AWC ◇フレッシュボイス2



#1031/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/09  20:49  ( 36)
雨後の筍のさと   永山
★内容
 少し前まで関心を持っていなかったので知りませんでしたが、小説投稿サイトって多
いのね。
 セルバンテス以降も、LINEノベルとかノベルアップ+とかが新設されるようです
が、既存のサイトも含めて、どこも似たり寄ったりの場に見える。
 外からちょっと見たぐらいでは分からないこともあるだろうと、検索して各サイトの
特色を調べてみたものの、劇的な違いはないように感じたです。
 こんなにも乱立するのは、まだ埋もれているかもしれない売れる作家を発掘して、囲
い込むことが主な目的というか動機なんだろうという解説をどこかで読みましたが、い
まいちぴんと来ない。
 後発サイトはそれまでにない特色を打ち出す方がいいと思うんだけど、現状、似たり
寄ったりの物がぽこぽこと生まれているだけのような。
 ジャンルを限定するだけでも、充分特色になる。特に、先発の成功したサイトでは日
陰に追いやられていたジャンルにのみ門戸を開いたサイトを作れば、活性化するんじゃ
ないかと。この場合、作品の重複登録は認めない方がいいのかな? 過去の作品を登録
したいのであれば、他サイトからはその作品を引き上げるようにと言えるくらい、特定
ジャンルに強いサイトであることが求められますが。
 出版社が主宰するサイトなら、読み専のプロの人をオープン当初から何人か用意する
ことだってやろうと思えばできるんじゃないのかしらん。予算がない?
 人数制限を掛けるのだってありだと思う。適切な人数は分かりませんが、仮に書き手
を三百名に限るとして、まずすでに有望な書き手と評価の高いネット作家に声を掛けて
百名に登録してもらい、残る二百名は早い者勝ち。三百名の新作を対象に、紛れの生じ
やすい読者投票ではなく、選考委員を経て順位を付け、下位百名を放出。新たに百名を
募集。放出された人の再登録は一年間認めない。このくらいやった方が面白いんじゃな
いか。
 冒険ではあるが、登録を有料にするのも、本気度を測るにはありかも。その分、特典
も大きくないとだめでしょうけど。
 こうして見てくると、書き手の存在が大事であるのと同時に、よき読者、よき批評家
を一定数確保するのがもっと大事なのは明らかで、出版社は読者を育てるサイトを作る
方が良作を発掘するには近道かもしれない、なんて感じたり。

 と、私が思い付いたことくらい、多くの人がとうの昔に思い付いてるに違いない。な
のに、実現されていないのには何か理由があるはず。予算以外に何の障壁があるんだ
ろ? ジャンル限定なんて比較的簡単でしょうに……他のジャンルの作家にも一応唾を
付ける余地を残しておきたいのかな。

 ではでは。




#1032/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/10  21:57  ( 39)
神の手であやとり   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「神の手」第三回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 安楽死の措置が殺人に当たるとして逮捕された白川だったが、検事の前に赴くと、す
でに供述調書が作文されていた。そして不起訴に。白川自身はあずかり知らぬところで
力が働いたようだ。それは元首相の佐渡原の影響と思われた。一連の動きを嗅ぎつけた
マスコミは、病院に殺到。記者会見を開くように迫る。ジャモの一員になった山名は、
安楽死法案を通す為には、今騒ぎを大きくする訳に行かないという立場から、白川が会
見をうまく乗り切れるように文章を用意する。が、白川はこれを拒否。自らの言葉で実
情を語ると、世間の風向きが変わってきた。
 安楽死を容認する世論が強まる中、焦りを覚えたのは古林康代らの安楽死法阻止連の
面々。対抗策として、終末医療のドキュメンタリー番組を製作し、敗血症の男性患者が
最後に生還する様を放送し、流れを引き戻そうと目論む。患者は思惑通りに回復したか
に見えたが、再発し、そのまま帰らぬ人となってしまった。康代はこんな物放送できな
いと、テレビ局関係者への迷惑も顧みず、製作中止を決める。
 安楽死法の成立が見えてきた中、白川に信を置く看護師の本村雪恵が、この流れはお
かしいと疑問を呈する。安楽死法を認めるのは、医療人として逃げになるのではないか
ということと、白川は安楽死法に反対なのか賛成なのか。問われた白川は、ケースバイ
ケースの立場を表明するが、それが煮え切らない様子と映ったか、雪恵はある行動に出
る。それは古林章太郎の診療データを康代サイドに提供することだった。
 ――今回の粗筋は、こんな感じ。
 思わぬところから反旗を翻されたって印象。伏線があったのならいいんですけど、な
かったように思えたので、随分唐突に感じたです。意外性があってよかったと反面、前
振りは欲しいなと。
 前回、白川から事情聴取した刑事の段取りが素晴らしいと感じたのですが、今回、そ
れを無に帰す不起訴という展開に唖然、そして苦笑してしまったです。ちゃんと高価を
計算して、落差を演出して見せたのかな。きっとそうなんでしょう。
 康代のやっていることが理解できない。安楽死法の成立阻止のために、安楽死推進派
のシンボルみたいになっている白川を貶めようとするのは分かる。ただ、終末期の治療
をドキュメンタリー番組にするという策が、ぴんと来なかった。私なんかは、終末期医
療といったら痛みを取ることに重点を置いたものであって患者の命が助かるとは限らな
い、という認識でいたので、康代の思い通りにならないこともままあるよねって思って
た。劇中の康代は、患者が死ぬなんてありえへん!みたいな態度を取るから、執着が過
ぎてちょっとおかしくなってるってことかしらん? でもこういうのこそ厄介な存在と
も言える。
 ジャモの方は、各人の思惑を秘めながら、着実に勢力を拡大している。百パーセント
正義の組織ではないから、何らかの形で瓦解するものと予想していますが、そのことが
安楽死の完全な否定になってしまうと、物語として収まりが悪くなる。どういう着地点
にするのか、要注目です。

 ではでは。




#1033/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/11  21:01  ( 27)
慣れるのもほどほどに   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5初回十五分拡大SPを録画視
聴。ネタバレ注意です。
 何だかんだ文句を言いながら観続けて、いつの間にやら第5シーズンに突入とは、案
外、人気を保てているのかな?
 第四シーズンの第一回に、いきなり前編後編ものを持って来るとは思ってませんでし
た。普通なら、一話完結のエピソードを用意して、すっきりした出だしにしようとする
ものではないかと。
 とはいえ、初回から前後編にして、盛り上げて行こうという意図は分かりますし、実
際にそういう作りをした連続ドラマだってそれなりの数あると思います。。が、それが
よかったかどうかはまた別で。
 他はともかくとして、少なくとも本ドラマでは失敗じゃないかと。失敗という表現が
きついようであれば、前後編にした効果が出ていない、とでも言えばいいかしらん。今
期の新シーズン開幕に当たって、レギュラーメンバーが抜けることはなく、新たなメン
バーが加わることもなし。部署の名前だけが変わって、これまで通りのドラマを作って
いくぞと宣言したかのよう。
 シリーズを重ねること五回ともなると、悪い意味での安定感が出て来て不思議じゃな
い訳で、本ドラマは緊張感を欠いた絵面になっていた印象を強く受けました。初回は、
いきなり刑事が被害者の殺人という(警察にとって特に)大事件なのに、レギュラー陣
の捜査はさくさく進み、深刻さはない。かつての仲間で今は犯罪者として収監中の山下
を、またもや登場させるサービスぶりで、ファンのご機嫌伺いもいいですけど、ここは
いやでも刺激を与える展開にして欲しかった。
 変に感じたことと言えば、新たに専従捜査班として作られた部署が、未解決事件を専
門に扱う、みたいな説明をしておきながら、初回の事件は現在進行形の連続殺人事件
て、どういうこと? 専従捜査班誕生を伝える記事の切り抜きを、被害者が握りしめて
いたから捜査に加わる、というのでは弱いと思う。

 ではでは。




#1034/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/12  20:36  ( 24)
カタルシスの不在   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」初回十五分拡大
を録画視聴。ネタバレ注意です。
 またもや第一話十五分拡大で、事件の解決は次回以降に持ち越しのパターン。こうい
うお預けを食らわせるのが流行りなのかしらん?
 しかも先日の「刑事7人」は第二話で解決されるんだろうなという雰囲気があったの
に対して、本ドラマはこのシーズンを通しての芯の位置づけとなる謎を提示され多みた
いだから、解決はだいぶ先、もしかしたら最終回になるのかも。
 新しくスタートするミステリ系のドラマなら、第一話でとりあえず何らかの解決を、
フォーマットとして見せてもらいたいところ。加えて、主人公の能力がどんなものか
(途轍もなく優秀なのか発展途上なのか全然だめなのか等)を示すことで、視聴者はス
タート地点をどこに置くべきか決められる。そこを外されると、スタート前から迷って
しまう。
 また、本ドラマには共感できる登場人物がいないのもつらい。主人公の柏木ですら。
無茶なやり方ばかり目立って、優秀さは片鱗しか見られなかったし、敵役に比べて無策
ぶりが際立った。おまけに人間性はだめという設定なのだから、思い入れのしようがな
い。
 あと、配役の妙を感じない。俳優各人がこれまで演じてきた役のイメージに頼った、
あまりにも安全パイに過ぎるキャスティングではないか思ったです。
 ついでに、若い刑事の高橋、公式サイトには優秀な刑事で新人類タイプ、「生意気だ
が、何故か憎めない」という設定だそうだけど、偽りあり。ここまで来ると無礼なレベ
ルで、充分に憎めます(笑)。第一話では優秀さも感じられず。巻き返すエピソードに
期待。

 ではでは。




#1035/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/13  21:32  ( 39)
本の感想>『100%アリバイ』  永山
★内容
 この感想、UP済みと思ってましたが、検索しても見当たらないので、一応。

・『100%アリバイ』(クリストファー・ブッシュ/森下雨村 訳 早川ポケミス)
15/5442
 英国はシイバロ市で、殺人事件が発生する。被害者のリュートンというその男は、裕
福な暮らしを送っており、召使い夫婦まで雇っているが、何を生業としているのか定か
でない。警察が調べていく内に、職業斡旋業の男・ビースと組んで、家政婦や下男を裕
福な家に送り込み、その家人の秘密を握っては恐喝して金を巻き上げていたらしいと分
かる。後に出て来たノートにより、その被害者は多岐に渡っていた。
 リュートンの死亡推定時刻は、電話やその他目撃証言などもあって、夜七時五分から
二十分まで限られた。しかし、五名に上る容疑者達は揃いも揃って完全なアリバイを有
していた。シイバロを休暇で訪れていたワートン警部は、この事件に首を突っ込んだも
のの解決に至らず。そこで彼の友人で、著名な経済学者にして殺人事件解決の実績もあ
るトラヴァースに協力を持ち掛ける。
 トラヴァースは容疑者五人のアリバイを子細に検討し、その内の一人が、他から独立
した形で成立していることに着目。100%完璧と思われたアリバイを崩そうと、容疑
者に接近を図る。
 『完全殺人事件』で評判を取った作者が世に送り出したアリバイミステリ第二弾。

