AWC ◇フレッシュボイス過去ログ



#9190/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/10  20:03  ( 26)
暗黙の了解:必殺技を最初に使わない   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第六話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 超能力者ならではの苦悩を描くという、よくあるパターンの一つを取り入れた回。正
直言って使い古された感が強く、またかという印象だったんですが、それなりによかっ
たかな。新機軸があった訳ではないけれども、あんまり深入りせず、ソフトに扱ったの
が吉と出たか。
 エピソードの方は、初めての変死事件で、警察が当然乗り出してくる。ここに超能力
師をどう絡めるのかが注目点。まず、警察には超能力師はいない模様。わざわざ増山超
能力師事務所に頼みに来るくらいだから。それから、この物語世界では、遺体を調べる
ことで超能力が使われたことを示す数値を計測できるらしい。その値が大きいほど、超
能力者が事件に関わっている可能性が高まる。警察は超能力者が関わっていそうな事件
に限り、超能力師に協力を求めるみたい。この辺りの設定は、なかなかうまい。私も、
魔法のある世界での推理物を書く際に、魔法が使われた痕跡が波紋として残り、その波
紋を検出することが捜査の基本、みたいな設定をしましたから、何らかの工夫が必要な
のはよく分かります。
 加えてもう一つ、なるほどと感心したのは、超能力師が死体に触れて思念を読み取る
行為は非常に危険だという設定。難なく読み取れるようだと、事件解明が凄く簡単にな
ってしまう訳で、ここにハードルを用意したのは納得。
 さらに、小さな子供の超能力者が無意識の内に人を死なせてしまう可能性の提示、こ
れもうまかったと思います。
 ただ、解決が非常にあっさりとしていたのは、ちょっと残念。増山所長が乗り出して
きた途端に解決してしまう。これなら、所長がもっと前面に出て調査に当たれよと思え
てならない。他にやるべきことがあって手が回らない、なんていう描写がなくはないけ
れど、中途半端で、いくらでも暇があるように映るようでは意味がないような。

 ではでは。




#9191/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8342 ***
★タイトル (AZA     )  17/02/11  21:07  ( 31)
本の感想>『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』   永山
★内容
・『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』(青崎有吾 東京創元社)15/4461
 風ヶ丘高校学食の外で見付かった、食器とお盆。丼の食べ残しを見ると、こ
の“犯人”、好きな具が二つ選べる二色丼を頼みながら、ソースカツを丸々残
していた(「もう一色選べる丼」)。神社での夏祭りにやってきた面々は、あち
こちの屋台で買い物をする。そのおつりが何故か五十円玉ばかり(表題作)。
演劇部部室で見付かったノートには、五年前の卒業生・宍戸による不思議な記
述が。始業式後、部室から教室に向かった宍戸は女生徒二人が抱き合う姿を目
撃する。あわあわしつつ一旦その場を離れ数分後にまた覗きに戻ると、出入り
口から目を離していないのに、教室は無人に(「天使たちの残暑見舞い」)。音
を立てずに割れた花瓶の謎(「その花瓶にご注意を」)。
 鮎川哲也賞作家による初の短編集&日常の謎ミステリ。

 『体育館の殺人』『水族館の殺人』の二長編で、ロジカルな本格ミステリを繰り広げ
た作者が、短編ではどんな物を見せてくれるのか、またどんな日常の謎を描くのか、興
味のあるところ。蓋を開けてみると、ロジックこそやや薄めになったものの、本質は変
わらない、推理の積み重ねに拘ったミステリに仕上がっていると感じたです。ただ、短
編集としてまとめるには、格となる一本が見当たらない。表題作は、東京創元社ではお
なじみ“五十円玉二十枚の謎”を連想させるタイトルですが、それとは全く無関係な内
容で、発想は面白いものの、実際にはそううまくは行くまいという印象が強い。複数の
感想サイトで編中のベストか次点に推されている「天使たち・」は、現象は詩美性があ
ってよいのですが、体験者の宍戸はこのあと自力で何にも調べなかったのか、調べれば
すぐに分かる。分かったならこんな恥ずかしい記述、即座に破棄したに違いない。だい
たい、音で気付くはず。「もう一色・」はロジックの一つに承服しがたい点がある。
「その花瓶・」はややこしいこと考える前に匂いで気付きそうな。てことで、個人的に
は粗筋に書かなかった「針宮理恵子のサードインパクト」がいかにも青春ミステリでよ
かったかな。構造上、謎の提示がされないのは勿体ないけどしょうがない。あと、末尾
のおまけに関しては、アニメのワンシーンて感じで、“二人”の仲がこれまでの作品で
仄めかされていたほど険悪ではなく、むしろ滑稽に映ったんですが、どうなんだろう。
 てな訳で、裏染シリーズを読んできている人なら必読でしょう。

 ではでは。




#9192/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/12  21:02  ( 21)
キンカンとってまたとって   永山
★内容
 キンカンが余って消費しきれない。
 実際にはうちで採れたんじゃなくて、ご近所からのもらい物なんだけれど、さすがに
多すぎた。何か料理に使えないかと、レシピを検索してみたものの、よさそうな物が見
付からない。ジャムや砂糖漬け、甘露煮にしたって、あんまり糖分を摂取するのは考え
ものだし。
 悩んでいる内に、キンカンの表面がしわしわになってきた。

 NHKの「ダーウィンが来た!」を観て、ヤシガニが小さい頃には貝殻を被ることを
初めて知ったです。二年ほど被っているらしく、ヤドカリとの見分け方は、貝殻の口
を、ヤシガニはぴたりと閉じることができない、ヤドカリははさみと他の脚を使ってぴ
たりと閉じることができる、とか。
 作中に専門家――たとえば甲殻類に詳しい生物学者を登場させるとして、ヤドカリを
見てすぐにヤドカリだと断定してはおかしいことになるのかな。書く方は、こういうこ
とにも注意しないといけないから、勉強になるわ〜。

 WOWOWで「ルパン三世・カリオストロの城」を放送していて、ついつい観てしま
う。カリ城が日本テレビ系列以外の局で放送されるのって、もしかしてこれが初めて?
 コマーシャルがないから、余計なテロップも入らない訳で凄くいいんだけれど、CM
有りに慣れているせいか、ぶっ続けで視聴するのが疲れる〜。

 ではでは。




#9193/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/13  20:40  ( 22)
小さな巨人、死す   永山
★内容
 元プロレスラーのチャボ・ゲレロが肝臓癌で死去。六十八歳。合掌。
 世間一般に“小さな巨人”と言えば誰になるんだろう? 私の世代だと……「ドカベ
ン」の里中?
 同じ私の世代でもプロレスファンに限るなら、小さな巨人と言えばチャボ・ゲレロ。
そのニックネーム通り、プロレスラーにしては小柄なジュニアヘビーの体格ながら、階
級が上のヘビー級の選手とも互角に渡り合った名選手。日本では、藤波や大仁田とのジ
ュニア王座を巡る因縁が余りにも印象深く、ヘビー級からの金星と言えば坂口をリング
アウトに破った一戦ぐらいしかないのが残念。もっとヘビー級との試合が多ければ、そ
の分番狂わせも多く観られただろうに、惜しい。まだ若いチャボがヘーシンクとシング
ルマッチで戦う映像を観たことあるけれど、プロレスに馴染めないヘーシンクを相手
に、チャボが何とか試合を作ろうと頑張ってたなぁ
 漫画「キン肉マン」に、このチャボ・ゲレロをモデルにしたと思しきキャラクターが
出ていたくらいだし、プロレスファンじゃなくてもある程度は知られているかな? ネ
ットニュースのヘッドラインに訃報が載ったのも、そのためかも。
 ただ、今度の訃報に際して、スポーツ新聞系のサイトにあったチャボ・ゲレロを紹介
する記事がひどい。「米国ではスタン・ハンセン、ダスティー・ローデス、アンドレ・
ザ・ジャイアントらヘビー級レスラーと対戦」とあるんだけど、名前を挙げられた選手
とは米国内ではほとんど対戦していないんでは? むしろ、日本で開催された第三回M
SGシリーズのリーグ戦でチャボ・ゲレロと対戦した外国人レスラーを並べただけって
気がする。専門紙の方が紹介がなっていないのは、どうしてなんだろー。

 ではでは。




#9194/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/14  21:33  ( 24)
アルファベットが多すぎる   永山
★内容
 UQモバイルのCMに、ピンク色をしたガチャピンと青色をしたムックが出てるな〜
と思ってたら、夫婦という設定になっているのね。
 色が異なるとはいえ、ああいうCMを流すと、本来のガチャピンとムックも夫婦なん
だと思う人、特に子供が出て来るのでは?と気になる、かも。

 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第一話
と第二話を録画視聴。
 本当は三話ずつの放送で、第三話も録画できていたのだけれど、DVDにムーブした
ら、何か不具合が起きたらしくて、消えてしまった。再放送待ち〜。
 視聴者を惹き付けることを最優先に考えられたようなストーリーで、よくある展開を
連ねただけのように見えながらも、確かに引き込まれる。軸となるエピソードは――森
で五歳の男の子が行方不明になり、その後連続殺人犯が殺したと自白するも遺体が見つ
からないまま、二十年が経過。とある女性の殺された現場で、DNAが検出されたのだ
が、それを詳しく調べてみると、二十年前に森で失踪した男の子の物と合致した。男の
子は生きていたのか? 人殺しになってしまったのか?――というもの。他にも、行方
不明になっていた男の子の成長した男?が早くも登場したり、ティーンエイジャーの女
の子ばかり狙う音楽プロデューサーが出て来たり、主人公(行方不明の男の子の兄)の
仲間のはずの男が、銃で人を撃ったり、あるいは刑事や鑑識課の連中のキャラ付けが濃
くて、一部鬱陶しいレベルだったり、主人公の両親同士は疎遠だったりと、よくあるパ
ターン満載です。
 全十話の内の二話しかまだ観ていないので難易度をどうこういう段階ではありません
が、仮に謎が平易でも、作りのうまさだけで、充分に楽しめそうな予感。

