AWC そういえば『ポワ朗』の続きが出ないなぁ   永山


        
#1733/1767 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/03/11  19:38  ( 24)
そういえば『ポワ朗』の続きが出ないなぁ   永山
★内容
 スカパー!開放を利して、ドラマ「古畑任三郎」シリーズの第一シーズンを六話ほど
視聴できた。
 その中の第二話、堺正章が犯人役の回で、今泉刑事が犯人に対して言う台詞「古畑さ
んが奈落の底で待ってます」って、結構ぞくっとするなと今さらながら感じたです。

 フジテレビ系列で放送のドラマ「名探偵勝呂武尊・死との約束」を録画視聴。ネタバ
レ注意です。
 原作はアガサ・クリスティによる一九三八年の小説「死との約束」。英国制作のドラ
マ化シリーズで、同作を観た覚えがあります。
 なので、記憶はおぼろげながら作者の企みについては覚えていました。その状態で観
ても楽しめるようになっていたかと思います。特に、原作にない天狗の要素を入れたの
は、随分と冒険したものだなと感じましたが、独自色のアップに貢献していたかと。ア
ガサ・クリスティの作品世界に、横溝正史のテイストを加えようとした感じ。うまく行
ったかどうかと問われると否と答えざるを得ません。クリスティの作品世界の方が強
く、天狗だの何だのが児戯にも等しくなってしまった。
 仮に原作を知らない、真っ新な状態で観ても、犯人が誰なのかはだいぶ分かり易い造
りになっていたようなのも気になります。手掛かりとなるヒントの配置があからさま
で、それによりある人物のアリバイがあやふやになる。これを余らせたまま解決となら
ないことは明白なので、自ずとそのある人物が容疑者の枠に入ってくる。これでは台無
しです。原作者が巧みに隠そうとした真犯人だろうに、早い段階で日の当たる場所に引
っ張り出される形になる。“一般お茶の間にも分かり易いミステリ”を目指したのかも
しれないけれど、視聴者を甘く見すぎじゃないかしらんと心配になった。

 ではでは。





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