AWC 感想ありがとうございます 朝霧



#1599/3055 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  20/11/04  23:28  ( 89)
感想ありがとうございます     朝霧
★内容                                         20/11/05 13:07 修正 第3版
(今の名前は「朝霧」だったですよね)

夢乃さん、永山さん、感想ありがとうございます。

永山さん、誤字の指摘、ありがとうございます。
修正しておきます。
(今、へとへとなので少ししたら)

夢乃さんも永山さんも
謎解きがあっけない、という
感想をお持ちの様ですが。
小生も、事件の起きた吊り橋手前で
佐伯海里が全て解決してしまうのも
早すぎると感じていました。
改造するとしたら、
時任が牛タン弁当を食べられないのに
そんなものを持って来たのは何故か(※)
という疑問を持たれつつも
パンティーに生石灰を仕込む、
というのはばれずに済み、
そのまま事故扱いで、検死もなく
葬式となる。
そこで、ある弔問客が
「最近は日本酒の缶の底に生石灰が仕込んであって
温められる
」といい、
又別の弔問客は(季節を冬にして)
「ホッカイロを股に入れていたら低温火傷をした」
などと話していて、
それらの会話から、
海里は「牛タン弁当の生石灰をパンティーに仕込んだのだ」
と思い至り、
火葬にされる寸前にご遺体のパンティーから証拠の粉が出てきた、とか。
しかし※の段階で
「パンティーに生石灰を仕込む」というのが
大抵の読者には想像がつくのなら
そんなのに時間をかける海里はヘボ探偵ということになりますが。
だとしたら、亜希子から「時任が潮吹きとユーミンの
曲を結びつけた」
というのも葬式の席で明かされる
とかにすればいいのか、とも思いますが、
となると大改造になって面倒くさいという気もします。

※の段階で「パンティーに生石灰を仕込んだ」
というのは見え見えでしょうか?

スマホで打っているので乱筆をお許し下さい。
ありがとうございました。


追記。
その他の御指摘に対する弁明。

夢乃さんの、「次の方」の後に海里の描写が入るのは
つながりが悪いというご意見に対して。
小生の癖として、脳内で映像化して書く、というのがありまして、
書痙オヤジが喋る時に海里が写ったものですから、
説明してしまいました。
テキストで読むと間が悪いかも知れません。

永山さんの浦野が真犯人説ですが。
隠された設定として、浦野みたいな心理学修士が
snsに大勢いて、
そいつらは佐伯海里と同じ様に臨床心理士で、
臨床心理士は医師へのコンプレックスがあるので、
神経症患者にちょっかいを出す、
というのがありまして。
もしこの「条件反射殺人」をシリーズ化するとしたら、
入れ知恵をするのが毎回浦野では不自然で、
似たような心理学修士がsnsから都度出てくる、
という設定を想定しています。
という訳で浦野は入れ知恵はしても犯罪には関わらない、
という感じです。

あと永山さんの、牛タン弁当を持ち歩いているのは
不自然という御指摘ですが。
自分でもそう思うのですが、
「ガルシア効果はメントスのみならず牛タン弁当にも起こった」
というのを描きたくて
ああなってしまいました。

あと、永山さんの、条件付けがあんなに上手く行くのか?
という疑問ですが。
ガルシア効果には説得力があるのなら、
音楽に関するありがちな条件反射を出しておくのもいいかも、
と思いました。
例えば、軍艦マーチを聞くとパチンコ屋に行きたくなる、とか。

ではまた。




#1600/3055 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #1599 ***
★タイトル (AZA     )  20/11/05  18:43  ( 45)
レスと補遺>『条件反射殺人事件』   永山
★内容
※『条件反射殺人事件』のネタバレになっています。ご注意を。

 以下、空行を適宜入れておきます。
















レスと補遺>朝霧さんの『条件反射殺人事件』
 下着に生石灰を仕込む手口が読者にバレバレかどうか。
 バレバレは言い過ぎかもしれませんが、倒叙推理のスタイルを取っているので、どう
しても想像が付きやすいというのはあると思います。私の場合はくだんの場面で女子大
生が「熱い!」とか口走っていないので違うかもしれないと思いつつ、一応、仮説とし
て思い浮かびました(もちろん倒叙形式だからこそ思い浮かべることができました。通
常のスタイルのミステリとして描いていたのなら、いきなり真相に行き着くのは多分無
理です)。
 なので、事件(表面上は事故ですが)が発生した時点で、佐伯が閃かなくても別段へ
ぼ探偵ということにはならないでしょう。
 例として挙げられた葬儀の場面での会話がヒントになってというのは、いかにも推理
物らしくてよいと思います。
 こうして振り返ってみると、倒叙形式にしたのがもったいなかったなと感じます。時
任の視点を取るのは序盤だけにして、条件反射に関心を持っていることや殺意が形成さ
れる経緯を描き、そこからあとは通常のミステリとして綴っていく方が、トリックを活
かせる気がしました。

 今思い付いたんですが、トリックが発動して「熱がっている」のを夏の猛暑を「暑が
っている」かのように描写するみたいなことがうまくできれば、ミステリとして練度が
上がるかも。

 SNS上の心理学修士の設定はやはりお考えでしたか。
 毎回異なる、バラエティに富んだ条件反射トリックを用意できれば、連作短編シリー
ズとして成り立ちますね。でも難しそう……。(^^;

 ではでは。




#1601/3055 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #1600 ***
★タイトル (sab     )  20/11/06  15:20  ( 44)
御助言ありがとうございます     朝霧
★内容                                         20/11/06 17:21 修正 第3版
以下「条件反射殺人事件」のネタバレあり。


















佐伯海里がパンティーの中に生石灰を仕込んでいたことを
見抜けなかったとしてもヘボ探偵とは言えない
というのであれば
解決のシーンを葬儀場に移したものに
改造しようかとも思います。

しかし、倒叙なのに事件の全容が提示されず、謎解きがある、
というのも変な感じですよね。
そうなると途中までは時任の視点で、
謎解き(葬儀場)のシーンは佐伯海里の視点になるし。

ではまた。

追記。
やっぱり考えてみるとおかしいですね。
この作品のテーマは条件反射なのに
大団円で
生石灰をパンティーに仕込んだという
普通のトリックに変わっちゃっている。
ユーミンを聞いて潮を吹くというのは条件反射でも
生石灰をパンティーに仕込むというのは普通のトリックですから。
佐伯海里にしても臨床心理士だから条件反射トリックには詳しいとしても
普通のトリックの謎解きをするというのはどうなのか、
と思えますが。





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