 ではでは。




#9195/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/15  20:03  ( 27)
百話しなくてもいいのね   永山
★内容
 BSジャパンで放送の時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」第十話『百物語の夜』を録画
視聴。完全にネタバレ注意です。
 集まった者で怪談話を披露し合い、一つ終わる毎に蝋燭の火を一つ吹き消していく“
百物語”。旗本の隠居である篠崎鵬斎の催す百物語に、佐七も参加することになった。
篠崎の趣向で、話し終えた者は火を消したあと、隣の部屋に一人で行って鏡を覗いてく
ることが取り決められた。十二人が車座になり、佐七から順に披露していったのだが、
怪談戯作者として名高い宝井喜三治が話し終えたあと、隣室にて悲鳴を上げる。様子を
見に行った寄席芸人の亀廼亀次郎と剣客の磯貝秋帆により、宝井は支えられて戻って来
た。そのまま、「気分が悪くなった」と壁に寄り掛かった。場が白けかけたが会は続
行。十二人目の篠崎が語り終え、最後の蝋燭が消された刹那、闇に不気味な笑い声が響
く。混乱を来す中、佐七が灯りをつけさせると、宝井がめった刺しにされ、血塗れにな
って死んでいた。同じく会に参加していた上司である与力の神崎とともに、佐七は調べ
を進めていく。すると、凶器や遺体の状況から、容疑者が増えていくばかりで一向にま
とまらないことに。――と、三分の一ぐらいまでの粗筋がこんな具合。
 非常に“本格ミステリ”していて、雰囲気抜群なのですが、その分、真相もまた非常
に見えやすくなっています。過去の有名作品の焼き直しで、なかなか巧みではあるので
すが、いかんせん、分量の短さとキャラクターの配置により、ばればれになっているの
が残念。先行作品についてはっきり書いてしまうと、これはアガサ・クリスティの『オ
リエント急行の殺人』です。そこにプラスしてもう一つ、同じくクリスティの作品等で
使われているトリックを引っ張ってきて、応用しています。分かり易いのは仕方がない
ものとして、メジャーなトリックを捕物帳に当てはめようという心意気は買いですね。
 問題は他の点にあるのかもしれない。たとえば、犯人は何故、わざわざこんな方法を
採ったのか、とか。腕に自信のある者が単独で、夜道ででも襲う方が確実性が高いし、
ばれない可能性も高そう。一応の説明はあったものの、与力らがいる場で犯行をなすこ
と自体、異常ですし。

 ではでは。




#9196/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/16  20:14  ( 32)
本の感想>『片桐大三郎とXYZの悲劇』   永山
★内容
・『片桐大三郎とXYZの悲劇』(倉知淳 文藝春秋)15/4451
 山手線の通勤電車内で毒殺事件発生。すし詰めの車内で、犯人はどうやって目的の人
物に毒針を刺すことができたのか(「ぎゅうぎゅう詰めの殺意」)。著名な画家が邸宅
の物置部屋で殺害される。犯人は何故、数ある凶器の中からわざわざウクレレを選択し
たのか(「極めて陽気で呑気な凶器」)。子守のバイトを引き受けた女子大生が殺さ
れ、赤ん坊が消えた。程なくして、子供の靴下が届けられ、更に脅迫電話が。ところが
電話が犯人自身によって切られることが三度続き……(「途切れ途切れの誘拐」)。
数々の難事件を前に、耳が聞こえなくなって引退した銀幕の大スター、片桐大三郎の趣
味――犯罪捜査――の幕が上がる。
 エラリー・クイーンの“悲劇四部作”の向こうを張った、本格推理中編集。

 読み始めてまず感じたのは、倉知淳てこんな文章を書く人だったかなということ。凄
くうまいって訳ではないにしても、もうちょっとメリハリの利いた文章だったと思う。
本作では定型に填めた、ともすれば退屈な筆致になってるような。
 それはさておき、名作として知られる“悲劇四部作”に挑むと謳うだけあって、なか
なか力が入っているなとは思いました。凝ったロジックを用意し、執筆に取り掛かった
んだろうなということが想像できたです。
 その結果できあがったのが、本家にも劣らぬ見事な本格推理ならばよかったんです
が、そこまでの域にはさすがに達していないかなあ。悪くはないものの、根掘り葉掘り
突っ込んで読むと、ぼろが出て来るというか。
 細かな点を挙げていったらきりがないくらい多くなると思うんで割愛しますが、全体
に、推理の方針や判断基準蛾が恣意的だなと感じました。たとえば……あるときは、犯
人は目撃されることを恐れたという前提に立ち、別の場面では、目撃されることを恐れ
ずに偽装工作をしたという風に論理を組立てている。それがまたびしばし当たるものだ
から、都合がよすぎだなと白けてしまう。
 編中のベストは、上記粗筋では触れなかった最後の作品「片桐大三郎最後の季節」で
しょう。これもヒントはちりばめられているけれども、決定的なものに掛けるかなとい
うきらいはありますが、その仕掛けは最後を飾るのにふさわしい。また、“悲劇四部作
”を知る読者にこそ、より効果的に機能する仕掛けであることも、マニア心をくすぐり
ます。

 ではでは。




#9197/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/17  20:33  ( 23)
持て余し気味   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第七話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 ここのところシナリオの出来映えが上向きだなと感じていたのですが、今回はだめで
した。私には合わないと言うだけかもしれませんが、単なる恋愛物に過ぎなかったよう
に映って、退屈だった。
 いやまあ、私はべたな恋愛物でも割と好きな方だと思っています。だけど、本ドラマ
でそれをやらなくてもいいじゃないかと。何のための超能力師設定なのかと。
 もちろん、超能力を使う場面がなかった訳じゃありません。これまでと同様、ばんば
ん使っていたし、心を読み取る能力なんて今回のような依頼のためにあるといってい
い。なのに、その辺り、全然活かせていない気がした。超能力を調査に使っただけ、で
終わらせちゃって、あとは他の要素で面白おかしく飾り立てたり、意外性を出そうとし
たりと工夫の跡は見られるものの、ほとんどの視聴者に先読みできるであろうレベルな
のでつまらない。
 だいたい、心を読んでおきながら、何でこんなにこじれるのかが分からない。山場に
なっていた“勘違い”なんて、起きるはずがないと思ったのだけど……ドラマに出てく
る超能力って、そこまでの能力はないのか。
 レギュラー陣の人間関係や真理模様なんかは、より明確になり、前進した。そちらに
重きを置いたと解釈できなくはないけれど、それとて今までのおさらい感が拭えず、非
常に物足りなかった。
 そろそろ超能力者による本格的な犯罪、みたいなエピソードが欲しいところ。あるの
かな?

 ではでは。




#9198/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/18  20:38  ( 21)
エアポケットな暦   永山
★内容
 だいぶ前に録ったバラエティ番組を観ていると、「夜に爪を切ると親の死に目にあえ
ない」等の迷信のいわれを解説する回がありました。例に挙げた「夜に爪を」云々につ
いては、ここへの大昔の書き込みで話題にしたような(曖昧)。そのときの(かどうか
自信ないけど)自説が大外れと分かり、諸説あるとは言え、結構恥ずかしい(苦笑)。

 TBS系列で放送のスポーツバラエティ「体育会TV」を見ていたら、芸人ジャング
ルポケットの太田のある月のスケジュールとして、水曜日始まりの三十一日間ある月の
例が出た。休みが一日しかなく、芸能の仕事の合間を縫って、レスリングの練習をして
いるとの説明。
 太田はレスリング歴四ヶ月でマスターズ大会(一月二十二日)に挑んだと、番組では
言っていたのだけれど、開催日から四ヶ月遡ると、多めに見て九月スタート。二〇一六
年の九月から今年の一月までの間に、上述した日取りの月があるのかと思って調べてみ
たけれど、見当たらない。
 番組の紹介を見ると、「春日レスリング部の392日に密着」とあるので、それなら
ば念のためにと開催日から392日前を含む月、つまり一昨年の十二月からのカレン
ダーを調べる……やっぱりない。
 おかしいな? すでに終わったことであっても、本物のスケジュールを公開してはい
けない決まりでもあるのかしらん? それとも、曜日の見間違いもしくは書き間違い?
 見間違えてはいないと思うんだけど(録画してないので確認できない)。

 ではでは。




#9199/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/19  20:22  ( 22)
カウント2.19   永山
★内容
 昔、メガネスーパーが母体となって旗揚げされたプロレス団体SWSでは、ピンフ
ォール勝ちは二秒間で3カウントだったか三秒間で5カウントだったか、とにかく従来
とは違うルールを新しく定めようとしていたけれど、いつの間にかなくなってたなあ。

 今日は何の日?
 ご多分に漏れず、二月十九日にも色々と記念日が設定されているようですが、「プロ
レスの日」でもあります。
 どういう理由で二月十九日がプロレスの日とされたのかと思ったら、昭和二十九年の
二月十九日、蔵前国技館で日本初の本格的な国際試合が催されたから、だとか。力道山
&木村政彦VSベン&マイクのシャープ兄弟がメインカード。※検索してみると、昭和
三十年としているところもあるけれど、これは明らかに間違い。昭和二十九年の二月十
九日の方が、2・1・9の意味が増す気がするし(笑)。
 という訳で、今日は懐かしのプロレス映像を観てました。
 ここのところ昭和の外国人レスラーの訃報が続いており、このひと月ほどの間に、“
飛獣”ジミー・スヌーカ、“小さな巨人”チャボ・ゲレロ、“人間ゴリラ”ジョージ・
スチール、“ロシアの怪豪”イワン・コロフと一流どころが亡くなっています。その追
悼の意味を込め、スヌーカVSリッキー・スティムボート、スヌーカ&ブルーザー・ブ
ロディVSファンクス、チャボVS木村健吾、スチールVSサンダー杉山、コロフVS
天龍源一郎といったところをセレクト。スチールとコロフに関しては、勝ち試合の映像
が手元にないのが残念ですが。

