適切会計”をしていたことが公になり、粉飾決算の疑いが掛かる。記者会
見で社長はあくまで“不適切会計”とし、原因と責任の所在、今後の対策を示す。凡百
の企業なら上場廃止が当然だが、三田電機ともなると日本経済を揺るがしかねず、金融
庁もおいそれとは動けない。このまま騒ぎは収束する公算大だったが、会見の翌日、三
田電機の経理に関わる社員が首吊り死体になって発見される。自殺と見なされ、警察の
捜査も入らない雲行きだったが、三田電機の疑惑を追う女性刑事が突破口とすべく、タ
イミングから言っても自殺ではなく口封じの他殺ではないかと主張する。部署違いによ
る衝突がありながらも殺人の疑いで捜査開始。だが、決め手を欠いて進展しない。そん
な中、自殺した社員と頻繁に連絡を取り合っていた金融コンサルト・古賀が浮上。身辺
を洗うと、不祥事を起こした企業を守る伝説的な人物らしい。女性刑事は記者会見の前
後で三田電機社長の周囲に出没した古賀を目撃していた――こんなところ。もうちょっ
と入り組んでいますが、省略しています。
 今回は、主役の古賀の立ち位置がまだ全くはっきりしない段階で、感情移入の対象が
なく、様子見の回といった印象。それでも面白くなりそうな萌芽はそこここに。
 まあ、素直に考えれば、記者会見で騒ぎをうまく収束させられる見込みだった(社長
にアドバイスしている)古賀と通じていた社員を、古賀がわざわざ殺害する訳がない。
たとえ自殺であっても、報道が明るみに出ることで、疑惑を継続させてしまう。何らか
の理由で始末する必要が生じたなら、少なくとも遺体が発見されないようにするのが絶
対条件。だから古賀に容疑を掛ける刑事らの判断は間違っていることになるはずです
が、果たしてそう単純に捉えていいものかどうか。
 古賀は過去に金融絡みで身内を失ったような描写があり、その復讐を企図して経済界
に潜り込んでいるのだとしたら、味方のふりをして裏切る展開も充分に考えられる。て
ことで、この先が気になる滑り出しで、よい感じです。

 ではでは。




#502/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/17  20:16  ( 25)
後輩注意報!   永山
★内容
↑いわゆるライトノベル的な作品にありそうなタイトル、かも。

 先日、朝からそこそこ晴れていて、メールチェックが終わったら畑仕事の手伝いに出
ようと思っていたら、俄に暗くなった。
 一雨来ると思い、これは早く外に出ねばと着替えて飛び出す。するとすでに宙にはチ
ラチラと降る物が。もう降り出したかと焦りつつ、屋根のないところへ出て、その降っ
ている粒に当たると、感触がどうも違う。冷たくないし、水分を感じない。指先で触れ
てみて、ようやく分かった。火山灰だ、これ。
 部屋に引き返してインターネットで調べると、速報が出てた。
 眼鏡をしていても目に多少入るんで、ほんとは水中眼鏡的な物を装着した方がいいん
だろうけど、その日は草抜きだけしてさっさと退散。終わったあと、髪の毛がタオルを
被っていたのにざらざらになってた。
 ちなみに先に畑に出ていた父は、私が行くまで、「変な雨だな」としか思っていなか
ったようで。長年に渡って慣れてしまうと、鈍くなる?

 新幹線でトラブル続きなんで、次はほんとに船で行き来しようかしらんと考え始めた
今日この頃。まあトラブルのあとしばらくは緊張感が高まり、改善の程度も維持される
だろうから、問題は起きづらい気もするのだけれど。
 で、この間の新幹線内殺傷事件のニュース関連で、逃げるとしたらどうするのがいい
かっていう話がネットでも出ていた。最悪、トイレに逃げ込むのもありかなと思ってた
んですが、出ていた識者の話ではだめだとか。ドアを突破されたら逃げ道がないという
のが理由。トイレのロックなんてシンプルな物だから、鍵がなくても比較的簡単に開錠
できるんでしょうし、やっぱりそういうものなんだなと納得。

 ではでは。




#503/503 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/06/18  21:19  ( 25)
思い込みの危うさ   永山
★内容
 朝採った野菜を、テレビでNHKを聞き流しながら段ボール箱に詰めていると、「緊
急地震速報です」という声が聞こえてきたんですが、しばらく意に留めないでいまし
た。というのも、画面を見ていなかったのも大きいですが、それ以上にちょうど八時に
なるかならないかの頃合いだったため、NHKがこういうタイミングでよく流してい
る、緊急地震速報のシステムを告知するものだと思い込んでしまったから。
 一分ほど経ってから、具体的な地名が聞こえた気がしたので、画面を見に行き、よう
やく本当に大きな地震があったのだと知った次第。
 で、関西にある我が家は、阪神淡路大震災のときに多少揺れた(震度四)せいか、じ
わっとしみ出す風に雨漏りするようになってしまい、どうにかこうにか補修してきたん
ですけど、今度の地震(同じく震度四)でまたずれが生じて、再び雨漏りするようにな
ってるかもしれず。震度六弱のような強い揺れが襲ったのなら、交通機関の復旧具合を
見て戻る算段を付けるかもしれませんが、震度四ならおいそれと行けない。九州にいた
ままで家の状態を確かめようがなく心配ではありますが、しょうがない。ご近所さんか
らの連絡がないということは、少なくとも外見的には異常なしのはず。

 大きな地震や災害の報道があると、ストックしてあるプロットの内の二つを、作品に
使っていいものかどうか考えてしまいます。
 一つはだいぶ前にフレボイで書いた気がするけど――男Aは、近しい知り合いBに普
段から殺意に近い怨みを抱いているもののの、実行には移さないどころか表にも出して
いない。が、震災が発生した日、AはBと二人きりの状況で被災。Aは無傷だったが、
Bは落下物で軽い怪我。「今ならBを震災による事故に見せ掛けて殺せる!」そう判断
したAは、食器棚を押し倒して――というもの。先行作品が多分あるんじゃないかって
気がすることもあり、自作には使わずじまいでいます。

 ではでは。




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