 ミステリ関連のエッセイ本で、この作品が紹介されていて、是非読んでみたいと思っ
ていたものです。その紹介では、「100%のアリバイの前では、法の力をもってして
もどうすることもできない」云々という作者の言葉が示されており、実際その通りの内
容だというから非常に興味を惹かれたものです。
 読む前に結末を予想してみました。どうしても犯人を追い込めないため、探偵役が犯
人を殺してしまうか、あるいは探偵が殺されてしまうのかな?と。
 幸いにも外れており、作者の凝ったアリバイトリックとプロットが堪能できました。
 文章は旧訳のままで、とても読みづらかった。「はつきり」とか「すつかり」、「ち
よつと」はじきに慣れましたけど、何度も出て来た「電話をかけるもいつしよ、背後か
ら突き刺した」の「いつしよ」には違和感が拭えず。文脈からは、「電話をかけ終わる
と同時に」「電話をかけ終えるや否や」と受け取れるんですが、字面だけだと「終わ
る」のニュアンスがないので……。
 もう一点、殺人が発生した家に警察が何日間も――それこそ捜査本部がそこにあるん
じゃないかと思えるくらい長々と――居座って捜査を続けるところにも違和感が。てっ
きり警察署に戻ってるんだと思って読み進めたら、現場の家だと分かってびっくりした
です。当時の英国ではこれが当たり前だったのか?
 あと、最終盤の辺りは読者への手掛かり提示が不充分かな。だから、完全に見抜くの
は無理でしょう。その点のカバーがあれば、もっと高い評価を出せました。

 ではでは。




#1036/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/14  20:29  ( 25)
日本で言えば「いろは」か「あいうえお」   永山
★内容                                         19/07/15 12:43 修正 第3版
 NHK−BSプレミアムで放送のドラマ「ABC殺人事件」第一回を録画視聴。ネタ
バレ注意です。
 アガサ・クリスティの三作を集中的に放送しているこの枠。今までの二作は、なかな
かに作品の根幹に関わるような変更がなされていましたが、本作「ABC殺人事件」の
筋書きなら、さすがにそこまで大きく変えることは無理だろうと思っていたのですが。
 のっけから、ポワロと馴染みの警部であるジャップが、退職して田舎でキャベツを作
っている。しかジャップが程なくして病にたおれそのまま亡くなってしまうという衝撃
の展開。
 さらにもう一人、ポワロにとって相棒に当たるヘイスティング大尉の登場シーンが一
切省かれているらしい。
 ジャップの後を継いだクローム警部は、若さが先行している感はある物の、とある理
由からポワロを邪険の扱う。
 これは恐らく名探偵エルキュール・ポワロを時代遅れの老兵、孤独な老人として描き
たかったからか? 白くなった髭を染めたが、剥がれてきたのを影で笑われていると知
り、染めるのをやめる辺り、かなり生々しい。
 しまいにはクローム警部率いる捜査員達に、ポワロは自室を家宅捜索されてしまう。
 これまでに見たポワロの映像作品て、多かれ少なかれ、ユーモアがあって、明るい作
品に仕上がっていたと記憶しています。
 対して本作は、描かれる天候は雨か曇りが多く、全体に陰鬱として雰囲気になってい
る。
 クリスティ作品でありながら、スピードが求められるサスペンス型の物語なのに、こ
んなゆっくりしたペースだと。魅力を減じてしまわないのかなって心配になります。


 ではでは。




#1037/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/15  20:35  ( 19)
だいぶ長い間、番が回ってこない   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「あなたの番です」第十三回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 相変わらずの引き延ばしや仄めかしが目に付きましたが、まだましな方で、曲がりな
りにもちゃんと答を明かしてくれた事柄もあったので、よしとします。
 北川がスーパーマーケットで子供を見付けたあと、振り返ったけれども、何で振り返
ったのかが分からない。今のところ、子供が渡されたメモをこっそりポケットに入れる
隙を作るためにしか見えない。
 それも含めて、榎本総一にも怪しい点があると示唆されましたが、ストレートに受け
取ると、402号室で監禁部屋にいたことが辻褄が合わない(黒島と総一が元から共犯
ならどうにか筋道は通るかもしれないけど、二人きりの場面で黒島と総一は初めて親し
くなる様子だったから違う)気がするので、一連の殺人とは無関係の、子供を狙う癖の
ある犯罪者なのか? それを止めるために母親が大人の犠牲者を連れて来るってのも変
な話になるけど。
 藤井のアリバイ確認にも疑問が。診療記録ってそんな簡単に改竄できるものなの? 
診療内容じゃなく、勤務記録の部分だけだから簡単にできたってことなのかしらん。だ
としても、記録にあるからはいアリバイ成立、容疑取り下げにはならないと思うんだけ
ど。目撃証人を探すもんでしょう。

 ではでは。




#1038/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  19/07/16  16:48  ( 30)
コミPo!のその後    HBJ
★内容
コミpo!でyoutube漫画を描く
という野心が捨てられず
地道にやっていました。

そしてとうとうupしました。

https://www.youtube.com/watch?v=ht3OI_50E3w&t=34s

https://www.youtube.com/watch?v=eERs0u__gBI&t=7s

内容はミステリーでもなんでもなく
昔書いたメンヘラの話しなんですが。

これで上手く行ったらコミpo!でミステリーでも描けば
などと思っていたのですが。
大変ですね。
まずコミpo!で漫画を描くのが大変。
あと、恋声というボイスチェンジャーで録音するのも結構面倒くさいし
ムービー作成も結構面倒くさいですね。

金もかかりました。
コミpo!     約12000
マイク     約 4000
ムービーソフト 約 8000
      合計24000

これだけ投資したのですが、2回目はないと思います。
ユーチューブには次回から野良猫の動画でもupしようと思っています。

ではまた。




#1039/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/16  19:54  ( 41)
振り幅の調整   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「神の手」第四回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 粗筋を書こうと思ったんですが、各人の心情・思惑がちょっと込み入りすぎていて書
きづらい。ごく簡単に、主人公の白川の周辺で起きたことに絞って書くと。
 新見の訪問を受けた白川は、ジャモの設立記念シンポジウム?に出席する。登壇した
製薬会社の社員二名が、安楽死法が成立した後を見据えて、最期の三十分間、多幸感に
包まれて死ねる薬を開発したと発表。しかも患者が心変わり(死にたくない)したときに
供え、投与後三分以内であれば別の薬を投与することで安楽死を回避できるという。も
ちろん人体実験は行われておらず、患者の病態によって効果は異なるはずだ、三分間と
いうリミットを保証できるのかと疑問が噴出。これに対して製薬会社社員の一人が、私
がこの場で実験台になりますと言い出し、大騒ぎに。結局、実験は回避されたが、ジャ
モは波乱の船出となった。その後の分科会でも意見はなかなかまとまらず、安楽死を一
律に定める難しさを改めて痛感する白川。閉幕後に新見や山名らから再度の正式加入を
打診されるも固辞。
 そんな白川の目に、古林康代がテレビで新たな問題を訴える姿が映る。“安楽死を措
置された患者の日記が死後に見付かった。その中には、患者が昏睡状態にあると思った
家族らが「早く死んで欲しい」という意味の会話をしたが、それを聞いていた患者は追
い詰められ、安楽死を希望したという心情が綴られていた”。この情報を康代に提供し
たのは、白川と親しい看護師(女)で、彼女は世論が安楽死容認に急速に傾いたことを
危惧しており、そのきっかけを作った白川に安楽死反対を表明して欲しいと願う。白川
は白か黒かそんな簡単に割り切れないとして断る。
 その後、白川は受け持っているすい臓癌患者に、金銭的理由から安楽死の措置を施し
て欲しいと二度も懇願され、戸惑う。自分の存在が今の医療のためになっていないと感
じ、思い悩んだ末に医者を辞める決意をした白川は、病院に退職願を出した。
 ――こんな具合でした。絞ってこれ。(^^; 他に起きた出来事で大きいのは、新見が
殺されます。元首相・佐渡原の差し金と思しき描かれ方でしたが、分からない。
 もう一つ、安楽死法が参議院で可決。法案の詳細は示されませんが、粛々と決議さ
れ、報道された感じで、世間の風潮が安楽死容認一色であることがよく表されているか
と。

 本作には、(積極的)安楽死について読者・視聴者に考えて欲しい意図が明らかにあ
ると思うんですけど、何で安楽死反対派の筆頭に古林康代のようなキャラを置いたのか
が疑問でした。ガンで入院闘病中の我が子をほったらかしにして仕事で飛び回り、いざ
子供が死んだら担当医を訴える。これでは安楽死反対派が一方的に悪者になるんじゃな
いか。最初から、もっと常識的な母親キャラを設定すべきでは?と。
 でも今回分を観て、疑問が解けた気がします。現実の日本では安楽死に反対する人が
まだまだいる、だから一旦、安楽死を認めてもいいんじゃないかという空気を視聴者・
読者の間に醸成するために、安楽死反対派の先鋒に康代のようなキャラが必要だった。
そして安楽死容認の気持ちになったところへ、改めて安楽死反対派から正攻法の問題提
起がなされる。――そういう狙いだったんじゃないかなと想像した次第。

 ではでは。




#1040/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/17  22:54  ( 27)
火サスと全日本プロレス中継   永山
★内容                                         19/07/18 20:35 修正 第2版
 だいぶ前のスカパー!開放を利して、ホームドラマチャンネルで放送の松本清張ドラ
マ「脊梁」を録画視聴。ネタバレ注意です。
 かつて日本テレビ系列で放映されていた「火曜サスペンス劇場」枠の一作で、調べて
みると一九八二年放送、平均視聴率21.4パーセントを記録したのだとか。当時の人
気が窺えます。作中、家庭の夕餉のテレビに全日本プロレス中継(ジャイアント馬場の
方です)が映ったのも、日本テレビ系ならでは(ただし、一九八二年当時、夕飯を食べ
るような時間帯からは全日本プロレス中継は撤退させられていましたが)。
 内容は、ごく大雑把に言い切ってしまえば、二十一歳になる女性が恋人である男性に
掛けられた殺人容疑を晴らそうと、彼のアリバイを証言し続ける話。十年にわたる裁判
の果てに、男に下った判決は? と、こう書くと法廷ミステリのドラマなんだろうなと
想像されるでしょうが、だいぶ違う。もちろん法廷場面はあるものの、新たな物証や証
言が出でもなく、マスコミや世間に向けて強く冤罪と訴える訳でもないため、事態が冤
罪証明に向けて動いている気配はほとんど感じられず、なのに、何故か最高裁が高裁に
差戻しする。
 何とも掴み所のないふわっとした展開。
 で、終わってみれば、女と男の心理や愛情を描こうとした作品だったんだなと分か
る。清張らしさを感じさせる締め括りである一方、終盤まで事件捜査の面では動きが乏
しく、恋愛沙汰に大きくペースを使われている。まあ、色々な登場人物の動きを描いた
ことで、ラストがどうなるのかをあれやこれやと想像させる力はありました。
 惜しむらくは、物語の軸足が恋愛模様に寄り掛かりすぎて、道中、推理物としての魅
力が薄かったこと。伏線もほとんどなく、最後の方でバタバタと道筋が付けられた印象
が強かった。
 ヒロインを務めたのは池上季実子で、二十一歳から三十三歳頃までを演じるのにちょ
うどいい時期だったのか、違和感がほぼなかった。放送当時の年齢を調べてみると二十
三。実年齢よりも上に見せる演技がうまいってことかしらん。