 ではでは。




#9200/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #9199 ***
★タイトル (AZA     )  17/02/20  18:35  ( 23)
肉ジャガー   永山
★内容
 昨日書いた二月十九日の年を、昭和二十九年ではなく昭和三十年(一九五五年)にし
てるところがかなり多いので、こっちも自信が揺らいできた。そもそも、実際に体験し
た訳じゃないし。
 そこで、手元にあるプロレス関連の古い書籍に当たると、最初に手に取った本では昭
和二十八年になってた!
 いやいや、これも間違いです。まさか、専門書がこんな酷いミスをするなんて。
 他の書籍では軒並み、昭和二十九年に。初の国際試合と同年の十二月に行われた力道
山VS木村政彦が昭和二十九年と分かってるんだから、当たり前なんだけど、何だかほ
っとしたです。

 昨日テレビでやっていた「プラスワン」とかいうバラエティ番組で、閑散期の動物園
を盛り上げるアイディアとして、猫鍋に倣ってジャガーの檻に巨大な鉄鍋を置く、とい
うのをやってました。番組内では大成功扱いで、鍋に入ったジャガーの様をしきりに
「かわいい、かわいい」と言ってましたが……全然かわいらしく思えなかった。
 猫鍋にしてもかわいいとは思えないんですけど、まあ面白さは分かります。家庭内に
たいてはある、日常的な道具の鍋に、猫がぴったり収まる様が面白い。
 一方、ジャガー鍋は、鍋のサイズが大きくて、それだけで非日常感がある。そこへや
はり非日常的な存在であるジャガーが入っても、面白くないし、かわいらしくもないと
思うんですが……。
 やるんならせめて巨大な鍋を、人間にとってもっと日常的な物に置き換えるべきでは
ないかしらん。たとえば、バスタブとか。

 ではでは。




#9201/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/21  22:56  ( 21)
めくーるを巡るめくるめく想像   永山
★内容
 車に乗っているとき、ラジオから聞こえてきた「メクール」なる商品がロングセラー
になっているという話。途中からだったので、どんな代物なのか分からない。

・学生に売れている
・先生にもいい
・卓上タイプがまず発売され、後に携帯用ができた

 これらの断片的な情報から推して、文房具関連であることは容易に分かるのだが、そ
こからが進まない。「メクール」という名称から推測するに、何かをめくるのか、それ
とも目クールつまり眠気覚まし的な物か。後者だとしたら、始めに卓上タイプがあっ
て、次に携帯用が作られるというのはちょっとおかしい気がする。
 では前者だとしたら、どんな商品か? 学生や先生がめくるといえば、教科書だけれ
ど……わざわざめくるための道具が必要とは思えない。ページ自動めくり機があれば便
利かもしれないが、コスト面その他諸々からさほど需要があるとは考えづらい。
 ふと浮かんだのは、ポストイットのような付けたり剥がしたりが自由な付箋。あの手
の付箋の、何だか想像つかないないけど凄く便利な形状の物か?
 てな風に想像を膨らませてから、家に戻ってパソコンで検索してみた。
 ――全然違った(笑)。
 学生に売れているってことは、今の若い人は、指先が乾きやすいのかいな?

 ではでは。




#9202/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/22  22:14  ( 20)
ホームリングドラマ   永山
★内容
 麻耶雄嵩の「貴族探偵」シリーズが、フジテレビ系列でドラマ化されるのね。原作が
面白いので期待したいところですが、誰が貴族探偵を務めるんだろうと思ったら、相葉
雅紀かあ……。だいぶイメージがずれてるような。特に、声の質が問題になりそうで、
不安しかない。
 出演者の中に、生瀬勝久の名前があったので、生瀬の方がまだいいんじゃない?と思
ってしまった。

 ミステリとしては、テレビ朝日系列にてスペシャルドラマで放送予定の「そして誰も
いなくなった」にも期待。敏腕刑事を登場させるというオリジナルの味付けが、吉と出
るか凶と出るか? 番組の公式サイトの説明を読むと、敏腕刑事と言うよりも、名探偵
キャラっぽいのですが……。

 あと、プロレスが静かな?ブームなのか、テレビ朝日系の「豆腐プロレス」に続い
て、NHKでも単発ながら「あなたにドロップキックを」なるドラマが放映されるみた
い。イモトアヤコが主役ってことで、身体能力的には文句なし(笑)。
 実際のプロレス人気は、一応、男子の新日本プロレスが牽引していると思うんです
が、ドラマの方はどちらも女子プロレスという不思議。イケメンの若手男優がプロレス
ラー役をやるのはなかなかOKが出ないのかしらん?

 ではでは。




#9203/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/23  22:32  ( 16)
プラス車掌の前にクロ現+   永山
★内容
 NHK「クローズアップ現代+」、今日の放送分を何となしに見てました。テーマは
村上春樹。これまでにも何度となく取り上げられているでしょうけど、ファンとアンチ
の激しい攻防(?)まで取り上げるのは珍しいような。
 ファンの中には、発売前の新作について情報だけで“空想読書会”を開くような人達
もいるのね。内容をあれこれ空想するという楽しみ方はともかく、“読書会”って付け
るのは違うような気がしますが。
 で、思ったのは、空想読書会で生まれた物語が実際の作品の内容に合致していたなん
てことはまあないでしょうが、もし仮にとてもよい出来映えの物語になっていたとした
ら、著作権はどうなるんだろうって(笑)。
 アンチ側の楽しみ方もユニーク。村上春樹っぽい文体であれやこれや書いてみるのが
流行ってるんだそうで。カップ焼きそばの作り方を村上春樹風に書いてみる、とか。番
組で紹介されたそれは、あんまり面白くなかったけど。
 あと、アンチの例として登場したレビュアーの男性が、コメント中に「けんけんがく
がく」を使ったのは、何かしら意図的なものなのだろーか。

 ではでは。




#9204/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/24  19:41  ( 21)
浮揚魔術が必要   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第八話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 緩やかながら下降線を描いているなあ。元々期待値が高いとは言えないから、ちょっ
とでも下がると、だめな話に思えてくる。
 今回の依頼は、窓から放り投げてしまった指輪探し。しかし依頼人は詳しい情報を出
そうとしない。何か曰くありげだ。と、ここまではよかったのだけれど、そのあとが腰
砕け。依頼人が情報を出さないのは、己に課した“賭け”であり、それ以上の意味はな
し。その思い入れ具合が、視聴者に伝わって来なかった。何で、指輪の形状すら伝えず
にその指輪を見付けられたら賭けに勝ったことにしよう、と思ったのやら。依頼人のキ
ャラが独善的に映り、これでは感情移入のしようがない。
 今回のストーリーにはもう一本の柱があって、超能力師事務所の事務員にスポットを
当てていた。こちらも指輪探しがテーマとして与えられていましたが、この程度ならど
ちらか一つに絞ってもよかったのでは。
 そして、相変わらず、所長が乗り出すとあっという間に解決するパターン。バランス
が悪いこと甚だしい。
 所長の妻が何らかの病気にかかっているらしく、そのせいで多忙なのかと解釈できる
のだけど、普段の言動からはそこまで忙しい様子は微塵もなく、いまいちぴんと来な
い。
 予告の映像を見ると、次回は殺人が起きるみたい。ようやく、本格的な事件か?

 ではでは。




#9205/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (sab     )  17/02/24  20:06  ( 21)
村上春樹のニューす    ぴんちょ
★内容                                         17/02/24 20:09 修正 第2版
夕べはたまたま夜勤で
普段は見ないテレビを見たんですが。
村上春樹のニュースは、新潮社の宣伝だと思いましたね。
よくテレ東などニュースなのか宣伝なのか分からない
番組をやっていますが。
ガイアの夜明け
カンブリア宮殿

など。
ああいう類いだと思いました。
再来月あたりには又吉の第二作が
三島賞を取りそうです。
とにかくなんとしても売らないと新潮も厳しいのだと
思います。あと驚いたのは
村上龍と桐野夏生は夫婦で
息子が御徒町かいと?
まあ本当だったら似合いの夫婦ですね。



(格安スマホより)




#9206/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/26  21:47  ( 22)
別名KOコックス   永山
★内容
 また昭和の外国人プロレスラーの訃報が。ボブ・スウィータン、昔は国際プロレス参
加が決定していたのを日本プロレスが妨害して横取りしたほどの期待の強豪?扱いだっ
たけれど、実際のランクは中堅の少し上ぐらいかな。国際プロレスに再来日したときの
試合がDVDソフトにいくつか収録されているから観たいんですが、今、手元にそのソ
フトがなくて残念。ホセ・アローヨとの試合は、スタイルはあんまり噛み合ってないけ
ど、意外といい勝負だった。最後はUWFに来て、前田日明や高田延彦とも対戦してい
ましたが、どんな展開だったんだろう……。合掌。

