AWC ◇フレッシュボイス2



#1272/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/10  19:39  ( 25)
非監視社会のドラマ   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「アリバイ崩し承ります」第二話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 うむ。このドラマは原則的に、防犯カメラの類がほとんどない世界の物語として楽し
むべきなのかなと理解。以後、「防犯カメラがあったら一発じゃん」なんて感想は抱か
ないことにします。
 ただ、今回は序盤、インターフォンのモニターに記録が残るのかどうかが気になって
仕方がなかった。当然、映像が記録されて残るタイプも残らないタイプもあるんでしょ
うけど、だったら視聴者に、このインターフォンは記録が残らないタイプですと分かる
ように描いてほしい。
 それと今回は、死亡推定時刻がふわっとしていた――夕方から夜にかけて――ため、
どうとでも取れるように感じた。その上で、夕食のメニューが投稿された時刻を根拠に
犯行時間帯を絞り込んだような演出であるため、視聴者は「だったら被害者ではなく犯
人が夕食の写真を投稿したんだろ」と早い時点で見なしてしまい、それ以上深く考えな
い恐れがある。ほんとは奥により複雑でユニークなアリバイトリックがあるというの
に、これではもったいない。犯人による偽装投稿だけはでアリバイを崩せないよと、き
ちんと明示すべきだったのでは。
 さて、そのアリバイトリックが面白い。というか、一部、考えたことがあるネタだっ
た。スイーツ弁当のくだりね。うまい使い方が見付からないので放置してましたが、な
るほど、こういう使い方があったか〜。
 もう一点。ストーリー展開が強引だった。容疑者二人の内、Aはアリバイがあるから
と早々に容疑から外し、Bも調べていくとアリバイ成立したから、やっぱりAが怪し
い、「Aもアリバイあるけど俺が捕まえて吐かせますよ」って、無茶苦茶だ。せめてA
のアリバイに綻びが見えた、みたいなことを挟まないといかんでしょ。

 ではでは。




#1273/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  20/02/10  19:51  ( 85)
感想【ネタバレ】「テセウスの船」他  HBJ
★内容                                         20/02/11 10:33 修正 第8版
「テセウスの船」4ですが。
現代に舞い戻ってきて
母親他一名自殺
女房(上野樹里)とは赤の他人に戻り
可愛い我が子も無に帰す
がそれでも父親の無罪が第一で
熱く演じます。
この状態で冤罪が証明されて
しまったらかえって困ると思うのだが。
なんとしても音臼村の過去に
再びタイムスリップして
毒入り鍋料理事件を止めないと。
でもそんな事したら
「バタフライエフェクト」みたいなのりに
なってしまうかも。
そして、これはだけSF的要素が
出てきても
クライマックスは
被害者の遺族会に乗り込んで行って
新たな証言を得る場面らしく、
もうカットバックとBGMで
迫って来るのですが
見ているこっちは白けてますね。
これは脚本と演出に無理ありかも。

続いて「アリバイ崩し承ります」2ですが。
【ネタバレ】ですが。









これも今回はつらかった。
が、何故か嘱託殺人から管理官の
謎解きのシーンでは
感涙に咽んでしまった。
これは原作はともかく
演者と演出がいいからでは。

今回はそんなところです。
ではまた。


ps。
永山さんの感想を読んで
そうなのかとも思いました。

確かsnsへの投稿に関して言われるシーンは
「胃の内容物の消化具合とも一致」
とか言われていたような。
それでこれはもう動かぬ証拠と思い込んで
しまいましたね。
tverで再生を止めて推理をしたのですが
全然分かりませでした。

胃の内容物の消化の時間がおかしい、
という事を
明確にオーディエンスに意識させて
考える様に仕向けてくれれば
謎解きの段階で
「そうだったのか」と思ったかも。

後は動機と手口が絡んでいるか
ですね。
動機は美容師の弟をたすけたい
という事ですが
これは別にモンブランのトリックとは関係なく
美容師が床屋でもマッサージ師でもいいわけで。
そこを弟はパティシエで胃もたれしないスイーツ
を研究していた
とかすれば
(或いは、お弁当スイーツを考案していた、
そして姉はそれをヒントに手口を思い付いた
とかすれば、伏線にもなるし)
動機と手口が絡み合って良い作品になるのでは。
動機がおざなりになると
ただのクイズになってしまう気がしますね。








#1274/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/11  21:17  ( 34)
訂正二つ   永山
★内容
 らいと・ひるさんの前の書き込みが今年初だと思い違いをして、あけましておめでと
うございますをしてしまいました。すみません。元の書き込みを修正したいけど、残そ
う。

 TBS系で放送のドラマ「テセウスの船」第四回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 現代に戻って来て、どういう因果関係があったのか分からないけれども、主人公が過
去に介入したおかげでかえって悪い方に変化していた……ということは、変化の仕方に
よっては、主人公自身が死んじゃう、あるいは生まれてこないなんてケースもあり得た
ってか。これは仮に、再び事件当時にタイムスリップできたとしても、迂闊な行動は取
れないな。
 現代編で、木村先生が登場。やや老けすぎの感があるけど、まあそれは事件に遭遇し
たからだとして、何でこんなにも音臼小事件の犯人を憎んでいるのかが分からない。身
内が犠牲になった訳じゃないようだし、教え子が死んだからというだけでは弱いよう
な。養子の息子の嫁(主人公の姉)に対する扱いも、嫁いじめの姑って感じで、嫁が殺
人犯の娘だと元から知っていた、とでもしないと納得できないレベル。
 主人公の方の嫁が、主人公と結婚していないばかりか、知り合ってさえいなくて、週
刊誌記者になっているという唐突な展開。過去をいじった結果がどうつながって、こん
なことになったのかは説明されるんだろうか。
 そうそう、主人公と記者とがこの時点で結ばれていないってことは、元の現代で生ま
れていた赤ん坊は存在しないことになったんですよね。この事実は、主人公にとってと
ても重い結果だと思うんですが、割とあっさり簡単に済ませられた印象。
 収監中の文吾が、次男坊である主人公を見て「心さん」と名前で呼ぶのはいいとし
て、そのやり取りがいまいちぴんと来ない。文吾からすれば、面会に現れた主人公が、
タイムスリップの前なのかあとなのかは分からないはずなのに、あとと決めてかかって
いるのは不思議。