 ではでは。




#1041/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/18  21:24  ( 19)
脱力   永山
★内容
 大相撲の元関脇、安美錦が引退。
 好きな力士がまた一人。業師とか曲者といった言葉を体現したようなスタイルで、個
性がありました。細い目が特徴的で、大相撲中継のインタビューを受けるときなんかは
よく、「答えるときは目を開けろ!」という冗談を実況掲示板で書き込まれていた。
 これでほんとに大相撲をテレビ観戦しなくなる気がする。炎鵬もいいけど、宇良が復
調して上がって来ないかなあ。

 京都アニメーションの事件。
 ガソリン(と火)だけであそこまで甚大な被害や犠牲を出すとは。それも、報道では
ガソリンを撒いて火を放ったのは一階のみだとか。階段が二つあってもここまで酷いこ
とになるのは、想像できなかった。
 各階の窓から滑り台みたいな物(飛行機の緊急脱出用スライド)を出せる仕組みにな
っていたら、だいぶ助かりそうな気がするけど、素人考えかしらん。もしかして三階は
高さがありすぎて危険? それに実際にそういう避難設備が備わったら備わったで、下
で犯人が待ち構えているという状況も想定される訳ですが。
 あと、動機も当然気になる。ネットで囁かれているような盗作されたと思い込んだこ
とによる犯行なら、どうにも防ぎようがなく、救いがない。

 ではでは。




#1042/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/19  20:09  ( 22)
無理が通れば粗が目立つ   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5第二話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 死者の数は多いし、殺される面々の性根は腐ってるしと、派手で大きな事件をシーズ
ン初っ端のエピソードに持ってくるのは常套手段なのでしょうが、中身が伴ってない感
じ。
 過去の事件について真犯人を特定する過程がテキトーで、そんな証拠があったのなら
そもそもごまかしきれない、発生当時の段階で犯人逮捕でしょ。でも当時の犯人以外の
真っ当な捜査員達は何をやっていたのか、一人の刑事と検事らの策謀にころっと丸め込
まれてしまってる。
 曜日連続殺人犯に狙われていることを自覚した真犯人は、それを回避するために同じ
く狙われている人物の動向を見張ることで、曜日連続殺人犯の動きを知り、逆に殺害に
成功していましたが。真犯人の検事ってそんなに暇なのか。
 過去の事件で犯人とされた女性が、やったことのない水商売をしていたことになって
いて、その同僚を客の取り合いから殺したっていう無茶苦茶な筋書きを、真犯人らはど
うやって“事実”に仕立て上げたのか。女性の父親が、娘のことを全然信じないのも意
味が分からない。水商売をやっていた証拠として、客と一緒に映った写真の一枚でも出
て来たのか? そんな物あるはずないので真犯人側が偽造するしかない、となるとどれ
ほど多くの人の目を欺かなきゃいけなくなるんだって話。
 ストーリーの骨格はできたけれども、肉付けが突貫工事だった。そんな印象を強く持
ったエピソードでした。

 ではでは。




#1043/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/20  20:10  ( 19)
何もかも唐突   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第二話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 うーん、感情移入できるキャラクターの不在はやっぱりしんどいなあ。
 新人解剖医の中園が、妹が犯罪被害者で今も意識が回復しないでいることを打ち明け
ましたが、唐突で頭に入ってこない。取って付けた感がある上に、これまで多くのドラ
マで見られた設定なので、正直、「またか!」と思ってしまった。
 前回活躍しなかった新世代刑事こと高橋は、今回見せ場こそあったものの、活躍とい
うレベルには達せずか。女性の悲鳴を聞いたから行ってみたというくだり、あんな黒の
フード姿で無言で近付くような刑事がいるか? この描き方は、新世代どうこうじゃな
く、単なる非常識人だと思う。
 ラストの手前で、伊達が電話を通じて、厚生大臣筋からお褒めの言葉をもらっていた
けれども、何で誉められていたのか分からない。大臣が見学に来たとき、伊達は目の前
で解剖をやってみせて、後に他殺と判明するご遺体を自殺と言い切ったのだから、大失
態でしょう。組織全体として、事件解決に多大な貢献をしたからって、伊達のミスが消
し飛ぶ訳ではあるまい。
 前回、組織を追い出された柏木が、解剖のためとは言え、その組織の建物にあっさり
立ち入ることができているのは何か違和感あるなあ。

 ではでは。




#1044/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/21  20:37  ( 26)
ドイツ語読みだと“あべさだ”が近い?   永山
★内容
 『ABCの歌』の出だしの歌詞“エービーシーデー”を“へーびーちーでー”(蛇血
出)に言い換えたのって、誰が最初なんだろ?
 検索したら、古今亭志ん生がくすぐりに使っていたというのはあったものの、最初か
どうか不明。
 私は、漫画「エスパー魔美」(藤子不二雄 小学館)の台詞で知った口です。

 NHK−BSプレミアで放送のドラマ「ABC殺人事件」第二回を録画視聴。ネタバ
レ注意です。
 台風による大雨で、冒頭から二分ほどがブロックノイズだらけで全然観られませんで
したが、内容はだいたい分かったように思います。
 先週の初回はポワロが、旧知のジャップ警部の引退及び死、後任の若い警部はポワロ
を認めない、そして外国人排斥運動といった要素により、ほとんど活躍できないままで
した。全三回なので、中間に当たるこの回からはぼちぼちギアを上げて行くんだろうと
期待していましたが、そうでもなかった。後任の警部とはずっと反目し合っていて、最
終盤になってようやく一緒に動くものの、信頼関係は全くない。
 警察とのつながりがなく、また探偵としても過去の遺物扱いのポワロは、捜査をする
のに苦労している感じ。作劇の観点からも、ポワロが犯罪の現場に、勝手にどんどん入
って行くことにしないと成り立たないせいか、だいぶ無理・無茶をしてる気がします。
 原作からの変更が目立つことは前にも触れたと思いますが、今回も、ABCキラーが
ポワロゆかりの地で縁のある人物を殺すというのは、原作になかったはず。犯人がポワ
ロに挑戦するかのような態度を取るのは同じでも、本ドラマはより強いつながりを持た
せており、そうするからには、何か理由があるんでしょう。まさか犯人が異なるとか?
 そう思って見ると、原作での真犯人に対して、視聴者の疑惑が向きやすい作りになっ
ている気もする……。

 ではでは。




#1045/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/22  20:20  ( 30)
歌vs花   永山
★内容
 京都アニメーションの事件報道で被害者家族のコメントを聞いたあと、アニメ「うた
われるもの」の主題歌「夢想歌」を聴くと泣いてしまう。
 「うたわれるもの」は京都アニメーションの作品じゃないけれど、主題歌の歌詞は、
アニメーターを目指す人の心情に重なるようにも受け取れて。

 この「夢想歌」と「夢想花」とがよくごっちゃになる。後者は「とんでとんで」のフ
レーズで有名な円広志の曲。ごっちゃにならない覚え方ってあるのかしらん。花時計は
回るから「夢想花」は「まわってまわって」の方、とか?
 「夢想歌」の方が後発ですけど、何でこんな似通った曲名にしたんだろう。普通なら
気付くだろうから、どうしても「夢想歌」という名にしたい理由があったのでは……と
想像するも検索しても何も出て来ない。うーん。

 WOWOWでエキサイトマッチSP「マニー・パッキャオvsキース・サーマン」を
視聴。
 戦前の予想では、スーパー王者で無敗を誇るサーマンが、十歳上の最早レジェンド的
存在のパッキャオを倒すのではないかという見方が有力で、私も心情的にはパッキャオ
応援だけど、勝敗はサーマン有利だとみていました。
 試合開始の第一R、サーマンが攻め込み、パッキャオをロープ際やコーナーに追い詰
めるもすぐに逃げられる展開。これが繰り返されるも、サーマン有利でその内捕らえる
でしょ、と思った矢先、パッキャオの右がサーマンの顎辺りを捕らえてダウン奪取。極
論すれば、このダウンで勝敗が決したと言えるかも。
 実際には、一つのR内で攻守がめまぐるしく入れ替わる熱戦で、フルラウンドの判定
まで行きましたが、飽の来ないファイトでした。
 当日は他にも二試合オンエアされましたが、一つは実力差が大きくあっという間に決
着、もう一つは拮抗していたものの、終盤、リードしている側の選手が、KOを狙うで
なし、逃げ切りを目指したスタイルで退屈だったのに比べれば、メインの二人の戦いっ
ぷりは積極的でよかった。
 一流とそうでない選手の境目は、こんなところに出るのかなと。

 ではでは。




#1046/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/23  20:10  ( 29)
神の手も孫の手も猫の手も借りたい   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「神の手」最終回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 例によって最終回の粗筋は省略します。
 ちょっと駆け足気味だったかな。時間が足りないなら足りないで、何か一つに焦点を
絞ってじっくりと描いて欲しかった。
 特に駆け足だと感じたのは、白川の心の移り変わり。自分は医師をやるべき人間じゃ
ないって辞めたあと、看護師の本村雪恵と話をしてやっぱりやるべきだと説得されて、
次の場面ではもう(別の)病院にいるという。早い決断が必要なことではあるけれど
も、ドラマでこの描き方はないわ〜と思ったです。
 前回のラストで佐渡原の息の掛かった者により殺されたことが示唆された新見は、そ
の示唆の通り。薬物の類が一切検出されずに心不全扱いだったのが、実は安楽死用の新
薬で殺害されていた――ということが、視聴者には分かるんですけど、作中ではちゃん
と解決されたのかどうか分からない。佐渡原らが安楽死法を通すために贈賄などをやっ
ていた疑いで、捜査が始まるところまでは映像にありましたけど、殺人事件の方は分か
らず。新薬があれば、実験で証明できるってことなのかしらん。
 本作のテーマ、安楽死については。安楽死を法律で一律に定義するのは土台無理があ
って、患者個人にずっと寄り添ってきた医師が、一緒に戦いながら考える問題ではない
か――という風な結論が描かれたと思います。その一つの理想型として、白川が地方の
無医村レベルの過疎地に出向き、訪問ケアの形で終末期医療を患者に施すというのが描
かれましたが、現実にはやりたがる医師がほとんどいないのではないかとか、どこから
お金が出るのかとか、課題山積でしょう。
 あと、物語として一番よくないのは、この段階になって、章太郎のビデオメッセージ
が彼のスマホから見付かり、彼が本当に安楽死を望んでいたことが分かるという展開。
映像がもっと早くに見付かっていれば、康代が白川と反目することはなかったはず。そ
の時点では見付からずに、物語をそろそろまとめたいこのタイミングで見付かるとは。
作り手の都合ばかり感じらました。
 こんな具合に、最終回でがたっと落ちた印象でしたが、それまでの流れは悪くないの
で、観る価値はあると言えましょう。