 プロレスのソフトと言えば、ジョニー・セイントの試合が観たいなと。来日した当
時、既におじさんという佇まいで、軽量だったし、全然注目していなかったのですが、
最近になって古本屋で買った雑誌『G SPIRITS』に詳しい経歴とインタビューが
載っていて、非常に興味を持ったです。英国ではトップクラスの軽量級選手で、ロイヤ
ルマジックと称されるテクニック&ムーブが売り。小さなヴォルク・ハンのイメージ
か? ぜひ観てみたいものです。
 てことで、動画サイトで検索すればそこそこ見付かるんですが、権利関係が気になる
もので、後ろめたさが先に立つ。海外ではDVDソフトが正規に販売されているようで
すし。海外物を輸入販売するサイトがありますが、高価なのと入荷まで時間が掛かるた
め、躊躇しちゃう。
 となると、来日時の試合を収録したみちのくプロレスのソフトを買うのが手っ取り早
いんですが……二試合のために、全額払うのも惜しい気がして(汗)。

 ではでは。




#9207/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/27  20:47  ( 24)
これも一種のネタバレ   永山
★内容
 第八十九回アカデミー賞授賞式でハプニング。作品賞発表の際に作品名を間違える。
 何でそんなことが起きたのかと不思議でしたが、封筒の渡し間違いが濃厚だそうで。
作品賞と主演女優賞それぞれの封筒が入れ替わっていたとか。
 今までアカデミー賞授賞式をしっかり見たことがなかったので知りませんでしたけ
ど、個人の賞でも、封筒の中の紙には作品名のみを書いているの? さすがにそれは変
だと思い、このハプニングを伝える記事をいくらか当たってみたら分かりました。主演
女優賞は女優の名前が書いてあって、そのすぐあとに作品名が付記されてたそうで。プ
レゼンターの一人も封筒を最初に見た時点でおかしいと感じたのか、すぐには読み上げ
なかったとのこと。
 式の模様がWOWOWで再放送されるから見てみようかな。

 NHKスペシャル「又吉直樹 第二作への苦闘」を視聴。
 取り立てて言うようなことは、“さほど”なかったのだけれど、とりあえず、テレビ
カメラの密着をよく許可したなあと。
 一人で創作に取り掛かっている部屋に、カメラが入った上に、時折話し掛けられる。
そんなことされたら、書けるものも書けなくなるんじゃないかって気がしたんですけ
ど、そこは芸人ならではの性質なのかしらん?
 番組中、面白いと感じた点も、又吉直樹が芸人であることに関係してる。作家・又吉
が師と仰ぐ作家とのやりとりでもらった意見がそれ。と言っても、正確な言い回しを覚
えていない(汗)ので、チェックは再放送待ちですが、芸人と作家の両方で結果を出し
ていること自体が、作家として書くものによい影響を与えるのではないか、みたいなニ
ュアンスだったような。

 ではでは。




#9208/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/02/28  21:29  ( 18)
壁に歯あり窓に目あり   永山
★内容
 昔のプロレスの映像を観ていると、実況アナウンサーが「目には歯を」と口走ってい
て、笑ってしまった。報復の程度が同じじゃないことになるのね。自分の小説に使いた
いわ。キャラクターを表すのによさそう。
 ナンセンスなのでいいのなら、比較的思い付きやすいかな。単純な組み合わせで、
「二階からぼた餅」とか「掃き溜めに鶴は千年」とか……。

 NHKの歌番組を見ていたら、沢田研二の「勝手にしやがれ」を今風の若い男性グ
ループが唄うところになりました。それで、出だしでいきなり“窓際に寝返り打って〜
”と言ったから、ずっこけそうに。
 窓際で寝返り打ってもし窓が開いていたら、落っこちそうで危ないよね。
 推理小説やアニメ「名探偵コナン」等でそういうトリックもあったと記憶してるし
(※被害者に何らかの手段によりベッドと窓の位置関係を錯誤させて、転落死せしめる
殺人トリック)。
 この曲の歌詞に、“寝たふりしてる間に〜 出て行ってくれ〜”というくだりがあり
ますが、そこの部分が“ネタ振りしてる間に〜”と聞こえた……というようなことはな
かったです、はい。

 ではでは。




#9209/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/01  21:56  ( 25)
空飛ぶ凶器   永山
★内容
 先日、国内初のドローン墜落による人身事故が報じられていました。
 例によって、ミステリのトリックに応用できないかを考えると……まず、他殺に見え
る事故、でしょうか。操縦者が一人で密かに大型ドローンを飛ばしていたところ、操縦
者自身に機体が落下し、打ち所が悪くて死亡。しかもドローンは傍らを流れる川に沈
み、コントローラも弾みで同じく川へ。これくらい偶然が重ならないと成立しないネタ
は、あんまり使いたくない(苦笑)。
 意図した上での他殺となると、確実性が求められるから、複数のドローンをプログラ
ミングして同時に落下させるか、あるいはドローンそのものに重量のある物を運ばせ、
ターゲットの上から落とすか。宅配ドローンて、どのぐらいの重さを運べるのか知りま
せんけど……。
 ドローンのプロペラで人体を傷付けるというトリックは、思い付きやすいのか、ディ
スカバリーチャンネルの人気番組だった「怪しい伝説」でも実験していました。大型ド
ローンなら、頸動脈を傷付ける可能性はあるという結論だったかな。ただ、狙って殺せ
るものではないと思われるから、ミステリで取り上げるのなら、少なくとも鋭利な刃物
か毒を塗った針を機体にセットしなくちゃいけないかしらん。反面、いかにも殺人道具
っぽくなるのは、作品としての面白さを損ねる気がしないでもなし。
 殺人目的から離れた方が、よいアイディアが出るかもしれない。たとえば、遺体や凶
器の移動。ドローンで切断遺体もしくは凶器を遠くに遺棄することにより、犯人のアリ
バイが成立するという構図は、少なくとも小説上では説得力を持たせ得る。
 密室作りに用いるというのは、自分は既に使ったけど、逆手にとって、ドローンを捨
てトリックに配置する方が、ミステリ的にはよい出来になるかも。その場合、別の密室
トリックがいる訳ですが、バカミスっぽいピタゴラスイッチ的なトリックが、ドローン
とのコントラストで結構似合いそうな予感(笑)。

 ではでは。




#9210/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/02  21:42  ( 25)
矛盾と思われた点が実は伏線だったとなることに期待   永山
★内容
 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第三話
を録画視聴。敢えて分かりにくく書きますが、それでもネタバレ注意。
 一話と二話を観終わった時点では結構面白く、続きを楽しみにしていたのですが、三
話目にして方向性の違いを感じることに。何となく、徒に込み入った展開にする西洋ド
ラマの悪い癖が出始めたかなと。
 いや、その癖がきちんと計算され、効果的に出されて、なおかつ視聴者をもてなすこ
とに貢献していればかまわないんですけど、本作第三話に見られた展開は、混乱させる
要素ばかり強くて、面白さはほとんど感じなかった。計算されたものかどうかは、現段
階で分かるはずがないので置くとして、効果的かと問われると、謎が深まったというか
こんがらがったという意味では効果を上げたかもしれないけれど、辻褄が合わないんじ
ゃないの?という臭いを感じ取ってしまった。杞憂に終わればいいのですが。視聴者を
もてなしているかどうかは、まあこういうのが好きな人もいるでしょうが、ミステリと
しての面白さは増していないと思うので、個人的には×です。
 警察が規律に関して割と緩いのは、物語としてある程度許容するとして、DNA鑑定
の結果が出ればはっきりするのに、それを待たずに肉親を連れて来るとか意味が分から
ない。さらに、友達の弟が森で行方不明になるという大事件が起きているのに、仲間二
人は大事な目撃情報を隠したままってのも理解しがたい。殺したと自称する男がじきに
逮捕されたからと言い訳していたけれど、矛盾は明らかなのだから、仲間二人が目撃し
た事実を伏せていたのはおかしい。
 あと、いかにも犯人ぽかった男があっさり殺される流れも、行き当たりばったり感が
あるような。このタイミングで殺される必然性があるのやら?
 でも、ミステリドラマの最高傑作との声が少なくないそうですから、それを信じて最
後まで観るつもり。

 ではでは。




#9211/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/03  20:12  ( 26)
絵に描いた餅を見抜けない超能力   永山
★内容
 NHK媒体で放送のドラマ「スリル!〜赤の章〜」第一話を録画視聴。
 面白かった。シンプルだけど四十五分ほどの枠にちょうどよい感じ。ちょっとだけど
本格推理の風味が感じられるのもいい。役者もまずまず。
 悪い意味で気になったのは、「黒の章」で主役を務める、儲け第一主義っぽい弁護士
役のキャラ付け。五千円を詐取されるくだりが、弁護士にしてはあり得ないほど間抜け
で、この手の詐欺に関する知識もないらしいのが不自然だった。人を出し抜いてやろう
という意識がありありと窺えるキャラクターなのに、これはないだろうと思ったです。

 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第九話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 騙された! 予告映像から判断して、殺人事件が起きるものとばかり思っていました
が、フェイクでした。無論、作り手も視聴者を騙すつもりでそうしてるんだろうけれ
ど、はっきり言って気持ちのいい騙され方ではなかったなあ。
 その原因は、超能力師の能力に関して、説明不足な点が多いことにある。対象者の行
動が実は演技であっても、実生活における本物の行動と区別されることなく、心の中の
言葉として読み取られたり、残留思念として認識されたりする。そんな脆弱な超能力な
んてある訳がないと思うのが普通でしょ。一歩譲っても、演技と実生活の二通りが読み
取れなきゃおかしいと思う。
 事件のネタ的には、様々な酷い目に遭っている割に傷一つない時点で、すぐに察しが
付くレベルだったけれど、それでこちらのダメージが減じられるものでもなし。
 そして、前回に引き続いて、事務員の大活躍。確かにいかにも二時間サスペンスが好
きそうな外見をしているけれども、だからといって伏線もなしにそれをやられちゃあ興
ざめってもので。
 予告では、次回こそ殺人事件が起きるみたいだけど、もう本当に期待しない(笑)。