ドラマ「アリバイ崩し承ります」第二話感想補足>
 完全に書き漏らしていました。
 トリッククイズ本で読んだんですが、消化物で死亡時刻を推定することを逆用し、死
体の胃にチューブと注射器を使って食べ物を送り込むという古典的トリックがあると
か。それが頭にあったものですから、ドラマも「この推定時刻は当てにならないよな
〜」と思いつつ視聴してました。もっと素直に観ないといけなかったです。

 ではでは。




#1275/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/12  20:22  ( 72)
テンポよくてもあらすじ長い(^^;   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「頭取野崎修平」第四回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 野崎は総会屋・海藤の件でリスクマネジメント会社のIRMを訪れる。そこは、おお
ぞら銀行の元専務である武田が興した企業であった。野崎は海藤率いる総会屋グループ
の一掃を武田に依頼する。
 不良債権処理を任されている立川は、海藤の件で日雲商事を訪ねる。援助の打ち切り
を匂わせた立川に、日雲側は彼女が帰ったあと、土壌汚染を隠蔽するべく、別会社を作
ってAPPの一切合切を背負わせようと考える。その別会社の社長を命じられた塩田
は、とかげの尻尾切りだと分かっていながら引き受けざるを得ない。ところが会社から
の帰途、正体不明の車に故意に轢かれそうになる。危ういところで、野崎が武田を通じ
て密かに付けた護衛が助けてくれたおかげで、命を取り留めた。おおぞら銀行が何故、
日雲の自分を助けてくれるのかと不思議がる塩田に、野崎は会社が社員を守らないどこ
ろか切り捨てる風潮に憤慨していると一席ぶつ。感銘を受けた塩田は、土壌汚染に関す
る全ての資料をおおぞら側に提供する。
 その資料を持って野崎は単身、日雲の社長室に乗り込み、事の真偽を問い質す。なお
も保身に走ろうとする日雲上層部に対し、野崎は全ての公表を要請する。
 土壌汚染などを日雲が認めたとの記事を見て事後に知った立川は、日雲を潰すつもり
なのかと野崎に詰め寄るが、野崎の信念は揺るがず。
 海藤ら総会屋は、武田の“兵糧攻め”により、土木工事を始めとする企業の事業に絡
めなくなり、上がりが激減。武田は海藤らの動きを警戒し、警備レベルを最大にまで引
き上げろと部下に命じた。
 一方、おおぞら銀行への金融庁による査察は続いていた。主席検査官の紅梅は、日雲
商事関連の資料の少なさ、バランスの悪さを指摘し、隠蔽がないか問い詰める。当初は
全て資料を提出したととぼけた立川及び京極春樹だったが、紅梅に本店をくまなく捜査
すると迫られ、まだ見落としがあるかもと態度を改め、一週間の猶予を得た。その間を
利して、立川は重要資料をさらに別の場所に移すよう、西條に命じる。西條はボイラー
室に隠すが、そこを見ていた京極は別のことを画策する。
 野崎の元に角張った字で書かれた告発状が届き、ボイラー室に資料が隠されていると
の内容。野崎は急いで資料を見つけ出し、紅梅に知らせた。資料隠蔽を深く詫び、関係
者の処分を約束する野崎に対し、紅梅は「それだけじゃ済まなくなるかもしれない。ト
ップの頭取が責任を取る事態になるかもしれない」と忠告する。
 査察に対して資料隠蔽を行った立川を、野崎は責める。立川は銀行のためだと抗弁す
るが、野崎は彼女におおぞらを辞めるように言う。立川はやはり責任を取らせるために
この地位に就けたんだと野崎を非難。そんな彼女に、外の世界を見てきた方がいいとす
すめる野崎。
 立川の自主退職が報告された役員会議の場で、京極はもっと大きな問題が起きたとき
は頭取が責任を取るのかと問い、言質を得る。
 日雲は土壌汚染によるAPP中止のダメージが大きく、他の部門では業績良好なとこ
ろもあるものの、全体ではどうしようもないと判断したおおぞらは、日雲を精算させる
方針を固める。おおぞらから日雲に出向して社員達を間近で見ている石原は、債権回収
を優先して企業を潰すことが銀行の本来の仕事であっていいのか、他に何か策はないの
でしょうかと野崎に訴える。その考えに賛同した野崎は、石原達に日雲再建策をまとめ
るように命じる。石原達は、優良部門のみを切り離して新生日雲とし、そこへおおぞら
銀行のみならず、おおぞらグループのおおぞらベンチャーやおおぞら証券らから出資し
たファンドを起ち上げ、日雲を支えていくことを提案。野崎はこれを認め、支店長会議
に諮る。
 その会議の場で、京極は日雲再生は無駄であり、五百億もの金を出すのは馬鹿げてい
る。さっさと債権を回収することこそ、おおぞら銀行が健全化する近道だと訴える。支
持の声をが多く上がったが、野崎がこれに反論。銀行としてあり得べき姿をとき、形勢
をひっくり返す。
 再建策が認められ、より張り切って仕事に臨む石原。そんな彼は、少し前に、日雲の
社員達から、おおぞらから来たのは日雲を潰すためだったんだろうと誤解から吊し上げ
られたのだが、石原が本気で日雲再生に取り組む姿を目の当たりにした日雲社員達に、
徐々に理解が広まる。
 政府系金融機関が統合され、小口取引の窓口の少なさを補うため、おおぞら銀行を引
き入れようという計画が進んでいるとの情報を、金融庁の先輩から仕入れた京極は、元
総理大臣の鷹山に働きかけ、紅梅を動かし、おおぞら銀行の不良債権は日雲再生に手を
貸すと決めたことで拡大・確定し、おおぞらの債権は無理だとの判断を出させる。
 そして本格的に動き出すおおぞら統合話。京極をバックアップする鷹山のそばには海
藤がいた。野崎へ直接の復讐にこだわる海藤ところが別の動きも出ていた。外資系のフ
ァンドに再就職した立川は、おおぞら銀行買収を提案するのだった。
 ――以上が、第四回のあらすじです。今回はなるべく時系列順に記述しましたが、文
字にしてみると随分、断片的になりますね。映像で見る分には、これはテンポが早いっ
てことなので気にならないのですが。
 敢えて言うと、テンポのいい細切れの展開の犠牲になったといえるキャラが、京極。
何だかんだと策謀を巡らせるも野崎に跳ね返される。これを短い間に繰り返されると、
京極が何をやっても失敗するキャラクターに見えてくる。
 これまで幾度となく活躍するチャンスが巡っていたのに、中途半端に終わっていた立
川、さしたる活躍もないまま退場か?と思わせておいての、外資での復活。これは次回
最終回においてそれなりに活躍しそう。第三の勢力っぽいけど、結局は主人公側につく
予感が。