 ではでは。




#1047/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/24  21:28  ( 26)
田中邦衛じゃないよ   永山
★内容
 今日の午後、母屋から離れ(という名の小屋)に行ってみると、出入り口近くのブロ
ックの上に、何やら黒くて長くて太い物がだらんと垂れている。何だか分からなくて、
びくっとしてしまった(苦笑)。
 見慣れない物だったので、最初、大きな獣の糞かと思いましたが、じわじわ近付いて
いくとその物体が動いた。
 あ、これは蛇だなと。
 暑さを避けるため、日陰にあるブロックに身を任せていたといったところか。
 あとから聞いたところに寄ると、アオダイショウらしいです。これほどまでに大きく
て長い蛇を見たのは多分初めて。※小学生低学年の頃に、庭を横断する蛇を見たときも
大きく感じたけれど、当時は自分自身が小さかったから、相対的に蛇が大きく見えたの
かもしれず。
 と、こんな書き方をするとどれほどの大蛇かと勘違いさせてしまいそうなので、遠目
から見た感覚で言いますと、長さは二メートル前後、太さは直径五センチくらいかと。
 追っ払って後からまだ出くわすのも面倒なので、可能な限り退治すべきところです
が、手近に武器となる道具がなかったのと、、足元がつっかけで不安だったせいもあ
り、父を呼びに母屋に戻る。その間にも蛇は動き始めており、ゆっくりとではあるがブ
ロックの向こう側へ。
 で、父が長靴を履いて鍬みたいな道具を持って来たときには、ブロックのこちら側か
らは蛇は消えていました。が、その裏に回ると、草むらにまだいた。
 で、父がすかさず鍬を振るって蛇の胴体に一撃を食らわせる。けど、弾力のある肉体
で、弾かれる。蛇は藪の中に入り込む。その後、藪をしばらくつついて見るも、蛇は出
なかったです(笑)。

 またもや畑作業が少々嫌になる要素が増えてしまった。

 ではでは。




#1048/1073 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #977 ***
★タイトル (AZA     )  19/07/25  21:07  ( 52)
未・読了>らいと・ひるさんの『アリスの二重奏』その7  永山
★内容                                         19/07/25 21:08 修正 第2版
 またも久しぶりになりました。「■I/Friend 〜 Pleasance I」まで読みました。ネ
タバレ注意です。

 てことで先に、読んでいて気になった・引っ掛かった箇所の指摘です。今回は誤字脱
字系のものばかり。

@@引用開始(指摘付き)@@
 両隣にいる二人をちらっと交互に見る宮本さん。三対一でこちらがかなわないと
思っ
てのことだろう。
  ↑改行ミスというか訂正時のミス?

限界……カオリにはつき合えないよ。なんでわたしたちまでとばっちりを受けなけ
れ
ばいけないの?」
 ↑ここも同様

『この人が孝允さんが前に言ってたプレザンスさんなんだね。いくつくらいの人なの
?』「会ったことがないからよくわからないよ。まあ、会うこともないだろうけどね」
 ↑
この二つの台詞の間に改行がないです

症例もあるかもしれないが、それよりもぴったりな言葉があるだろう】
                  ↑
                  ここの傍点が少しずれて表示されます

【イマジナリーフレンドだ】
 ↑
 ここの傍点も同じく少しずれて表示されます。

クな設定より、千葉孝允は『有里朱の作り出した人格』だと考えるの方が筋の通る
                              ↑
                             「の」余分かと
@@引用終了(指摘付き)@@

 内容について。
 話のパターンとしてはほぼ同じフォーマットの繰り返しが続いたので、そろそろ変化
が欲しいかなと感じていたところに、百合百合のツイスターゲームが来たのはちょっと
脱力ものでした。(^_^;)
 が、その直後に、かなめに疑念を抱かせるという展開を持ってきたのは、さすがとい
うか、私の好みに合っていて嬉しい。
 考えてみればその前の宮本を助けるくだりも適度に省略されており、そろそろ新展開
をという空気がちゃんと匂い立っていると言えそう。

 そして新キャラが本格的に登場……本文での紹介ぶりから推すに、ひょっとしたらら
いとさんの他の作品に登場済みのキャラクターなのでしょうか。もしそうだとしたら、
私も読んで知っていながら、忘れているのかもしれず。(--;

 今回分も楽しめました。これからもこんな具合に亀の歩みで読んでいくと思います
が。どうかお付き合いを(ん? 読者から発する言葉ではないような(笑))。

 ではでは。




#1049/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/26  21:34  ( 37)
本の感想>『密室晩餐会』   永山
★内容
 睡眠を取る時間帯がとても不規則な状態が続いており、今日は今が最高潮に眠いで
す。書き込みの文章を書こうにも、途中で目を閉じてしまうので断念して、本の感想の
棚卸しでお茶を濁します。(^^;

・『密室晩餐会』(二階堂黎人 編 原書房)15/6441
 少年と少女が入ったきりの家屋で、刑事四名が監視する間に、二人が殺される。犯人
の姿はどこにもない(「少年と少女の密室」)。中学生になる鍵屋の息子が密室状態の
自室で死亡。いじめられていたこともあり、自殺の線が濃厚と思われたが(「楢山鍵
店、最後の鍵」)。別居中の妻が夫の家を訪ねたところ、同居の義母が寝床の中で黒こ
げ死体に。姿を消した夫が犯人と思われたが、旧友の彼を信じる刑事は密室を解き明か
すことで無実を証明しようと奔走する(「密室からの逃亡者」)。時は戦国。二人組の
逃亡者を捕らえ、峡谷に渡された綱により宙に浮いた状態の小屋に閉じ込め、自白を迫
る。が数日後、二人は小屋から消え失せた(「峡谷の檻」)。女子高生がビルの屋上か
ら飛び降りる。落下地点には何もなかった(「寒い朝だった」)。かつてパリを騒がせ
た殺人鬼“人狼”を称する手紙に導かれ、当時の殺人現場を訪れたジェフと婚約者。密
室と化した事務所には、頭部と胴を切り離された死体が(「ジェフ・マールの追想」)。
 タイトルに偽りなし、密室ミステリを揃えたアンソロジー。

 ※ネタバレ注意です!

 評判の悪い順に読んで行ったんですが、このときはとてもよく閃き、びしばし当たり
ました(笑)。もちろん、作者が最後に用意した付け足しのようなどんでん返しまでは
見抜けませんが、作り手の意図の大筋はかなり早い段階で把握したつもり。
 そんな本書において唯一、途中で「え?」と言わせてくれたのが、「少年と少女の密
室」。早々にトリックを見破ったのに、探偵役が犯人を指摘した場面で、思わず声を上
げてしまったです。どうしてこいつが犯人になるのか、そのロジックに注目して続きを
読むと、その可能性もあるといった程度で、ちょっぴり残念。そもそも、少年と少女が
利き腕を捻挫しているからというだけで彼らが刺殺することは不可能とする条件付けが
受け入れがたいですね、うん。利き腕を捻挫した割に、鞄や傘を平気で持っていたみた
いだし。恋仲の二人が同じタイミングで同じような怪我をすること自体、変だと思える
し。
 他の作品は、一つを除いて佳作レベル。鍵の扱いがユニークな「楢山鍵店」、不可能
状況に途中わくわくさせられる「逃亡者」、まさかの時代劇本格ミステリ「峡谷の檻
」、不可思議現象が連鎖する「ジェフ」と、いずれも一読の価値は充分にあり。
 「寒い朝」だけランクが落ちる感じ。

 ではでは。




#1050/1073 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #1048 ***
★タイトル (lig     )  19/07/27  14:23  ( 62)
ゼノンのパラドックス  らいと・ひる(オカノヒカル)
★内容

↑タイトルは亀から連想した言葉。深い意味はありません(笑)


感想レス>

 永山さん、拙作をお読みいただき誠にありがとうございます。
 指摘部分に関しては、ほぼこちらのミスなので修正させていただきますね。


 ただ、傍点に関する箇所は言い訳というか、私が書いていた頃は傍点の記法がなかっ
たので、下記のようなルビの応用を使っておりました。

|イマジナリー《・・・・・》|フレンド《・・・・》だ

 ズレを気にするならば一文字ずつ

|イ《・》|マ《・》|ジ《・》|ナ《・》|リ《・》|ー《・》|フ《・》|レ《・
》|ン《・》|ド《・》|だ

 こう設定するべきところでしたね。少し面倒だったので、最初の手抜き記法を使って
しまったわけです。

 とはいえ、うちの二台のPC(DTのWindows7とNBのWindows10)とスマホ(Android機)
ではズレがなかったので、そのまま放置してしまったという事情でした。感想欄での指
摘もなかったですからね。

 永山さんの書き込みによって、環境によってはズレてしまうというのが把握できてあ
りがたいです。

 最近、傍点挿入ボタンが導入されたようなので、そちらで修正していこうと思いま
す。


 さて、話のパターンで飽きられてきたかなと思ったのは、連載していたがゆえに気づ
けた点ですね。読者の反応とか、現在の投稿が何話目だとか、投稿してから何日経った
かという、総合的な判断で話の方向性を修正していきました。

 完結するまでどこにも投稿せず、一人で書いていたら、たぶん気づかなかったでしょ
う。プロットでは、もう少し単純な復讐劇を続けるつもりでしたから。

 他にも、連載ゆえに削ったエピソードとか、敵の扱い、物語の最後の締めも変更して
います。


 新キャラに関しては申し訳ない……他の作品で出ていたわけではありません。そう勘
違いさせるような書き方だったかなと、反省しています。

 あのキャラは、本編の第4話(なろうでいうと第5部分)でいちおう名前を出して匂
わせているのですが、まあ普通は覚えてないですよね。


 最後に、何度も言うようですが、永山さんのペースでお読みいただいて構いません。

 ただ、この小説が「面白くなくなった」と感じて読むのを止めない限りは、感想など
をいただけるととてもありがたいです。


では。


「らいと・ひる」こと「オカノヒカル」でした。




#1051/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/27  21:10  ( 24)
心理的にヘビー   永山
★内容
 以前は、夜中に目が覚めて小屋から出るとき、通常以上の注意を払うことはなかった
んだけど、今はドアを開けたその先に大きな蛇がいるかもしれないと想像して、凄く慎
重になっている。(^^;

