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#9229/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/18  07:46  ( 32)
佐七の〆   永山
★内容
 復旧が遅れる可能性なきにしもあらずってことなので、念のため、早めに一日一書き
込みをば。

 BSジャパンで放送の時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」第十二話『音羽の猫』を録画
視聴。ネタバレ注意です。と言っても、今回は倒叙推理なので、犯人は冒頭から明らか
にされますが。
 江戸で偽金が見付かり、まだ手掛かりが何ら得られないでいた。そんなとき、佐七の
子分の一人である巾着の辰五郎が、親しい仲の遊女・お咲を殺した疑いで、岡っ引き・
鳥越の茂平次に捕まる。遺体のそばに辰五郎の煙草入れがあったのを証拠とされたのだ
が、辰五郎の話では、お咲を訪ねた折に忘れた物だという。佐七は茂平次に土下座まで
して、三日間の猶予をもらうと、真の下手人を見付けるべく奔走する。辰五郎が言うに
は、お咲のかわいがっていた白猫がおり、辰五郎が珍しい爪だからと面白半分に切って
しまった。その爪には金色の粉が一面に付着していて、調べてみると本物の金だと判明
する。白猫の飼い主らしいとして名前の挙がった、旗本の元囲い者であるお銀の屋敷に
出向くが、はぐらかされて大した情報は得られぬまま、行方知れずになっている白猫を
探すよう頼まれる。
 お咲の身辺を当たると、彼女には将来を約束した芳太郎という錺職人がいたが、二ヶ
月ほど前から姿が見えないという。行方を追う佐七だったが、芳太郎もまた死体となっ
て見付かる。首吊りに見せ掛けてあったが、他殺の可能性が高い。そして芳太郎の手の
爪にも、金の粉が。――この辺りまでが中盤。
 何だかんだあって、お銀が犯人として捕まる訳ですが、その決め手が、佐七が言わな
い内から、被害者の職業をお銀が口走ったから、というもの。無論、捕物作品におい
て、科学捜査を押し出す訳に生きませんから、こういった証拠や手掛かりが多くなるの
は仕方がないのでしょう。ただ、多すぎる。今回ドラマ化された人形佐七シリーズのエ
ピソードでも、繰り返し使われていました。さすがに芸がないと思う。この第十二話は
猫が出て来るのだから、そちらを証拠につなげるといった工夫の余地があるだろうに、
勿体ない。
 この十二話で終了となりましたが、続編は作られるのかな? 特に伏線や拾い残した
挿話はなかったと思いますが、佐七役の要潤はまだ見た目若いし、原作はたっぷりある
から、それなりの反響があればまだまだ作られそう。

 ではでは。




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