 ではでは。




#1276/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/14  20:15  ( 26)
排除の基準   永山
★内容
 歌手が薬物絡みで逮捕されたことを受けて、各所の対応がニュースになっています
が、少なくともネット上の書き込みを見ると、自粛・排除の対応の方が優勢なようで
(あくまでもぱっと見た感覚です)。
 そんな中、NHKが楽曲の使用に変更なしと発表。賛否両論が上がっているものの、
やはり否が多いみたい。素晴らしい歌が作れたのは薬物のおかげと見なされるのがよく
ない、という理屈もあるようで。
 で、思ったのが次。
 作詞作曲家のAが何らかの罪で逮捕された → テレビ局など「楽曲を使うのをやめ
ることにしました」 → Aは全く作詞作曲を行っていないことが判明。作品は全て
ゴーストライターBによるもの → さてどうする?
 Bはゴースト活動以外は、後ろ指をさされるようなことは一切していないとしたらど
うか。それでも楽曲の使用は認められないか、一転して認めるのか。
 さらに、人間によるゴーストライターではなく、AI等の技術を駆使した機械的な曲
作りだとしたら?

 ついでにもう一つ。もっと極端な例が思い浮かんで、作品のネタになるかもしれない
し、メモ代わりってことで。
 科学者のXが薬物関連の罪で捕まった → Xはノーベル賞間違いなしと言われる偉
大な医学的成果を上げており、現に多くの人の命を救っている → 「どんなに素晴ら
しかろうと、犯罪者が編み出した技術を使うのはけしからん。使用禁止だ!」
 現実に起きた場合、どうなるんでしょ。いやまあ、答は明らかだと思います。先と同
じ理屈を当てはめると、薬物のおかげでノーベル賞級の発明発見ができたんだと思われ
るのは好ましくない……となりますけど、芸能と医学では話が別だ、とでも言って。

 ではでは。





#1277/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/15  19:57  ( 20)
突然の変異   永山
★内容
 連日の新型コロナウィルスの報道を見ていて、ふと、郵便物や小包の類も気を付けな
きゃいけないのかな?と思った。検索してみたら、三日前の情報だけど、郵便物などを
介した感染事例はまだなく、一般論として郵便物のような物体に付着した状態で何日も
生きるウィルスはいない、そうな。

 NHKで放送のドラマ『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』第四話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 およ。ここに来ていきなりのホラーチックな展開。これまでの三エピソードはどれも
真っ当に現実世界で完結していたのに対し、今回は現実世界とはちょっと考えにくい展
開で、しかも解決もされない。これまでのテイストを好んで着いて来ていた視聴者にと
っては、ひどくもやもやの残る終わり方でした。
 で、いくら何でもこれでこの話は終わりってことはあるまいと、検索を掛けてみたと
ころ、どうやら他のエピソードにつながるみたいな文言があったので、ほっとしたで
す。ネタバレを回避するために、ざっとしか目を通していないので誤解している可能性
もあるけど。(^^;
 ただ、この第四話の事件をまともに謎解きするとなると、一体どんな手があるんだ?
 視聴者(読者)の側が不安になるレベルだと思うんだけど。ぜーんぶ、知り合いの仕
掛けた大きなだましの仕掛けってことぐらいにしか思い浮かばない。