感想レスレス>『アリスの二重奏』
 そういえば、AWCでもオカノヒカルさんで統一した方がいいのでしょうか。

 新キャラの名前自体が前の方に出ていたのは、覚えていました。というか、今回の本
格登場の際に補足があったおかげで、ああそう言えばと思い出せました。普通に登場し
ていたら、忘れたままだったかも。
 あと、前回の感想に書き忘れというか、まだ言及するのは早いのかなと思って省いた
のですが、千葉の憑依現象?に科学的アプローチをするくだりは、新鮮に感じました。
というのも、この手の多重人格的ネタの話って、その原因究明は割とおざなりか、全く
触れないか、物語の最終盤に来て一気に解決するか、いずれかのイメージを抱いていた
もので。このタイプの作品に対する私の経験値が低いだけかもしれませんが。(^^;

 傍点についてはなるほど、そのような背景があったんですね。
 以前、読んだときはほとんど問題なく表示されていたのに変だなと思い直しまして、
念のためにIEで該当するページを表示させてみると、ずれはありませんでした。
 で、先の感想に際して読んだときは、マイクロソフトEdgeを使っていました。
 これまでもEdgeとIE半々ぐらいで読んでいたと思うのですが、傍点やルビのあ
るエピソードを読んだときはたまたまIEだったのかもしれません。

 ではでは。




#1052/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/28  19:21  ( 33)
Eというまでやる   永山
★内容
 NHK−BSプレミアで放送のドラマ「ABC殺人事件」最終回を録画視聴。ネタバ
レ注意です。
 ポワロ物の映像化作品と言えば昔NHKでも放送されたデビッド・スーシェ版の「名
探偵ポワロ」シリーズがほぼ全エピソードを、ストーリー・キャラクター共、原作にか
なり忠実に映像化し、到達点とされていると思います。
 あれより後年に、新たにポワロの映像化作品を撮ろうとすると、某かの変化を付けな
きゃいけないという、ある種の強迫観念めいた物に囚われるのかも。今回のドラマのポ
ワロは小男じゃなくてむしろでかいくらいだし、馴染みの警部がいないし、相棒もいな
い。警察の協力もないところへ加えて外国人排斥運動の激化。
 孤独なポワロ像というものを作り上げたかったのかな。そこから付随して、「もしも
ポワロが警察の協力を得られなかったら?」という実験的なコンセプトで撮られたよう
な気配があるようなないような。(^^;
 ただ、そんな状況下のポワロって、英国に渡ったばかりのポワロとほぼ同じ立場であ
るはず。過去の名声があるか否かの差ぐらい。
 だから、その程度の違いでは、“違うポワロを撮ってみよう”ということにはならな
いのでは。やるのであれば、「ポワロ以外の素人探偵がABC殺人事件殺人事件に挑ん
だとしたら?」で充分。
 で、ふと思い付いたんですけど、ポワロの代わりに同じくクリスティの案出した名探
偵キャラを起用して、たとえばミス・マープルならABC殺人事件をどう解いたかとい
うテーマにするのなら、意義があるような。
 逆に、新しいポワロ物を撮りたければ、マープルが扱ったエピソードを持って来て、
実験的にやればいいのでは。
 さて、本ドラマでは他にもいくつか変更が加えられていました。さすがに犯人は原作
と同じでしたが、その動機というか予告めいた手紙をポワロに送り付ける理由が違って
いたし、原作では確かなかったEの殺人まで起きるし、でも変更が多い割に、原作のよ
さを殺しているように感じられる。特に、ストッキングのセールスマンをもっと犯人ら
しく描くべきだったと思うんだけど、脚本家は当然分かっていてやってるんだろうか
ら、その理由が知りたいものです。

 あ、殺しがEまであるという流れになったとき、セールスマンの男が自殺を装って真
犯人に殺されて、EとENDを掛けるのかと想像したんですが、外れた。(^^;

 ではでは。




#1053/1073 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #1051 ***
★タイトル (lig     )  19/07/29  19:20  ( 28)
とある地名→英訳→再び和訳 らいと・ひる(オカノヒカル)
★内容
 タイトルは、大昔に書いたかもしれませんが私のハンドルネームの由来です。


感想レスレス>

 AWCでは従来どおり「らいと・ひる」に準じた呼び方で構いません。「オカノヒカ
ル」はペンネームであって、ハンドルネームである「らいと・ひる」の方がAWCでは
しっくりきますからね。

 ハンドルネーム(ペンネーム)を併記したのは、googleで「アリスの二重奏」を検索
したときに、このAWCがヒットすることがあるので、「オカノヒカル」=「らいと・
ひる」であることを示しておくためです。

 勘違いした人が「オカノヒカルのあの小説はパクリだ!」と言い出すのを防ぐためで
もあります。

 気にしすぎかもしれませんが、とある事情により念には念を入れてのこと。もしかし
たら近いうちに事情を話せるかもしれません。

 まあ、今は多くを語れないということでお察しください。


 傍点のズレの件は、IEでしたか。windows7ではfirefoxかchromeを使っていたので気づ
きませんでした。
 ご報告ありがとうございます。l


 ではでは。




#1054/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/29  20:18  ( 30)
手直しする頃です   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「あなたの番です」第十四回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 やっと夾雑物の一つが取り除かれるのかな。型は崩れに崩れているとは言え、交換殺
人とは無関係な要素を早く明らかにして、取り除くようにして欲しい。だいたい、奇人
変人揃いのマンションかつ連続殺人が起きるようなマンションに、快楽殺人者が含まれ
ていました、という展開は芸がない。また楽してるなあとしか。今回は登場人物の一人
が、変人揃いのマンション、みたいな台詞を吐くし。それを言っちゃあおしまいよ、で
しょ。

 そんな無茶な設定を、ひょっとしたらあるかも?と思わせる要素は全くなし、そう思
わせようという努力も見られない。それでいて、時折、“感動させてやるぞ”展開を入
れてくるのが腹が立つ。(--;
 このドラマの根本のアイディアからすれば、徹底して戯画的・遊戯的なミステリとし
て作るのが適しているだろうに、時々思い出したように真っ当なドラマぶってみせるの
は、世間一般の“良識ある”層の声に配慮でもしてるのかしらん。

 前にも触れましたけど、翔太の、ななちゃんが死んだから本気出すっていう態度は肩
入れできない上に、ミステリマニアっていうのも嘘だと思える。
 これが、名探偵気取りで捜査ごっこに興じ、自分達は安全圏にいるんだと無邪気に思
い込んでいた翔太達への強烈なしっぺ返し、という構図ならまあ認めるんですけど、そ
ういう描き方じゃないし。

 もう一つ、これも前々から気に入らなかったことですが、会話が重要そうなところに
差し掛かると声だけ消す技法、多用が過ぎる。これまた楽をしているなとしか思えな
い。

 と、先週選挙で放送がなかった分、ちょっとはましになったかと思って観たら相変わ
らずだったので、たまっていた不満が溢れ出てしまいました。はあ。

 ではでは。




#1055/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/07/30  20:55  ( 31)
ばらけた雑談   永山
★内容
 ペンネーム(ハンドルネーム)の件、よく分かりました>らいと・ひるさん。なるほ
ど、別名義にすると、そういう心配が出て来るのですね。

 作品名の検索と言えば、ツイッター上の小説、あるいはtogetter上の小説っ
て、題名を普通にネット検索しただけではヒットしないことが多い気がする。検索の仕
組みがよく分かっていないだけかもしれませんが、書き込みのフレーズならツイッター
上のものもちゃんと検索で見付けてるみたいなのに、何が違うのやら〜。タイムラグ?

 ポイントサイトのポイント稼ぎのためにやる検索にて。
 一昨日、何という言葉で検索したのかは忘れましたが、ヒットした項目の一つを見て
みると、小説投稿サイトのことが。
 何でも、某小説投稿サイトの自主企画で、最初からけなす目的で作品を募るケースが
あるとか。参加して間もない頃にそんなの引っ掛かったら、やる気をなくしそう。特に
小学生や中学生ぐらいの若い人は。
 そういやニュースサイトのコメント欄での口論が大きくなったことから実際に会う約
束をし、会って刑事事件に発展したのがニュースになってましたが、小説投稿サイトで
ももしかしたら起こり得るのかしらん。

 小説投稿サイトで感想が書きにくいのは、作者の“人となり“みたいなものがほとん
ど感じ取れないのが大きい気がする。どこまで言っていいのか分からない。内容だけで
なく言葉遣いも。最初は丁寧過ぎるくらい丁寧な言葉遣いをするのはありですが、いつ
までもその調子で行くべきなのか、折を見て砕けた感じに持っていくのがいいのか。砕
けた感じの感想が書き込まれているのを見た新しい読者が、この作者にはこんな感じで
いいんだと理解して最初から馴れ馴れしい調子で書いてきたら、ちょっと変な空気にな
りそうだし。
 また、たとえば「誤字脱字の指摘も歓迎」と書いてあっても、漢字の開き方が一定で
はなく前後を見てバランスを重視するタイプの作者に、いちいち表記揺れを指摘するの
は虚しいだろうし、作者だって内心いらいらするかもしれず。
 やっぱり規模が大きすぎるのが問題というか、壁の一つになってる気がする〜。

 ではでは。




#1056/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/01  10:30  ( 22)
これでは「名探偵天樹と六人の仲間達」では   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5第三話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 第一発見者が警察へ通報するわずかな間に死体が消えるという、出だしは魅力的な謎
でした。本格ミステリ的な展開か?と期待しましたが、しかしその後は普通の刑事ドラ
マ。遺体の移動が行われたことが、床に付いた血の痕から推測されてあっさり。遺体の
行方は分からないままという謎は残りましたが……こういう状況では、ストーリー作り
の作法から言って、生きている人間が死んだふりをしていて、第一発見者が現場を離れ
た隙に偽装を施し、姿を消したと考えるのが筋。実際、そうでした。
 ここで疑問なのが、第一発見者が現場から離れるかどうか。ルンバ的なお掃除ロボッ
トを使って物音を立て、いかにも犯人が潜んでいるかのようにしたので第一発見者は現
場を離れた、という流れでしたは確実性が低いような。犯人の予定していた逃走経路
に、現場を離れた第一発見者がたまたま行き着くこともないとは言えない。
 もう一つ、作品をつまらなくしていると感じたのは、主役の天樹が名探偵過ぎること
かな。前のシーズンにもその気はありましたが、今シーズンになって拍車が掛かったか
も。ちょっとした手掛かりから一つのことを想像して確認すると当たっている、その積
み重ね。しかもその大半を視聴者に明かさないため、推理は天樹の独走状態です。視聴
者は想像をするだけで、確かな足場が一つもない。これでは満足感は得られないと思う
次第。
 あと、真相に早く近付かないようにするためなのか、優秀なはずの堂本(法医学者)
にちょっとした手抜かりをさせていたのも、脚本としてはマイナスだな〜。

