#7664/7701　連載
★タイトル (CKG     )  01/09/24  09:31  ( 41)
＠コラム��379　構造改革すれども景気回復なし　ヨウジ
★内容
春頃から既に景気の雲行きが怪しくなり
その後も次第に苦境を深めていたところ
９月１１日、米国での旅客機激突テロが勃発
低迷していた株価は急落し
とうとう１万円を割ってしまった。
テロで休止していたＮＹ証券取引所が１週間後に開かれると
米国の株価も連日じりじり下がり続け
結果的には大暴落となった。
今後の成長分野として頼みにしていたＩＴは
今は逆に景気の足を引っ張る程の不況業種と成り下がった。
失業率や企業短観も最悪の水準に悪化
米国も戦争を優先にしているから
経済が二の次になっている。
打つ手のなくなった日本経済。
小泉内閣が掲げてきた
「構造改革なくして景気回復なし」のキャッチフレーズだが、
この分では
「構造改革すれども景気回復なし」
になり兼ねない情勢になって来た。
それどころか日本は恐慌にさえなり兼ねない情勢だ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨウジ
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Ｐ．Ｓ．健康保険の自己負担を１割から３割に引き上げるそうだが、
　　　　国民には大きな痛手になる。
　　　　健康保険制度は財政の健全化ができるだろうが、
　　　　庶民は寿命を縮めて医療費を節約するか、
　　　　衣服費・食費等固定支出以外の消費を減らす以外にない。
　　　　すると消費税率を引き上げた時のように
　　　　景気が更に悪化することが確実だ。
　　　　これもまた「構造改革すれども景気回復なし」の原因となる。

　　　　まるで切迫感のない顔をした小泉首相。
　　　　しかし、打つ手もないのだが。