 ではでは。




#9212/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (GVB     )  17/03/04  17:16  ( 15)
メンテナンスのお知らせ 祭
★内容
 お知らせのところにはちょっと書きましたが、3/18(土)にサーバの切替を行います
ので9時からしばらくの間www.awcjapan.netにアクセスできなくなります。
 たぶん3,4時間くらいで終わると思いますがこればっかりはネット任せの世界です
のではっきりしたことは言えません。
 2008年に今のサーバに移りまして当時はそれでも一番安いコースだったんですが、
いまとなってはさらに安いコースができているのでそちらに移るわけです。なにしろ
こちとら中身はほぼほぼテキストですのでそんなに容量が要るわけでもなく。

 で、そのついでと言っては何ですが、このフレッシュボイスですね。ご覧のように
いま9212まで来ています。これが10000を越えるとどうなるかというと、どうなるか
よくわからないんですが変になることは請け合いです。
 まあ10000を越えるのはたぶん1年以上先ではあるんですが、せっかくの機会ですの
でサーバの切替と同時に今のフレッシュボイスを過去ログにしまして、新たに「フレッ
シュボイス2」を1番から始めます。
 よろしくお願いします。




#9213/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #9212 ***
★タイトル (AZA     )  17/03/04  20:28  ( 26)
Re:メンテナンスのお知らせ   永山
★内容
 サーバの切替手続きおよびその告知、お疲れ様です>祭さん。ありがとうございま
す。
 書き込み数の話。
 ほー、10000を越えたらどうなるか分からないと。昔々のAWCが隆盛を誇った
頃なら、「残り二週間で10000越えを目指そう!」運動が起きていたかもしれず
(笑)。もちろん、T/Oは禁止とか文字を適当に並べただけのような無意味な書き込
みは禁止とか、あるいは一人で連続して書き込めるのは3MSGまでといったルールを
決めて。
 そういえば、T/OとかMSGって、今でも通じるのかしらん? MSGはまだし
も、T/Oは見掛けなくなったような。MESも見ないなぁ。

 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第四話
を録画視聴。
 おー、よかった、持ち直した。ほっとしたよ(笑)。全面的によくなったとは言わな
いけれど、前回に比べれば、随分と整理されて道行きがすっきりした。それでもまだ新
たなキャラクターが二人、それも似たような挙動の者が登場してきたのは、スマートじ
ゃないなあ。現段階では謎めいた人物とは言え、似たようなキャラを新たに登場させる
に当たって、複数名を同じ回に出すなんてのは芸がないし、視聴者にも不親切じゃない
かいな。何話かあとにできなかったのかしらん。
 それと、初回から怪しい動きを見せている(主人公の幼馴染みの)スレイドってのが
いるんですけど、そろそろ何か方向性をちらっとでも示すべき頃合いなんじゃないか
と。このまま、作り手にとって都合のよい面だけを見せ続けて、謎解きに突入されたと
したら、観ている側はストレスが溜まる一方って気がするです。ミステリドラマを謳う
なら、フェアな雰囲気をもっと醸し出さないと。

 ではでは。




#9214/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/05  19:48  ( 24)
牢の中のLAW   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「ヒトヤノトゲ〜獄の棘〜」初回先行無料放送を録画視聴。
 刑務所が舞台のドラマで、囚人も刑務官も好き放題やっている、という程度の事前情
報で観始めました。
 冒頭で、主人公の刑務官になったばかりの若い男が、亡き父親も同じ職業だったこ
と、父親と同じ刑務所に勤めることが示されたので、父親が残したノートか何かに、仕
事上の謎めいた書き込みがあるのを見付けて、その秘密を探るために同じ職場に勤務す
ることを望んだのかなと想像したのですが……外れでした。
 外れではあったけれど、初回らしく細かなエピソードが山盛りで、なかなか楽しめま
した。描写はくどくなく、また、つなぎの場面の省略が割と大胆になされているので、
すっきりしている。
 ミステリとしての仕掛けは今のところ感じられませんが、社会派ドラマ的な問題提起
と言ったら大げさかな、矛盾を表現している箇所があって、少々考えさせられます。
 そんな第一話を観て引っ掛かりを覚えたのは、主人公が父の死が“事故死”だとは知
らなかったらしいこと。これはまあ、話が進むに従って、解かれていく可能性大ってこ
とでよしとしましょう。
 もう一点、気になったのは、施錠の有無。詳しい規則を知っている訳ではありません
が、牢屋に行く途中にある格子型をした扉の錠を、刑務官が持参した鍵で開けて通る
シーンがあって、そのあと扉は開けっ放しみたいに見える。西洋のドラマだと、遠隔操
作の半オートメーション化されていて、許可された人物が通ったらすぐにまた施錠する
というイメージが強いのですが、どうなんだろう。日本と外国とでは違う、あるいは施
設によって異なるということは充分に考えられますが……。あるいは、後々、脱走が起
きるということを示唆しているのかしらん。

 ではでは。




#9215/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (sab     )  17/03/06  03:58  ( 12)
夜勤の仮眠で眠れない
★内容
というのも、まだ2ちゃん上の情報なのだが
拙作短編が文●界の最終選考一歩前まで行った
と聞いて、
やっぱ俺には才能がある、
長編sfは一次にもひっかからず最近うつ状態だったのだが
純文学短編なら上位1%ぐらいの
ポテンシャルあり、
と興奮しています。

もっとも実際の誌面で確認しないと
ガセかもしれないのだが。
ガセじゃなかったらどっかに晒します。




#9216/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/06  20:48  ( 26)
通貨と落銭   永山
★内容                                         17/03/06 20:51 修正 第3版
 純文学の賞関連については全然詳しくないので調べてみましたら、中間発表の載る雑
誌は明日7日発売予定なんですね。他人事ながら確認したいけど、九州にいるときはな
かなか書店に行けないもので……。ともあれ、自信は大きな力になると思います。

 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第五話
を録画視聴&ネタバレ注意。
 結構よかったというか安定していたとは思うのですが、腑に落ちない点もいっぱいあ
る。特に、最初の被害者である女性の娘が関係ありそうだと分かった時点で、すぐにで
も調べるのが常道だろうに、何となく放置されたまま。予告映像から判断すると、その
辺りの諸々は次回に割り振ったのか? それならそれで、「探してるけれど見付からな
いんだ」的な台詞を入れておけばいいのに。
 続いて第六話。ネタバレ注意です。
 上で触れた娘が見付かり、そこからが怒濤の展開。色々なことが明らかになると同時
に、これまで引っ掛かっていた数々の点にも説明がなされ、一応、すっきりしました。
 面白くなくはないけれど、そこ、秘密にするか?というような作り手の都合が感じら
れる伏せ事が多いのが難点かなあ。秘密と言えば、スレイドが用意していた秘密の隠れ
家、準備がよすぎるような。シェルターを運営しているくらいだから、誰にも見付から
ぬよう逃げ込める隠れ家も普段から用意しているのか。
 あと、敵役の一人がいつの間にか寝返っていたけれど、その理由がいまいち理解しが
たい。こんな理由で裏切ったら、即座に始末されそうな気がするけれども、うまいこと
逃げていたのかしらん。
 敵役が詐欺・脅迫用として使っていたホテルの一室、殺しの痕跡で血塗れになったま
まだったけれど、殺人発生からこっち、誰も(詐欺に)使わず、来もしなかったのか?
 と、細かい点を気にしなければ楽しめるレベルでしょう、今のところ。

 ではでは。




#9217/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #9215 ***
★タイトル (sab     )  17/03/07  15:53  (  6)
がっかり
★内容                                         17/03/07 15:54 修正 第2版
文●界3次通過の件
ガセでした。
まぁ、もう年齢的に短編の純文学は無理
と分かっていたんだが。

それにしても見事に釣られたものだ。




#9218/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/07  20:52  ( 30)
無無骨な武人   永山
★内容
 がせとは酷い>文○界の件。
 気持ちを切り替えていきましょう。

 WOWOWで放送の中国歴史ドラマ「三国志〜趙雲伝〜」初回先行無料放送を録画視
聴。一応、ネタバレ注意と言うことで。
 日本人の特に男性に人気があるとされる「三国志」物です。たいていは劉備か諸葛孔
明を主役に据えた物が多いと思いますが、他では関羽と曹操も観たことがあります。孫
権もありましたが、あれは呉という国が主役だったような。
 そこへ持って来て、今回の主役はタイトルから分かるように趙雲子龍。私のこれまで
の印象では、孔明が最も信頼を置いた武将で、物語・三国志における活躍には目を見張
るものがある、といったところ。その趙雲が孔明や劉備らと出会う前の時点から始まる
ドラマってことで、興味津々。
 で、第一話の感想は……画面が明るくてきれいすぎて、何だか三国志っぽくない。ワ
イヤーアクションの多用で、特撮物めいている。主役を始め、今風の二枚目揃いで、違
和感がある(武人として弱そう)。
 まあ、本格的な戦闘はまだまだ先のことになるでしょうから、画面の明るさ云々はそ
の辺りを待つとして。ワイヤーアクションは減らして欲しいな。ただでさえ軽く見える
武具が、いっそう軽くなる感じ。あ、呂布の格好がチョウチンアンコウを模したちんど
ん屋みたいで、笑ってしまいましたが、ちゃんと検証を経た服装なんでしょうか。イケ
メン揃いなのは、一時流行った韓流ドラマっぽくて、その流れを汲んでいるのかしら
ん。
 物語としては、趙雲の父・趙安が董卓の手による者達に襲撃され、命を落とすとい
う、動機付けとなるエピソードが描かれ、同時に、行動の目的となる二つの剣の意義と
重要さを示していました。なかなか手際がよいのですが、反面、やや子供向けの雰囲気
も漂います。“二つの剣が揃えば何でもなせる”的なところとか。
 あんまり真面目に受け取らず、気軽に観て楽しむのがよさそう。何にせよ、他の有名
キャラクター達がどんな風に描かれるのかという興味もありますので、最終回まで観続
けることはほぼ確定です。