 ではでは。




#1057/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/02  10:37  ( 34)
ヤングシャーロックに出て来た教授の名前   永山
★内容
 米国の元プロレスラー、“美獣”ハーリー・レイスが肺がんの合併症で死去。七十六
歳。
合掌。
 七十六と聞いて、意外とまだ歳を食っていなかったんだと感じる。それだけ、若い頃
から貫禄たっぷりだったという証。

 私がプロレスをテレビで観始めた頃の世界最高峰、NWA世界ヘビー級王者がレイス
で、世界一強いレスラーってことになってました。どんだけ強いのかと期待して見始め
ると、そんなに強さは感じない。むしろ、技を食らって派手に倒れるシーンの方が多
い。ただ、やたらとしぶとい。特に世界タイトルマッチになると、フォールやギブアッ
プ負けでない限り王座は移動しないというルールをフル活用し、負けそうになると、レ
フェリーに手を出して故意に反則負けを選んだり、場外乱闘から両者リングアウトに持
ち込んだりと、ダーティチャンプと呼ばれるのも当然の試合運びでした。
 だいぶ前に触れたニック・ボックウィンクルと同様に、レイスも世界王者を降りたあ
との試合が滅茶苦茶強かったのを覚えてる。ハードスケジュールから解放されたから体
調が戻った、というのが当時よく言われた理由付けでしたが、そこにプラスして、世界
王者は今にも負けそうな試合を世界各地で繰り広げて、次こそは地元のヒーローがタイ
トル奪取するかもとその土地の観客の期待感を煽る役割があるんだと知ったのは、だい
ぶあとのこと。

 愛称と言えば、日本語のニックネームが美獣、海外ではリングネームに“ハンサム”
と入れていたそうで。西洋ではこういう顔立ちが男前なのかと思ってましたが、後に、
いわゆる反語だと知りました。

 レイスと言えばジャイアント馬場のライバルの一人に数えられますが、プロレスのキ
ャリア晩年になると、ブッチャーやハンセンといった悪玉レスラーでも馬場とタッグを
組んだのに、レイスだけは組まなかった。天龍とは組んだぐらいだから日本人とのタッ
グ結成にわだかまりがあった訳ではなく、馬場とは常に違うコーナーに立ちたいという
意識の表れなのかな。
 あ、レイスの奥さんに言い寄ったヤス・フジイという日本人レスラーがいて、話を聞
きつけたレイスはヤス・フジイの控室に乗り込んでピストルを床に向けてぶっ放したっ
て逸話があるけど、多分関係ない。(^^;

 ではでは。




#1058/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (        )  19/08/02  16:30  ( 26)
まだ感想じゃない>「そばにいるだけで 68 」  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「そばにいるだけで 68 先行公開版」を拝読しました。未完ということなので、
感想は全部掲載されてから、ということにして、一箇所、気になった表現があったので
それについて。

相羽が「事故の素になりかねない。」と思っていますが、事故の『素』という書き方が
引っ掛かりました。『元』じゃないかな、と。それで、調べると、どちらも間違いとは
言い切れないようですが、コトバンクに次のページがありました。

大辞林 第三版の解説
もと【本・元・基・因・素】
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%AC%E3%83%BB%E5%85%83%E3%83%BB%E5%9F%BA%E3%83%BB
%E5%9B%A0%E3%83%BB%E7%B4%A0-398156
C(「素」とも書く)原料。材料。  

これを見ると、『素』は、モトとなるものが物理的に存在する場合に使うのが適当で、
「事故のモト」に使うのは少し違うかな、と思いました。ご参考になれば。


他に、「唐沢はお燗となった。」とか「降り出しそうで売り出さない空の下、」などの
誤字がありますが、全文UP時には直っているでしょう(^^)
(「お燗となった」は、こういう表現があるのかな?と暫く悩んでしまった)


それでは。




#1059/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/03  20:13  ( 24)
おかんが走る!   永山
★内容
 夢乃さん、拙作『そばにいるだけで 68−1』暫定版(と呼び方変えたい ^^;)を
読んでくださり、ありがとうとございます。
 誤字指摘に感謝&直しました。
 執筆したのがだいぶ前で、しかとは覚えていませんが、「事故の素」も多分、誤変換
です。普段なら「元」を使うので。
 あと、「唐沢はお燗となった」は、私も我がことながら一瞬、意味が分からなかった
です。で、「唐沢はおかんとなった」と平仮名にしてみて、割烹着姿の唐沢を思い描い
てしまった。
 この先、もし「おとんとなった」が出て来たら、それは多分「きょとんとなった」の
ミスでしょう(笑)。KもYも打ち損なうのは、なかなか希かもしれませんが。


 名前ネタとか。
 オジー・オズボーンをもじってオジンオズボーンを名乗る芸人コンビがいるくらいな
ら、オバンオズボーンも何かあるかなと検索してみたら、一件だけヒットした。
 浜崎あゆみの異名ってことみたいですけど、一件だけというのが気になる。

 西洋の名前でネイサンはいるけどニイサンはいない、と思って検索してみたら、いる
という書き込みもあるな〜。Niesanと綴るそうな。どこの国なんだろ。

 日本で知れ渡っているであろうジョーダンさんとギョームさんは、確かミステリのネ
タにもなってる。

 ではでは。




#1060/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/04  19:56  ( 22)
サインはYろ   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第三話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 もうマンネリ化してる感があるのは、これまでに作られた医療系サスペンスドラマに
似たり寄ったりのシーンがあるからなんだろうなと。

 一部政治家や官僚、警察と日本法医学研究院との癒着が度を超えて酷い。これはも
う、最初から隠蔽のために起ち上げられた組織と見なすべきレベル。
 そこを抜きにしても、新しく就任した所長は、一旦追い出した柚木を何でまた呼び戻
したんだって疑問がある。邪魔だし、トラブルメーカーだし、戻さなくていい。紛失し
た証拠品を柚木が持っていると疑っているので、そばに置いて監視したいのか? だと
してもこんなやり方を採ると、別の問題が山ほど出て来て、組織が立ち行かなくなる
か、所長の責任とされて首をすげ替えられるのがオチだと思うんだけど。

 事件の方は、何か都合のいい……。あんなに上手く数字が残るだけでも奇跡的なの
に、コロコロ転がってポケットインしても一向にかすれていないのは、ミラクルの二段
重ねで白ける。これが、サブタイトルで奇跡を示唆してあれば、また印象が違ってくる
はずなのですが、実際には『隠蔽されたサイン』と大した特徴のない物に。
 というか隠蔽は毎回やっているイメージがあるから、今さらサブタイトルで言われて
も……って感じ。最低限、ダブルミーニングを込めて『ポケットに隠されたサイン』ぐ
らいは付けて欲しい気がする。

 ではでは。




#1061/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/05  20:27  ( 22)
奇人変人全員集合   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「あなたの番です」第十五回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 わざわざ書かなくても丸分かりでしょうけど、もうだいぶ前からつまんないな〜、早
く終わらないかな〜、どうでもいいんだけど、な部類のドラマになっています。
 それでも観続ようとモチベーションを保てているのは、前回、一部の殺人の犯人とし
て、快楽殺人者を登場させてきたことにあります。
 これで残る殺人の犯人が、これまた快楽殺人者でした、とはならないはず――真っ当
な脚本家の作品であれば。
 残りの殺人が、ちゃんと筋道の通った動機に基づく犯行とはとても思えないので、一
体どうやって決着させるのか、お手並み拝見といった気持ち。
 もちろん残り十話ぐらいあるはずですから、このあとの展開で、一本芯の通った動機
が浮かび上がってくる可能性はあります。ただし、それはミステリとしては下の下。
 ミステリならば、今までのエピソードに伏線(暗示にあらず)を散りばめておいて、
あとから振り返って膝を打つような納得感を視聴者にもたらすようでなくては。そうい
う一縷の望みを託して、観続けている次第。
 現時点では、期待薄としか言えませんが。

 そういえば、日本のとある本格推理作家の作品に、快楽殺人者(無差別殺人者)が複
数登場する物がありました。普通ならあり得ない設定をちゃんと成立させるだけの工夫
が施されており、ユニークだと感じたです。

 ではでは。




#1062/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/06  22:11  ( 27)
ダニエル・ミーユエ   永山
★内容                                         19/08/07 17:03 修正 第2版
 少し前から、BSトゥウェルブで放送の中国歴史ドラマ「ミーユエ」を見てるんです
けど、未だにタイトルをコーミエ(総合格闘家のチャンピオンにいるの)と読みそうに
なる。
 それはさておき、最初、秦を舞台にした物語とだけ聞いていたので、始皇帝関連の話
だと思って観始めたのですが、違ってた。始皇帝の先祖に当たる人達の織りなすドラマ
だった。その最初の思い込みで、秦は強国のイメージが固まっていたところへ、本ドラ
マではそれなりに強いがまだまだという位置付けなのかな。ギャップを埋めるのに、ち
と時間がかかりました。
 ギャップが解消してから、割とのめり込んで見られるように。基本的に女性が主役
で、ミーユエとその姉がともに秦の王に嫁いだことによって、やがて権力争いが起こ
る。史実はどうだか知りませんが、ドラマではユーミエが徹底的に善人として描かれて
います。ミーユエの方は野心がないのに、王の寵愛が著しく、また政治や戦略の話がで
きる当時希有の女性としても重宝されるが故に、姉は嫉妬も込みで、どんどん悪い方に
解釈していき、ついにはって感じ。
 ミーユエの敵になる連中のやり口が汚くて、普通の感覚なら取り返しの付かないこと
を仕掛けておきながら、失敗すると「許してね」って。これの繰り返しが何度かあっ
て、いい加減にせえよ!とうんざりしてたのですが、先日の放送分でやっと法に照らし
て処罰。といってもミーユエが太后の地位に就いたあとの話ですから、当然といや当然
なんでしょう。ただその処罰を行うのにも、古くから功績のあった、ミーユエとは理解
し合っているはずの臣下が反対の声を上げて、処罰するなら辞めると言い出す辺り、理
解に苦しむ。
 政争が終わってミーユエ勝利のあと、ミーユエが姉と対面し、二人きりで話す場面
で、字幕でいきなり「オナラできる?」って出たから何のこっちゃと思ったら、幼い頃
に姉妹の間でそういうやり取りがあったのが、短い回想シーンでどうにか分かりまし
た。腕に口を当てて、息で破裂音を立てるあれですね。

 ではでは。




#1063/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/07  20:43  ( 21)
ハッシュもいいけどハヤシもね   永山
★内容
 昨日の書き込みで、「ミーユエ」とすべきところを「ユーミエ」と書いてしまいまし
た。※すでに訂正済みです。
 名前を話題にした書き込みなのにその名前を間違えるとは、お恥ずかしい限り。思い
込み故のことで、ミスを完全になくすのは難しいですが、なるべくしないように心掛け
ます。