 ではでは。




#1278/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/16  17:23  ( 23)
周囲が見えると壊れそうな物語   永山
★内容                                         20/02/23 20:03 修正 第2版
 テレビ朝日系で放送のドラマ「アリバイ崩し承ります」第三話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 今回目先をちょっと変えて、アリバイ探しの要素を付け足してきた訳ですが……びし
っと決まった!って感じは受けなかったですね。序盤から中盤にかけて、容疑者のアリ
バイを探すと大見得を切ったように見えたものだから、当然このあとの流れは、思いも
寄らない、あるいは何気ない事実から容疑者のアリバイが証明されて、犯人ではない、
となるものと期待したんです。
 ところが蓋を開けてみれば、手掛かりを、容疑者にアリバイが成立するように解釈し
て状況を再構築すると、アリバイ成立する余地が出て来た、という段階にとどまったよ
うに思えたです。こう考えれば色々と説明が付くし、真犯人も浮かび上がってきたから
これが真実だ、というやや強引さの目立つロジック。
 犯人にしても凝ったトリックを案出・実行した割に、肝心なところが抜けている。ど
んだけトリックに自信があろうとも、指紋ぐらいちゃんと処理しておけよ〜ってなる。
もしくは、あの床に容疑者の指紋が付着していても全然おかしくない、という状況を事
前に作っておけばよかったのに。
 今回、警部の妻が電話で登場して、浮気を疑っていましたが、そのあとの展開はてっ
きり、美人容疑者を救って感謝されているところに妻が登場、「その女が浮気相手ね
!」とドタバタ喜劇風な落ちになるのかと思ってました。

 今のままでもそれなりに楽しんで観ていますが、多分、原作である小説の形で読んだ
方がもっとのめり込める気がしてきた。

 ではでは。




#1279/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/17  20:16  ( 28)
やきもきも程度問題   永山
★内容
 TBS系で放送のドラマ「テセウスの船」第五回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 今回もじらしにじらして、事件の解明はほとんど進まずというパターンかと思ってい
たら、終盤に来てそれなりに進んだ印象。でも結局は、真犯人につながる手掛かりは得
られず。じらし方も、結論を最初に言わなかったがためにという、最も単純な手法によ
るもので、芸がない。もっと工夫が欲しい。
 で、展開上での問題は木村。裏主人公かってぐらいの大活躍?で、常軌を逸した言動
に拍車が掛かり、気分が悪くなるレベルに達しそう。今週分の中盤くらいまでは、被害
者家族(養子縁組だけど)の立場ならこういう人物もいるかもなあと、ぎりぎり許容で
きそうだったのに、終盤に来て、妊婦に薬を飲むように命じて昏倒させたり、事件をひ
っくり返す証言をする決意をした松尾を(恐らく)毒殺したりと、許容範囲を超えてし
まった。こんな人物はいない。あるとしたら、事件の真犯人かその身内ってところが一
番腑に落ちる気がするんですけど、それだと事件の謎がシンプルに過ぎるような。
 あとは……根本的に、佐野文吾を殺人犯とする証拠が弱い気がする。青酸系毒物を隠
し持っていたのは確かに証拠と呼べるけれども、この小さな音臼集落にはメッキ工場が
あって、管理はかなり杜撰と思われる節がある。そんな工場があるのに、警察官を逮捕
して死刑判決確定って、無理があるような。死刑判決確定から何年経過しているのかは
覚えてませんけど、事件発生から三十年以上経ってまだ執行されていないのには、とき
の法務大臣を躊躇させる何かがあるんじゃないのかと。そしてそんな性格の事件なら、
世論がもっと盛り上がってしかるべきなのに、ドラマでは全く逆。どうもしっくりこな
い。

 作品の終わり方をタイトルから推測すると、主人公家族にはまた幸せが訪れるもの
の、それは元の幸せとは全く違ったものであり、これでいいのか?と疑問を投げかける
形で、ラスト、もう一度過去に行くチャンスが訪れて選択に迷うシーンで終わるんじゃ
ないかと妄想。

 ではでは。





#1280/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/18  19:26  ( 28)
テンポよすぎてはみ出した感   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「頭取野崎修平」最終回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 いつものように、有料放送でのドラマ最終回はあらすじを省略ということで。
 それなりに面白かったものの、前作の「監査役野崎修平」には及ばない感じ。原因は
新鮮味が薄れたというのもあるだろうけど、それ以上に今シーズンはテンポがよすぎ
た。展開が早すぎるというか、一つ一つのエピソードに割り当てられる時間が短くて、
見応えが乏しくなった気がする。
 この最終回でも――元首相の鷹山がおおぞら銀行をなくそうとする動き。これに対抗
して、野崎らは新聞記者の協力を得て鷹山に関する金の動きを細部に渡って調べ上げ、
不正献金を暴く。スキャンダルで権勢を失うかに思えた鷹山だが、まだ地力を残してお
り、おおぞらの倒産が確定。――ここまででドラマ開始から十三分ほど。冒頭に前回ま
での振り返りがあったので、実質十分ぐらいじゃないかな。ジェットコースター的展開
にもほどがある。(^^;
 この早さは軽さに通じており、一つ一つの出来事が流れ作業のように進んでいった。
そこに加えて、こういうドラマだから仕方がないけれども、主人公側にとって都合がい
い展開になったなあ、という印象が強いです。
 その他、各キャラクターを見ていくと、立川は前に予想した通りの動きをしました(
笑)。こうも的中だと、捻ってくれと言いたい。
 前作では野崎のライバル的立場であり、大活躍だった武田は、今回は終盤になってや
っと登場。重要な役割を果たしはしたが、あまり目立たず。あくの強いキャラだけに、
勿体ない。
 総会屋の海藤は野崎への復讐に取り憑かれていて、ずっと存在感がありましたが、最
終回に来て、急に短絡的な行動に走り、あっさり拘束されてしまう。何だかよく分から
ない。命を狙われるような人間(野崎)が頭取をやっている銀行なんて、渡欧イメージ
ダウンを狙った鷹山の策らしいのですが、ピンポケな作戦だと思う。
 さすがに第三作はないだろうなと思って検索してみたら、新・監査役というのが原作
漫画にあるとかで。映像化なるかな?