 ではでは。




#9219/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/08  20:13  ( 34)
残された二回   永山
★内容
 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第七話
と八話を録画視聴。例によって多少のネタバレ注意です。
 七話の方は、直近の第六話で大いに盛り上げたせいか、やや停滞気味。新しくバック
パックの侵入者が登場するも目的や正体ははっきりせず、しかも主人公らの行く先々
に、まるで待ち構えているかのごとく現れる。これだと、話をかき回すために登場させ
たように見えてしまう。
 他にも、刑事の父親が二十年前の少年失踪を、我が子(現在は刑事)の仕業だと考え
て色々と隠蔽していたことや、失踪当日に少年が持っていたのと同じ本がある男の敷地
内から掘り出されるも、それは復刻版で当時の物ではないと判明するくだりや、スレイ
ドが起こした最初の殺人の遺体が見つかる流れ等、本筋と関係あるように見えて関係な
いという、露骨な尺稼ぎとしか思えません。
 唯一、出入り口が一つしかないビルに、バックパックの人物を追い詰めて、警察が大
勢で捜索するも、怪しい者は見付からないまま終わる、という流れが、何だか本格ミス
テリの謎を彷彿とさせて軽い興奮を覚えました。が、状況説明が割と曖昧なので、きち
んと謎解きをするつもりがあるのかどうか? だいたい、追われていた不審人物は通し
て、追っ手である主人公を通せんぼする警備員?二人組の動きが不自然で、極めてご都
合主義的。もしもきちんとした謎解きがあるのだとしたら、使えるトリックは限られて
きて、容疑者も一挙に絞り込めるけど……伏線がないなあ。
 続く第八話は、残り三話となったせいか、進み具合が少し早まります。と言っても、
前半はやはり回り道あり。失踪少年を殺したと自白して有罪判決を受けた男(連続殺人
犯)が、今になって遺体の埋めた場所を教えると言い出す。で、掘り返してみると確か
に子供の白骨遺体が見つかったが、性別は女だった……こんな展開、面白いのかなあ。
二話に跨ぐ形ならまだしも、エピソードを出してすぐに拍子抜けするような答を示すの
は、どうかと思う。バーで、ヒロインが睡眠薬を盛られて危機一髪になる辺りも本筋と
は無関係。もしかして、このドラマ、放送をしてみたら予想以上に評判がよかったの
で、脚本を追加したのか? そんな風に考えてしまうぐらい、つぎはぎです。
 何だかんだあって、服役中の連続殺人犯の信奉者らしき女性が、殺人犯の手伝いをし
ているらしいことが分かり、刑事が主人公らと非合法な手段で色々と調べる。その結
果、女性が借りていた貸しコンテナから、殺人犯が自らの犯罪を記録したと思しきビデ
オテープ等が見付かる。その中には、失踪少年の名前がメモされたテープも……という
ところで次回に続く。うーむ、盛り上げるのはうまいけど、肩透かしもこれまで観てき
て顕著なので、期待せずにいます。

 ではでは。




#9220/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/09  20:36  ( 29)
佐7と10郎と誰とで三つ巴?   永山
★内容
 BSジャパンで放送の時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」第十一話『捕物三つ巴』を録
画視聴。今回も完全にネタバレ注意です。
 佐七と痴話喧嘩をして家を飛び出したお粂は、林道で大八車を引く小柄な男とぶつか
る。弾みで荷の蓋がずれたことで激高した男に、お粂は襲われるが、危機一髪のところ
で、眉目秀麗な若衆に助けられる。荷からは若い女の死体が転がり出て、男は逃亡。若
衆も男を追って、見えなくなってしまった。お粂は若衆が落としたと思しき手紙を拾っ
た後、佐七らに事の次第を伝える。
 ほどなくして、被害者は、長崎から江戸公演にやって来た南京手妻一座の一員・松鶴
と判明する。座長の話では、松鶴の双子の妹・竹翠も姿が見えないという。その矢先、
一座を贔屓にして同行していた長崎通辞の鵜飼高麗十郎が、自らの手で下手人を捕らえ
ると言い出し、佐七と捕物勝負となる。佐七が、一座が物置として借りていた廃屋に行
くと、すでに鵜飼がいた。彼の話では、姉妹を訪ねてきた若衆がいるという。お粂の話
を思い起こす佐七の横で、廃屋を改めていた鵜飼は、衣装箱に模したからくりの小道具
の中に竹翠の死体を見付ける。傷口から、同一人物の犯行と考えられるが。――この辺
りまでで、全体の三分の一くらいだったかな。
 とりあえず、鵜飼を演じる西村雅彦が怪しい。怪しすぎる。キャラクターも見た目も
言動も怪しく、そして……そのまま鵜飼が犯人という、ある意味、裏を掻かれたと言え
なくもない結末でした。
 佐七と鵜飼の探偵対決を前面に押し出し(そう言えば、サブタイトルの割に三つ巴っ
ぽくなかったぞ)、死体運搬役と実行犯を別にするとか証拠を入手するくだりとか、
色々と工夫はしてるんですが、どれもあからさまに過ぎて、鵜飼から疑いをそらす役目
を果たせていない感じ。佐七が鵜飼を疑うきっかけが、鵜飼の最初の方の失言だし。ま
あ、日本と外国の対比がメインテーマだったと思われ、そこそこうまく表現できていま
す。
 あと、横溝正史作品にしては、双子を登場させておきながら、そこに何らミステリ的
な仕掛けを施すことなく、ただ消費した作りになっているのが、悪い意味で意外でし
た。念のため、原作に当たった方がいいのかな?

 ではでは。




#9221/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/10  21:07  ( 28)
同時並行と時間物   永山
★内容
 NHK媒体で放送のドラマ「スリル!〜黒の章〜」第一話を録画視聴。
 「スリル!〜赤の章〜」と対をなす物語と聞き、面白い試みだなと期待を膨らませま
したが、第一話をそれぞれ観た限りでは、さほど互いが組み合っているというか連携し
ている感じじゃないのね。共通の登場人物が顔を出し、シーンのつながりを想像させる
程度か。そもそも、事件を解決したのはどちらも同じ人物で、これでは赤と黒に分ける
理由が乏しい気もするです。
 内容面は、悪くはないけど、よくあるトリックやネタの応用が目立って既視感が強
く、やや平凡か。現段階では「赤の章」の方が好み。シリアスな役が多い(とされてい
るらしい)山本耕史が、とぼけた小悪党的なドジ弁護士を演じるのが見所か。
 進むに従って、この形式を利用した仕掛けが炸裂することを期待してます。同じ事件
を扱いながら、赤と黒とでまるで違う話になるとか、赤の事件の裏で黒の事件も同時進
行していたとかの。

 WOWOWで放送された実写映画「僕だけがいない街」を録画視聴。ぼかして書きま
すが、ネタバレ注意です。
 えーと。観た人のほとんどが、作中に出て来た雛月の決め台詞を口にするかもしれま
せん。「馬鹿なの」と。
 原作漫画を読んだ人やアニメ版を観た人なら尚更でしょう。
 おかしな点はいくつかありますが、細かいことはどうでもよくなるぐらいに大きな改
悪が終盤に。ちょっと検索しただけでも、数多くの人から指摘されているようです。
 小学生時代に戻った主人公の悟が犯人にやられるシーンまでは、それなりに整合性を
保って、演技や演出も結構いいんじゃないのっていうレベルだったのに、その直後にど
うしようもなくなります。
 何故、この脚本で行こうと判断したのか、関係者に聞いてみたい気がします。
 他に敢えて言及するとしたら……映画版における題名の解釈が、私がアニメ版を観始
めた頃の予想と被ってた(笑)。