 ツイッターの類をやっていないせいか、その方面でよく分からない事柄がたくさんあ
るのですが。
 「好き嫌いの感情を、ハッシュタグを付けて拡散し、押し付けようとする行為」とい
うのがあるらしいと、最近になって知りました。
 ハッシュタグを付けて拡散、までは分かります。それがどうなれば押し付けになるの
かが、ぴんと来ません。
 普遍的に人気のあるハッシュタグを付けて、それとは全く関係のない感情や思想の拡
散をはかる、という意味かと推測し、検索してみましたがどうも違うみたい。
 “押し付け”の定義というか、程度や範囲などが、私が漠然と思っているのとは異な
るということなのかも。たとえば目に留まるだけでも押し付け、だとしたら、拡散イ
コール押し付けと言えそう。
 とりあえずは小説でツイッターなどを題材にしたときに、ちゃんと理解しておかない
と困るかもしれないと思い、ここにちょっと書いてみた次第。(^^;

 ではでは。




#1064/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/08  20:51  ( 31)
今年これまでのワーストかもしれない   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5第四話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 前回の感想で、天樹だけが目立ちすぎではという旨を記しました。今回は、仲間の一
人である海老沢をクロースアップした内容にしようとしたみたいですが、形だけで終わ
った感じ。昔逮捕した死刑囚からの手紙という要素で、今回の事件との結び付きを強め
てはいましたが、他に比べて目立つほどの活躍はなく、昔と今とでは熱血度が変化した
よっていうキャラクター付けだけ。事件の方は例によって天樹が大した根拠もなく想像
した通りの真相だし、結局のところ、海老沢は前回出番が皆無だったことの穴埋めレベ
ル。
 でもまあ、サブキャラの雑な扱いがあまり気にならないくらい、今回は脚本そのもの
が酷かった。
 薄い内容を露骨な引き延ばしで、だらだらした展開にしていたのがまず一つ。
 一家三人が青酸系毒物で死んだ件が、心中で片付いているというけれども、毒の出所
がはっきりしないままなんてあり得ない。
 死んだ一家の旦那の弟がやっている工場とか、黒幕の美術教師の画材とか、青酸系毒
物に関連付けられる要素があるのに何ら触れずにスルー。
 ほとんど面識のない男が持ってきた葡萄ジュースを受け取って飲むだけでも不自然だ
けど、一家三人が同時に飲むというのは犯人にとってラッキー以外の何ものでもない。
個別に飲んでいたら、一人目が倒れた時点で成り立たない犯行。
 弁護士が援交をネタに脅されて、殺人に手を貸すってのも意味不明。しかも弁護士役
の人の演技が、殺人なんて当たり前ってな感じだったから、ちぐはぐな印象を受けた。
 捜査の攪乱を狙ったという嘘の目撃証言ですが、別々の物と認識されていた事案がそ
の偽証のせいで、実は関係しているのではないかという疑いを強めている。メリットが
小さく、デメリットが大きい無駄な工作。
 弁護士がジュースを飲んだ状況もさらっと流してていたけど、普通ならありそうにな
い。実行犯はどういう理由付けをして飲ませたのか、弁護士は自分にとってアレルギー
の出る素材が入っていると思わなかったのか。
 ……まだありそうだけど、このくらいにしておこう。何でこんな脚本が通ったのか理
由を知りたい。末期の「コロンボ」みたいに、よい脚本が払底して苦心しているのか。

 ではでは。




#1065/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/09  20:27  ( 23)
サインペイ   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第四話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 今回は主役クラスの過去話がメインで、事件は起きるものの、解決まではまだ描かれ
ず。そして主人公柚木の師匠格で、過去を知るキーパーソンと思しき兵藤が死亡。死ん
だ状況もその直前の描き方も解剖結果も全て自殺を示している。ここからひっくり返す
のはさすがに無理な気がするけど、何か奥の手めいたものでもあるんだろうか。

 過去エピソードで医師が一人、解剖中の事故で死亡しますが、あの状況って悪意ある
者による細工なしに、一般の状態でも起こり得るのか、知らなかったです。
 私は似たようなことを考えてて、犯人の細工が医者によって発動し、結果、医者が死
ぬというトリックにするつもりでいます。細工なしに一般の状態でも医者が死亡し得る
んだったら、推理小説的にはかえって好都合かな。事故死で片付けられる可能性がある
ことになるから、物語を膨らませやすくなる。

 過去エピソードで各キャラクターを掘り下げ、重要人物の死で次回につなげるという
王道パターンを踏んでい第四回でしたが、面白さで言うと今ひとつ。既視感が強いの
と、犯罪が完全に添え物のような描き方をしたのが原因かと。もう少し、次回につなが
る描き方をしないと、忘れてしまう。(^^;

 本ドラマの代名詞的なワード、“隠蔽”は今回なかったけれどもそれは現在進行形で
の話。過去エピソードでは隠蔽があったようなので、記録更新中と行ったところか。

 ではでは。




#1066/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/10  19:56  ( 28)
杉樽は猶及ばざる   永山
★内容
 BSテレ東で放送の松本清張ドラマ「犯罪の回送」を録画視聴。ネタバレ注意です。
 松本清張最後のミステリーと銘打たれており、どういうことかいなと思ったら、19
63年の連載作品『対曲線』を、晩年の松本清張が全面改稿し仕上げたのが『犯罪の回
送』とのこと。
 さてドラマの内容は……松本清張版『樽』と言ったら大げさか。クロフツの『樽』に
比べたら複雑ではなく、むしろ分かり易いくらい。酒樽に人の遺体を詰めるんですが、
撮影では(当然)生きている俳優さんを詰めて、蓋をしていました。大変だったろうな
〜。

 ミステリとしては、道行きは面白く、トリックも悪くはないんですが、トリックの使
い方に疑問があります。
 何のためにこの死体移動トリックを用いたのか? 東京で死んだと思われた男が実は
北海道で殺されていたというのだから、当然、北海道にいる犯人(主犯で実行犯)のアリ
バイ作りのためなんでしょうけど、犯人は最終盤になるまで警察から疑われることはあ
りません。死体移動トリックが解明されたあと、初めて疑われるのだから、ある意味全
くの無駄と言ってもいい。
 さらにおかしいのは、この犯人、主犯と書いたからには当然、共犯者がいます。その
共犯者は死亡推定時刻に東京におり、警察からめっちゃ疑われます。主犯のためだけの
アリバイ工作って、そんなにメリットないような。そもそも、共犯者が東京にいるのな
ら、ある程度リスクのある死体移動なんてせずに、共犯者が、ターゲットが東京にいる
内に直に殺せばいい。共犯者にはアリバイトリックの恩恵がないんだから、直に殺して
も表面上は同じでしょう。
 この共犯者、主犯によって自殺に見せ掛けて殺されますが、共犯者の行動が不自然だ
ってことで警察も粘り強く捜査し、真相に辿り着く。
 結局、共犯者を使ってアリバイ工作をしたがために、真相に辿り着かれてしまったよ
うに思えてなりません。

 ではでは。




#1067/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/11  21:02  ( 26)
記憶とロマンと事実と   永山
★内容
 このところ著名なプロレスラーの訃報が多く、その都度、スポーツ新聞系のサイトに
は追悼記事が載るのですが……さもリアルタイムに体験したかのような書きっぷりであ
りながら、間違いがやたらとある記事が目について、気になる。
 経験していないならしてないで、ちゃんと断って書けばいい。もしも体験してるのに
誤りの目立つ記事ばかり書くようなら、朧気になった記憶のみに頼らず、確認するよう
他の人が忠告できるシステムしないと。
 今日見掛けた「帰ってきたウルトラマン」の記事も怪しかったなあ。プロレスに限ら
ず、あらゆるジャンルで起き得る問題なのね。

 何日か前にNHKのBSでやっていた三国志の特番を録画視聴していると、最後の方
で、出演者である芸人が「『三国志』を『三国史』と書かないのは、歴史を綴っただけ
でなく英雄達の志を表したものだからなんだなと感じた」みたいな意味の感想を述べて
いたのですが……。
 「あれ、そうだっけ?」と昔々の朧気な記憶を頼りに調べてみたら、やっぱり違って
た。この場合の「志」には雑誌の「誌」と同じような意味があって、記録するというニ
ュアンスだとか。
 でまあ、芸人が番組を通しで見てきて、冒頭のような感想を持つのは別にかまわない
と思うんですよ。事実とは異なっていても、それなりに面白い、ちょっとロマンを感じ
させる捉え方だし、あくまでも感想なのだから。
 気になったのは、収録スタジオには芸人や芸能人の他に三国志の専門家と思しき人物
もいたのに、その人が何も言わなかったこと。
 もしかしたら同じように、芸人の感想だからまあいいや、と感じてスルーしたのかも
しれません。けど、テレビ番組に専門家として出演しているのなら、一言注釈として発
言すべきなのではないかいなと思ったです。

 ではでは。




#1068/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/12  20:37  ( 22)
間違い探しまがいを見たい訳ではない   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「あなたの番です」第十六回を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 解決に向けて、何一つ事態が好転している気がしない。警察の捜査はざるで水をすく
うようなじれったいものだし、翔太は「原点に戻って」とか言ってたけど、思い付きで
探偵しているだけに見える。
 “意外な犯人”に持って行くために、捜査の進展をねじ曲げているように見えるのが
気に入らない。巷(ネット)で囁かれている黒島黒幕説で当たりだとして、警察が何に
も掴めないなんてことがあるのかしらん。住民も含めて他の人間を上手く操る、それこ
そ十メートル先の針の穴に糸を通すくらいの緻密さと確実性がないと、警察に全く疑わ
れずに遂行するのは無理だと思われ。
 それに、黒島が犯人だと、わざわざ自分からヒントをばらまいていることになるんだ
けど、愉快犯、劇場型犯罪ってことで片付ける気なのかなあ。
 結局、私が本ドラマに求めているのは、テレビ画面を細かに見ていって暗示の断片を
拾い集めて作るようなロジックではなく、納得の出来る犯人像や動機なんですね。こん
な作風であれば、交換殺人を眼目にした番宣をしたのは失敗だったと思います。

 あと純粋に疑問なんですが、食肉加工場に行って氷ちょうだいと言ったらもらえるも
のなんでしょうか? あまったからあげるって物ではないような。それに、食肉加工場
の氷って、氷彫刻家が使うのに適した透明かつ巨大な氷なの? 魚市場だと小さめのキ
ューブ状の氷を使っているイメージがあるけど、肉はまた違うのかなあ。

 ではでは。




#1069/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/13  21:31  ( 49)
一人二役の解明に挑んだ過程   永山
★内容
 小説投稿サイトを見ていると、作者プロフィールや作品紹介の欄に、「**にも掲載
しています」「**からの転載です」と記してあるのをよく見掛けます。**は別の小
説投稿サイトなどです。
 たいていは同じ筆名で活動されているようですが、先日、二つのサイトで別名義で活
動していることを明言している方――仮にX氏とします――がいるのを発見。作品も題
名を変えているそうな。
 お、これは面白い。隠されると調べてみたくなることって、たまにありますよね。て
ことで、パズルでも解くつもりで、作者捜しをやってみたです。