 ではでは。




#1281/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/19  19:20  ( 26)
『人類最強を決める世界大会!』   永山
★内容
 ……じゃんけんで。

 スポーツ新聞系のサイトのトップページ大見出しに、「女子開幕戦は無観客試合」と
あった。
 これだけでは何のスポーツだか分からない。極端なことを言えば、そのサイトは将棋
や囲碁なども扱うので、スポーツかどうかすらあやふや。まあそれは言い過ぎだとして
も、女子のプロスポーツがごくわずかだった頃ならともかく、今の時代にこれはないで
しょうと。そもそもプロスポーツとも限らないですけど。
 以前に、よそから引っ張ってきた記事をそのまま載せているがために、しばしばこう
いう分かりにくい状況が発生するんじゃないかという旨の書き込みをしたと思います
が、自前の記事でもこれでは、もう読み易さや分かり易さはどこか遠くへ置いてきてし
まった感じ。ただただタイトルをクリックさせたくて、こんなことやってるのかしら
ん。
 例に挙げた見出しの記事は、ゴルフのコーナーにある物と同じでした。大見出しに持
って来る過程で、分かり易くするための付け足しって、そんなに面倒なのか。あるいは
無理なのか。
 だったら、スポーツのジャンルを分かり易く図にしたピクトグラムを活用してみての
はどうかと思う。ゴルフを示すマークを「女子開幕戦」云々の見出しの冒頭か末尾に付
けるだけで、ある程度分かり易くなる(音声読み上げでどうなるのかという問題はあ
る)。

 あー、あと、女性の有名人が野球などで始球式をやる度に、それを伝えるニュースの
見出しに「ノーバン」を入れるの、今年から禁止にして、違うアイディアを絞り出した
らどうか。

 ではでは。




#1282/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/20  22:03  ( 47)
きっかけは天龍   永山
★内容
 ちょっぴり下ネタになりますが。
 学生時代、友達の住むアパートに泊まりがけで遊びに行くことが時々ありました。
 何をして遊ぶかというと、まずコンピュータゲームなんですが、その当時から私は機
械がらみのゲームを好んでやるタイプではなかったもので、パスしていました。
 他に何があるかというと、手動式(笑)ゲームの一つ、マージャンをやっていまし
た。といっても私自身は基本的なルールと役を知っているだけで、点数の数え方は覚え
なかったという、遊びの領域を一歩たりとも出ない文字通りのゲーム。点数計算は他の
人任せ、信頼の原則というか、要するに友達としか打てないマージャン。(^^;
 あるとき、五人が集まったので2抜けで交代するルールで、四人がマージャン、一人
が一人が休憩という形に。
 で、上述した通り、部屋にはマージャンセットの他、コンピュータゲームもありま
す。他の四人はそれなりにコンピュータゲームをやる面々だったので、マージャンを抜
けている間も暇つぶしができます。もちろんマージャンを観戦するのもあり。
 一方、私が抜けたときはやることがないので、黙ってマージャン観戦するのが常だっ
たのですが、そのときは原因は忘れましたがとにかく滅茶苦茶眠たくて睡魔が襲ってき
た。だったら次のマージャンが始まるまで寝てればいいんですが、どうやらその半チャ
ンはサクサク進む雰囲気で、中途半端に寝てる余裕がなさそう。
 起きているために何かないか尋ねたら、友達の一人がコミケで入手した同人誌がある
ので読んでみたら、という。アニメや漫画に人並みに興味はあるものの、コミケには無
縁だった私は参考がてらに一冊(確か十七か十八冊ぐらいある中から選んだ)手に取っ
て、ぱらぱらと見てみました。
 お――目が覚めた(汗)。
 エロネタにまだ免疫があまりなかった頃だったもので。(^^;
 決して厚くない本でしたが、途中まで読んだところでその回のマージャンが終了。私
は次の回に加わったため、その同人誌は結局、最後まで読めず。
 で。
 半月ほど前に突然、そのことを思い出しまして、続きを読んでみたいと古本販売サイ
トで探そうとしたのですが……題名が分からない。ざっくりとした内容は覚えているも
のの、オリジナルなのかパロディなのか、パロディなら何の作品のキャラクターを使っ
たものだったのか等も分からない。作者名もサークル名も覚えていない。
 普通なら手掛かりなしで諦めるところですが、思い出とともに蘇った記憶がありまし
て。
 それはくだんの同人誌の(多分)サークル名を見たときに、「ふうん。これってまる
で天龍源一郎じゃないか」と感じたこと。プロレスや格闘技好きなもので、そういう結
び付け方をすることがたまにあります。
 その記憶を手繰って、少し考えていたら、とあるフレーズが頭に浮かびました。確か
アルファベット綴りだったなと思い、アルファベットで検索を掛けてみたら――サーク
ル名として古本サイトの掲載商品に出て来ました。さらに大雑把ながらいつ頃のマージ
ャンだったか、年を思い出し、絞り込むと、それらしき同人試作品を発見。実は、絵柄
は記憶にあったのとだいぶ違ってたんですが、その作品名でネット検索を掛けたらデジ
タル化された見本が出て来て、内容が一致しそうだと確認。これで間違いないでしょう
ってことで購入し、先日届いた。中身を見ると、合ってました。エロよりも、懐かしさ
を感じた(苦笑)。
 サークル名はここには明記しませんが、プロレスに、天龍源一郎についてちょっと詳
しい方なら、当たりを付けることができるかも。

 ではでは。




#1283/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/21  21:28  ( 20)
巡り合わせがよくない   永山
★内容
 大学入試、新型コロナウィルス対策で対応分かれる、
 厳しいところでは、発症していたら受験させない上に、再テストの機会も設けないと
か。
 その一方で、入試当日、受験生全員の体温を測り、平熱でない者には別室でテストを
受けさせるという大学もあるそうで。
 多くはセンター試験の点数や内申書その他で判断するとか。それにも大学によって
色々とやり方や基準が異なるみたいで、受験生とその保護者、先生はこの土壇場に来て
面倒ごとが増えて大変。
 今九州の方にいるんですけど、こっちの代表的な大学が早々に、発症していたら受験
させない&再テストなしを発表したとかで、へえ〜まじかと思い、検索してその大学の
ホームページの該当箇所に飛ぼうとしたら、「404 Not Found」になって
た。確認や問い合わせが殺到してサイトが重くなったので削除したのか、あるいは対応
を改めることを前提に協議を始めたので削除したのかしらん?