 ではでは。




#9222/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/11  19:59  ( 73)
残された不満   永山
★内容
 WOWOWで放送の海外サスペンス「ザ・ファイブ――残されたDNA――」第九話
と最終話を録画視聴。完全にネタバレ注意です。最後ってことで、この二話分だけです
が展開を割と詳しく追ってみます。
 連続殺人犯が犯行を記録したテープの数々を見付けられたことで、ようやく真相を語
る。大勢子供を殺してきたが、ジェシー(失踪少年)だけは殺せなかった。狙いを付け
たのに、唯一失敗した。父親だという男が現れて、ジェシーを連れて行ったから。警察
はジェシーの父親・アランに疑惑を向ける。アランは父親にもかかわらず、ジェシーの
DNAが新たに検出された当初から、ジェシーが生きているはずないという態度でい
た。だが、取り調べに対し頑なに否定、結局釈放。その後、アランから採ったDNAと
ジェシーのDNAを比較したところ、実の親子関係にないことが判明する。刑事がアラ
ンの妻を問い質すと、近所のフランクという男性と関係を持ったことを認める。自らの
不注意で娘二人を事故で亡くし、妻とも離ればなれになったフランクの憔悴ぶりを見て
いられず、同情心から寝たが、すぐに後悔したという。では、連続殺人犯が見た「父
親」とは、アランではなく、フランクなのか? ジェシーの兄のマークや刑事は、失踪
事件の二年後に引っ越したというフランクに会いに車を飛ばす。一方、殺人事件の捜査
本部では、医師の助言により、ジェシーの血が付着していた絆創膏が、医療機関で使わ
れる物だと分かる。献血車がクロースアップされ、殺人当日に献血者が出ていた場所周
辺の防犯カメラの映像が徹底的に調べられる。そこには、ビルで消えたバックパックの
男が映っていた。そしてその顔は、警察で分析官として働いているカールだった。
 フランクの居場所を突き止めたマークらは、フランクが病で床に伏しており、先が長
くないと知る。そんなフランクが罪滅ぼしにと語り出す。二十年前、森で兄のマーク達
とはぐれたジェシーが、怪しい男に声をかけられているところに遭遇したフランクは、
父親として男の前に立ち塞がり、ジェシーを守る。だがその後、ジェシーをアラン宅に
連れて行かずに、自分の家に招いた。そしてそのまま、ジェシーに別の名前を付けて、
遠く離れた地にある祖母が遺した家で育て始める。ジェシーの捜索にも素知らぬふりを
して加わったフランクは、二年後に完全に引っ越して姿を消す。フランクとカールは親
子として何の問題もなく暮らしてきたが、あるときカールの職場で思わぬ事態が起き
た。
 他方、捜査員はカールの行方を探すが分からない。彼の同僚を強引に問い詰めると、
すぐに白状した。最初の殺人現場に二人で駆け付けた際、カールが絆創膏を剥がれたこ
とに気付かず、さらに同僚がその絆創膏を証拠物として保管・分析した。警察関係者の
DNAはデータベースに登録されていないが、行方不明者は登録されている。ヒットし
た人物の顔写真を見たカールは、それが自分の子供時代の物だと思い出す。カールは育
ててくれたフランクに詰め寄り、事実を知った。カールは捜査を攪乱するために第二の
殺人現場にも、自らのDNAを遺す。マークに追われてビルに追い詰められたときは、
特徴的なバックパックだけを窓からごみ収集ボックスに投げ入れると、緊急招集され大
挙してやって来た警察の面々に紛れ、あたかも自分も駆け付けたように装った。
 カールを探していたマーク達は、彼が森で行方不明になった場所にいるのを見付け
る。二十年ぶりに再会を果たした兄や両親(母と育ての父)の前で、自暴自棄になって
いたカールだが兄の説得を受けて、家族の輪に戻る。――こんな具合で終わりました。
 うーん。“最高傑作”の冠には遠く及ばないなあ。佳作に引っ掛かるかどうかのレベ
ルではないかと。どう甘く見積もっても、偶然の多用が気になる。
 はぐれたジェシーをフランクが見掛けて、あとを追うのは分かる。殺人犯に声を掛け
られるが、犯行前に助ける。これもまあいいでしょう。ただ、殺人犯がフランクをジェ
シーの父親だと言ったのには、首を傾げたくなる。捜索状況を伝えるテレビにアランが
父親として出ており、その様子を殺人犯は視聴したに違いないのだから。
 そのあと、ジェシーを自宅に連れ帰って、しばらく過ごすんですが、ここが決定的に
おかしい。少年が行方不明になって、その母親はジェシーの父親が実はフランクかもし
れないと分かっている。だったらフランク宅も調べるでしょう。でも調べられることな
く、フランクはジェシーを祖母宅へ連れ出します。まだ捜索が続いているにもかかわら
ず、見咎められことなく、うまく行きました。偶然です。その後、成長するに従って、
フランクはカール(ジェシー)を学校に入れ、最終的には大学まで卒業させています。
英国では子供を学校に入れるのにどんな書類が必要なのか知りませんが、問題なくでき
るのでしょうか。
 他にも、アランがジェシー生存をあきらめきっていた理由が分からない。視聴者がア
ランを一時的に疑うようにするための設定だから、細かいことまで考えていなかったの
ではないか。
 カールが第二の殺人の現場に自身のDNAを遺す理由が理解できない。混乱させて何
の意味が? 根本的な疑問として、何で自分がジェシーだったんだと名乗り出ないのか
が分からない。フランクを守りたい訳でもないし。
 カールがジェシーだったことは確かに驚きだが、伏線不足。警察関係者の中に、条件
に当てはまる男が他にもいるかもしれないのに、その可能性を潰せていない。「あのこ
とに気付いていれば、カールがジェシーだという可能性が高いと分かったのに!」とい
う風な場面が欲しかった。というかそうじゃなければ、傑作の部類には到底入れられな
いと思うのですが。
 そしてもう一つ大きな問題が。殺人事件が、作中の警察にとって未解決で終わる。こ
れでいいの?
 まだまだ疑問点はあるのですが、この二話分以前のことなので、割愛します。
 そうそう、もう一つ驚いたのが、続編が作られるらしいってこと。本当の意味での続
きは無理だろうから、全く別のエピソードになるんでしょうね。家庭問題を抱えたレギ
ュラーキャラが一杯出て来ましたし。

 ではでは。




#9223/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/12  20:13  ( 25)
揺れる設定   永山
★内容
 昨晩と今朝未明、続けざまに最大震度三の地震に見舞われて、びくびくどきどき。
 阪神淡路大震災の発生以来、地震の揺れには比較的敏感になった気がするのですが、
3.11という日にこういうことが起きると、より強く意識してしまいます。意識する
のが悪いことではないでしょうけど、心臓によくない感じ。
 あ、鹿児島にいると、地震以外にも桜島などの噴火の可能性も頭をよぎります。

 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第十話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 今回の出来はひどい部類に入るかも。殺人とも事故死ともつかない案件について、警
察からすればとりあえず疑わざるを得ない人物を、超能力師事務所の面々は依頼人だか
らという理由だけで、疑うな捜査するなと言わんばかりに守ろうとする。しかも、その
依頼人は、ある女性の身辺調査を頼んだだけで、自分を守ってくれとは依頼していない
のに。警察が全て正しいとは思わないけど、ここまで理屈もへったくれもなしにやられ
ると、何だか気持ち悪い。所長は、依頼人の心を読んで全てを知った上で行動をしてい
るという理由付けはあったけど、それでも質が悪いと思うし、他の所員に至っては、よ
く知りもしない依頼人のことをただただ信じているだけ。警察の捜査の妨害までしてい
る。初対面の刑事が気に入らないとかですらなく、顔なじみでこれまでに何度か世話に
なったり協力したりしている間柄なのに。
 あと、このドラマの世界に、超能力を使える人間がどの程度の割合でいるのか、示し
てもらいたいな。超能力の使われた痕跡が現場から検出されたから、近くの超能力師事
務所を警察が訪ねてくるという行為に対し、所長がえらく怒っていたから。「うちの所
員だけが疑われるのは納得できない」みたいなことが言えるくらい、超能力者が世の中
に大勢いるのかどうか。

 ではでは。




#9224/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/13  19:56  ( 30)
急降下のスリル   永山
★内容
 NHK媒体で放送のドラマ「スリル!〜黒の章〜」第二話を録画視聴。完全にネタバ
レ注意です。
 滑り出しは、オーソドックスな推理物。食品会社の冷蔵倉庫で殺人事件が発生して、
容疑者として逮捕された男の婚約者が、弁護士の白井に依頼をしてくる、という展開で
す。
 何やかやあって、犯人はやっぱりこの男だと判明する。では、婚約者がどこまで知っ
ていて行動していたのかというと、全然知らなかったらしい。となると、犯人は婚約者
の行動を計算に入れて計画を立てるか、あるいは全く計算に入れずに独力で遂行しよう
とするかのどちらかになるはず。なのに、どっちつかずで無理が生じているような。
 一度捕まった犯人に(アリバイトリックが功を奏して)アリバイが成立し、釈放され
るのは、別に弁護士の手柄ではないので、婚約者の行動は関係ない。でも、犯人として
は逮捕されたままだとまずいので、自らアリバイを遅ればせながら思い出したというこ
とにして、立証してみせる。この辺りの流れが、作品としてはよく分からない。犯人の
男は何故、逮捕されそうになった時点でアリバイを申し立てなかったのか。婚約者がア
リバイ立証に貢献するストーリー展開なら、こういう流れはありなんでしょうけど。逆
に言えば、犯人がすぐにアリバイを申し立てていれば、白井に依頼が来ることもなく、
ドラマが始まらない。つまり、白井を物語に絡めるために、わざわざ不自然な流れにし
たように感じたです。
 加えて、犯人は、食品会社の食品偽装に積極的に関与しており、そのことを暴露され
ては困る。なのに自分が警察にお世話になっている間に、婚約者が白井に依頼に行き、
食品偽装の訴訟を起こす準備を始める。犯人にとって、状況が悪化しています。さっさ
とアリバイを証明しておけば、こんなことにはならなかったかもしれないのに。そして
最終的に、婚約者と白井を自殺に見せ掛けて殺害しようとする。本来は必要のなかった
殺人までしなくちゃなるなんて、何のためにアリバイトリックを用意して最初の殺人を
決行したのか、訳が分かりません。
 アリバイトリックを解くための伏線や犯人特定の段取りは、まずまずフェアでいいと
思います。ただ、このトリックを用いることで死亡推定時刻をどの程度ずらせるのか
を、犯人が正確に把握するには結構な困難を伴いそう。

 ではでは。




#9225/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/14  20:12  ( 27)
奇跡の一枚は褒め言葉?   永山
★内容
 「奇跡の一枚」で一躍有名になったアイドルが、「1000年に一人の逸材」とも呼
ばれていることを、最近になって知りました。
 ……千年に一人の逸材なのに、写真が奇跡の一枚でなければ話題にならないなんて、
アイドルファンはどんだけ贅沢なんだ。

 ニュースサイトの見出しに「動物に誤飲させ立ち去り批判殺到」「キツネにフィギュ
アを誤飲させそのまま立ち去る」等とあったから、てっきり、(動物園の)入場者がフ
ィギュアをわざと狐に飲み込ませたのかと思ったんだけど、記事を読むとそうではない
らしく、誤飲は飽くまで事故っぽい。もし本当に事故であるなら、「動物に誤飲され立
ち去り・」とかフィギュアを誤飲されてそのまま立ち去る」にすべきではないかいな。
もちろん、誤飲の事実を施設側に伝えずにいたのはだめだけど。

