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★タイトル (AZA ) 21/10/02 01:38 (101)
真夜中の読了再び 永山
★内容 21/10/02 01:40 修正 第2版
読了報告>夢乃さんの『異世界転移 〜変貌を遂げた世界で始まる新たな生活〜』
4−9まで読みました。未読の方々はネタバレ注意です。
まず、気になった&引っ掛かりを覚えた箇所は次のような具合です。
@@引用開始(指摘付き)@@
途中から機関銃のように止まらなくなったマッド博士の勢いにマコは目を白黒さ
↑
私も使いがちなんですが、「機関銃のように止まらなくなった」っておかしくないか
なと感じることがありまして。まともな機関銃なら操作すれば止まる訳ですから。この
観点に立って上記の文を変えるとしたら、「途中から機関銃のように勢いづき、止まら
なくなったマッド博士のしゃべりにマコは目を白黒」辺りになるのかなと
マコは、魔力を操作する時、体表面に意識を集中している。大体の魔法は、体表面の
魔力を使うだけで事足りる。それで足りない時には体内の魔力を外に出して使う。
ここで魔法を使った時には体表面の魔力を使っただけだ。その時に脳が手を動かすの
と同じ反応を示したと言うのなら、体内の魔力を操作した時にはどこが反応するのだろ
う。
しかし、魔法を使う時に脳のどこを使っているか、などは自分にとってはどうでもい
いことだ、とマコは考え直す。手を動かす時に脳のどこを使っているか、など知らない
のだから。マッドサイエンティストには必要な情報かも知れないが。
↑
長くなりましたがこのブロック、時の使用頻度が高くて気になったです。気にしすぎか
もしれませんが
マコもフミコの手を引いて促した。何が起きているのか判らないものの、何か起きて
いるのは確かなようだ。二人が一旦部屋に戻されてたということは、最初は建物の中が
安全と判断されたものの、それが危うくなったのだろう。
↑_____________________↑
「ものの」が続けざまに使われて何となく気になる〜
言おうかと思ったマコだが、時間が惜しいので飛竜な集中した。
↑
「に」の誤り?
飛竜が上空を旋回しつつ、マコを見た。気がした。恐ろしげな獣に睨まれて、並
↑
確認です。ここが句点なのは読点の間違いなのか否か?
指し示された元の建物へと、自衛官と共に歩きます出す。途中、建物から女性下
↑
余分な「ます」の消し忘れかと
目覚めたマコの視界に最初に入ったのは、知らない天井だった。
↑
エヴァ? ^^;
上がれたかった。体力的には、それほど疲労が溜まっているようには感じない。し
↑
「なかった」かと
体調五メートルほどの飛竜がどれほどの力を持っているのか判らなかったので、
↑
「体長」
では減っていないから、魔力だけを見れば今も魔法の行使も問題はない。しかし、
↑
「は」ではないでしょうか
魔法を行使するために集中力を使い続けたために身体を動かすことすら面倒くさい
↑___________↑
「ために」連続
@@引用終了(指摘付き)@@
あと、4−8では飛竜のサイズを最後ではなく、序盤で叙述した方がいいのではない
かなと思いました。
4−7での博士の長台詞に機関銃感があまりないように感じました。長台詞イコール
マシンガントークではないと思うので、プラスαの工夫が必要なのかも。具体的にどう
すればというのは難しいのですが。(^^;
たとえば敢えて改行しないとか句読点を極力減らすとか、あるいは短いフレーズが繰
り返し出て来るとか。その意味では博士の長台詞の最後に出て来た「〜ということは、
〜ということで」は、機関銃感の片鱗があります。
今回読んでいてふと思ったんですけど、英語をほぼ同時通訳している人は、こんなに
細かなニュアンスの違いまで反映させているのかなと。今回分で言えば博士の台詞にあ
る「あー」とか「しかしねぇ」とか。
こういた箇所は、通訳されてマコがその場で聞いた言葉ではなく、作者が読者に向け
て翻訳したものと解釈しておくべきかしらん?
内容面。飛竜の出現は、事前の兆しも含めて、待ってました!という感じ。その後の
対処でマコが魔力で上回ったのは最初、意外に感じました。が、考えてみると話の流れ
としてはここでマコが飛竜を制圧できてこそだなと思い直した次第。
つか、飛竜の火の吐き方、そんな大道芸人めいた方法を、いくら竜とはいえ獣がよく
思い付いたものだなぁ。(^^) やっぱり竜は賢いんだという証かもしれず。
フミコの存在感がちょっと薄くなったかなと思いましたが、(今回拝読した分の)後
半になって、見せ場があったのでよかったです。いずれ魔法もそこそこ身に付けて、活
躍する場面が巡ってくる?
ではでは。