 ただ、ちょっと時間が経ってから、大学ホームページのトップページから案内に従っ
て順に辿ってみたら、新型コロナウィルスについての対応に関する、先とは異なるUR
Lのページに行けた。なので、古いページを削除しただけであり、検索のキーワードの
方が追っつかなかったのかな。

 ではでは。




#1284/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  20/02/22  11:45  ( 35)
「アリバイ崩し…」3話の感想 HBJ
★内容
ミステリーマニアというのは多分、
ミステリーのメカニズム、というか病理、
みたいなものを意識しているのでは。
それがトリック大全的な書籍や、黄金の羊毛亭、とか、
類別トリック集成(江戸川乱歩)みたいなものだと思うのですが。
そして一回一回のドラマは、その病理を症状に還元したものに過ぎない、
と思えるのです。
だから、一回一回のドラマでは、トリック以外はえらいおざなりになる。
犯行の動機が浮気(1話)だとか保険金殺人(2話)だとか。

だから、ミステリーを深く理解するには、
症状(一回一回のドラマ)ではなく病理を意識しないとダメだ
などと思ったのですが。
そう思って考えてみると、1話は、
「実はろうあ者が唇を読んでいた」というのがミソで
(Googlebooksで読めるのだが)他はどうでもいいのではないか。
2話は、胃の内容物入れ替えみたいなのがミソで他はどうでもいいと。

そうやって考えると、「そうか、ミステリーマニアは、そうやって、
ミステリーの病理をドラマという症状に還元してくるのか」
と思えて分かった気になるのですが。

しかし、3話は、いかなる病理をいかなる症状に還元したのかが不明でしたね。
何か、夢遊病患者が知らない内に犯罪を犯すという思い付きがあったのだが、
それを上手く料理出来ないで、諦めたが、
しかし全て削除する事が出来なくて残骸が残った、
みたいな感じではないのか
と思いました。

今夜は4話なので楽しみです。









#1285/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/22  20:26  ( 36)
厚みが分からないまま本を読むような不安と効能   永山
★内容
 HBJさんの病理と症状のたとえはユニークで面白いですね。
 全てのミステリーが、病理以外の部分がおざなりとは思えませんが、どちらに力が入
っているかというと、病理の方に重きを置いたタイプの方が多いかもしれません。
 トリックをきれいに成立させるために登場人物の職業や性格、名前を決めたり、物語
の場所や年代をいじったりするのが多数派。物語が先にできていて、その登場人物が案
出しておかしくないトリックをここに当てはめよう、なんて書き方をする推理作家はご
く少ないはず。


 NHKで放送のドラマ『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』第五話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 進まないな〜と思いつつ観ていたら、前後編ものだったようで、次回に続くとなっ
た。前後編ものであることが分かり易いようなサブタイトルにしてほしい……。
 冒頭、ハムラが探偵の看板を下ろすシーンから始まったので、何ごとかと思ったら前
回の事件を引きずっているという設定だった。あんなホラーめいた内容で探偵としてや
っていくことが揺らぐってのはよく分からない。真っ当な事件なのに結果がああなった
としたら打ちひしがれても理解できなくはないけれども、前回は特殊すぎで、あれを基
準に持って来るというのは違和感がある。
 さて今回分は、前後編の前半だということからか、随分と余裕がある作りで、じっく
り描いていると言うよりも、悪い意味でのスローペース。しかも関係者のほとんどが何
か隠しているらしいという展開だから、観ているこちらは隔靴掻痒感が強まり、いらい
らも募る。
 個人的に今回特に腑に落ちなかったのは、依頼人である父親の行動。娘が家に帰って
来ない、娘の友達が居場所を知っているはずだから口を割らせてくれ――ここまではい
い。その後、離婚した妻が現れ、「うちには娘は来てない」「元夫は娘が行方不明にな
ったことを伝えてこない」と言う。父親は元妻に「娘はいつものように君のところにい
ると思っていた」と答える。
 うん? そう思っていたのなら、探偵に依頼する必要はない。依頼したからには、そ
う思っていなかったはず。だが依頼に踏み切るには、まず元妻の家に娘がいないことを
確認する必要がある、なのに確認していない。辻褄が全然合っていない。
 探偵が何か気にしている様子はあるものの、このおかしなポイントを気にしてのもの
か否かは不明。
 結局、観ている間中その点が気になったが、説明なしで後編に続くとなったため、も
やもやが取れない。