 サイト名二つは分かっています。便宜上、X氏名義で作品を上げておられるサイトを
A、もう一つをBとします。
 作品タイトルは変えてある。恐らく、サイトB内で検索しても、簡単には見つけ出せ
ない程度には変更しているはず。
 作品ごとの表紙絵はサイトAの公式の物ではなく、オリジナルの物を使っているみた
いでしたが、この表紙絵で検索できるのかどうか私は知らない。(^^; それにフリー素
材としてネット上にある物を使って、加工している可能性もあるので、表紙絵だけでは
決められない。

 となると、作品の内容紹介に頼るしかない。X氏はそれなりの読者数が付いている方
で、サイトAにおける内容紹介はなかなか巧み。この紹介文をサイトBで全く別の物に
変えるのは、正直労力が半端ない。似通った文章になっている可能性が高い。
 あとは、作品の文字数。サイトによってカウントの仕方が異なるようですが、大きな
差は生じないはず。
 これらを便りに探してみましたが……何となく似た雰囲気の紹介文は見付かっても、
文字数が全然違うことがほとんど。希に、これは!というのもあるのですが、実際に作
品を表示させてみると全く別の作品が表れて、がっかり。(-_-) 

 難しいな、無理なのかなと思いつつ、X氏の小説で特徴的な設定のキャラクターがあ
ったので、その単語による検索をB内で掛けてみたところ、数名の作家さんがヒットし
ました。ただ、どの作品も文字数は近くない。
 念のため、表示された順に、作家毎に作品一覧を見ていくと、一人、表紙絵が同傾向
の方がいました。Y氏とします。
 でも、Y氏の作品一覧から、どうしても省けないであろうキーワードを頼りにピック
アップしても、X氏の作品と同じ物は見付からない。文体や作風などは近い物があるよ
うに感じたのですが、決め手を欠く。

 最後のつもりでX氏最新作の紹介文からキーワードを選び、検索をB内ではなく、一
般のネット検索で、サイトBの名前と共に検索に掛けてみました。すると見事に一件だ
けヒット。検索結果の数行に似通った紹介文が現れ、さらにはX氏の名前も。これでよ
うやく断定できます。サイトAのX氏とサイトBのY氏は同一の作者である、と。
 ただし、そのURLに飛んでみると、作者により非公開になっている旨が表示されま
した。
 なるほど。X氏はサイトAに転載するに当たって、Bでは非表示にしていたのか。こ
れではいくら探しても見付からないはずです。謎は解けた。
 非表示の文章がネット検索でヒットしたのは、タイムラグ故なのでしょうか。転載に
際して非表示にしても、検索に反映されてしまうのであれば、別サイトでの筆名を隠し
た上で転載したい人は、よほど注意深くやらないといけませんね。

 ではでは。




#1070/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/14  21:09  ( 44)
修行が足りない   永山
★内容
 数日前に古本販売サイトで代引き注文した品が、三日前にゆうパックで発送されたと
メールあり。
 郵便の追跡サービスで時々見ていたら、翌日の午後には配達局へ「到着」「保管」さ
れているとの表示に。
 この分なら今日中(二日前)か、遅くともその次の日には届くだろうなと思って、程
なくして表示が「持ち出し中」になったので安心していたのですが。
 一時間ぐらい経って、特に意味はないけどまたちらっと追跡サービスで確認してみた
ら、「調査中」の表示が。
 こういう表示があることは知っていましたが、実際に自分の荷物でなったのは初め
て。
 調べてみたら、だいたいは宛名に不備があって依頼主に確認するか、あるいは荷物に
外的破損があってどの段階で破損したのか絞り込むため、とのこと。宛名の不備の場合
は確認が取れれば、すぐに配達されるという。まあ、破損の方だとしても、代引きだか
ら荷物に破損があっても交換なり値引きなりで済むでしょうから、全く心配していませ
んでした。
 ところが二十四時間以上経過しても、表示は「調査中」のまま。配達局に電話で問い
合わせることも出来たのですが、追跡サービスのページに載っているのは余分にお金が
かかる番号。こちらに落ち度がないのだから馬鹿らしいと思い、メールでの問い合わせ
にしました。
 で、荷物が配達局に到着してからおよそ四十八時間が経過した頃、追跡サービスの表
示が、「差出人へ返送」「受取拒絶のため」となったから、大慌て。
 いやいや、荷物を持って来られてないし、「これから代引き荷物届けますけど大丈夫
ですか?」の電話確認もないのだから、拒絶のしようがない。というか、拒絶するつも
りなんてないんですが。
 今回利用した古本販売サイトに限らず、利用者都合で受け取りを拒否した場合、以
後、その利用者はブラックリスト入りして販売サイトを利用できなくなるとのルールを
定めているところは多い。
 やっていない受取拒絶で利用停止にされてはたまらん、やむを得ず、お金の掛かる問
い合わせ番号に電話したです。(^^;
 一刻も早くという思いから、かなり荒っぽい口調になってしまい、そこは反省。用件
を伝えると、折り返し電話しますとのことだったので、余計な出費はさほどなかった模
様。
 そのあと、(馴染みの)配達ドライバーから直に電話をもらい、「受取拒絶」になっ
た理由は分からないものの、届けてもらえることに。
 で、さらに十分後ぐらいに日本郵便から、「ゆうパックの配達はキャンセルされまし
た」的なメールが来たのですが、これは行き違い・タイムラグだろうと判断して放置。
実際それで正解で、三十分後ぐらいに荷物は届きました。
 てことで、台風接近もあって屋内におり、追跡サービスの表示をこまめにチェックで
きたからよかったようなものの、そうでなかったらと思うとちょっと恐い。手遅れ、も
しくは状況説明にひどく手間の掛かる事態になっていたことが容易に想像されます。何
とか防ぐ手立てはないかと考えてみたものの、そもそもの原因が不明なので思い浮かば
ず……。

 ではでは。




#1071/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/15  19:49  ( 22)
やや盛り返すも失地回復には届かず   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5第五話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 前回が不出来だった分、そこそこ佳作に見えました。活躍するのが天城だけでなく、
チーム全体で掴み取った真相、っていう雰囲気がよかった。各刑事のキャラクターを活
かしたという域には達していないものの、この感じで刑事個々人に光を当てたエピソー
ド作りに期待。次回も予告映像を見る限りではその方向だったし。
 とは言え、ストーリー展開は都合のいい省略が散見され、多少の不満あり。
 殺された被害者が、施設の不正というか犯罪の証拠書類を見付けたくだりが、さっぱ
り分からない。犯人側からすればあんな大事な物を、施設の人間んら容易に?見られる
状態にしておくなんて、不用心に過ぎる訳で。
 決め手の提示の仕方がせこい。(^^; チェスのポーンが一つ足りないのは確かにドラ
マ前半で映ってるけど、凄く分かりにくい。理事長は一個足りないのにチェス盤に駒を
並べて、人目に付く場所に飾ったままにしているなんて、どういう神経してるんだろ
う。犯行の証拠になるとは思っていなかった可能性は充分にあるけど、駒が足りないの
だから普通は仕舞うでしょ。
 悪徳刑事っぽく描かれた真中が、実は真相を追っていた。けれども昔はやっぱり悪徳
刑事で、金をもらって小さな犯罪をもみ消していたっぽい――何だこの設定は。悪役が
途中で改心するなんてあまりお見掛けしないけど、まあ現実にはあり得なくはないから
いいとして、最初に刑事達が話を聞きに来た際に、何で本当のことを打ち明けなかった
んだろ?

 ではでは。




#1072/1073 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #1064 ***
★タイトル (AZA     )  19/08/16  20:19  ( 23)
今年これまでのワーストかもしれない2   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第五話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 まさかこんなに短い間隔で、年間ワースト候補になるようなエピソードにまた出くわ
すとは思いも寄らず。しかも、前とは違うドラマで。

 毒物の描き方が嘘っぽいのは、まあお約束というかしょうがない面もあると思うので
措くとして。
 主人公の柚木が、恩師の名誉を守るためだからと言って、隠蔽に協力するのがおかし
い。絶対にない、と言い切ってもいいくらいのレベルのおかしな展開です。
 ここまで描かれてきた柚木のキャラクターから激しくずれているというのもあります
が、そんなことを云々しなくとも、柚木は父親の死が事故ではなく、他殺だったという
ことを今回知ったというのが大きい。そんなことを打ち明けられて、何で隠蔽に手を貸
せるのだろう? 恩師は柚木の父親の遺体を担当した解剖医で、事故死だと嘘の診断を
下してる。何でそんな人間の名誉を守るために、隠蔽をよしとする?
 こんな筋書きにするのなら、法医研という組織を守るためにやった、とした方がまだ
ましだった。恩師のためにやったと言ってしまったら、筋が全く通らなくなる。

 これらが実は最終回に向けての伏線で、大きなどんでん返しが待ち受けているのだ、
ってことなら凄いと称賛を送りたいですが、柚木の内面描写までしていたのでひっくり
返すのはまず不可能。夢オチとかタイムスリップするとか、そういう飛び道具的な構成
を取らない限り。

 ではでは。




#1073/1073 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/17  21:25  ( 26)
百では足りない   永山
★内容
 昼食のあと、台所に食器を運んで洗い物をしようとスポンジを手に取ったら、何か引
っ付いてきた。
 ムカデだった。
 長さは手のひらサイズ(広げた手の親指の先から小指の先)ぐらいで、思わず「う
わ!」と声を上げてしまったです。
 スポンジごと洗い桶の水の中に放り出して、そのまま中庭に運び出した。(^^;
 地面に流して、父が摘果用のハサミでムカデをちょん切ってどうにか退治。そのくら
いやってもなかなか息絶えませんが。
 家の中に戻って来ないのなら、外に離しただけで放っておいてもいいんだけど、戻っ
て来た上に卵を産むらしいからな〜。
 今回は幸いにも刺されなかったので、こうしてワープロ入力も影響なく出来ていま
す。誤字脱字があれば、それはムカデとは無関係(汗)。

 検索バーの下にある“よく検索されている語”に、「自由研究」が入り始めた。夏休
みだな〜。
 何年か前に、小説のネタとして考えたことがあります。一見、小中学生の夏休みの宿
題・自由研究をサポートしてくれるサイトだが、実際に試すと危ない物がいくつか混じ
っている、とか。
 もう一段階発展させて、小中学生向けには安全な物を紹介し、『ここから先は大人の
自由研究 ※十六歳未満は閲覧禁止』と注意書き付きのマークをクリックすると、危な
いネタ、真っ当な大人なら気付くであろうミスの起こりやすい実験等を記載しておく。
小中学生が注意書きを無視して先に進み、危ない実験を試した結果、自身や他人に害が
及んだら法的にはどうなるだろう、とか。
 細部を詰められたら作品化してみたいものの、余裕がないので放置状態です。

 ではでは。




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