AWC 「百の凶器 3」の読書会に乱入 ※微妙にネタバレ注意  夢乃



#345/3054 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (        )  18/01/26  13:04  ( 40)
「百の凶器 3」の読書会に乱入 ※微妙にネタバレ注意  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

「百の凶器 3」の読書会にて橋部さんからの議題(と言うのかどうか)、『名探偵が
孤立した環境に出掛けていく理由』について、作品の外から乱入してみたり。そんなに
たくさんのミステリーを読んでいるわけではないので、偉そうなことは言えませんが。

そもそも世の中には、どうしても名探偵を必要とする、というような難解極まる事件は
それほど多く発生したりしない。ましてや日本であれば優秀な警察でほぼ事足りる。
だから、「名」探偵と言っても、普段は事務所で暇を持て余すことが仕事に成り果てて
いるのではなかろうか。「伊集院大介の私生活」あたり、そのような印象が大きい。
であれば、「待ってましたっ」というような難事件が持ち込まれたら、簡単な依頼が
やって来る可能性など頭から追いやって、どこにでも出掛けてしまうのではないか。
まして、選り好みできるほどの数の難事件が一度に持ち込まれることなど、全くない、
と断言しても差し支えないと考えられる。
むしろ、作品中で名探偵が難事件を選り好みする場面が出てくるようなら、そのような
難事件が多発する社会を読者に納得させるべく、念入りに構築する必要があると思う。
つまり、名探偵が難事件を受けてのこのこ出掛けるのは必然であり、特別な説明など
不要である、と考える。

・・・長々と書きましたが、橋部さんの意見にはこのように反論したい(^^)

ついでに、これまでのところで見つけた誤字を。

1
思い出の地でR合宿 を→思い出の地で合宿を
おこで部屋割りを示すと、→ここで部屋割りを示すと、
想定しているのだかあ、→想定しているのだから、

3
この依頼を選択肢、他の依頼が→この依頼を選択し、他の依頼が
ここでj間を取るのもなんだから→ここで間を取るのもなんだから

4
写真のデータに もある。、その前に、→写真のデータに もある。その前に、
逆になった者が十 名、同じなった者が三名→逆になった者が十 名、同じになった者が
三名

毎度、細々とすみません。

それでは。




#347/3054 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #345 ***
★タイトル (AZA     )  18/01/27  20:48  ( 27)
探偵元気で留守がいい   永山
★内容
感想レス>夢乃さん
 拙作『百の凶器』を読んでくださり、改めてありがとうございます。
 さて、『百の凶器』内の読書会。
 “反論”には、メタ的な観点も含めて、ご尤もとうなずける部分は多々ありました。
それでも、名探偵が好むような難事件の依頼が来て、一も二もなく飛び付くのはやはり
困りものだと、敢えて言いたい(笑)。
 作中では触れなかったんですけど、名探偵が偽の依頼でおびき出されるケースが想定
できます。たとえば……かつて事件解決してもらって以降、名探偵を頼りにしているA
がいて、その兄弟BとCは、Aの財産を密かに狙っているとします。そのための犯罪計
画を立てたが、実行に移すには名探偵の存在が邪魔、気になる。排除するために、Bは
名探偵に、いかにも好みそうな架空の事件を用意し、依頼する。招かれて孤島にやって
来た名探偵を、Bが歓待する形で動きを封じ込める。その間にCはAに対する犯罪計画
を実行に移す。Aは窮地に立つが、名探偵を頼ろうにも連絡が付かない……こういう構
図だと、事件の解決が危うくなるだけでなく、後々、名探偵の評判にも悪影響が出る訳
で。
 なお、このことを作中で書かなかったのは、作中の橋部と同様の事情、つまりこれを
ネタにいずれ長めの作品を書こうと考えていたからにほかなりません(笑)。

 そういえば、伊集院大介シリーズの短編に、一日の内にいくつも事件を解決する話が
あったと記憶。確か、依頼を受ける形ではなかったですけど。
 ある意味、現実味のある“名探偵の一日”で、なかなかの佳作だと感じたです。

 誤字の手直しは、オンラインでやってる内に、ご指摘以外のものに気付いてしまっ
て、結構時間を要してしまった。「ロウソク」で統一していたつもりが、一部、「蝋
燭」になっていた箇所だけは認識してたんですが。

 ではでは。




#348/3054 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #347 ***
★タイトル (        )  18/01/28  17:58  ( 17)
「百の凶器 3」読書会の続き  夢乃
★内容
ども、夢乃です。

引き続き名探偵が難事件の依頼に乗り出す件について。

名探偵を偽の依頼でおびき出す、というのは固有のシチュエーションではあっても、
一般的な名探偵への依頼としては考慮する必要はないと思います。
それを抜きにしても、「名」探偵であれば、その偽の依頼にのこのこ乗ったようにして
その実それを見越して対策を立てているとか、或いはどんな罠があろうと跳ね除ける
自信を持ってその偽の難事件に当たるのではないかと。と言うより、名探偵であれば
そうあって然るべき。・・・というのは、私が名探偵を過信しすぎかもしれませんが。

話変わって、一日の内にいくつも事件を解決する伊集院大介の短編ですけれど、確か、
「伊集院大介の一日」だったような。短編集「伊集院大介の私生活」の一編だったと
記憶していますが、今、それが手元にない(実家のどっかにあるはず・・・)ので、
タイトルが違ったかもしれません。

それでは。




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