 WOWOWで放送のドラマ「銭形警部 漆黒の犯罪ファイル」初回無料放送を録画視
聴。
 共同製作された、日本テレビで放送済みのスペシャルドラマを観てからにしようと思
っていたのですが、結局、こっちを先に観てしまいました。そのせいか、一部、分かり
づらかった。けどまあ、物語を理解できないほどのものではありません。
 で、初回は前編と銘打たれていたため、事件の解決はやや半端なところで終わりまし
た。その時点までの展開は、極めてオーソドックスな刑事ドラマの趣で、特に挙げるほ
どの長所はなかったような。正直、銭形警部物じゃなかったら、途中で観るのをやめた
かも。
 銭形を演じる鈴木亮平に関しては、キャストの発表を知ったときは、え?イメージが
違うだろ、と思ったんですが、意外と行けますね。期待値が低かったせいもあるかもし
れませんが、頑張ってるなーという印象。ただ、若すぎるわ。ドラマ用なのか年齢が四
十直前となっているけど、それでも若い。

 ではでは。




#9226/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/15  20:09  ( 26)
かわは飲んでも飲まれてもいけない   永山
★内容
 永谷園が缶飲料「ビアードパパの飲むシュークリーム」の全国発売を四月下旬に開始
する予定だとか。
 そういう店があるとは全然知らなかったんですが、シュークリーム専門店ビアードパ
パのシュークリームに使われているクリームを再現した飲み物、だそうで。
 ……それって「飲むシュークリーム」と言うよりも、「飲むカスタードクリーム」な
のでは? それともシュー皮の食感もあるのか? とりあえず、飲んでみないことには
分からんですな。

 NHK媒体で放送のドラマ「スリル!〜赤の章〜」第二話を録画視聴&ネタバレ注
意。
 赤と黒それぞれ二話ずつを観て、やっぱり赤の方に力を入れているのかなと感じたで
す。赤の章の初回よりは落ちるものの、この第二話も結構凝った作りで楽しめた。
 トリックは、古典の部類に入るもので、いんちきの占い師や超能力者が登場すれば、
とりあえず真っ先に検討すべきネタ。なので、新味はないのですが、他の道具立てとの
組み合わせの妙で魅せたといったところか。ヒロインのノートの存在を、刑事が知る流
れは、後半につながるプロローグのはず(続きは新シリーズとかじゃなければ)。
 同じくトリックに関して、アリバイトリックは共犯者間による証明ってことで、その
時点で意味がないんですけど、どうせならアリバイの“証拠”とされた看板の靴跡も偽
物だと看破する趣向が欲しかった。たとえば、犯人の男は看板の高さまで足を上げられ
ない、とか。
 あと、ヒロインが占い師のインチキを試すくだりで、刑事に関する本当の情報を流し
ていましたが、本当の情報だと、占い師がその能力によって見通したという言い逃れが
できてしまう。嘘の情報でよかったのに、わざわざ本当の情報を流したのは、ついでに
刑事もやり込めてやろうという意図があったに違いない(笑)。

 ではでは。




#9227/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/16  20:41  ( 23)
(仮面ライダー+『酔拳』)×ファンタジー   永山
★内容
 WOWOWで放送の中国歴史ドラマ「三国志〜趙雲伝〜」第二回を録画視聴。今回も
一応、ネタバレ注意です。
 前回の終盤から、趙雲が銀色の面を被って鉄面侠と名乗り、一帯を力で支配する山賊
と敵対しています。さらに剣の件(苦笑)で、董卓の配下の者からも捜索されている。
一方で趙雲らは、もう一本の剣の持ち主を探している。しばらくはこの流れを基本に進
む模様ですが、所々に挟まれるエピソードがユーモラスな味付けをされているのが特徴
的。たとえば董卓の配下連中に、宿(家?)へと押し入られた趙雲は素早く身を隠し、
一人残った友人・柳慎の妹・フ児が応対するシーンでは、フ児が悲しい身の上話(作り
話)を聞かせて、部隊長の男を丸め込んで、ごまかすことに成功。その柳慎はもっと上
で、お笑い担当的なところがあって、探している剣の持ち主と間違えた若い女性に一目
惚れするし、結構腕は立つはずなのにその若い女性には一方的にやられる始末。
 趙雲はさすがにシリアスな役どころですが、仮面を付けて戦う辺りは、子供向けの特
撮ヒーロー物めいています。また、李仁定に弟子入りを志願するくだりなんかは、ジャ
ッキー・チェンの初期作品を連想させられ、やはりユーモラス。
 他には、王允とその養女の貂蝉が、打倒!董卓を目指して、まず呂布に接近するエピ
ソードも描かれましたが……何でこうなるのかいまいち分からん流れでした。貂蝉が密
書を秘めた流し灯籠を受け取り、そこへ踏み込んだ呂布なのに、割と簡単に疑いを解
く。さらに、王允は密書の内容を利して、董卓に取り入ることに成功するけど、目的を
同じくするいわば仲間を売る形になっているのが、何ともかんとも。
 依然として多いワイヤーアクション等と相俟って、微妙な出来映えだとは感じます
が、今風の三国志と思って観れば楽しめます、多分。

 ではでは。




#9228/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/17  20:06  ( 24)
幽霊の正体見たり超能力   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第十一話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 今回も先週と似たり寄ったりの出来映えで、決してよくない。気持ち悪くない分、ま
しかなという程度。
 依頼がいわゆるポルターガイスト現象の解明なんですが、超能力の存在が公に認めら
れている世界で、心霊現象は謎なのか?というのがまず疑問。他の心霊現象ならまだし
も、ポルターガイスト現象なら超能力の念動力等と被るからなおさら。しかも、調査す
る側も最初から超能力である可能性を考慮しているにもかかわらず、その調査方法が理
解しがたい。これまでの回では、超能力が使われた痕跡を数値で捉えられる計測器(ま
たは計測法?)が登場していたのに、今回は影も形もなし。何故、数値を測定しないん
だろ? 警察しか使えないのか? それならそれで、警察しか使えないってことを示さ
ねば。
 それから、超能力は普通、幼少期に発現するものであり、十七〜二十歳ぐらいで突如
超能力が使えるようになるのはおかしいという“常識”を理由に、心霊現象である可能
性を追ったようですが、その“常識”に例外があることもまた、調査側は知っていた様
子。だったら、その例外の可能性を先に検討すべきだろうに、何故か後回しにする。作
り手の都合が透けて見えるようです。
 あと、増山所長の妻に関する事件?も、やっと明らかな形で動き出しましたが、「彼
女の能力をある人物が狙っている」とする流れが、唐突で意味が飲み込めない。増山の
妻の能力って、謀略じみたやり方で狙うほどたいそうなものには思えない。以前の感想
にも書いたように、この物語世界での超能力の位置づけがはっきりしないのが、そもそ
もの原因ではないかと感じます。

 ではでは。




#9229/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/03/18  07:46  ( 32)
佐七の〆   永山
★内容
 復旧が遅れる可能性なきにしもあらずってことなので、念のため、早めに一日一書き
込みをば。

 BSジャパンで放送の時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」第十二話『音羽の猫』を録画
視聴。ネタバレ注意です。と言っても、今回は倒叙推理なので、犯人は冒頭から明らか
にされますが。
 江戸で偽金が見付かり、まだ手掛かりが何ら得られないでいた。そんなとき、佐七の
子分の一人である巾着の辰五郎が、親しい仲の遊女・お咲を殺した疑いで、岡っ引き・
鳥越の茂平次に捕まる。遺体のそばに辰五郎の煙草入れがあったのを証拠とされたのだ
が、辰五郎の話では、お咲を訪ねた折に忘れた物だという。佐七は茂平次に土下座まで
して、三日間の猶予をもらうと、真の下手人を見付けるべく奔走する。辰五郎が言うに
は、お咲のかわいがっていた白猫がおり、辰五郎が珍しい爪だからと面白半分に切って
しまった。その爪には金色の粉が一面に付着していて、調べてみると本物の金だと判明
する。白猫の飼い主らしいとして名前の挙がった、旗本の元囲い者であるお銀の屋敷に
出向くが、はぐらかされて大した情報は得られぬまま、行方知れずになっている白猫を
探すよう頼まれる。
 お咲の身辺を当たると、彼女には将来を約束した芳太郎という錺職人がいたが、二ヶ
月ほど前から姿が見えないという。行方を追う佐七だったが、芳太郎もまた死体となっ
て見付かる。首吊りに見せ掛けてあったが、他殺の可能性が高い。そして芳太郎の手の
爪にも、金の粉が。――この辺りまでが中盤。
 何だかんだあって、お銀が犯人として捕まる訳ですが、その決め手が、佐七が言わな
い内から、被害者の職業をお銀が口走ったから、というもの。無論、捕物作品におい
て、科学捜査を押し出す訳に生きませんから、こういった証拠や手掛かりが多くなるの
は仕方がないのでしょう。ただ、多すぎる。今回ドラマ化された人形佐七シリーズのエ
ピソードでも、繰り返し使われていました。さすがに芸がないと思う。この第十二話は
猫が出て来るのだから、そちらを証拠につなげるといった工夫の余地があるだろうに、
勿体ない。
 この十二話で終了となりましたが、続編は作られるのかな? 特に伏線や拾い残した
挿話はなかったと思いますが、佐七役の要潤はまだ見た目若いし、原作はたっぷりある
から、それなりの反響があればまだまだ作られそう。

 ではでは。




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