AWC ざんす・ざます言いそうな   永山


        
#1748/1767 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/03/28  20:12  ( 37)
ざんす・ざます言いそうな   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「インフルエンス」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 自首をした意図が不明のまま、里子は少年院に入って、学校に来なくなる。真帆を助
けるために男を刺した友梨は、ことある毎にその瞬間が思い出されて苦しむ。最寄りの
交番へ出向いて自首しようかというタイミングで、真帆に止められる。友梨を説得する
真帆。自首はやめた友梨だったが、真帆とはそのまま疎遠になって行く。
 事件から一年と少しが経過した一九八六年一月、里子が学校に戻ってくる。死んだ男
の車から拘束具などが見付かっており、情状酌量で早めに出て来られたらしい。友梨は
里子に自首した意図を問う。里子は祖父からの性的虐待がまだ続いており、家を離れた
かったこと、そして友梨を守ってあげたんだから今度は代わりに祖父を殺してくれと頼
んでくる。さらに友梨が小学生のとき、里子の置かれた状況を知ったにもかかわらず何
もしてくれなかったのに対し、まほがおそわれたときはすぐにたすけんだねと詰る。友
梨は迷った挙げ句、引き受けることに。里子が歯医者に行ってアリバイ作りしている間
に、友梨が里子の部屋(団地の五階)を訪ね、一人で留守番をしている祖父を、隙を見
て窓から突き落とすという計画。うまく行くかに見えたが、ちょっとしたタイミングの
ずれで失敗。二度目にかける。だが、失敗した友梨がもう投げ出すんじゃないかと不安
を感じた里子は、事の次第を真帆に話し、友梨が実行しない場合は友梨が男を刺したこ
とを警察にしゃべると脅す。真帆は友梨を家に呼んで真実かどうか確認。友梨に翻意す
る気がないと知ると、友梨自身のアリバイ作りに協力すると言い出す。そして二度目の
決行日。団地の近くまで友梨が行くと、何やら騒がしい。ターゲットである里子の祖父
が、すでに転落死していた。急いでその場を離れた友梨は真帆の部屋に直行。何も聞か
れない内から、真帆は「どちらが実行して、どちらがアリバイ証人になっても同じ。だ
から私が代わりに殺した」と告げる。
 ――メインのストーリーの粗筋はこんなところでした。これは言わば、強制的交換殺
人ですね。つながってはいるんですけれど、やはり実行を決断するハードルが高そう
で、やや絵空事感が強いかなあ。
 ただ、これはあくまでも三十五年経った現在、友梨(と称する女性)が作家の及川を
相手に語った話の内容であって、真実かどうかはまた別なんですよね。どう転ぶか分か
らない、予想しがたいという意味で引き込まれます。
 主軸のストリー以外では、真帆の母親が、家に来た友梨に対してふすま越しとはいえ
聞こえよがしに「あんな子と付き合ってはいけません」と真帆に言う辺り、この親もた
いがいなんだなと。里子の親は言うに及ばず、友梨の親にしたって里子の家の事情を知
りながら何の手立ても打たない。家族・親子がテーマの一つになっているのは分かるん
ですけど、表面上だけでもお手本となる家族や親子関係が出て来ないのね。
 傷害致死で少年院に入っていた、里子の彼氏?も院を出て来てた。里子は相互依存の
関係なのかな。このキャラも今後どう関わってくるのか……。

 ではでは。





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