 ではでは。




#1286/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/23  20:02  ( 22)
即席の足跡トリック   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「アリバイ崩し承ります」第四話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 前回の第三話では、それまでと違ってアリバイ探しという捻りを使ったから、本来の
アリバイトリックそのものは割とオーソドックスに行こうとしたのかなと思ったけれど
も……この第四話も似たような作りになっていた印象を受けたです。
 足跡のトリックは正直言って、使い古された感があるもの。偶然の重なりは仕方がな
いにしても、最終的には山梨県警の捜査能力を下げる(靴が同じだからといって異なる
人物が付けた足跡の違いが分からないことは普通ないと聞いた覚えが。さらに犯人は長
靴を履いていたと推察しているのだから当然、長靴の中を詳細に調べるはず。繊維片や
毛などが採取できていればアリバイとは無関係に犯人特定可能では)ことで成立してい
たようなところがあって、残念。あと、警部らが窓から目撃したときに、被害者の足跡
以外にすでに着いていた足跡があるにもかかわらず、気付かない辺り、ご都合主義が顔
を覗かせているなと。
 それから、本筋ではないですけど、事件当夜の天候についての言及がなかったような
のが気になりました。アリバイミステリ(もしくは密室ミステリ)の作法として、犯行
時刻以降は雪が降り止み、足跡はきれいに残っているというのが常道ですが、だからと
いって省略してよいものではないような。
 他にも、久々に会った幼馴染みに、夜十一時に離れの時計塔で会おうと言われて、ひ
ょこひょこ出向いていく神経がよく分からない。「何だよ話があるんなら部屋でしよう
ぜ」とはならないのかな。詐欺で共犯関係にあったとかなら、まだ分かるんですけど。

 ではでは。




#1287/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/24  20:19  ( 25)
色々と残念な展開   永山
★内容
 TBS系で放送のドラマ「テセウスの船」第六回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 些末なことばかり気になる。これはドラマにのめり込めていない証なんだろうなぁ。
 前回、今回と、音臼小事件の当時の関係者を訪ねて回るシーンが続きましたが、みん
な宮城県じゃなくて関東近郊に住んでいるのかな? 凄く違和感がある。事件を機に生
まれ故郷を離れる決断をした人もいるでしょうけど、全員揃ってというのは変。東京か
ら近い順に巡っているのだとしても、重要人物が集中している不自然さは否めない。
 主人公達が移動する交通費等の出どころも気になる。父親が殺人を犯した元警察官の
死刑囚である一家が、裕福な暮らしを送ってきたとは考えにくい。記者だって充分な取
材費をもらえている雰囲気はこれっぽっちもない。
 音臼小事件当時、文吾は刑事仲間からどう思われていたのか。金丸も中野も文吾は犯
人ではないと考えていた節が描かれたのに、他の刑事達は全員が文吾は殺人犯に決まっ
ているという態度で、落差がひどい。捜査がどのように行われていたのか、捜査員の動
きを少しでいいから描いてほしい。
 同様に、現代で発生した証人毒殺事件の扱いもぞんざいだと思いましたけど、長くな
るので割愛します。
 首の締め痕について。捜査資料や証拠は、文吾に付いた弁護士が頑張れば開示させる
ことができると思うんですが、それをやらなかったのかな? 主人公達が中野刑事の家
を訪ねて、たまたま個人的に保管していた捜査関係資料を見て写真を手に入れるという
流れは、現実離れしてる感じ。文吾にしても、金丸が「首の締めあとがおかしい」と言
っていたことを、捕まった当初は主張しなかったのだろうか? 三十年以上経った今に
なって初めて言い出したんだとしたら、作者によるご都合主義じゃないのかなあ。
 で、ラスト近くでタイムスリップ。ここまでの描き方だと、恣意的に過ぎる。こうい
うルールがあったとの説明を待ってますが、期待薄かなぁ。

 ではでは。




#1288/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/25  20:02  ( 31)
だぶるの悲劇   永山
★内容
 NHK−BSプレミアムで再放送のドラマ「Wの悲劇」を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 ちょっと前に言及した“死体の胃にチューブと注射器を使って食べ物を送り込む”ト
リックって、この作品だったのね。映画版を見た記憶があったんですが、全然覚えてい
なかったわ〜。(^^;
 原作小説にもある殺人を、映画版では劇中劇に仕立てているのに対して、本ドラマは
ちゃんと(汗)殺人が起きる。それは当然あるべき姿なんで歓迎するところなんです
が、できあがった映像は何だか変だった。まさしく劇みたいに、次々と登場人物が現れ
て自己紹介する幕開けで印象づけられというのはあるでしょうが、ずっとお芝居を見せ
られているような心地になりました。カメラワークの大部分や人物が画面から退場する
ところなんか、劇に見えてしょうがなかった。
 ストーリーの方は、ミステリとしてのアイディアは非常に面白いものの、現在ではち
ょっと食い足りない気もする。真犯人の計画が相当綱渡りなのが最大の弱点かな。若く
てかわいらしい女性が人を殺してしまったと名乗り出れば、みんな隠蔽に加担してれく
れるという根拠を欠いた論法は、ある意味、女性を道具としか見ていない犯人らしさを
表しているのかもしれません。が、それなら和辻家の他の男も似たり寄ったり性質だと
分かっているはずだから、「そんな女かばう必要ない。さっさと警察に突き出そう」と
いう空気になるとは考えないのか。
 特に、医者が描かれたように協力的になるとは考えにくい。ばれたら医師免許は取り
上げられるだろうからリスク大だし、女性をかばう理由もない。
 そもそも、どういう隠蔽工作をするのかは犯人にとって全く予測できないことであ
り、たとえば遺体を別荘の外に運び出して、行方不明になったように見せかけよう、と
かになっていたら、犯人は隠蔽を露見させるためにかなり苦労しなければならないので
は。まあ奥の手として、匿名の告発状みたいな物を警察に送りつければいいとも言えま
すが。
 ヒロインが自宅に戻ったとき、母親の別れた夫(ヒロインの父親)が現れたけど、あ
んまり意味のないシーンだったような。あのとき父親を誤って死なせてしまい、その罪
からも逃れるために、本来の計画が大きくゆがんでいく展開になるのかと思ってまし
た。

 ではでは。




#1289/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/26  21:58  ( 22)
聞き怪快   永山
★内容
 新型コロナウイルス対策の一環でイベントの中止や延期が相次いで発表され、プロボ
クシングやプロレスなども同様の対応を取っている中、「リアルジャパンプロレス」は
開催を明言。※東京後楽園ホール3月19日開催
 会長の新間寿が「コロナウイルスを吹っ飛ばす」云々と怪気炎を上げたとのこと。
 うーん、そんな発言をして大丈夫なのかと心配になる。過激な仕掛け人と呼ばれ、初
代タイガーマスク登場からしばらく続いた新日本プロレスブームを作った切れ者という
イメージだったけど、ここでこの判断は……開催当日までに新型コロナの流行が収まる
可能性は低そうだし。
 社長が、会場では万全の対策を取ると言ったそうだけど、どうなんだろ。一歩譲っ
て、観客やスタッフは万全の対策が取れたとしても、選手はどうするのか。まさかマス
ク(覆面じゃないよ)を付けて試合をさせる訳にもいきますまい。

 上の文章を書いていて、「かいきえん」の漢字変換は「怪気炎」のみだといううこと
に気付く。
 あれ? 「快気炎」は?と思って調べてみると、「快気炎」は「怪気炎」のもじりな
のね。知らなかった。
 というよりも、「快気炎」が元々あった表現で、それをもじって「怪気炎」なる言葉
ができたんだとばかり思ってました。
 こんなに長い間小説を書いてきて、こんなことを知らずにいたなんて、思い込みは恐
ろしい。

 ではでは。




#1290/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/27  20:52  ( 34)
小説書きとして念頭に留め置くべき年   永山
★内容
 物語を綴るとき、舞台を現実に即したものにすることは当然あります。年月日や曜日
にこだわって、現実の事件事故や天候、経済動向に法律なども取り入れて描く場合もあ
るでしょう。
 それでも何から何まで全て取り入れるなんてことはまずない。現実に起こった出来事
から取捨選択して、現実味のある小説を書いていく。
 そして通常、取捨選択は大きいものは取り上げ、小さいものは除くことになるはず。
西暦二〇〇一年の○月×日午後四時頃、A町のB道路で乗用車とトラックが接触事故を
起こし、乗用車を運転していた会社員のX氏が足の骨を折る大けが、トラックの運転手
のY氏が軽い打撲を負った――というような事故が実際に起きていたとしても、普通は
小説には関係ない、取り入れない。たとえその年月日時間帯のA町を物語の舞台として
選んでいても、たとえその事故が元で大渋滞が起きて普段なら三十分で行けるルートが
当時は三時間以上掛かったとしても、作品に取り入れることはまずない。レギュラーキ
ャラクターの誕生日の都合で、どうしてもこの日にしなければならないという事情があ
れば、このくらいの事故が起きたことを知っていたとしても、無視するもの。
 しかし、無視するには大きすぎる出来事も世間では起きてる訳で。
 たとえば、一九九五年一月十七日や二〇一一年三月十一日から向こう三ヶ月くらいの
日本を舞台にした小説を書くのなら、それぞれの大震災について作中で全く触れないと
いうのはあり得ない。フィクションだからでは片付けられない。一九九五年とか二〇一
一年を物語の時間に選んでおきながら、そこに触れないのであれば、冒頭で明示してほ
しい。「この作品はパラレルワールドを描いたものです」とでも。

 と、こういう方針を基本的に採っている私にとって、二〇二〇年もまた大きすぎる出
来事が起きた年となりそう。
 小説内の二〇二〇年一月から三月〜にかけての描写で、海外旅行に出て何ら不安がっ
ていないのは不自然になる。全国の小中高校に臨時休校が要請された、これだけで、学
園を舞台にした作品は展開が変わってくる。その年頃の子供を持つ家庭も、大なり小な
り影響を受ける(ニュースで、臨時休校により看護師が我が子の面倒を見る必要が生
じ、出勤できない事態に陥ると言ってました)。ありとあらゆることに影響が及ぶ。

 こんなことを記しつつ、実はこれまで書き進めていたある作品がちょうど二〇二〇年
を舞台にしていて、諸々の都合で簡単には直せない状況に陥っておりまして。登場人物
の年齢をいじれば二〇一九年にずらせるかもしれないけど、その労力を思うと。(^^;

 ではでは。




#1291/1291 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/02/28  21:36  ( 20)
無観客試合は意外とうるさい   永山
★内容
 AbemaTVで。アジアの格闘技団体「ONE Championship」のラ
イブ配信を視聴しているのですが。
 新型コロナウイルス対策で、この興行(シンガポール開催)は観客を入れずに開催さ
れています。
 なので、会場はシーンとして静かなのかと思ったら、案外にぎやかで、ライブ配信を
観ている分には普段とあまり違いを感じない。
 まず、選手入場時やラウンドインターバルに流される音楽のボリュームがでかい。い
つもの興行と変わらないはずなんですけど、大音量に聞こえる。ついでに、花火・火薬
系の演出もあって、にぎやかかつ華やか。
 次に、選手のセコンドの声がよく聞こえる。これは普段から大きくて、試合中の選手
にもよく届いているんだろうなと想像できてたんですが、無観客だとなおのこと大きく
聞こえる。恐らく、対戦相手にもまる聞こえでは。(^^;
 そうして一番やかましく感じた要因だと思われるのが、解説陣。日本向けに日本の解
説が付いているのですが、解説の男性アナウンサーとゲストの女性アイドルは無観客を
意識して盛り上げようとするためか、いつもに比べてはしゃぎ気味のような。そこへ持
って来て解説の格闘家は、しゃがれ声で知られる青木。話は的確でも声が耳障りでうる
さく感じてしまった。

 ではでは。





「◇フレッシュボイス2」一覧



オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE